1. かいだん
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2022-06-23 33:05

【第126回】本当は深い「映画を早送りで観る人たち」

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このポッドキャストは、Webニュース記者のうすだと、ブロガー兼ライターのカイがITの話題から最近のお気に入り、個人的イチ推しなどを雑多に語る番組です。

第126回は、話題の新書「映画を早送りで観る人たち」を読んで感じたことをつらつらと語ります。

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取り上げた話題

映画を早送りで観る人たち

読んで字の如く、映画を早送りで観る若者たちについてインタビューを交えて語った新書。今回のポッドキャストは本書を読んでから聴くことをお勧めします。

映画を早送りで観る人たち 稲田豊史 | 光文社新書 | 光文社https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334046002

STEINS;GATE(シュタインズゲート)

SFアドベンチャーゲームの名作。プレイした人の多くが「最初は退屈だけどひたすら耐えると面白くなる」と口を揃えて語る作品でもある。

想定科学ADV『STEINS;GATE(シュタインズゲート)』公式Webサイトhttp://steinsgate.jp/

ファスト映画

映画を10分程度に短くまとめて動画投稿サイトにアップロードした動画の俗称。著作権違反という観点でも問題ながら「映画を短くしていいのか」という点でも議論の的となった。

「ファスト映画」ってなに?問題点は? – たんぽぽ倶楽部https://blogs.mbc.co.jp/popo/cat_digi/44460/

カメラを止めるな!

伏線回収が見事な作品。観てない人はとりあえず観よう。

映画『カメラを止めるな!』公式サイトhttps://kametome.net/index.html

アンナチュラル

基本は1話完結のオムニバスながら実はすべての物語が伏線でつながっているという脚本とそれを演じる役者たちが見事なドラマ作品。ここ数年でも相当レベルの高い推しドラマ。

金曜ドラマ『アンナチュラル』|TBSテレビhttps://www.tbs.co.jp/unnatural2018/

このポッドキャストでも以前に紹介しています。

オッドタクシー

みためのかわいさとは裏腹にシリアスな人間関係が繰り広げられるドラマ。最初の数話はながら見で観ていても中盤から夢中になりはじめるシュタインズゲートっぽさを持つ作品。観ていない人はPrime Videoで配信中なので是非。

オッドタクシー テレビ東京アニメ公式https://www.tv-tokyo.co.jp/anime/oddtaxi/

PUNPEEとスカート

正しくは「スカートとPUNPEE」で、オッドタクシーの主題歌を担当。

スカートとPUNPEE、アニメ「オッドタクシー」のオープニングテーマでコラボ(コメントあり / 動画あり) - 音楽ナタリーhttps://natalie.mu/music/news/420212

日本語ヒップホップ回でも紹介。

こないだ遠野に行った

詳しくはポッドキャスト「メディアヌップ」の「シーズン4 ポッドキャスター合宿 in 遠野」シリーズをどうぞ。カイは途中から参加しています。

中村憲剛

以下のニュースをどうぞ。

「これが現実」日本サッカー界の危機に、中村憲剛が“サッカー無関心”大学生から得た学び | REAL SPORTS (リアルスポーツ) | スポーツの"リアル"を伝えるhttps://real-sports.jp/page/articles/654509997861897019

タイパ

作者の稲田さん自ら「タイパ」をアピール。

失敗したくない若者たち。映画も倍速試聴する「タイパ至上主義」の裏にあるもの(稲田 豊史) | 現代ビジネス | 講談社https://gendai.ismedia.jp/articles/-/84099

編集後記

うすだ

「カメラを止めるな」の話は、もうちょっと広げてもよかったですね。現場ではあまりピンときてなかった。

最後に「クリエイターに倍速で見ました」と伝えるのは止めたほうがいいよね的なマナー話をしたかったけど忘れてました。「10数年前? にミュージシャンが『(違法DLの)CD-Rにサインしてください』といわれて戸惑うみたいな話があったじゃないですかー」みたいな話をしたかったけど、いま検索しても全然出てこないので話さなくてもよかったのかもしれない。

前回・今回は久しぶりにリアル収録でした。

カイ

うすださんはリアル収録の方が饒舌になるなと思いました。「倍速で見ました」は、マンガ家さんが「ネットで無料で読みました」と言われて困惑するというのと同じシチュエーションかもしれませんね。

カメラを止めるな!についてはちょっとネガティブになるかもなと思ってあのくらいで止めたのですが、本当はアフタースクールとの比較が興味深いんですよね。アフタースクールは好きな映画ベスト5に入るくらいの作品で、大量に仕掛けられた伏線回収とミスディレクションが見事なのですが、きちんと読み解けば答えはすべて作品中にあるものの、「これが答えですよ」という示し方は全然されていないので、結果として「あれはどういう意味なんですか?」というYahoo!知恵袋の質問が大量に量産されています。

カメラを止めるな! も伏線は見事なのですが、作品中で丁寧に「これはこういう見方だったんですよ」と示した結果、自分で考えなくていいので言及しやすくあれだけバズったというのは2つの作品を比較した際に要因としてあるのではないかなあと思いました。

アフタースクール、Prime Videoで見られるので未視聴の方は是非。

Amazon.co.jp: 映画「アフタースクール」【TBSオンデマンド】を観る | Prime Videohttps://www.amazon.co.jp/dp/B01IHPDD7Q



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00:00
kai3
(次回)
うすだ
うすだです
kai3
カイです
最近、すごい興味深い本読みまして
うすだ
はい、なんですか?
kai3
『映画を早送りする人たち』って本なんですけど
今、すごい話題になってますよね、この本
うすだ
すごい話題かな?
kai3
結構、僕の前で読んだ読んだって人も多いんですけど
これどう思いました?
読みました?そもそも
うすだ
読みましたよ
kai3
これ、僕の中では読む前と読んだとすごい感想が変わった作品なんですけど
うすだ
どういうことですか?
kai3
読む前の印象と、こういう本なのかなーっていう印象と
読んでみて、ああ違う考えになったっていう
おー、面白いですね、それ
基本的に僕はこの『映画を早送りする人たち』っていうニュースも読んだことがあったので
最初の頃、読むまでの僕のスタンスは
まあ受け取り方は自由だからいいんじゃないっていうのは大前提なんですけど
とはいえ作る人は
その時間で見て欲しいんだろうな、映画を作った人からすると
早送りされたら悲しいよね
あんまりしない方がいいんじゃない?ぐらいの温度感だったんですよね
一方で、これ何回か前の
ポッドキャスト演習の時にも言いましたけど
僕、ポッドキャストは倍速で聞いてるんですよ
やってることはまあ、同じように思えるんだけど
まあポッドキャストは言うても情報だし
作品として間を作ってるってとこまでの完成度もないから
まあ早送りしてもいいかなぐらいの仕分けをしてたんですよね
で、この本も結構その煽ってくるんですよ
今時の若者は映画を早送りしてるわ、けしからんみたいな
くるんですけど
いやー、実につられたなと思って
これ読み終わった後に
「いましたわ俺の中に映画を早送りする人たち」
自分の中に見つけちゃいましたわ
うすだ
自分が早送りする人だなっていうことに気づいたってことですか?
kai3
うん
この映画を早送りする人たちという意味では
映画を早送りは僕はしてないんですけど
その映画を早送りする人たちっていうもの
存在だったり考え方みたいなの
僕の中にもいましたわっていうのがね
見つけられちゃったんですよね
で、この本自体も
割とそういう早送りする人たちを
そういう若者けしからんみたいな風潮に見せかけて
実は割とちょこちょこ肯定してくるんですよね
これはなんかすごい良い
つられたまで言わないけど
すごい良いテーマだなと思うんですよ
うすだ
僕の感想を言うと
割と角度つけすぎというか
若者をちょっと悪目に言ってる印象があったんですよ
僕の感覚で言うとね
あの、読んだ後も
あの、そんなのね
まあ基本的にはね
ユーザーが決めることだなっていうところと
まあこれが流行る
こういう議論が増えるって
多分コロナ禍になって
ジグがオンラインになって
03:01
うすだ
ZOOMとかやるようになって
早送り、まあ情報として
きゅっともっとまとめた方がコスパが良い
それが映画とかそういった作品の方にも入ってきてる
これは大丈夫なのかっていうようなテーマなんだろうと
思って、まあそういう感じだと思うんですね
読んだ後も
でもなんだろうな
やっぱあのこの作者稲田さんも
映画業界もともと映画業界出版の人なので
やっぱりどっかしらその
圧縮されることに対する違和感みたいなのは
ずっと抱えて
それが通定して
あのちょっと言い過ぎじゃないかなっていうのが
僕読んだ後も感想だったので
kai3
だいぶカイさんと違うかもって感想がする
僕がねこれね
コストパフォーマンス的に
映画はそもそも今の若者たちの情報に溢れていて
見てる時間がそもそも少ないから
できるだけ圧縮してみたいっていうのが
1個テーマだと思うんですけど
それ以外にすごい興味深いなと思ったのは
そもそもネタバレが困らない人たち
圧縮見てストーリーをバーっと見て
あざっくりストーリーわかりました
だから映画見に行きますっていう
そういう人たちもいるの
これ正直この本って
すごい大規模調査したわけじゃないから
割と僕一部の話ではあると思うんですね
正直ただ価値観として面白いなと思ったのは
僕なんかねやっぱ結構ネタバレ嫌いとか言って
ネタバレ結構配慮したりするんですけど
ネタバレしてくれた方が安心して
次が見に行けるとか
怖いかどうかの作品かわかんないから
怖くないのがわかってから見に行くとか
コンテンツに対する入りからが
そもそも違うっていうのは
これも作り手が考えなきゃいけないのかな
っていうのはね
一つ思いましたねこれを読んでいて
っていうところがそのパフォーマンスとは
違うところですごい興味深かったです
その時間がないとかじゃなくて
ざっとしてからの方が
よりコンテンツが楽しめる人がいる
実際これあるなと思ってて
僕とかもそのたとえば本屋行って
本買うとき
パラパラって立ち上がり面白いかどうか
見てから本買ったりするわけだから
これ別に正しいんじゃないかなと
そのコストパフォーマンスとか
時間のパフォーマンスとか
話だけではなくて
ざっくり内容知ってから本編見たいっていうのは
昔から実はニーズしてあったんじゃないっていうのもね
ちょっとこれを読んで思ったんですよね
実際僕も漫画とかでパラパラ読んじゃうし
だと思ったのが
早送り確かにいけないんだけど
でもつまらなかったら
早送りしたくなりますよねっていうの
そういう事を思うんで
作り出しは頑張ってるかもしれないけど
いやここたらい終わった時に
早送りしたくなる気持ちも
もう分かっちゃうなと思って
それは時間がもったいないとか
いうレベルじゃなくて
本とかもちょっとやっぱ読んでてつまらないとか
06:00
kai3
漫画とかもなんか文字が多すぎて
ついつい斜め読みしたとか
多分やってるんですよね
それが僕の中にいる
映画を早くする人達だったんですけど
これ読んですげー思ったのは
シュタインズゲートっていうゲームがあるんですけど
すごい面白いゲームなんだけど
前半は我慢しちゃってください
っていうのが割と
ファンが不協する時によく言う台詞で
実際僕もこの手のゲーム
めちゃめちゃ早送りしてるんですよ
やってること一緒だなと思って
僕あの声優ボイスをふんだんに使ってるゲームとか
ガンガン早送りするんですよね
読んでるからいいよみたいな
適当でみたいな
これもでも多分ね
一生懸命いろんな有名声優さんとかに使って
すごい白紙のようにしてくれてる作品を
僕はガンガン早送りしてるなと思って
あっ言えないわと思いました
さらに言うと
これは若干ね男性的なネタになっちゃうんですけど
アダルトビデオを最初から最後まで
早送りしない奴はこの世にいるんだろうかっていうね
とかも含めて
映画だけが早送りしちゃいけないっていうのも
確かに違うのかもしれないぐらいにはちょっと
思いましたねこれを見終わった時
うすだ
イカヤの映像は別に言ってないんですけどね
kai3
言ってないんですけどねでもなんとなくこの
このタイトルがそういう人を超忘れちゃうんですけど
映画を早送りで見るなんて
どういう人たちなのって人に向けて
書いてる本だと思うので
うすだ
釣りというかそういう問題設定なんですよね
それはねもちろんそういう
kai3
僕はまさにそれに引っかかったなって思いました
なのでこれ映画をただただ時間がないとか
なんとなく作品を知っておけばいいって言うよりも
結構深いものがいっぱいあったなと思って
それが大多数ではないかもしれないし
若者が全員こうだと思わないけど
こういう人たちもいるんだっていう
インタビューのちょこちょこある事実が
すごく面白かったです
うすだ
ちょっと世代論っぽくなってくる
多分あんまりこれ世代もあると思うけど
kai3
あんまり関係ないですよね
薄田さんもネタバレ嫌じゃない人じゃないですか
これ世代論で区切るのもあんまり良くないな
もちろんその若者の方が常にSNSで繋がってるとか
情報が多すぎて処理しきれないとか
もちろんあるとは思うんですけど
割と世代に関係なくある問題なんじゃないかな
どっちかその映画以外が強いかそうじゃないかみたいな
ところの方がむしろ分けて考えなったらあるかもしれない
うすだ
これで一番面白かったのは
ちょっとさっきも言ってたんだけど
倍速視聴は感情移入しにくいからいいっていうのは
っていうところがあるんだよね
それすげえ面白いなと思ってて
ホラーが見れない人も倍速だったら
そこまで怖くないわすごい面白い
まさにこれって長良市長もそうなんですけども
怖いとか何か起こるか分からないとか
09:01
うすだ
あるいは心を揺さぶられたくない時って確かにあって
そういうふうにできるのが倍速の強みって
多分本人は思ってないんだろうけど
そういうコメントが出てくるんですね
それは実際あるなと思って
そこは面白いよなっていうのは
一番引っかかったというか
分かるって思ったらそこですかね
kai3
映画を否定するとよりは
映画の見方って今までずっと等倍速で見てたけど
もっと面白い見方とか
人によってはこういう見方をした方が
もっと映画が楽しいさっきみたいに
ある程度あらすじを知った方が
映画を見に行きたくなる人がいるわけで一定数
そういう見方で前向きに考えた方がいいんじゃないの
っていうふうに僕はこのほうで結論を持ったんですよね
うすだ
でもそこまでポジティブなわけでもないんだけど
でも絶対的にそういうシーンがあって
でも本当に興味があるものだったら別に
普通に見ると思うんですよね
でもなんか友達に紹介されたけど
なんかこれ本当に面白いのかなとか
そういうものだったら
そういう倍速がいいのかわかんないです
長良市長みたいなのって
誰でも知ってることだと思うんで
そこにちょっと倍速という
キャッチーなフレーズが載ったんだな
っていう気はするんですよね
kai3
いわゆるファスト映画みたいなのが問題になりましたけど
あれは著作禁犯してるから悪いんだって
実は公式に
これこの本にも書いてあるんですけど
公式にファスト映画みたいなのを作った方が
映画見に来たくなる人増えるかもしれないよ
っていうのは結構それはあるなと思って
もちろん大多数ではないかもしれないけど
うすだ
まあオフィシャルのトレーラー予告編の出来で
だいぶ映画の動員が違う
って話があるんですよね
kai3
予告編で冒頭全部で何十分流しちゃうのって
やってること結構近いと思うんですよね
最初のラバーになっちゃってるわけだから
そういう面白いことも
できる可能性がある話が
結構あるなと思っていて
あと一つこれは良くも悪くも現状だなと思ったのは
中に誰かのインタビューで
そもそも映画を理解できないことが怖い
みたいなエピソードがありましてね
それもあって僕これ
結構その伏線回収系映画が
すごい好きなんですけど
それ系ってすごい難しいじゃないですか
そういう映画ってやっぱり伸びないんですよね
それよりはここがネタでした
全部解説してくれる映画の方が受けが良くて
僕その代表的な作品が
やっぱりカメラを止めるなと思うんですけど
カメラを止めるなって
すごい伏線めちゃめちゃ張ってるんだけど
後半で全部回収するじゃないですか
ここで笑うとこだったんですよとか
今のその理解できないことへの怖さとか
そういうものを含めて
すごいバランスの良い仕上がりだったから
あんなにバズったのかなと思うんですけど
そういうの人たちも含めて
これはだからもしかしたら
12:00
kai3
倍速じゃないかもしれないですよね
あの字幕かもしれないし
もしかしたら人によっては
ここ笑うとこですよって教えてくれた方が
面白い映画の見方ができるかもしれないので
それが良いことかどうかっていうと
ちょっともちろん寂しいとこあるんですけど
現実問題そっちの方が楽しいって人がいるんだったら
そういう映画の作り方も
考えてもいいんじゃないかなっていう
うすだ
それを考えるかも
映画の作り手次第かなっていうとこはあるんですけど
kai3
もちろんね選ぶのは自由だと思うんですけどね
うすだ
そこを確かに僕もマークしてあって
記事で先に本になる前に記事に上がった反響で
倍速視聴はクリエイターに失礼とか
文脈をちゃんと干渉しないなんてもったいないとか
若者はけしからみたいな一回いっぱいありましたけど
じゃあ私が文脈を読み取れるかというと
それも自信がない(有名名詞)って書いてあるんですよね
これはまあだからあのなんだろうな
分かんないと発信してはいけないとか
発言してはいけないみたいな
何かの圧力を感じていて
それに対してなんか
多分これはこういうことだったんだよって言ってあげないと
安心できないみたいな環境があるんだなっていうのが
この本を読んでいてすごい一番面白いところだったなと思うんですよね
kai3
それこそまさに世代関係ないですよね
今僕らの前の世代でも映画見た時に
これなんか感想言わなきゃいけないみたいな
妙な空気抱えてるのありますもんね
この間もこの話しましたよ
何だっけこの間の映画か何かの
あれだあれだあれですよ
さよならエリとかタコピーの現在の時に
なんかみんな一言言わなきゃいけない空気になって
うすだ
逆に感想言えないみたいな空気が
kai3
蔓延してるみたいなのがあって
それはもうもはや世代論じゃないんですよね
そのむしろSNS時代だから起きてしまったことみたいな
うすだ
それ言うとタコピーあんなさ悲惨な内容なのに
めちゃくちゃバズったじゃないですか
あれ感情移入したくない人たちはどうやって読んでたのね
kai3
そっちの人は読んでないのかもしれないですけどね
うすだ
やばいなと思ったら離脱しているのか
だから役人と離脱してもらってもうバズるんですよね
だからみんなに分かるように
全部セリフで説明しなきゃいけないみたいな
方向性は全然ないんですよね
なんか必要以上に口コメが流行って
何か見たら何か言わなければいけないみたいな
圧力に対して戸惑ってる人たちが
多数いるっぽいっていう感じなんですかね
kai3
そうですねそのあたりが
これ僕このただ早送りだけで
くくっつきな面白さだなっていうのを思いましたね
あとそもそもようやくって結構大事なスキルだったり
能力だったりするじゃないですか
昔からね国語の勉強度を上手く予約しましょう
みたいなこともあって
ようやくしたものじゃないと読めない人たちも
うすだ
やっぱりいっぱいいるんですよね
kai3
この曲のよりラジオの書き起こしとかも
書き起こしは全部書き起こしてるからいいんですけど
15:01
kai3
あれもある意味ファストラジオだと思うんですけど
バーって読んで
あラジオ聞きたくなったなってもちろん思う人もちろん
あれを読んでもうラジオ嫌って人もいっぱいいるんだけど
多分その人は最初からラジオ聞かないので
そういうのもラジオの書き起こしもね
こう賛否もちろんあるんだけど
ああいう効果もすごいあるかなあと
これはなんか結構ね厳しい話というか
クリエイターでもないのに何をだって話だと思うんですけど
業館を読むみたいな話じゃないですか
その業館面白いのっていうのも
面白く作ってない業館はやっぱり読みたくない
業館にあるって言うけど
いや読んでも全然面白くないんですけど
みたいなことも作り手が全部見てほしいよ
もちろんわかるんだけど
それはそれをそこにそこの業館に面白いものも作ってね
っていうとこが跳ね返ってて
なかなかブーメランな部分でもあるよなぁ
というのはちょっと思いましたね
作品的に僕が好きだったってのもあるけど
こんなかで紹介されてたドラマで
アンナチュラルって僕が
たぶんこのポッドキャッシュも紹介したことあるんですけど
あれはすごい褒めてて
なんとなく見ててもとりあえず面白いけど
実はよく見ると伏線がすごいハマっていて
今時はもうこんな作り方しなきゃいけないんだ
みたいなことは書いてあったんですけど
確かに作り方しなきゃいけないまでは思わないけど
あれはそういうのは全部を巻き取れていいですね
たぶんあれはだらだら見てても
早食いで見てもそういうのに面白いんだけど
面白いなと思ってから
もう一回ちゃんと見ようと
ちゃんと思わせるという意味では
これからのすごい面白い映画とかは作品を
あわなっていくのかもしれないなぁ
ってのはちなみにオッドタクシーも
僕はその要素が結構なの
オッドタクシー見ました?
うすだ
一応見た
kai3
一応ね
オッドタクシーも
ちょっと話がずれてくるんですけど
ちょっとシタインズゲートっぽいところがありまして
3,4話ぐらいまではだらだら見てて
途中何話かぐらいから
あれ?なんかおかしいぞってなってハマってくんで
たぶん1話でハマらないのは正解ですね
でもだらだら見てていいんですよ
なんなら早食いでもいいんだけど
あれ?途中からあれ?なんだこれ
ちょっとゆっくり見たいぞって思わせる要素が
すごいよくできてて
それがその目指すべき方向性とは思わないですけど
一ついいやり方なんだろうな
うすだ
みたいなのは思いましたね
関係ないけど
僕も細かくコンテンツ見てるつもりだけど
全然自分の中に文脈ができない時ってあって
オッドタクシーであれ曲がパンピー
kai3
パンピーとハイスカートですね
うすだ
僕あの曲何度も聞いたことあって
スポーツファイで割と流れてきたんですよ
でもパンピーがそもそもパンピーって呼ぶって全然知らなかった
でなんとなくこの文字出てくるラッパーだなと思って
こないださ白坂さんがパンピーの話したじゃない
それでよく僕パンピー知らないですって言ったけど
kai3
よく見ると俺のプレイリストに結構パンピーが出てくる
18:00
うすだ
であこれもパンピーだっていうので
繋がって結構聞くようになったんですよ
なんか何も文脈なかったんで
知らないですだったんだけど
なんか結構聞いてそこそこ聞いてんじゃんっていうのびっくりして
なんかちょっとでもそのなんつうのガイドというかしてくれると
kai3
あの知らなかったことはちゃんと地図になるみたいなのがあって
うすだ
まあでもそういうのがないと多分
だからそれがなんだろう倍速なのかそれともね
ファストなのかわかんないけど
だからそういうニーズって自分の中にもニーズなのか
知らなきゃ知らないでもいいんだけど
でもあることによって
そういう気づくシーンって結構あるなと思って
kai3
美術館とか行った時も自分でもちろん説明とかいっぱいあるんだけど
そこを紡いでくれるガイドさんとかいてくれると
ものすごく面白いじゃないですか
映画にももちろんその映画全部読み取るってのも
一つの楽しみ方なんだけど
誰かがそこでフォロー入れてくれるとか
そのストーリーをある程度把握してた方が面白いって人がいるんだったら
そんなに否定しなくてもいいそのやり方的には
もしかしたら一定のニーズがあって
結構ね
これで映画がまた新しい人たちを獲得できるかもしれないので
うすだ
完全に打足なんですけども
kai3
これ打足のためになってますよ
このバトルキャストは
うすだ
博物館とか美術館とか行くと
結構普通時間潰れるじゃないですか
海外とかでも
だいたい日本語のガイドはなくても
英語のガイドがあるんでそれを見ればいいですけど
3年ぐらい前にウラジオストックロシアに行ったんですね
海軍今本当行きづらいんですけど
海軍博物館みたいなのもあって
文字が全くわかんないんですね
キリル文字
kai3
英語もないんですか
うすだ
英語もないんです
kai3
あーきつい
うすだ
そうすると
普通博物館とか小規模なもんでも
1時間とか2時間とか余裕で潰れないんですけど
確かにちっちゃいんだけど
15分ぐらいで出来ちゃって
全然文脈がわかんなくて
かっこいい
これかっこいいとか強そうとか
それぐらいしかわかんなくて出てきちゃった
だから何も読み取れないって
結構ビジュアル以外何も読み取れないんですよ
文字から文字情報が入ってこないって
こんなにこう何だろうな
何も伝わってこないんだな
もちろん物理的な都合さはわかるんだけど
もう少し歴史を知りたいんですよ
多分こういうことがあって
自分の拙い知識と証拠して
でも英語とかドイツ語とかでも
わかんないなりに何かわかるんですよね
でもロシア語本当全くわかんなくて
kai3
それがちょっとびっくりしたっていう
わかるなぁ
僕もこないだ東野に行ったんですけど
東野で現地の観光とかした時に
現地の友達が一緒に来てくれたんで
色々解説してくれるんですよ
書いてある解説文読むだけでも
すごい楽しいんだけど
21:00
kai3
これは現地ではこうでねみたいな話とかが
すごい面白くて
作品をより面白くしてくれる
これ早送りと言い方が
多分良くないと思うんですけど
何かそのちょっと少し時間を短く
その作品のエッセンスを吸収できる
みたいなやり方は
それはこの作品を読んで
全肯定するわけではないんだけど
もちろんそのとは言いながら
僕絵が大好きなので
ちゃんと当場で見てねという気持ちも
もちろんありながら
その可能性はもうちょっと
重さくしてもいいかなって
割とね僕は前向きに着口しましたね
かといって新しい人は
みんな早送りでもない気がするんですよね
むしろこれ早送りできる映画と
早送りできない映画が
同時にスタートしてたら
やっぱり当場で見たいなって人も
多分いると思うんで
全員が早送りになるわけではないと思うんですけど
むしろこれが流行ることで
やっぱり当場が楽しいって人も出てくるでしょうし
そんなに悲観することではないなというか
これをうまく活用して
映画を楽しみ方が増えるといいなみたいな
だいぶ妄想に近いですけど
そんな気持ちにさせた本でしたね
うすだ
まとめっぽい時にまた反論っぽくなる
kai3
全然いいですよ
うすだ
倍速で見て情報として
処理するって人が多い
kai3
最近だと映画字幕を終えないって人が多い
って話があるんですよね
うすだ
だから吹き替えの方がいいと
kai3
吹き替えの方が情報量が多いんですよね
字幕よりもね
うすだ
字幕って結構減らしても
それを読み取れないって人が多くて
それが今すごく字幕が減ったというか
そもそも洋画が減ってて
さらに吹き替えが増えてるっていう状況下にあって
それとこの倍速ルームみたいなのって
あんまり全体的には整合性が取れないなと思ってて
だからじっくり見たい人は
ちゃんと情報を取りたいっていうところと
だから映画を倍速って
やっぱりそこまでのニーズはなくて
配信の内容を知りたい人
配信をガイドしてくれてる人がいたらいいな
っていう話なんですよね
基本的には
何でもそうだと思うんですけど
これ見ててすげえ気になったのは
実際にそこまで処理できてるっていうのって
別に昔の人も
多分もともと処理できてなかったと思うんですよ
kai3
なるほど
うすだ
そう字幕がわかんなかったっていう人
だんま声聞かなかった
kai3
言えてなかっただけ
うすだ
そうそうそう
それを言う心理的安全性が
この社会にいなかったのか
kai3
とかあとは慣れの問題ですかね
その映画がある程度
娯楽の王様みたいな時代があった時に
僕も昔の方が映画いっぱい見に行ってたんで
その字幕の慣れみたいなもしかしたらあるかもしれないですけどね
あと今はあれですよね
その声優ブームになって
それがいいことかどうかわかんないけど
24:02
kai3
いい声優さんを当てることで
むしろ吹き替えが聞きたくなるみたいな
ニーズも生まれたりするので
それはそれでちょっと面白いなとは思いますけどね
昔はやっぱり僕は映画好きなので
やっぱり俳優さんの声聞きたいから
頑張って字幕だったんですけど
最近はもう情報量とか
特に配信とかだと余計にそうですけど
長波できる方が嬉しいので
吹き替えとか僕も魅了になっちゃいましたからね
この気持ちは結構わかるなと
僕はだからそういうのは
まあでも一緒ですよね
早送りすると長波するって
やってることはほぼ一緒なので
うすだ
一番あれだなと思うのは
長波について一切触れてないんですよね
kai3
そういえばそうですね
うすだ
完全な長波派なんですよ
kai3
ですよね
うすだ
別に音楽と映画と仕事を
併存してても全然OKっていうタイプなんで
ここはねあんまり多分話のテーマにフィットしない
昔からそういう人は一定数いて
そんな変わっていないはずなんで
kai3
まあでもちょっとブレそうではありますよね
うすだ
話の軸にならないんだけど
なんで完全に何だろう
蚊帳の外っぽい感じ
でも多分そっちの方がむしろ多いんじゃないかな
kai3
本質はでも一緒ですよね
まあ長波の方が情報とまで
割り切ってないかもしれないけど
ただしっかり見ないで耳だけでいいとか
最近のドラマはそういうのに合わせて作ってるところも
あったりするので
そういう意味では最近ねスポーツもあるじゃないですか
これはこの本にあったかどうか覚えてないけど
勝つか負けるかわからないから見に行きたくないみたいな
勝った試合だけ見たいみたいな
そういうそれも気持ち確かに
見に行った試合やっぱ勝った方が楽しいですからね
うすだ
これもうやめようかなと思ったけど
記事が面白かったので一応話すと
中村健吾選手
kai3
サッカーのすごい強い選手
うすだ
が記事でどっかの大学に行って
地方大学館でサッカーの課題解決に
取り組むワークショップをやって
すごい衝撃を受けたみたいなこと
人気が少しないというか
あんまり若者の支持が下がってるというか
熱量がないような気がしてた
なくなってる気がしてた
kai3
サッカーですか
うすだ
そうそうサッカー
自分はサッカー選手として
すごい盛り上がりの中にいたけど
外にも出てば
やっぱサッカーに興味がない人がいるんだろうな
と思ってたけど
それが想像以上だったっていう
講義に出たのをしたら
本当に興味がない人にいっぱいあって
衝撃を受けたみたいなすごい面白い記事があって
その中で良かったのがやっぱりなんだっけな
サッカーは野球とかと比べても
点が決まりづらくて
90分は長いので
ゴスパが悪いみたいなこと言われて
それにすごい衝撃を受けてる
というのがめちゃくちゃ面白くて
kai3
わかるめっちゃわかる
27:01
kai3
僕同じ理由でサッカー興味ないですもん
うすだ
だから昔からそういう人いて
kai3
僕はちょっと深掘りしたくなりますけどね
それ世代論でもない気はする
昔からそうだったんじゃないっていう
うすだ
そこにはまれない人は
昔から絶対そうなんですよね
確かに90分やってもね
本当に3点しか入らないし
下手したら0-0で終わる時もあるんで
ゴスパ?時間?
投下する時間に対して
不満が残る時もあるっていうのは
すげえわかるなと思って
その現実にショックを受けてる
というのがめちゃくちゃ面白かった
でもこれって実は
サッカーって世界で一番人気のスポーツだけど
調べるというか
いろんなコメント見ると
ヨーロッパでもそういう意見が出てて
60分にじゃあ90分じゃなくて60分にしたらとか
そういう議論も出てるとか
やっぱりこの世代論なのか
それともそういう改革論みたいなのが出ているらしくて
kai3
そしてそれはもう映画だけじゃなくて
スポーツであろうと
なんなら僕らの身の前の生活すべてに
こういう価値観がどんどん生まれてるんでしょうね
生まれてるか昔からあったものが
より目立ってきてるっていうことなのかもしれない
うすだ
昔からでもさあったことで
それをなぜか最近はコスパと表現するのが
すごい増えてるんですよね
kai3
そうですねあとちょっと
なんでもかんでも若者に押し付けすぎじゃない
っていうのも思います
うすだ
これ別に大人たちもやってるんで
それこそ40過ぎたカイさんも
ある意味コスパが悪いと認識
コスパが悪いって言わない言葉使わないけど
かったり多分昔のことだとだるいとか
長くてだれるとか
それをでもコスパっていうのは
最近の傾向かなっていうの
kai3
言葉ができたからよりそういう風潮が
強まってるってのあるかもしれないですね
うすだ
僕はちょっとこの本に対して
この本というか世の中に対して
言いたいんですけども
時間投資する時間に対して
コスパが悪いに対して
リターンが少ないことに対して
タイパタイムパフォーマンスを
タイパタイパタイパなのか分からないけど
流行らせようとしているというか
この記事でもタイパ
kai3
出てきますねタイパって言葉ね
これ使ってる人見たことないですよ
そうですねあの
web のビジネス記事で
何回か見たことあるけど
うすだ
ゴロ悪いなと思ってたけど
これ結構連発するんですね
こので今ググったら
タイパタイパは
google によると
87,700件しかないんですよ
でコスパ9億件あるんですよ
kai3
何分の1だ?
うすだ
すごいな何分の1だ?
これタイパはないよね
っていうのはちょっと
流行らなそうだなっていうのと
あとコスパに基本的に
30:01
うすだ
このタイパ的な考え方
時間かけた時間に対するリターンって
多分コスパに含まれているというか
コスパというのがあまりにも
よくできた言葉すぎて
タイパは絶対流行らないだろうなっていう
kai3
あーでもあれですね
そもそもで言うと
今言われてるコスパも
意味は本質的には違うじゃないですか
うすだ
いろんなコスパがあるんですよね
kai3
安けりゃいいみたいなニュアンスもあってね
本質的にはでも
1億円だけどめちゃめちゃいいものも
コスパがいいだったのが
今は安くていいものみたいな
とかが主流になってきて
うすだ
そこにさらに時間的なところもどんどん入ってきて
kai3
よりペインディな言葉になってきたっていうね
うすだ
時間的コストとかは言うから
間違いではないとは思うんですけども
コスパが優秀すぎ
kai3
そこから優秀すぎるがゆえに
ちょっと時間の話だけに切り出したくて
タイパっていう言葉を使いたくなる気持ちはわかるし
今まさにキャッチーすぎるんで
ビジネス誌がこぞって真似したがる気持ちもちょっとわかる
パーっと見ると
割となんかビジネスっぽいジャッジが
ちょこちょこ真似し始めていますよね
タイパっていう言葉を
でもなぁ便利な言葉は
どんどん一人歩きしていきますからね
うすだ
僕はこれこない派でいきたいなと思って
タイパはこない
kai3
お面白い
じゃあちょっと1年後に
ちょっとタイパについて
うすだ
87,000件がどこまで増えるか
kai3
どこまで増えるかちょっと
皆さんも毎日検索して楽しみにしててください
うすだ
日経ビジネスとかもさ1月に使って
kai3
他が使ってるのに真似したくなるのと
この言ってる人たちがいろんな媒体に出ることで
広まっていくところはあるでしょうね
こういうのメディアが勝手に作っていったりするとこありますからね
呼び方が欲しい問題はあるじゃないですか
これ前にもなんか話したかなーっていう気がするけど
僕がウェブのニュースメディアって時に
Twitterが登場してTwitterの呼び方がないから
とりあえずミニブログって呼んでたみたいな
ミニブログじゃねえだろってずっと当時から思ったけど
みんなこぞってミニブログって呼んでましたからね
もうそんなことは今では誰も使ってないけど
うすだ
タイパはタムパと呼ばれることもあるらしい
kai3
そんなことは聞いたことねえな
それはどうだろう
せめてタイパの方がまだマシな気はする
うすだ
タイパ従者Z世代の特徴とされるらしいんだけど
kai3
特徴としてはわかる気はするけど
あとそこにタイパと呼ばれる概念を名前つけたいって意味では
僕はわりと中立派かな
つけたがる人は
これ用語があった方がさっきのコスパって言葉が生まれたおかげで
いろんなことがコスパで表現されたのと一緒で
タイパって言葉が生まれることで
タイパ的な話がまたどんどん増えていくんじゃないっていう意味では
うすだ
基本的コスパでいいんじゃないかな
kai3
長くないっすよ
うすだ
タイパは来ないと思うんだよな
kai3
ちょっと楽しみにしましょうよ
これが奥の王台に届くかどうかをちょっと期待してまちたいと思います
33:02
kai3
(エンディング)
33:05

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