00:00
daichi ITO
(ピンポーン)
うすだです
kai3
カイです
daichi ITO
大地です
最近、僕の友達で転職した方がいて
いつの間にかね、なんとか新聞の
なんとか編集長になった方がいらっしゃるようなんですよね
すごいびっくりして、4月、エイプリルフールかと思ったんですけども
どうやらそうじゃなかったみたいなんですよね
daichi ITO
そうですね
伊藤大地さんっていう方なんですけども
kai3
はい
今回ゲストね
daichi ITO
ゲスト呼んでグダるの早いですね
すでに飲んでるみたいな感じになってる
大地さん、なんか自己紹介お願いしていいですか?
daichi ITO
インプレスだいぶいて、その後
インプレスも1回辞めてまた入ってるんですよね
それで合計10年ぐらいやってて
その後しばらく無職もやってて
6アパート入って、その後ハーフポスとバズヒード
今の朝日新聞って感じですね
kai3
そこまで全部プロフィールの初めてじゃない?
daichi ITO
そうですね
kai3
大体伊藤大地さんがね、もう有名になられて
その時に登壇とかされた時に
ハーフイントン、ポスとバズヒード、朝日新聞書いてるんですけど
インプレスで書いたら見たことないんだよね
俺これ闇に葬られたのかな?この形跡っていう
葬ってない
daichi ITO
本当に?
IUの適当なところではしょられるのよ
kai3
はいはい
daichi ITO
はしょられやすいメディアなんだね
kai3
ここからでいいですねって言われるわけ
なるほどね、経歴良いからね
daichi ITO
僕が隠してるわけではないんですよ
kai3
なんで今回こんなに緩い感じで言ってるかというと
僕らは伊藤大地さんがインプレスに行った頃の
同僚とか先輩とか、そんな感じなんですよね
daichi ITO
元同僚っていうね、同窓会みたいな感じですよね
kai3
その頃からの仲間が今やもうすごい有名になられて
今まさに時の人なんですけど
そんな話題は大地さん聞かれ飽きてると思うんで
今日はそういう他では聞けない雑談をお届けしようと思うんですけど
daichi ITO
絶対に聞けない雑談をね
kai3
絶対に聞けない雑談を
大地さんのインプレ次第の思い出を振り返っていこうと思うんですけどね
daichi ITO
別に僕の思い出ってわけではないですけど
今から思うと、今働き方改革とかあるじゃないですか
言うじゃないですか
なんかすっげえ働いてたなっていう印象がありますね
確かに朝は遅かったけど、時間長かったなぁと思いますよね
だって平日に飲んだ記憶がおととないもん
平日飲みに行く時ってすげえ遅いじゃないですか
11時から飲んでたじゃん
11時からさ、2時とかまで飲んでさ
03:02
daichi ITO
その後なんかみんな
kai3
終電なくしてね
daichi ITO
終電なくしてさ、してたりしてたじゃん
kai3
デニーズで朝までみたいなやってましたね
daichi ITO
そういう思い出をさ、今はあんまり話すことすらダメな世の中になってきたなぁと思ったね
kai3
それ良いことだと思うんですけど
確かに、あれは楽しい時代でしたけどね
そうね、今はそういうことでは全然ないってことをちょっと言わないとね
daichi ITO
そうですよね、今はそうじゃないですよね
あの頃は
kai3
だって今、自貿庁の超一等地ビルに入っている会社ですもんね
daichi ITO
すごい良い場所ですよね、今ね
kai3
良い場所ですね
僕らが一緒に働いた時ってまだ1街にオフィスがあった時で
daichi ITO
こないだ行ったらさ、なんかすげえ高級マンションになってたよね
そうそうそう
あれでも、すごい良いマンションで
千代田区長がさ、前千代田区長か
便宜を図ってもらったマンションらしくて
結構ね、ニュースになってたやつ
そういうので出てくるっていうね
daichi ITO
それ、地上げに当たってってこと?
いや、なんか認可をもらうにあたって何かがあったんじゃないかみたいな感じの疑惑みたいな
daichi ITO
疑惑付きになっちゃった
でもあの辺ね、住宅地としてはすごい超一等地ですもんね
そうなんですよね
kai3
あの頃だってセキュリティなんてもなかったじゃないですか
だいたいあの人とか普通にドア開けてくるし
daichi ITO
誰でも入れた
kai3
誰でも入れたから
あの頃はそういう時代だったんですよね
きっと今はちゃんとセキュリティもしっかりして素晴らしい会社ですけど
daichi ITO
でも本当に思い出すのは
入社1日目から書かせてもらって
すごい会社だなと思いますけどね
kai3
確かに僕も1日目で書いたな
daichi ITO
すごいなと思いますやっぱり
でもいい会社だったなと思いますけどね
kai3
結構あの頃に僕らと一緒に働いてた人が
なんだかんだメディア界隈で色々頑張ってるんですよね
daichi ITO
どういうわけかね結構いますよね
kai3
同世代でいうと
エンガジェットで頑張ってた津田さんと高木さんとかはね
2人とも今離れて
高木さんはスマートニュース行って
津田さんはバウンシーか
daichi ITO
津田さんに至っては今同僚ですから
kai3
だよねもう今アサヒームで統合されて
daichi ITO
本当になんでお前と今同僚なんだっていうね
不思議な縁ですけどね
kai3
すごいですよね
業界多いですよねそういうね
さっき大佐も言ってたけど
本当に仕事してたじゃないですか
すごいしてた
でも何でもさせてもらえたから
いろんなことができて
今は僕はあそこで働いた経験ながら
今ないと思うんですよね
すごい良かったのが
文章も書くけど企画も出さなきゃいけないし
全部やらなきゃいけないから
今の仕事も結構生きるんですよね
daichi ITO
しかもさ結構ちゃんと教えてくれるじゃないですか
研修みたいな制度にはなってないけど
06:00
daichi ITO
OJTで戦場に放り込まれて
でもちゃんと教えてくれるって
結構ねどっちかのところが多いんですよ
すっげー教えるけど現場に出さないか
放り込んだままろくにケアもせずほっとくか
どっちかの会社が多いんですけど
インプレッスの良いところは
放り込むんだけどケアも
ケアというか教えるのがちゃんとしてるのは
kai3
良かったなと思いますけどね
だから結果としてあそこで頑張ってた人が
さっきの話ですけど
いろんなところで活躍するの
なんかわかる気はするんですよね
あの頃に燃えてた人たちが今
評価されて面白いなと思いつつ
実際やっぱりダイスはメディア好きですよね
daichi ITO
まあやってて飽きないからですよね
うんやっぱ飽きないですよね
自分が楽しいことの方が頑張れるじゃないですか
だから飽きないことが一番いいなと思ってますけどね
kai3
飽きないポイントってどこにあるんですか
新しい情報に常に触れてられるところがいいのか
働き方そのものが楽しいのか
daichi ITO
第一はそれですよね
新しい情報に常に触れてられるからいいというのと
あと結構答えがすぐ変わってくるんですよ
ちょっと前までこうやればいけるみたいなのが
キャッチアップされて
それでは勝てなくなってみたいな
競争のサイクルが早いんですよ
それは楽しいというのはありますよね
kai3
なるほどね
daichi ITO
だから多分こうやったらなんとかなるみたいな
感じのことをみんな求めているけど
こうやったらなんとかなるって定式化されている時には
それが使える寿命って短くて
kai3
それは結構面白い視点ですね
ある意味でもメディアってある程度PV持って
広告入ってくると結構固まりがちじゃないです
むしろ
daichi ITO
そうですね
そういうので受けたものが広告になってくっていうのは
結構後の方なんだよね
だって広告手法として受けるためには
マジョリティに受けてなきゃいけないから
手法としては行き渡った後に
なんとか広告になってくってこと
まるまるがバツバツないくつかの理由みたいなものが
すごく流行ってみんなが知ってるからこそ
広告手法に落とし込まれるわけじゃん
kai3
はいはい
daichi ITO
だから手法のサイクルとしては広告に落とし込むことは
割と賞味期限の終わりに近いんだよね
もうマジョリティに知られてるから
kai3
記事の手法みたいなやつですか
daichi ITO
そうそう
kai3
こういうコンセプトで記事書くみたいな
一回ある程度トレンドになって
みんなが真似しだすと
それでPV取れなくなるみたいな
daichi ITO
だからその見せ方とか手法と中身って結構別で
その中身が良い悪いってそんなにあまり変わらないんですよ
やっぱりちゃんと読ませるべきものが
読ませられたらいいんだけど
でもそこにそれ読んでもらうためには
09:01
daichi ITO
押してもらわなきゃいけないから
そこの手法っていうのはすんごい変わるやっぱり
だからそこを瞬別しないといけないですよね
変わらないことと変わることみたいなのは
それはすごくありますね
kai3
そこが結構楽しいところなんですね
daichi ITO
楽しいっていうか
追い続けてるとずっと仕事になるっていう
kai3
なるほど
インプレスの人だけじゃないと思うんですけど
メディア出身の人ってやっぱりずっとメディアに
こだわる人が多いかなっていうのが僕の印象で
僕が結構珍しい方なんですよね
メディア出身なんだけど
全然違うとこに行くっていう
daichi ITO
割と
kai3
僕は秋っぽいんですけどね
っていうのが一番の理由なんだけど
インプレスもね
新しいものに触れてるのはすごく楽しかったんですけど
そういうすごい人の話を聞きすぎた結果
聞いてるだけって寂しいなと思っちゃったんですよね
ちょっと調子に乗って
daichi ITO
なるほどね
よくある話だよね
kai3
で、なんか作る方に行きたいなと思って
まあマーケティング会社を挟んで
ハードウェアスタートアップ行って
みたいな感じにはなってるんですけど
やっぱり記事を書くのは楽しいですよね
新しいものをずっと知ってられるからな
ほんとに楽しさがあった
daichi ITO
ハードウェアスタートアップってどういう感じなんですか
全然僕接点というか
kai3
そうですよね
分かんないんだよね
もう毎日が文化祭みたいな感じですよ
daichi ITO
楽しいじゃん
kai3
楽しいけど地獄ですよね
文化祭前日の追い越えみたいなのとかあるじゃないですか
文化祭頑張る人かどうかと思うんだけど
もう明日まで日に間に合わせるぞ
みたいなのを
毎回毎回繰り返すみたいな
daichi ITO
楽しいけど疲れるってこと
kai3
うん
あとあれですね
僕がそういうタイプだからと思うんですけど
あんまり一つのことをずっとやるように
いろんなことを手に入れてるんですよ
スタートアップって
多分そういう人材が初期は求められて
一個だけできますより
何でもそこそこできますみたいな
やったことない仕事も手を出せますみたいな
なんか調べて
ウェブで調べて
分かんなかったら役所行って聞いてきますみたいな
それをひたすらやってた感じですね
でもそれってインプレイスの時に
学んだのが
よくある新聞の追っかけ記事みたいな
でやっぱり新聞の方が
いろんなニュースソース持っているので
新聞でニュースになって
これ本当かどうか確認するみたいな
仕事があるじゃないですか
daichi ITO
俺たちも毎朝新聞読んでたもんね
会社で
朝来てさ最初の仕事がそれだったもんね
kai3
そうそう一発の仕事それですよね
全誌読んで
関係ある仕事の部分の記事を
daichi ITO
あれでも面白いんだよね
kai3
あれすごく面白かった
あれ読んで知ったんですよ
僕は最初に新人がやらせる仕事で
新聞の切り抜きを集めてると
あれこれ俺昨日書いた記事だな
みたいなのが全然載ってるんですよね
なんなら1週間前の記事だみたいな
なんか新聞って最新の情報載ってると思ってたけど
12:00
kai3
全然そうじゃなかったっていう気づき
あの子と今また状況違うと思うんですけど
でちょっとそれ話を戻すと
とはいえ新聞のほうが取材力高いので
行政系の話とか政府の話とか載るじゃないですか
僕の場合は総務省だったんですけど
そうするとなんか追っかけろっていう指示だけ来て
分かりませんって言うと
いいから総務省電話しろって言われて
総務省の窓口電話して
新聞見たんですけど
これについて教えてくださいって言うと
ここじゃないですかね
っていう部署に適当に放り込まれ
そこにいつできと
いやそれうちの部署じゃないですねっていうのを
3,4回繰り返して何とか目的にたどり着くみたいな
あの経験ものすごいスタートアップなんですよね
やってることが
なんか分かんないけど
多分この辺に答えありそうだなとこに突っ込んでて
ちょっとだいぶいいからヒントくださいって言って
食らいついてゴールまで行くっていうのを
あそこで学んでたのは
僕結構生きてるなと思って
よく言うのは
僕はウェブメディアとかで働い人って
ものすごい潰しが効くと思ってるんですよ
すごい色んな経験してるから
だから色んなとこに
ウェブメディア以外もやろうぜって消しかけるんだけど
みんなメディアばっかり行っちゃって寂しいなって思ってる
daichi ITO
飲むたびに言ってるよねそれね
kai3
毎回言ってくるやつねこれ
ちなみにそもそもインプレスに入ったきっかけって何だったんですか
ウェブメディアに入ったみしてインプレスかなんですよね
きっとウェブメディアというか
daichi ITO
そうですそうです
僕は割と読み書き好きだったんで
出版社行きたいなと思ったんですけど
完全なる表書きだったんで
kai3
表書きでしたね
daichi ITO
やっぱり僕はあんまりIT別に興味なかったんですよ
新しいものは好きだけど
kai3
全然IT興味なかったですよね
daichi ITO
ないですね
kai3
当時から思ってた
daichi ITO
ないないないない
文芸出版社行きたくて
だけどそんなところはさ
超一流大学から1人とか2人とか
もしくはそもそも採用がないみたいな時代だったんで
しょうがないから
似たことでもいいから始めようと思って
でもその時に調子が良かったのが
IT系出版社だったっていう感じですね
そういう感じなんだ
入って初日にそこら辺にあるパーツで
PC組み立てろって言われた時に
いやきついなと思った
何日続くかなと思っちゃった
kai3
懐かしい
あれ今じゃ絶対無理な文化ですよね
当時って採用の応募要項のところに
PC自作できる人って書いてあって
僕全然できなかったんですよ
それでやべーと思って
先輩たちが全部アドバイスしてくれて
これを買ってくればいいよっていうのを
全部教えてもらって
自分で組んだわ最初のPC
daichi ITO
なんで僕自分の最初の作業用PC
自分で組み立てられないし
そもそもそんな知識ないから
その時に助けてくれたのが
今もインプレスにいらっしゃる
鈴木幸太郎さんという
15:02
daichi ITO
使ってないのあるから持ってきてあげるよって
言って持ってきてくれたんです
いい話だな
kai3
懐かしいいい話だなこれ
懐かしい自作PC初めてあそこでやったわ
daichi ITO
無茶苦茶だよね
新入社員で自作PCって今だったら
ツイッターで炎上してると思うけどね
kai3
今だったらね
今はそんなことない会社だけどね
daichi ITO
ないからね
kai3
難しいのが
確かにあの頃
すごいとんでもない会社来たなと思ったんですけど
それを乗り越えてやっぱり成長したというか
あまり大会系というか
そういうのがいい時代ではないのを
分かってるんだけど
あれはあれでいいところも
なかったわけじゃないなと思うところは
ちょっと難しいですね
これおっさん的な発想かもしれないんだけど
daichi ITO
何年か先を行く
世の中の先を行くことをやっていて
いたからこそ
まあこの色々その後に繋がったのかな
というのは本当思いますけどね
kai3
まあだいぶ好き勝手させてもらえたからな
ちゃんと記事さえ書いてるか
そんな数字を出してればね
daichi ITO
でもさ
PV出してればそんな数字を詰める会社でもないじゃん
うんうん
なんか割とそのやる前に納得させてれば
うまくいかなくても
まあしょうがないねっていうところがあったから
あれは良かったなと思いますけどね
kai3
僕は本当に断ることがないね
インプレスがなかったら
今の僕はないというぐらい
恩を感じているので
なんかでも生きてますよ
大地さんがインプレスでやってて
今もなんかああいうとこで
こういう仕事ができたから
今自分があるなみたいなことあります?
めちゃめちゃありますね
daichi ITO
めちゃめちゃある
なんていうのか
やっぱり打席数が多いじゃないですか
kai3
あーめちゃめちゃ多い
daichi ITO
やっぱそれって
当たる方法教えてくださいとか
そんな勉強とか研修とかするよりかは
自分自身がこれだと思うものをやってみて
それがうまくいかないのが
よっぽど学習の効率でいいじゃないですか
だからその意味では
誰もPDCAなんて言ってないし
そんな言葉もあったのかないのか分かんないけど
勝手にPDCA道場みたいになってましたよね
kai3
確かにめちゃめちゃ打席立ってたわ
daichi ITO
今思えば
結構やっぱり編集現場って
1年目から打席に立てないところが多いじゃないですか
そこはすごく良かったなと思いますけどね
kai3
それはすごい思うな
僕経験とかもなく
スタートアップだけ候補やったんですけど
それは記者の目線があるから候補できるんじゃないか
というバグゼルしたのもあったんですけど
めちゃめちゃ打席立ってたんで
文章はそれなりに書けるっていうのがあったんですよね
どんなパターンでも
18:00
kai3
すごい色んな会社のリリース見てたから
こういう時にこういうこと書くんだろうな
っていうのが認識できたんで
それはすごい来た
逆結構難しいと思うんですよ
候補の人が記者になるのって
候補って毎日
毎日書いても1本も書いてないですよねさすがにね
やっぱ書く量が絶対に足りないんで
もちろんなってる人もいらっしゃるんですけど
スキルがうまくいって
候補から記者になったりとか
候補からライターになったりとか
全然いらっしゃるんですけど
記者であんだけ現場でバリバリ書かせてもらえたのは
すごいきてますね確かに
daichi ITO
あとはやっぱりこう
編集チームを見てるっていう風になってからも
やっぱ結局量が質に転化するなー
っていうのはすごく多い
kai3
おーいいフレーズきた
daichi ITO
いい記事書くから
本数少なくしてくださいっていう人が
やっぱあんまうまくいかないことが多い
打席数が少なくなるから学びの数が少なくなる
さらに少なくしてるから
なんていうか当てなきゃいけないと意気込む
それがうまくいかない
そうするとまた自信がなくなって書けなくなるっていう
こうやっぱり不不のスパイラルに行くんですよね
なのでやっぱり状態が良くても悪くても
一定数なんていうのか
アウトプット出し続けるっていうのが
一番大事だなーっていうのは思いますし
それは本当にインプレスから教わったかなーと思いますけどね
けどね
(エンディング)