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(ピンポーン)
薄田です

カイです
大地です
最近、僕の友達で転職した方がいて
いつの間にかね、なんとか新聞の
なんとか編集長になった方がいらっしゃるようなんですよね
すごいびっくりして、4月、エイプリル風部かと思ったんですけども
どうやらそうじゃなかったみたいなんですよね
そうですね
伊藤大地さんっていう方なんですけども

はい
今回ゲストね
ゲスト呼んでグダるの早いですね
すでに飲んでるみたいな感じになってる
大地さん、なんか自己紹介お願いしていいですか?
インプレスだいぶいて、その後
インプレスも1回辞めてまた入ってるんですよね
それで合計10年ぐらいやってて
その後しばらく無職もやってて
6アパート入って、その後ハーフポスとバズヒード
今の朝日新聞って感じですね

そこまで全部プロフィールの初めてじゃない?
そうですね

大体伊藤大地さんがね、もう有名になられて
その時に登壇とかされた時に
ハーフイントン、ポスとバズヒード、朝日新聞書いてるんですけど
インプレスで書いたら見たことないんだよね
俺これ闇に葬られたのかな?この形跡っていう
葬ってない
本当に?
IUの適当なところではしょられるのよ

はいはい
はしょられやすいメディアなんだね

ここからでいいですねって言われるわけ
なるほどね、経歴良いからね
僕が隠してるわけではないんですよ

なんで今回こんなに緩い感じで言ってるかというと
僕らは伊藤大地さんがインプレスに行った頃の
同僚とか先輩とか、そんな感じなんですよね
元同僚っていうね、同窓会みたいな感じですよね

その頃からの仲間が今やもうすごい有名になられて
今まさに時の人なんですけど
そんな話題は大地さん聞かれ飽きてると思うんで
今日はそういう他では聞けない雑談をお届けしようと思うんですけど
絶対に聞けない雑談をね

絶対に聞けない雑談を
大地さんのインプレ次第の思い出を振り返っていこうと思うんですけどね
別に僕の思い出ってわけではないですけど
今から思うと、今働き方改革とかあるじゃないですか
言うじゃないですか
なんかすっげえ働いてたなっていう印象がありますね
確かに朝は遅かったけど、時間長かったなぁと思いますよね
だって平日に飲んだ記憶がおととないもん
平日飲みに行く時ってすげえ遅いじゃないですか
11時から飲んでたじゃん
11時からさ、2時とかまで飲んでさ
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その後なんかみんな

終電なくしてね
終電なくしてさ、してたりしてたじゃん

デニーズで朝までみたいなやってましたね
そういう思い出をさ、今はあんまり話すことすらダメな世の中になってきたなぁと思ったね

それ良いことだと思うんですけど
確かに、あれは楽しい時代でしたけどね
そうね、今はそういうことでは全然ないってことをちょっと言わないとね
そうですよね、今はそうじゃないですよね
あの頃は

だって今、自貿庁の超一等地ビルに入っている会社ですもんね
すごい良い場所ですよね、今ね

良い場所ですね
僕らが一緒に働いた時ってまだ1街にオフィスがあった時で
こないだ行ったらさ、なんかすげえ高級マンションになってたよね
そうそうそう
あれでも、すごい良いマンションで
千代田区長がさ、前千代田区長か
便宜を図ってもらったマンションらしくて
結構ね、ニュースになってたやつ
そういうので出てくるっていうね
それ、地上げに当たってってこと?
いや、なんか認可をもらうにあたって何かがあったんじゃないかみたいな感じの疑惑みたいな
疑惑付きになっちゃった
でもあの辺ね、住宅地としてはすごい超一等地ですもんね
そうなんですよね

あの頃だってセキュリティなんてもなかったじゃないですか
だいたいあの人とか普通にドア開けてくるし
誰でも入れた

誰でも入れたから
あの頃はそういう時代だったんですよね
きっと今はちゃんとセキュリティもしっかりして素晴らしい会社ですけど
でも本当に思い出すのは
入社1日目から書かせてもらって
すごい会社だなと思いますけどね

確かに僕も1日目で書いたな
すごいなと思いますやっぱり
でもいい会社だったなと思いますけどね

結構あの頃に僕らと一緒に働いてた人が
なんだかんだメディア界隈で色々頑張ってるんですよね
どういうわけかね結構いますよね

同世代でいうと
エンガジェットで頑張ってた津田さんと高木さんとかはね
2人とも今離れて
高木さんはスマートニュース行って
津田さんはバウンシーか
津田さんに至っては今同僚ですから

だよねもう今アサヒームで統合されて
本当になんでお前と今同僚なんだっていうね
不思議な縁ですけどね

すごいですよね
業界多いですよねそういうね
さっき大佐も言ってたけど
本当に仕事してたじゃないですか
すごいしてた
でも何でもさせてもらえたから
いろんなことができて
今は僕はあそこで働いた経験ながら
今ないと思うんですよね
すごい良かったのが
文章も書くけど企画も出さなきゃいけないし
全部やらなきゃいけないから
今の仕事も結構生きるんですよね
しかもさ結構ちゃんと教えてくれるじゃないですか
研修みたいな制度にはなってないけど
06:00
OJTで戦場に放り込まれて
でもちゃんと教えてくれるって
結構ねどっちかのところが多いんですよ
すっげー教えるけど現場に出さないか
放り込んだままろくにケアもせずほっとくか
どっちかの会社が多いんですけど
インプレッスの良いところは
放り込むんだけどケアも
ケアというか教えるのがちゃんとしてるのは

良かったなと思いますけどね
だから結果としてあそこで頑張ってた人が
さっきの話ですけど
いろんなところで活躍するの
なんかわかる気はするんですよね
あの頃に燃えてた人たちが今
評価されて面白いなと思いつつ
実際やっぱりダイスはメディア好きですよね
まあやってて飽きないからですよね
うんやっぱ飽きないですよね
自分が楽しいことの方が頑張れるじゃないですか
だから飽きないことが一番いいなと思ってますけどね

飽きないポイントってどこにあるんですか
新しい情報に常に触れてられるところがいいのか
働き方そのものが楽しいのか
第一はそれですよね
新しい情報に常に触れてられるからいいというのと
あと結構答えがすぐ変わってくるんですよ
ちょっと前までこうやればいけるみたいなのが
キャッチアップされて
それでは勝てなくなってみたいな
競争のサイクルが早いんですよ
それは楽しいというのはありますよね

なるほどね
だから多分こうやったらなんとかなるみたいな
感じのことをみんな求めているけど
こうやったらなんとかなるって定式化されている時には
それが使える寿命って短くて

それは結構面白い視点ですね
ある意味でもメディアってある程度PV持って
広告入ってくると結構固まりがちじゃないです
むしろ
そうですね
そういうので受けたものが広告になってくっていうのは
結構後の方なんだよね
だって広告手法として受けるためには
マジョリティに受けてなきゃいけないから
手法としては行き渡った後に
なんとか広告になってくってこと
まるまるがバツバツないくつかの理由みたいなものが
すごく流行ってみんなが知ってるからこそ
広告手法に落とし込まれるわけじゃん

はいはい
だから手法のサイクルとしては広告に落とし込むことは
割と賞味期限の終わりに近いんだよね
もうマジョリティに知られてるから

記事の手法みたいなやつですか
そうそう

こういうコンセプトで記事書くみたいな
一回ある程度トレンドになって
みんなが真似しだすと
それでPV取れなくなるみたいな
だからその見せ方とか手法と中身って結構別で
その中身が良い悪いってそんなにあまり変わらないんですよ
やっぱりちゃんと読ませるべきものが
読ませられたらいいんだけど
でもそこにそれ読んでもらうためには
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押してもらわなきゃいけないから
そこの手法っていうのはすんごい変わるやっぱり
だからそこを瞬別しないといけないですよね
変わらないことと変わることみたいなのは
それはすごくありますね

そこが結構楽しいところなんですね
楽しいっていうか
追い続けてるとずっと仕事になるっていう

なるほど
インプレスの人だけじゃないと思うんですけど
メディア出身の人ってやっぱりずっとメディアに
こだわる人が多いかなっていうのが僕の印象で
僕が結構珍しい方なんですよね
メディア出身なんだけど
全然違うとこに行くっていう
割と

僕は秋っぽいんですけどね
っていうのが一番の理由なんだけど
インプレスもね
新しいものに触れてるのはすごく楽しかったんですけど
そういうすごい人の話を聞きすぎた結果
聞いてるだけって寂しいなと思っちゃったんですよね
ちょっと調子に乗って
なるほどね
よくある話だよね

で、なんか作る方に行きたいなと思って
まあマーケティング会社を挟んで
ハードウェアスタートアップ行って
みたいな感じにはなってるんですけど
やっぱり記事を書くのは楽しいですよね
新しいものをずっと知ってられるからな
ほんとに楽しさがあった
ハードウェアスタートアップってどういう感じなんですか
全然僕接点というか

そうですよね
分かんないんだよね
もう毎日が文化祭みたいな感じですよ
楽しいじゃん

楽しいけど地獄ですよね
文化祭前日の追い越えみたいなのとかあるじゃないですか
文化祭頑張る人かどうかと思うんだけど
もう明日まで日に間に合わせるぞ
みたいなのを
毎回毎回繰り返すみたいな
楽しいけど疲れるってこと

うん
あとあれですね
僕がそういうタイプだからと思うんですけど
あんまり一つのことをずっとやるように
いろんなことを手に入れてるんですよ
スタートアップって
多分そういう人材が初期は求められて
一個だけできますより
何でもそこそこできますみたいな
やったことない仕事も手を出せますみたいな
なんか調べて
ウェブで調べて
分かんなかったら役所行って聞いてきますみたいな
それをひたすらやってた感じですね
でもそれってインプレイスの時に
学んだのが
よくある新聞の追っかけ記事みたいな
でやっぱり新聞の方が
いろんなニュースソース持っているので
新聞でニュースになって
これ本当かどうか確認するみたいな
仕事があるじゃないですか
俺たちも毎朝新聞読んでたもんね
会社で
朝来てさ最初の仕事がそれだったもんね

そうそう一発の仕事それですよね
全誌読んで
関係ある仕事の部分の記事を
あれでも面白いんだよね

あれすごく面白かった
あれ読んで知ったんですよ
僕は最初に新人がやらせる仕事で
新聞の切り抜きを集めてると
あれこれ俺昨日書いた記事だな
みたいなのが全然載ってるんですよね
なんなら1週間前の記事だみたいな
なんか新聞って最新の情報載ってると思ってたけど
12:00

全然そうじゃなかったっていう気づき
あの子と今また状況違うと思うんですけど
でちょっとそれ話を戻すと
とはいえ新聞のほうが取材力高いので
行政系の話とか政府の話とか載るじゃないですか
僕の場合は総務省だったんですけど
そうするとなんか追っかけろっていう指示だけ来て
分かりませんって言うと
いいから総務省電話しろって言われて
総務省の窓口電話して
新聞見たんですけど
これについて教えてくださいって言うと
ここじゃないですかね
っていう部署に適当に放り込まれ
そこにいつできと
いやそれうちの部署じゃないですねっていうのを
3,4回繰り返して何とか目的にたどり着くみたいな
あの経験ものすごいスタートアップなんですよね
やってることが
なんか分かんないけど
多分この辺に答えありそうだなとこに突っ込んでて
ちょっとだいぶいいからヒントくださいって言って
食らいついてゴールまで行くっていうのを
あそこで学んでたのは
僕結構生きてるなと思って
よく言うのは
僕はウェブメディアとかで働い人って
ものすごい潰しが効くと思ってるんですよ
すごい色んな経験してるから
だから色んなとこに
ウェブメディア以外もやろうぜって消しかけるんだけど
みんなメディアばっかり行っちゃって寂しいなって思ってる
飲むたびに言ってるよねそれね

毎回言ってくるやつねこれ
ちなみにそもそもインプレスに入ったきっかけって何だったんですか
ウェブメディアに入ったみしてインプレスかなんですよね
きっとウェブメディアというか
そうですそうです
僕は割と読み書き好きだったんで
出版社行きたいなと思ったんですけど
完全なる表書きだったんで

表書きでしたね
やっぱり僕はあんまりIT別に興味なかったんですよ
新しいものは好きだけど

全然IT興味なかったですよね
ないですね

当時から思ってた
ないないないない
文芸出版社行きたくて
だけどそんなところはさ
超一流大学から1人とか2人とか
もしくはそもそも採用がないみたいな時代だったんで
しょうがないから
似たことでもいいから始めようと思って
でもその時に調子が良かったのが
IT系出版社だったっていう感じですね
そういう感じなんだ
入って初日にそこら辺にあるパーツで
PC組み立てろって言われた時に
いやきついなと思った
何日続くかなと思っちゃった

懐かしい
あれ今じゃ絶対無理な文化ですよね
当時って採用の応募要項のところに
PC自作できる人って書いてあって
僕全然できなかったんですよ
それでやべーと思って
先輩たちが全部アドバイスしてくれて
これを買ってくればいいよっていうのを
全部教えてもらって
自分で組んだわ最初のPC
なんで僕自分の最初の作業用PC
自分で組み立てられないし
そもそもそんな知識ないから
その時に助けてくれたのが
今もインプレスにいらっしゃる
鈴木幸太郎さんという
15:02
使ってないのあるから持ってきてあげるよって
言って持ってきてくれたんです
いい話だな

懐かしいいい話だなこれ
懐かしい自作PC初めてあそこでやったわ
無茶苦茶だよね
新入社員で自作PCって今だったら
ツイッターで炎上してると思うけどね

今だったらね
今はそんなことない会社だけどね
ないからね

難しいのが
確かにあの頃
すごいとんでもない会社来たなと思ったんですけど
それを乗り越えてやっぱり成長したというか
あまり大会系というか
そういうのがいい時代ではないのを
分かってるんだけど
あれはあれでいいところも
なかったわけじゃないなと思うところは
ちょっと難しいですね
これおっさん的な発想かもしれないんだけど
何年か先を行く
世の中の先を行くことをやっていて
いたからこそ
まあこの色々その後に繋がったのかな
というのは本当思いますけどね

まあだいぶ好き勝手させてもらえたからな
ちゃんと記事さえ書いてるか
そんな数字を出してればね
でもさ
PV出してればそんな数字を詰める会社でもないじゃん
うんうん
なんか割とそのやる前に納得させてれば
うまくいかなくても
まあしょうがないねっていうところがあったから
あれは良かったなと思いますけどね

僕は本当に断ることがないね
インプレスがなかったら
今の僕はないというぐらい
恩を感じているので
なんかでも生きてますよ
大地さんがインプレスでやってて
今もなんかああいうとこで
こういう仕事ができたから
今自分があるなみたいなことあります?
めちゃめちゃありますね
めちゃめちゃある
なんていうのか
やっぱり打席数が多いじゃないですか

あーめちゃめちゃ多い
やっぱそれって
当たる方法教えてくださいとか
そんな勉強とか研修とかするよりかは
自分自身がこれだと思うものをやってみて
それがうまくいかないのが
よっぽど学習の効率でいいじゃないですか
だからその意味では
誰もPDCAなんて言ってないし
そんな言葉もあったのかないのか分かんないけど
勝手にPDCA道場みたいになってましたよね

確かにめちゃめちゃ打席立ってたわ
今思えば
結構やっぱり編集現場って
1年目から打席に立てないところが多いじゃないですか
そこはすごく良かったなと思いますけどね

それはすごい思うな
僕経験とかもなく
スタートアップだけ候補やったんですけど
それは記者の目線があるから候補できるんじゃないか
というバグゼルしたのもあったんですけど
めちゃめちゃ打席立ってたんで
文章はそれなりに書けるっていうのがあったんですよね
どんなパターンでも
18:00

すごい色んな会社のリリース見てたから
こういう時にこういうこと書くんだろうな
っていうのが認識できたんで
それはすごい来た
逆結構難しいと思うんですよ
候補の人が記者になるのって
候補って毎日
毎日書いても1本も書いてないですよねさすがにね
やっぱ書く量が絶対に足りないんで
もちろんなってる人もいらっしゃるんですけど
スキルがうまくいって
候補から記者になったりとか
候補からライターになったりとか
全然いらっしゃるんですけど
記者であんだけ現場でバリバリ書かせてもらえたのは
すごいきてますね確かに
あとはやっぱりこう
編集チームを見てるっていう風になってからも
やっぱ結局量が質に転化するなー
っていうのはすごく多い

おーいいフレーズきた
いい記事書くから
本数少なくしてくださいっていう人が
やっぱあんまうまくいかないことが多い
打席数が少なくなるから学びの数が少なくなる
さらに少なくしてるから
なんていうか当てなきゃいけないと意気込む
それがうまくいかない
そうするとまた自信がなくなって書けなくなるっていう
こうやっぱり不不のスパイラルに行くんですよね
なのでやっぱり状態が良くても悪くても
一定数なんていうのか
アウトプット出し続けるっていうのが
一番大事だなーっていうのは思いますし
それは本当にインプレスから教わったかなーと思いますけどね
けどね
(エンディング)