変化を感じない時
おはようございます。かがこまちです。
このチャンネルは、あなたの悩みや困り事は易占で解消することができますよとお伝えしているチャンネルです。
日々の迷いやちょっとした悩みを感じたとき、この配信があなたの言葉を見つける時間になれば嬉しいです。
配信中、実際に筮竹を使って占っています。筮竹の音の部分は飛ばして聞いていただいて構いません。
タイムスタンプをつけてありますので、お好きなところからお聞きください。
はい、では今日の占的。占的とは占う内容のことを言います。
何かちゃんと続けていくはずなのに変わってない気がするって。そんなことありませんか?
あることで試してみたり、前よりも丁寧にやってみたり、何か自分なりにやってきたことがあるはずだけど、
気づくとまた同じところに立ち止まっているような。
結果が見えなくて、自分自身がやっていることさえ信じられなくなって、今やっていることって意味があるのかなと思ってしまうことってあるかもしれませんね。
だけど、そんな時って本当に変わってないんですかね。もしかすると、見るべき場所がちょっと違うだけなのかもしれないです。
今日の占的は、そんな気持ちでこのような内容にしました。
安定と変化の読み解き
はい、今日の占的。何も変わっていない気がするとき、本当に見るべきものは何でしょうか。占います。
はい、解説の一つ目、示された結果全体の説明です。
内卦が天、外卦が地、こちらは地天体。意味は陰陽が交わり、安泰。
地天体、地が上にあって天が下にある状態なんですけれども、これ一見天と違う逆かなと思いがちですよね。
だけど、易の世界ではこれ逆にすごくいいよって示しているんです。
地というものは下に下がっていく性質があるんですね、易の話では。
天は上に上がっていく性質がある。
この地と天がそれぞれと動いていて、途中でも交わるよってことを示しているんですね。
易の世界というのは陰と陽が巡り巡って交わって物事は動いていくんだよ、人生はそういうものなんだよっていうところの考え方、ちょっと荒っぽい言い方です。
なので、地と天がそれぞれ交わるというのは、これはすごくいいことで安定しているってことを示しているんです。
言ってみれば平和だとか安定だとか、地天体の対、安泰の対ですね。
ただ逆にずっといい状態は続かないよっていうものなんです。
今がいいよってことは、今度逆に衰えていく、そんな兆しがあるよと示しているんですね。
昨日の私、地天体じゃなくて、昨日は山地剥だ、山地剥の時も同じような話をしたかもしれないですけれども、気をつける時期だよって。
解説の2つ目、今度は幸運のお話です。
1個の卦に幸運は6個あります。
この易の世界、地天体を1つの物語で、1冊の本だとしたら、第1章から第6章まであるのをイメージしてください。
易の世界では一番最初の第1章のところを初爻と言います。
そこから時間が経って話が進んだものを二爻、まだ同様に進んだものを三爻、四爻、五爻と進み、一番最終段階を上爻と言います。
今日の四爻の意味は、鳥が飛び立つように富江の執着を手放し、隣人と協力、誠実な交わり。
地天体は安泰しているよというお話を県の中でしたが、安泰してでもピークを超えました。
初爻から時間が経って話が進んでいるよというところを超えていて、今変化するのが、日差しが始まっているよというところです。
状況自体はまだ崩れてはいないのですが、現状維持するのが結構限界じゃないかというところです。
その中で説明文から富江の執着を手放しということが書いてあるのですが、
富というのは地位とか名誉とか財産とか、どれも私は持っていないのですが、
そういったものの執着を手放す必要がありますよということを示しているのです。
鳥が飛び立つようにというのは、そこから自由になって身軽になる姿が示されています。
隣人と協力、隣人というのは身近な人、そのままですね。
誠実な協力関係、こういったときは頭を切り替えて柔軟に対応する準備が必要だよということで、
また言ってみれば、新編整理、また場合によっては再構築が求められるなと示しています。
安定しているように思えるということを変化に沿わない視点が大事だよというのを示しているのです。
爻というのは物語で1章から6章まで例えたのですが、
地点帯というのは大きな物語の中で、四爻といったら中盤ですよね。
その中盤の緩みを示しているのです。
これが逆に一番上の上爻までいくと、これは非常に危ういタイミングだよといったところですが、
そういった読み取り方がいろいろあるところが、一気に面白さでございます。
手放しとコミュニケーション
解説の3つ目、読み取った結果です。
今日の占的は、何も変わっていない気がするとき、本当に見るべきものは何でしょうか。
何かちゃんと続けていることがあって、だけども全然周りが変わってこないなみたいな。
あれ、自分って何しているのかなとか不安になったりすることはありませんか。
何か一生懸命やっていたとしても、手応えがないともしかして意味がないんじゃないかとか、
自分が選んだ道というものさえも不安になるような気持ち。
そこで今日示された卦は、地点帯の四爻。
この卦は陰と陽が安定しているということを示しているのです。
だけどこの四爻というのは、安定しているのがだんだん崩れ始めているということを示しております。
表面的というか見た目にはまだ平和で何も起きていないように見える。
だけどもその裏では実はもうちょっとずつ変化が始まっているんだよと。
それは気づきにくいというだけで何も変わっていないわけじゃないんですよね。
この四爻が示しているのは、今のまま握っているものというか持っているものというか、
例えば地位とか成果とか。
もう一つ言うのは安心感ということですかね。
この自分が持つ富の執着というのは。
それを一遍捨ててみましょうという、捨てるまで言うと言い過ぎかな。
手放してみようというところを示しているんですね。
この手放すというのは損することではないよと。
身軽になって変化に適応することができますよということを示しております。
今日もこの手から読み取れる取り組みは3ついます。
まず一つ目、予定を見直すこと。
自分が言わなきゃなと思っていること。
これは本当に今の自分に必要かなと問いかけてみること。
予定を減らして空いたスペースを意識的に作る。
そういうことで気持ちが落ち着いてまとまってくるのではないかということ。
そして二つ目、よく部屋の中にあってこれ残しておればいつか使うかなと思うもの。
それを一つ思い切って処分すること。
いつか使うかと思っているものは、言い方を変えれば不要な執着でもあるんですよね。
そのものを物理的に整理して処分することで
自分の気持ちも少し軽くなるのではないかというところ。
そして三つ目、コミュニケーションをとってみること。
この4爻は隣人との誠実な関わりというふうに書いてあるので
普段あまり話さないけれども身近な人に声をかけてみること。
そうすることで何か意外な気づきがあるのかなと。
この地点帯でいけばすべてが安定しているというふうに見える状態なんですね。
だけどそれが長く続いてしまうと、今度は逆に変化したくないというものがたまってしまうんですよね。
大事なのは現状位置ではないよと、
巡り巡って動く中で進化するということが大事だよと示しているんですね。
この4爻で示している手放すというもの、
これは必ず悪いものとは限りないんですよね。
でもそこにずっとこだわっていると、今のままだったら足を止めてしまう原因になってしまうものなのかなと。
なので自分自身に問いかけること、
これは今の私には本当に必要ですかということをずっと問いかけていくことが大切なのかなと。
この配信を今聞いてくださっているあなたも、
もしかしたら何か変わっていないように見える時間があるかもしれません。
だけどそれは変わるための準備がそーっと進んでいる時間。
だから焦らなくても大丈夫。
変化は結果として見えるものではなくて、見方を変えることで気づけるもの。
今日も気づかないかもしれないけれども、
あなたの中では何かがちゃんと動いて変化しています。
そこに目を向けて1日1日を大切にお過ごしください。
ここまでお聞きくださいましてありがとうございました。
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いつも本当にありがとうございます。
週の始まり月曜日、あなたはいかがお過ごしですか?
今日もあなたが大切な人と一緒においしいご飯が食べられますように。
ありがとうございました。
加賀小町がお届けしました。