ペンギンの進化と辞めることの重要性
おはようございます。加賀小町と申します。
このチャンネルは、あなたの悩みや困り事は易占で解消できますよとお伝えしているチャンネルです。
日々の迷いやちょっとした悩みを感じた時、この配信があなたの言葉を見つける時間になれば嬉しいです。
配信中、実際に筮竹を使って占っています。
筮竹の音の部分は飛ばして聞いていただいて構いません。
タイムスタンプを付けてありますので、お好きなところからお聞きください。
今日はペンギンの話を少しさせてください。
ペンギンってもともと空を飛んでいた鳥なんですよね。
だけども、空を飛ぶということをそこに断らず、逆に水の中で力を発揮するという道を選んで進化して、今のペンギンの姿になっているんですよね。
その結果、空は飛べないけれども、ものすごく速く泳ぐこともできるし、ものすごく深く潜ることもできるんです。
ペンギンの進化の要因ですね。
新しく前に進むというと、何か足したり、さらに学んだり、今ある自分に何か追加するということを考えがちですけれども、本当に大事なことは辞めるということなのかなと思ったんですよね。
実際に昨日の配信の中でも、昨日は地点帯という卦だったんですけれども、富とか今あるものへの執着をやめておきましょうということが出ていたんですよね。
新しく変わるとか、前に進むというときには、何かをずっと持ち続けるというよりも、いらないものは何かなって、不要なものは何かなって、そっちの方がすごく大事なのかなと思ったりもしまして。
ペンギンのように何か新たに進化するにはって思ったんですよね。
水雷鎮の解説
はい、そこで今日の占的です。占的とは占う内容のことを言います。
はい、今日の占的。前に進むために一番最初にやめるべきことは何でしょうか。占います。
真、内卦は雷です。外卦は水です。二爻です。
はい、解説の一つ目、示された結果全体の説明です。
内卦が雷、外卦が水。こちらは水雷鎮。水雷鎮の意味は始まりの苦しみ。
この水雷鎮ってはっきり言って厳しい結果なんですよね。
この易で占った形って全部で64パターンがあるんですね。
それを64科と言うんですけども、その64パターンのうちに四爻、これが出たらちょっと厳しいぞという卦があるんです。
その4つは死難科と言うんですけども、その死難科の一つなんですよね、この水雷鎮っていうのは。
易の世界では水っていうのは悩み、苦しみ、困難っていうものすごくちょっと辛いことを示しているんです。
水雷鎮はこれは、草木とかの芽がまだ地面の中に潜っている様子を表しているんですよね。
春になったら地中の中から出ることができるんですけども、まだまだ今はもう冬の中で厳しいよって、まだ芽を出すことができないよっていうので、すごい困難だってことを示しているんですね。
物事が始まる時っていうのは困難が多いんだよ、うまく進まないんだよというもの。
だけどもちょこっと進んで芽を出したら、そこさえ乗り越えたらその後はきちんと整っていきますよっていう。
すごく今は芽が出る直前というのは準備が必要な時間、段階だよってこと。
そういう時期はもう困難なのは仕方がないんです。
これはその困難を抜けてこそ可能性があるんですよってことを示している卦でございます。
進むための第一歩
解説の2つ目、今度は幸運のお話です。
1個の卦に幸運が6個あります。
この水雷鎮を1冊の物語の本だとしたら、第1章から第6章まであるのをイメージしてください。
易の世界では第1章にあたるところを初爻と言います。
そこから時間が経って話が進んだものを二爻、また同様に三爻四爻五爻と進み、一番最終段階を上爻と言います。
この二爻の意味は、行ったり来たり、馬がバラバラの方向へ、強盗でなく旧婚、10年後に婚約。
易の意味ってわけわからないことが多いですよね。
古文みたいなものなんですけども、考え方によっては。
行ったり来たりというのは、今風で言うと迷いとか行き詰まりを示すよって。
馬がバラバラというのも方向性が一致していない、全然連携状態ってませんってことなんですね。
強盗でなく旧婚、旧婚というのはプロポーズの旧婚なんですけども、
強盗と旧婚って全然意味が違うじゃないですか。
一見強盗って大変だ、トラブルがどうしようみたいな。
そんな出来事も、旧婚というのは本当に旧婚があるよという意味じゃなくて、
良い縁がありますよという解釈ですね。
10年後に婚約というのも時間がかかるよって、実際に本当に10年間というわけではなくて、
とにかく時間はかかりますよと、長期戦ですよと。
だけども、婚約、最後には身を結びますよということは示されております。
今現在は馬がバラバラで混乱している状態だけども、
そこでも一生懸命やっていたら、ちゃんと長い目で見たら、
きちんと自分が必要なものにたどり着くことができますよと示しているんですね。
今目の前に混乱していること、ここに急いで意味とか理由とかつけなくていいんだよっていうの。
例えば道に迷ったなとかいう時に、この道間違ってたなと思うじゃないですか。
だけど後から振り返ってみると、あの時道間違えて遠回りしたから、
これに気づくことができたんだなみたいな、そんなことってあるじゃないですか。
この意味、強盗かと思ったら急婚という、すごくオーバーというか分かりにくい例えですよね。
本当に昔の言葉ってそんなんなんですけども、今は意味が分からないけどやがて必然に変わるんだよということを示しているんですね。
10年後にっていうのはものすごく長いなって思うかもしれないけど、
時間をかけたら本当に大切なものをちゃんとめくり合うことができますよと。
今は自分に相応しい仲があると信じて、今混乱している中でもブレずに進みましょうねということを示す。
そんな行でございます。
はい、解説の3つ目読み取った結果です。
今日の占的は、前に進むために一番最初にやめるべきことは何でしょうか。
何かを変えようとするときって、どこから手をつけていいのかなって分からなくなることがありますよね。
これが余計なのかなとか、あれが足りないのかなとか、考えては戻り、また考えてっていう。
前に進んでいるつもりだけども、周りから見たら全然足踏みしているように見えたりとか、ということもあったりしますよね。
だけど今日ちょっとこういった卦が出て、少し何となく読み取るヒントが出たなと思っております。
今日示された卦は、水雷前の2爻。
この卦は物事の始まりには困難がつきものだよということを示しているんですね。
特にこの2爻は、行ったり来たりで馬がバラバラの方向に走るよということ、正しい方向に進もうとしているんだけども、
足並みが全然沿っていない、振り回されているよということを示しているんですね。
今日の占的、前に進むために一番最初にやめるべきことは、
何か過剰な動調っていうんですかね、合わせなきゃいけないみたいなこと。
例えば、この人が認めてくれたら前に進めるんじゃないかって思ってしまうこととか、
いつかは報われるかもって、無意識に人に期待してしまったり、
そういう余計な引き継いっていうんですかね、それを切ること。
その気持ちはむしろ今は、前進するための足を止めている足枷になっているのかなと。
はい、そこで読み取った結果3ついます。
関わっている人間関係を一遍書き出してみること。
その中で今の自分にとってここはちょっと疲れるなと思うところに印をつけてみること。
2つ目、誰かに認められるためにしている行動を一遍やめてみること。
例えば、SNSの投稿であったり、日常会話であったり。
そして3つ目、迷ったときは自分はどうしたいか。
その主語をしっかりと自分に戻して考える。
そんな習慣をつけること。
この水台泉という本質は、まだ地面が固まっていない時期には無理に走ろうとしないことなんですよね。
逆に言えば、ここでしっかりと整えておけば、先に進む時は必ず来るよということを示しているんです。
進みづらさを感じた時ってことこそ、自分の足元をしっかりと整えること。
周りに合わせすぎていないかってことを思うこと。
ただ闇雲にバタバタと動くよりも、動けない原因は何かっていう。
そこに目を向けてみること。
この放送を聞いてくださっているあなたが、もし人と違って見える道だって感じたとしても、
あなた自身が信じられるんだったら、それは進んで大丈夫です。
時間がかかっても、その分本当にあなたに会う人と繋がることができます。
今、やめるべきことが何かってはっきり分かったら、それは前に進むための第一歩。
焦らない。だけど立ち止まらない。
今日をあなた自身の足で選ぶ日にしてください。
ここまでお聞きくださいましてありがとうございました。
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いつも本当にありがとうございます。
はい、火曜日。あなたはいかがお過ごしですか?
今日もあなたが大切な人と一緒においしいご飯が食べられますように。
ありがとうございました。
加賀小町をお届けしました。