人目を気にする心
おはようございます。加賀小町と申します。
このチャンネルは、あなたの悩みや困り事は易占で解消することができますよとお伝えしているチャンネルです。
日々の迷いやちょっとした悩みを感じた時、この配信があなたの言葉を見つける時間になれば嬉しいです。
配信中、実際に筮竹を使って占っています。
筮竹の音の部分は飛ばして聞いていただいて構いません。
タイムスタンプを付けてありますので、お好きなところからお聞きください。
はい、では今日の占的です。占的とは占う内容のことを言います。
何か、どこか決めた場所に行きたいのに、なぜか足が向かないってそんなことありませんか?
予定を入れたのは自分なのに、なんとなく気が重くなってしまう。
そんな風に感じること、私よくあるんですよね。
理由ははっきりしないけども、心のどこかで誰かにどう思われるかなって無意識に考えてしまっているのかなと。
人と関わりながら生きているというので、それはどうしても自然な感情かなと思うんですね。
その上で今日はこんな問いを立ててみました。
人目が気になる時に気をつけることは何でしょうか?
占います。
易の結果と解説
占います。
内卦は水です。
外卦も水です。
参考です。
解説の一つ目、示された結果全体の説明です。
内卦が水、外卦も水、こちらは寒い水。
意味は一難去ってまた一難。
易の世界では水というのは、悩み、苦しみ、困難、辛いことを示しているんですね。
その辛いことを示している水が、外卦と内卦は両方重なっているというところで、これはすごく厳しい状態を示しているんです。
易の結果って全部で64パターンがあって、64科って言うんですよね。
当たるも発見、当たらぬも発見ってありますよね。
発見って易の言葉なんですけども、
発見と発見の組み合わせ、内卦と外卦の。
その組み合わせ全部で64パターンがありまして、64科って呼ぶんです。
その64科の中でも、このとても辛い状態だよということを示す、卦が4つあるんですね。
それは死難科と言うんですけども、
この寒い水ってのは、辛い、苦しい、その水が2つ重なっている。
とても苦しいよという状態を示している死難科の一つでございます。
水は柔軟、どんな形に合わせても入れ物に合わせても形を変えることができるという柔軟性。
そこで適応ということがあるんですけども、学習とか学問の象徴でもあるんですよね。
これは実際に勉強するという意味だけでなく、自分の内面って言うんですかね。
自分自身にしっかりと向き合う自分自身を探求すると言いますか、それにすごく向いているというか、適している。
言い方を変えれば、自分を磨くのに向いているということなんですね。
なので、この悩み苦しみの辛い厳しい中にも、その困難の中にも、
自分をしっかりと磨いていく学びの場だと捉えることが大事だよと示している卦でございます。
解説の2つ目、今度は爻のお話です。
1個の卦に爻は6個あります。
この寒い水を1つの物語で、1冊の本だとしたら、第1章から第6章まであるのをイメージしてください。
息の世界では一番最初の状態を諸爻と言います。
そこから時間が経って話が済んだものを、2爻3爻とも進んでいく。
そういった形のイメージしていただければ大丈夫です。
今日示されたのは3爻。
3爻の意味は、進めば危険、退屈と不安、ますます深い穴に落ちるので、
動いてはいけない。
爻が6個ある中で、3爻が寒い水の中で最も苦しい状態を示しているのです。
これはジタバタしてエネルギーを消耗するだけ。
行くこともできない、戻ることもできない。
しっかりと覚悟を決めれば今の場所にいて、耐えなさいということを示しているのです。
だけど、苦しい時間というのはずっと続くものではないということです。
どうにもできないときは、あえて何もしないという勇気が必要だと覚悟を決めなさい。
焦って出口を探すのではなく、その場に留まって嵐が過ぎるのをじっと待つ。
それも必要だと示している爻でございます。
解説の3つ目、読み取った結果です。
今日の占的は、人目が気になるときに気をつけることは何でしょうか。
何かこういう人目が気になるときって、気にしたくないのに気になってしまう自分に何かさらに凹んだりしませんか。
頭では気にしなくていいって思っていても、体とかがどうしても緊張するんですかね。
ちょうど今日はそのような気持ちで、他の人はどう思ったかなとか、
周りの空気とか視線に対して何か過敏になってしまったり、
自分は何かそこにいてもいいのかな、どうなのかなって。
そんな気持ちで、このような占的を今日は立ててみました。
今日示されたけは、カンギ水の三爻。
水ってのは、易の世界では悩み苦しみを示すものなんですけれども、
その水が2つ重なっている状態なんですね。
悩み苦しみ困難が重なっている状態ということが示されております。
その中でもこの三爻は、進むも危ないし、沈むこともできないよという、
本当に行き詰まりの厳しい状態を示しているんですね。
これが今現在自分が陥っている状況なのかなと。
前に出ようとすると出過ぎかもって思ったり、
でもかといって引こうとすると、今度は避けているように見えるかもとかって。
どっちに動いてもどうにもならないような、そんなちょっとあやふやになっている状態なんですよね。
そんな状況を感じているんですね。
その中でもこの手は無理に動かない方がいいよって、
エネルギーを消耗しないことって示しているんですね。
なので今は焦らずに、ただここにいるんだよっていう、
それが大事なことなのかなっていう、今はそういうタイミングなのかと示しております。
気になることへの向き合い方
ではこの手から読み取れるポイントは3ついます。
1つ、周りの目が気になる時には、
今自分の体はどんなふうに緊張しているかって意識を向けること。
自分の気持ちじゃなくて、実際に体どこが緊張している、どんなふうに緊張している、
そこの感覚に意識を持っていくことで、気持ちを少し弱らげること。
そして2つ目、あえて心の中で思ってみる。
周りからどう磨いてもいいやって。
そうすることによって、自分自身を見つめるためのちょっとしたアクションの一つですかね。
そして3つ目、今日1日終わってから、
今日はどんな場面で人目が気になったかなって、
その時に自分はどうしたかなっていうことを記録してみること。
観察と記録、それを繰り返すことで自分の傾向対策、
それを見直していくことができるのではないのかなと。
この歓喜水というのは苦しみの象徴。
でもそれだけでなく、学びと柔軟性を示す気でもあるんですね。
水はどんな形に合わせたら流れていくことができるので、
苦しい時こそ自分自身を、今日も緊張したなとか思うのではなくて、
今自分はここにいるんだ、こうしてあるんだっていう、
そこに目を向けていくこと。
そうすることによって自分自身の心の体力というか筋肉というか、
それが鍛えられていくのではないのかなと。
気になることっていうのは、これはもうどうしようもないことなんだ。
これ自身が悪いことではないんですよね。
その気になるよっていう気持ちとはどういうふうに付き合っていくか、
そこをちょっと自分自身でしっかりと振り返っていくところ、
それが自らの学びなのかなと。
今この配信をお聞きのあなたは、もしかしたら気にしないようにしたいなと思いながらも、
ずっと頑張ってきたことがある方だと思います。
そのあなたの優しさとか繊細さ、それもすごく大切なものだと思っております。
だけども、時には何もしないこと、ただ今ここにいること、それも大事な選択肢かなと、
今日のけあはそれを示しております。
そんな時はあえて動かなくてもいい。
ただ静かに自分の足元をしっかりと見ること、それでも一日は変わらずちゃんと進んでいきます。
はい、ここまでお聞きくださいましてありがとうございました。
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いつも本当にありがとうございます。
金曜日、あなたはいかがお過ごしですか?
今日もあなたが大切な人と一緒においしいご飯が食べられますように。
ありがとうございました。
加賀小町がお届けしました。