心の限界を探る
おはようございます。6月13日金曜日、川小町と申します。
このチャンネルは、あなたの悩みや困り事は、易占で解消することができますよ、とお伝えしているチャンネルです。
日々の迷いや、ちょっとした悩みを感じたとき、この配信が、あなたの言葉を見つける時間になれば嬉しいです。
配信中、実際に筮竹を使って占っています。筮竹の音の部分は飛ばして聞いていただいて構いません。
タイムスタンプを付けてありますので、お好きなところからお聞きください。
それでは、どうぞよろしくお願いします。
はい、今日の占的です。占的とは占う内容のことを言います。
誰にも言えないまま、もう無理かもって、心の中で何とか思ったことってありませんか?
いろんなことを頑張っていて、それでももう心折れて崩れそうになった時、
自分の本音を伝えたら、人間関係が壊れちゃうんじゃないかなって、そんな不安もあったりして、
だけど、そんな限界の気持ちを壊してしまう前に、
その気持ちをどう言葉にすればいいかってことを知っておくと、それは自分自身を守ることにもなるんですよね。
腐敗を正す
そこで、今日はこんな占的を選びました。
はい、今日の占的。 もう無理だと思った時、どう言えば良いでしょうか。
占います。 尊、
内卦は風です。 言、
外卦は山です。
三爻です。
はい、解説の一つ目、示された結果全体の説明です。
内卦が風、外卦が山、こちらは三風呼。
意味は腐敗を正す。
風っていうのは色々なところであちこち吹き抜けていくものなんですけども、その風の上に山が乗っかってるんですね。
それで行く手を幅巻いている。空気が淀んでいるんですよってことなんですよ。
三風呼の子っていう字は、皿の上に虫が、虫って感じが3つ乗ってる字なんですよね。
で、ちょっとまあこれ、正直すごいギョッとする感じなんですけれども、
これはなんか腐ってるとか、なんかあの、淀んでるっていう意味があるんです。
汚れたお皿をそのまま放置してあって、まぁあの植物が腐っていて、まぁちょっと虫が湧いているっていうような状態を示してるんですね。
で、これそのまま放置しておいたらもう悪化するよと。なので根気よく直していかなきゃいけないねっていうところなんです。
すぐさま即解決できるものではなくて、急がず順を追って整えていかなければいけないよというもの。
なんかその、乱れているものを直すために、手を尽くしている状態が示されているんですよね。
なんかちょっともうまさにその、今回のこの占的の内容がものすごく表れているんですけれども、
そのイメージで言うとさ、果物が腐った時ですね、表面的なとこだけをなんか処理しても、その肝心の根っこの分にある淀みっていうんですかね、
それがやっぱり残っていると、まだ同じようなことになりやすいよということを示しているんです。
ただ逆にじゃあ一気に急いだらダメだっていうのは、果物って変な話、腐りかける前が一番熟していて甘いとかっていうのもありますよね。
なのでその全部が全部がダメだっていう意味ではないんですよ。
そこに何かそのちゃんとその、いいものっていうのかな、何かその魅力とか価値もその中には、その腐りかけている中には含まれているんだよということなんですよね。
で、その悪いものを取り除いて、今度その中にある新しいものとか価値のあるもの、そこを生かして再出発することができるよっていう入り口を示しているんですね。
なので単純にあの壊すようではなくて、見直して再び、なんていうんだろう、その誠意を受けるというか、息を吹き込むというか、っていうその再出発を示しているんですね。
ただそのためには、時間と手間がかかる、そこを惜しんだらダメですよって、そしてゆっくり時間をかけて再構築していきましょうねっていうことを示している。
なんかすぐ片付けたくなる。もう、善悪がズバッみたいなのではなくて、そんな気持ちを抑えて丁寧に一つ一つ直していくこと、これがちょっとこの卦のポイントなんですね。
結果を受け入れる
はい、解説の2つ目、今度は幸運のお話です。1個の卦に幸運は6個あります。この3風向1つの物語、1冊の本だとしたら、第1章から第6章まであるのをイメージしてください。
エキト世界では、第1章にあたるところを初爻、最初の章で初爻と言います。そこから時間が経って話が進んだものを、二爻でまた同様に進んで、三爻、四爻、五爻と続き、一番最終段階、終わりの部分を常行と言います。
はい、今日示された三爻。三爻の意味は、父の残した問題の後始末をする。少し悔いが残るが、大きな咎はない。
これは過去の問題の後始末。父って実際に自分の父親があってみたいな、過去の問題って言うんですよね。
それの後始末だよっていうこと。ただこれはあくまでも、前の世代とか他人の影響っていうのが前提だったことなんですよね。
三爻自体が腐るという卦なんですけれども、全体かなり腐っている状態、それがすごく進んでいるので、一気に直すことはできないよって。
これを急いでやっちゃうと逆に反発を受ける可能性があります。
この良い悪いの正論よりも関係性を重視すること、それが大事だってことが示されているんですよね。
ただちょっとこれは、結果が出にくくて悔しさが残ってしまう。
だけどそれでも大きな失敗にはならないよと、少しずつ丁寧にしていきましょうねってことなんです。
ちょっとストレートに言っちゃうと、この三爻、こういう読み方をして誤解を生まれるかな、大丈夫かな、
この三爻自体は自分の責任ではないのに、引き受けざるを得ない問題との向き合い方が示されているんですよね。
例えば職場なんかでは、前の自分の前任者の人がそのまま放置していた課題とか、関係の歪みっていうのかな。
それに自分が担当になっても、真面目に向き合おうとしても、どうしても正しさってのを言いたくなりますよね。
いやこれちょっと自分じゃなくて、前からもどもどこうなったんだけども、みたいな。
だけどもそればっかり正しさだけ言ってても、人は動かないよってことを示しているんです。
腐敗、腐ったっていうのはこの卦のテーマなんですけども、その中で自分の正義っていうのを振りかざしてもさ、かえって良くないよって炎上するよってことですね。
炎上って言ったらいいですね、火種ですね。
なんでなんか悔しいなって気持ちが残っていても、それでも大きな都合はないっていう。
納得いかなくても控えめにすること、結果が見えなくてもやる価値はありますよと示している。
ちょっと正直辛いけども、でもすごくこれは誠実な真面目な、結果としてそうですね、取り組むのに勇気が必要な、そんな子でございます。
はい、解説の3つ目、読み取った結果です。
今日の占的は、もう無理だと思った時、どう言えば良いでしょうか。
なんかこの、もう無理かもって思う時って、多分なんか一つのことじゃないんですよね。
いろんなことが重なっていて、もう無理だって思ってしまうんですよね。
手を尽くしてもなんか空回りしたり、説明しても伝わらなかったり、それでもずっと我慢していて、そのある時にその限界の糸がプツンといっちゃうんですよね。
そういった気持ちって、なることありませんか?
自分自身のケア方法
そこで今日示された気は、三風舗の三爻、これはなんか父の残した問題の後始末っていう意味なんですね。
これは自分で始めたわけではない。だけど自分がそれを背負っていかなきゃいけないよってこと。
それが心身ともに負担になって、まあジワジワときているというところですね。
それまでずっと放置されていた矛盾とか不満、それをきちんとしようとすればするほど、正しさっていうのが良くないんですよね。
そこに対してこれでいいのかな、どうなんかなと自問自答しながらも、やっぱり正しさを縦にしている、正しさに縋っているってところがあるんですよね。
でもこの子はすぐに全部は変えられないよって、読み取ることができます。
そうですね、今日も取り組みを3つ言います。
1つ、その場を一度だけ離れてみること。
物理的に席を立ったり、部屋を変えたり、そうするだけで視点を変えることができる。
最近よくX見てて思うんですけども、やっぱりお母さんとお子さんと本当にもう二人っきりの育児とかでも息が詰まったりとかってありますよね。
そういう時って、よく育児相談とかでも、昔言われてはいたんですけれども、
赤ちゃんが泣いて泣いて、ちょっとお母さんがいっぱいいっぱいになっちゃったよって時に、赤ちゃんの身の回りの安全を確認した上で、お母さんもちょっと部屋を移動すること。
ちょっとそんな感じかなと。
2つ目、自分が背負っている誰かのためって思っていること、それを紙に書き出すこと。
それが自分自身の責任と、今度他の人の課題を分ける。
なんかちょっともうすごいネットで言い尽くされた言葉で、なんかうーんって自分も思うんですけども、
やっぱりその課題分離ってのはよく言われていることで、これは自分の問題だけど、これは自分が気にすることじゃないよって、
ありますよね、そういうの。なんかあれもこれも何でもかにも手をかけすぎるだけが正義ではないので、
ここまで自分のことは。だけどここから先は相手のことだって分けること。
そして3つ目、もう無理って思った人時に言葉にする練習をすること。
例えばその何がどう思うとかって、そんなことまでいっぱいいっぱいの時って言えないじゃないですか。
今結構ちょっと限界に近いんですって、そう伝えるだけでもいいかなと。
この散布庫の庫という字は、なんか長い間放置されていたものをゆっくりと浄化していくことを表しているんですね。
それは一気に片付けてはいけないし、でも本当は一気に片付けたくなるぐらい、ちょっと辛いもの、痛みを感じるものでもあるんですよね。
なのでまずはもう急がなくてもいいんだよっていうその大前提、そこをしっかりと自分で思うこと。
その上でその結果がどうなったというよりも、その関係性を大事にすること。
正しい正しくない、良い悪いじゃなくて関係性ですね。
無理という限界の理解
何かその他の人にその正義を振りかざして言うのよりも、傷ついた自分自身に手を差し伸べること。
それがこの散布庫の腐敗を解いていくという幹につながると読み取ることができます。
今この放送をお聞きでいらっしゃるあなたも何か無理かもって思ったんだったら、それが限界ってことなんですよね。
自分は限界だって思うことは決して逃げではないんです。
新しい関係の修復の始まりなんですよね。
この卦はその修復を直すことができますよっていう、それだけの器がありますよと読み取ることができます。
急がず叫ばず少しずつ始めること、 そこから
運気も変わる未来の景色も変わる そのように読み取りました。
ここまでお聞きくださってありがとうございました。 この配信が何かあなたの心に届くものがあれば、いいねフォローいただければ嬉しいです。
金曜日、あなたはいかがお過ごしですか? 今日もあなたは大切な人と一緒に美味しいご飯が食べられますように。
ありがとうございます。いってらっしゃい。
