易占の概要
おはようございます。4月29日火曜日、加賀小町と申します。
このチャンネルは、あなたの悩みや困り事は易占で解消することができますよとお伝えしているチャンネルです。
日々の迷いやちょっとした悩みを感じた時、何か考え方のヒントが欲しい時、この配信があなたの心を照らすきっかけになれば嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。
この配信は筮竹を使って売られています。筮竹の音の部分は飛ばしても大丈夫です。
タイムスタンプをつけてありますので、気になるところ、お好きなところからお聞きいただいても嬉しいです。
改めてよろしくお願いいたします。
今日の占的です。占的とは占う内容のことを言います。占う的と書きます。
今日の占的シンプルでいきます。
今日大切にすべきことは何でしょうか。占います。
内卦は水です。
外卦も水です。
解説の一つ目、示された結果全体の説明です。
内卦が水、外卦も水。こちらは坎為水。
坎為水の意味は一難去ってまた一難。
良い悪いと言うとあれですけど、決して良くはない結果なんですね。
易でいうと水というのは、悩み、苦しみ、困難を示しているものなんですね。
その悩み苦しみ困難を示しているものが、外卦も内卦も2つ重なっているという事で、
良くないよという事なんですね。
易の種類は全部で64パターンがあって、六十四卦と呼ぶのですが、
六十四卦の中でも4つ悩み苦しみがありますよと示されている卦があるんですよね。
4つの種の1つなんです。
水というのはどんな形にも合わせても自分の姿を変える柔軟性があるんですけれども、
そういった柔軟性が必要だと求められているんですね。
今は焦らず耐えること、また学ぶこと、無理に抜け出そうとしないこと、
この困難を、ありきたりな言葉ですけれども、
試練として受け止めるというところですね。
無理に抜け出す困難から抜け出そうとするのではなくて、
試練の中で自分自身がそれを柔らかく受け止めて耐えて、
そこから抜け出す力を身につけることに意識を持っていきましょうというところ。
苦しみを通して生きる力を身につけるというかっこつけすぎな言葉ですけれども、
うまくいかないことがあっても、それは自分にとっての必要なことなんだよと、
すぐには迎えないけど今の経験が後々の力になるよとか、
結果を急がない、今この瞬間に耐えてできること、
小さな困難も自分自身を磨くための学びだと受け止めること、
そのように示している卦でございます。
試練からの学び
解説の2つ目、示された爻の説明です。
1個の卦に爻は6個あります。
この坎為水を1つの物語で1冊の本だとしたら、
第1章から第6章までのものをイメージしてください。
易の世界では第1章にあたるものを初爻と言います。
そこから時間がたって話が済んだものを二爻、
同様に進んだものを三爻、四爻、五爻と進み、
一番最終段階を上爻と言います。
一つ一つの爻にも意味があります。
その意味を爻辞と言います。
今日示されたのは上爻。
上爻の爻辞。
太い縄で縛られ、茨の草むらに置かれた状態。
3年間は出られない。
この簡易推理も初爻から上爻まで6つある中で、
この上爻というのが一番きつい段階ではあるんですよね。
実際に太い縄で縛られる茨の草むらにというのは、
本当に縛られているというわけではなくて、
見動きが取れないほどの苦しさ、
もがくだけでは解決できないよと思った根本的なところで、
しっかりと見て訂正する必要がありますねというところ。
それに対しては、
焦らず自分自身の姿勢とか在り方をしっかり見直す時期ですよと、
またこの3年間は出られないというところ、
これ実際に3年間という意味ではないんですけれども、
問題の内容によって、
3という数字がキーワードなので、
もしかしたらそれが3日なのか、3週間なのか、
あるいは3ヶ月、またまた3年後になったら解決するのかといったことを示しております。
この上爻、困難を耐えるだけでは終わらないよと、
本当に必要なのはそこを通じて自分自身がしっかりと見つめて、
改めるべきところは改めましょうねということを示している、
そのような爻でございます。
解説の3つ目、読み取った結果です。
今日の占的は、今日大切にすべきことは何でしょうか。
示されたのは、坎為水の上爻。
自分で自分のことに卦を立てて、これだけ語るのに難しい
あまりよ過ぎるものが出ても難しいんですけれども、
悪すぎるものが出ても話すのは難しいなというところなんですけれども、
できるだけ淡々と行きます。
今日は無意識の中に、自分自身の中で気を張るところがあるんですよね。
これをしっかりやらなきゃみたいなものがあるんですけれども、
今回示されたのは、苦しい場所から抜け出せないけれども、
そこにはちゃんと意味があるんだよということが示されています。
今求められているものというか、読み取れることというのは、
自分の中ではちょっと完璧にしなきゃみたいなものをなくして、
どんな完璧じゃなくても、そういったことも大切なんだよと、必要なんだよと、
そこから何を学ぶのかということを読み取りますね。
今日予定通りに行かなくてもいいよと、最初から予定通りに行かなくても当たり前だと、
それでもいいんだということをしっかりと心に留めておくこと、
何か違和感とか焦った気持ちとか、そういったものがあっても、
無理にそれを消そうとしない、ごまかせないこと、
今ちょっと何か違うなとか、ちょっと不安だなって、
その気持ちも必要なもの、そこをしっかりと見つめていくこと。
そこでその結果がどうであれ、
今日はこうしてここに一緒にいることがありがたいなと、
それを静かに受け止めることですね。
本当にこの簡易性の上爻って、今苦しいかもしれないけど、
この苦しい中で必ず意味があるよということを示しているんですね。
なので今日はスムーズに進まないということを最初から気にとめておくこと、
だけどもそれは失敗だと感じて、受け取ってみてはいけないよと、
そこから学ぶものを見なさいねということをしっかりと心がけておけというところ。
上手くやらなきゃとか、きちんと進めなきゃとか思ってはいけないよということですね。
それも全て受け入れるということはあまりにもありきたりで、
それもあるのままというところですからね。
今日はそのように気をつけなさいというところ。
今日大切にすべきことは、
日筮としてそういった形をあげることが多いんですよね。
日筮というのは、自分で自分のことを占うこと。
今日一日はどんな日になりますかということを占うことを日筮と呼ぶんですけれども、
今日は焦らなくてもいい、比べなくてもいい、ただ思い通りにはいかないし、
こんなふうになことが起こるでしょうと、
だけどそれも必要なことだと受け止めなさいよと、そのように読み取りました。
はい。
ここまでお聞きくださいましてありがとうございました。
今日は昭和の祝日ですね。ゴールデンウィークのこともいらっしゃるかと思います。
あなたはいかがお過ごしですか?
今日もあなたが大切な人と一緒においしいご飯が食べられますように。
ありがとうございます。いってらっしゃい。
