親子の出かける計画
おはようございます。4月5日土曜日、加賀小町と申します。
このチャンネルは、あなたの悩みや困り事は、易状で解消することができますよ、とお伝えしているチャンネルです。
日々で迷いや、ちょっとした悩みを感じた時、何か考え方のヒントが欲しい時、この配信があなたの心をとらすきっかけになれば嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。
はい、この配信は、実際に筮竹で占っている部分と、結果の解説部分、すべてを含めてお話ししています。
タイムスタンプをつけてあります。筮竹のどのところは飛ばしていただいても大丈夫です。
気になるところ、興味のあるところからお聞きください。
はい、では今日の占的、占的とは占う内容のことを言います。占う的と言います。
今日は親子で出かけるんですけれども、それにちなんで、今日の占的、今日を親子で心に残す日にするには大切なことは何でしょうか。占います。
内卦は地です。艮、外卦は山です。上爻です。
はい、解説の一つ目、示された結果全体の説明です。
内卦が地、外卦が山、こちらは山地剥。山地剥の意味は、薄落して最後に残るもの。
この山地剥の剥は削ぎ落とすという意味なんですね。
この外卦の山が、高い山が徐々に崩れて、そしてその下の内卦の平坦な地と一体化していくようといった、そんな卦なんですね。
易は陰と陽で表すことができるんですけれども、陽が、この山地剥という卦は陽が一番上に一個だけ、そしてあと残りは全部陰という関係なんですね。
この一個の陽が、一個だけ残った大きな木の実をイメージしているんです。
陰と陽って、ついつい陰がネガティブで陽がポジティブとか、陰がマイナスで陽がプラスといった、そういったものの見方をされやすいんですけれども、それは事実なんですけれども、ただ、善悪ではないんですね。
陽が善で陰が悪ではないよというところ、例えば今の時期でしたら、断捨離とかダイエットとか、不要なものを手放すとかといった、そういった読み方もできるんですよね。
山が削れてなくなったことは悪いことではないよと、削ぎ落としていった中で何が残るか、その残るものが大切だよというところ、山が崩れることを悲しむのではなくて、その変化の中で最後に残るもの、また自分が残したいもの、それは何かといったことをしっかりと考えていきましょうと、そんな系でございます。
解説の2つ目、示された爻のお話です。1個だけに爻は6個あります。この山地剥を1つの物語、1冊の本だとしたら、第1章から第6章まであるのをイメージしてください。
易の世界では、第1章の最初にあたる部分を初爻といいます。そこから時間がたって話が進んだところを二爻、また同様に進んだところを三爻、そして四爻、五爻と進み、一番最終段階を上爻といいます。1個1個の爻にも意味がついております。その意味を爻辞といいます。
上爻の爻辞。大きな木の実が1つだけ食べられずに残っている。君子は車を得て、小人は小屋を奪われる。
これは状況が段々と山が削れていって、削られていった状況がもうすでに限界に近いと思うのです。最後に残ったものは本当の僅か、大きな木の実だけだということです。実際に木の実が残っているという意味ではなく、それくらい僅かだというところ。
それでも君子、最後に大切なものを守って、自分のチャンスを得るということです。車を得るというのは。一方、小人というのは自分の過ちで小屋を奪われるということなので、取り返しのつかない結果になる可能性もあるというところ。
1つだけ陽であと全部が陰ですが、外から見えない陰の誘惑というか、良くないこととか、裏取引的なものですかね。あるいは自暴自棄になってしまうとか、そういったことに気をつけなければいいというところ。
特別な思い出を作る
これは自分自身の行動が誰にも恥じなくできるところ。人に言えないような後ろ暗い行動とか、そういったことはいけませんよというところですね。削られていって何か目先の存続にとらわれず、君子ならどうするか、そんな気持ちを忘れてはいけないよという工夫でございます。
はい、解説の3つ目、読み取った結果です。
今日の占的が、今日親子で心に残る秘密には大切なことは何でしょうか。
示されたのは、山地剥の上爻。この山地剥の上爻は、削ぎ落とされた中に最後に残るもの。最後に残るものが何か大切なものですね。
それは何かということを示しているんですけれども、全部を完璧にしなくてはいけないというところでしょうか。
何かいろんなことを削ぎ落とす。削ぎ落とすというのは、失敗とか予定がずれたりといったところですね。
だけどそれよりも大事なのは最後に残ったこと。その最後に残ったことが大切なことなのではないのでしょうか。
その一つ、最後の一つを焦らず大事にすること。
今日はいろんなことを詰め込んであれもこれもというよりも、削ぎ落として削ぎ落として大事なことは何かって感じていることに意識を向けるべきではないのでしょうか。
普段わりと私は写真を撮るのが好きなんですよね。
だけども今日は写真よりももっとしっかりと子どもの顔を見ること、心に残すというのはそういうことなのかもしれないですよね。
また普段と違うところに出かけるものなので、その特別感というものをしっかりと言葉で伝えること。
今日はだれそれと一緒に来て、私も嬉しいよと。
行く場所ももちろん大切なんですけれども、それだけでなく言葉でしっかりと嬉しいということを伝えること。
また一番最後に何が一番楽しかったって子どもにもちょっと聞いてみること。
その終わった時の感情というのがやっぱり一番心に残っているものだと思うんですけれども、
その答えが子どもにとっても言葉にすることで、また私自身もそれを聞くことで一番心に残るそんな日になるのではないのでしょうか。
今日出かけるというのは真ん中の子と下の子と出かけるんですよね。
真ん中の子は男の子の小学5年生、下の子は女の子の3年生なんですけれども、
今日は5年生の息子のリクエストで、その息子が行きたいと言っているところに一緒に行くんですよね。
何と言いますか、もうちょっと思春期というのは早いんですかね。
ちょっと微妙な年頃ではあるので、なかなか普段あまり一緒に出かける機会のない子なんですね。
でもその子のリクエストで出かけるという、ちょっと私にとっても大事な日なんですね。
そんな中で今日特別に心に残る日にするには、子どもにとってどんな記憶に残るかって。
子どもにとって母親がどんなふうに関わってくれたかというのは、
子どもが大きくなった時に、自分は大切にされていたという。
それがちゃんと伝わって、そんな記憶になればいいなと。
そんな視点で今日は読み取りました。
ここまでお聞きくださいましてありがとうございました。
易占は行動の指針となるもの、あなたの心が少しでも軽くなりますようにと思っております。
土曜日週末ですね。あなたはいかがお過ごしですか。
今日もあなたが大切な人と一緒においしいご飯が食べられますように。
ありがとうございます。いってらっしゃい。