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家電ライターが語る家電最前線、進行役は私池澤彩香です。そして今回の担当は、家電ライターの倉本春さん。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さてさて、今回のテーマは、家庭用生ごみ処理機最前線ということなんですが。
夏になるとやっぱり湿気も出てきますし、暑いということで、とにかく生ごみが臭くなる。
そうですよね。スピードが速くなってきた。
そうなんですよ。朝捨てたのがもう夕方には臭かったりして、家出て家帰ってきたらもう、あれ、なんか家が臭いみたいな。
小映えもちょっと飛んじゃったりして、なかなかこの辺り、夏は苦労してる人もいるんじゃないかなと思いますので、こういった問題を解決できる生ごみ処理機。
こちら生ごみ処理機って、実は通電してるものと、ただの通電してない、樹脂製のものがあるんですが、家電最前線ということで、メインは通電している家電を紹介したいと思います。
はい、わかりました。私もこの家庭用生ごみ処理機めちゃめちゃ気になってて、ごみのサイズが減るとか、匂いも減るとか、自治体が助成金を出していたりするんですよね。
はい。自治体、東京都内ですと地域によって変わってくるんですが、大体1、2万円ぐらい。高いところですと2桁万円とか出してくれるところもあるんですが、自分が住んでる地域によって変わってくるので、そのあたりはホームページとかでチェックしていただきたいです。
はい、私も申し込んでみたんですが、落ちました。
あら、残念。
残念。なんで普通に買おうと思います。
今は昔ほど高くないものも多いのでね、そこら辺のコスパのいいものを買っていただければと思います。
先ほどもおっしゃってましたけど、電気につなぐタイプと置くタイプがあるんですよね。
そうなんですよ。電気につなぐタイプは乾燥式といって、ごみ箱の中がぐるぐる回る攪拌機が入っている上に熱風が出るようになってます。
まあ、生ごみ処理機っていうよりも食材の乾燥機みたいな感じになってますね。
乾燥させて、ごみの体積を減らすということですね。
はい。だいたい7、8割ぐらい体積減るって言われてますね。乾燥式というのは基本的に生ごみを乾燥させるだけなんですが、バイオ式ですと微生物によって生ごみを退避化いたします。
こちらは微生物で生ごみを分解します。
ああ、こっち実感やりましたね。
コンポストっていう出来上がった粉々状のものは肥料として使います。
こちらの方が実は体積は小さくなって、だいたい10分の1ぐらいになるものが多いですね。
ただ、どっちもメリットとデメリットがあってですね、まず家電の乾燥式の方が比較的本体サイズが小さいことが多いです。
やり方から分かると思うんですが、とにかく乾燥するまでの時間が短い。
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バイオ式っていうのは微生物を添加しなきゃいけないんですけれど、そういうバイオ機材が必要ないので、ランニングコストもそこそこ安いです。追加で買うものが少ないっていうことですね。
でも実家にあったの外に置くぐらいの大きさがあって。
そうなんですよ。
乾燥式っていうのは多分田舎の方だと普通に電気じゃない樹脂性のあると思うんですけど、バケツをひっくり返したような形になっていて、下が土に触れるようにしてその中に長間ごみをどんどん入れると、
土からもバクテリアが来るし、中に混ぜる微生物からもちゃんと分解して土に戻るっていう。
ただこれ聞いててわかる通り庭がないとダメなタイプなんですね。
ということで最近バイオ式はバケツで密閉式のタイプが出てて、今家の中でも使えるようになっているのもあります。
一方乾燥式なんですが、乾燥までに1日かからないっていうメリットはあるんですが、逆にヒーターを使うので電気代がかかります。
どっちがいいかっていうのは人によって変わるんですが、あと乾燥式の場合はただただ生ごみを乾燥させるだけなので対比じゃないんですよ。
対比としても使いたい場合は乾燥式の家電の中にソフト乾燥モードっていうのがあるのを選んでほしいです。
ソフト乾燥モードだとカリカリには乾燥させずちょっと湿気が残っているので、土に混ぜた時に分解しやすいというメリットがあります。
なるほど。お庭でいろいろやりたい方っていうのはバイオ式の方がいいという感じなんですかね。
そうですね。家の中ででも寛容植物とかあったりとか肥料を作りたいっていう人でしたらバイオ式がおすすめです。
なるほど。では具体的な商品を教えてください。
はい。この電気式の乾燥式の生ごみ処理器って有名どころが2大有名メーカーがあるんですけど、そのうちの1つがパナソニックです。
はい。
ということで最初にご紹介するのが家庭用生ごみ処理器MSN53XTというものになります。
こちらどういった特徴があるんですか。
見た目がそこそこオシャレとまでは言わないです。ただ台所に置いてあってもそんなに違和感のないデザインをしてます。
やっぱり基本的にこういう乾燥式ってちょっと小さめなので台所に置く人が多いんですよ。なのでそこそこデザイン違和感ないものを選ぶのが良いと思います。
こちらですね処理速度がすごく早いです。だいたい1キロで標準モードだと3時間ぐらいで処理してくれます。
すごく早いんですよ。あと処理容量が比較的家庭用の生ごみ処理器の中ではそこそこあります。最大2キロ。だいたい6リットルぐらい。
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そうなんですよ。6リットルって意外に野菜の皮とかそういう生ごみをぎゅぎゅっと詰めると入ります。
まあそうですよね。1回の料理でそんなに出ない。
そうなんですよ。
6リットル以上は。
一人暮らし二人暮らしとかだったら全然2リットルぐらいでもいけるぐらいだと思うんですが、まあ大きい分には増えても安心っていう安心感があるだけでマイナス点はそんなにないです。
こちら先ほども言ったように耐火化したい場合のソフトモードもあります。
すごいそれはどっちもいけるってことですね。
そうなんですよ。ソフトモードにもできるし、ゴミ箱に捨てるからとにかくカリカリにってしたい場合は標準モードでカリカリにもできます。
確かに今デザインを見てるんですけど、給湯ポットみたいな。
そうですね。ちょっとシルバーで業務用っぽい感じ。
そうですね。
楕円形の円柱型みたいな感じです。
乾燥式のものって匂いが出てくるものもあるんですが、パナソニックって実は家のキッチンの中で燻製作れる、燻製用グリル作っていたりして脱臭機能がすごくよくできてるんですよね。
それありがたいですね。一番ねやっぱり匂いが気になりますからね。
そうなんです。でこちら同じように脱臭にプラチナパラジウム触媒っていうのを採用してて、一回使ってみたんですが全然匂わない。
へー素晴らしい。
量もいいし機能もいいし匂わないということで、とにかくこれ早いのでいろんな機能ぶっこみたいっていう場合はこちらのパナソニックおすすめです。
そうですね。家族の人数が多いみたいな時もそれぐらい大容量あるとありがたいですね。
あんまりこういうのって買い替えるものじゃないので、例えばその使ってるうちに子供増えたとかそういうのにも対応できると思いますね。
あとあのパナソニックさんなので壊れた時も部品取り寄せとか安心感があります。
気になるのはお値段ですけれども。
はいこちらは量販店価格で税込み9万円前後となっております。
おーなかなか。
なかなか。
なかなかそうなんですね。
情勢出るだけありますねこれは。
そうですね。
ということでもうちょいリーズナブルなものを次にご紹介したいと思うんですが。
お願いします。
続いてはですねこちらも長間ごみ処理で結構有名なシマ工業さんというメーカーさんです。
生ごみ減量乾燥機パリパリQ PPC11という製品になります。
こちらシマ工業さんというのは生ごみ乾燥機で有名なメーカーでですね比較的コンパクトなサイズな製品を出すことで人気があります。
先ほどは6リットルでしたけど。
そうなんですこちらはですね2.8リットルになりますね。
おーおよそ半分ぐらいですね。
はい1キロほどの処理ができる製品になります。
ただ幅23センチで奥行き27センチ高さ27センチっていうかなりコンパクトサイズでですね何なら調理台の上に置いてもそんなに邪魔にはなりますが置けるサイズではあります。
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ちょっとまだ想像ができないサイズの。
パン一斤ぐらいですか。
そうですねパン一斤ぐらい。
あー確かにパン一斤だったら置いてもいいかな。
こういうゴミ処理機って床に置くことが多いんですがこのサイズだったらまあ頑張れば上に置いてかがまずにポイポイゴミ捨てられるっていう。
あー確かにそれいいかもしれない。
ありますそうなんですよ。
そうですよね置き場所にこういう困っちゃうこと多いと思うんですけど。
そうなんです結構置き場所ってなかなか悩みどころでしかもあのこれデザインが無難な白い樹脂にちょっとベージュの蓋みたいな感じで。
本当だちょっとなんか小物を捨てるようなゴミ箱みたいなぐらいのサイズですね。
そうですねあのあんまり主張すぎないデザインなんであの台所に置いててもあんまり目立たないです。
空割りも3色あります。
そうなんです。
実は今回紹介しているのは島工業さんの中でも一番その容量大きいやつなんですがもうワンサイズ小さいのもあってそれだとトリコロールカラーとかもあります。
えー。
赤青白みたいな。
すごい。
まあこのあたりは月々ですね自分が処理する要領とかを考えて選んでいただければいいかなと思います。
ただこちらですねヒーター機能あるんですがかき混ぜ機能がないんですよ。
なるほど。
そのためちょっと処理に時間がかかります。先ほどパナソニックだと1キロ標準で大体3時間って言ってますがこちら1キロの処理だと大体10時間ほどかかります。
へー。
まあ寝てる間にやってくれれば朝には終わってるって感じですね。
そうですよね。ほっとくだけっていうところなんであんまり時間は気にならないかもしれないですけどね。
ただなんかお客様がすごい来るときに何回転かしたいときにパナソニックの方がまあちょっと有利かな。
確かにそうですね。
ただこういうのはね機能を追い求めてるともうどんどんどんどん欲しくなってしまうのでどこかで歯止めを聞かせて自分の家にぴったりの大きさを選ぶか速さを選ぶか機能を選ぶか選んでほしいと思いますね。
こちらコスパがいいっていうことなんですけど。
はい。
おいくらなんですか?
こちらAmazonですと大体3万5000円前後で売っております。
おーこれはまた導入しやすい。
そうなんですよ。
感覚が麻痺したのか。
最初の9万円って聞いた後だと。
あーいけるかーっていう気持ちになってきました。
そうなんです。
確かに。もしかしたらまだ生活いない家電いきなり買うってハードル高いじゃないですか。
そうですね。
まずスターターとして買うっていうのもありなのかな?
そうですね。
スターターとして買うんだったら時間が数日とか1週間とかかかってしまうんですが、バイオ式を買うのもありです。
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なぜならバイオ式って1万円以下とか5000円くらい以下とかでも結構売ってるんですよ。
へーそうなんだ。
はい。今大体バイオ式ってメインストリームが2種類あってですね。先ほど言った庭に置くのはもう今メインではあんまり売ってない。
そうなんですか?庭のイメージすごいありました。
今はバケツに蓋がついた形で密閉式で室内でも使えるものがよく売れてます。
そうなんですか。小型化したい。
そうなんです。
そのうちの1つはチップみたいな感じで中にバイオ機材が埋もれるほどあってそのチップの中に生ゴミを埋める式。
これはですね横にかき混ぜるハンドルがついてたりとか、あとかき混ぜるところだけ家電式になっているものもありますし、匂いが出にくいので好まれている方式になりますね。
ただ私1回これで失敗してまして、私もそうなんですが周りの人も何人か中で虫が湧くことがあります。
いやだー助けて。
もう1つがバケツの中にゴミを入れてそこにスプーンでぼかし剤っていうEM菌っていうのを入れるタイプです。
これはですねバケツに蛇口みたいなのがついてて液体状のものと固形物状のものに分離するようになってます。
この液体のべちゃべちゃが嫌っていう人は先ほど言ってたチップ式を選んでほしいんですけれども。
虫に注意と。
そうです。
どっちも一長一短があるんですが、2、3000円とかで安いのだと売ってたりするので、いろいろ検討してほしいと思います。
確かにいろいろね。
はい。
試しながら。
そうなんです。2、3000円だったらちょっとこれうちには合わないわって言ったら捨ててもちょっと栄光ではないですが、まあまあいいんじゃないですかねっていう。
仕方なしみたいなところですね。
そうです。
というわけで今回は家庭用生ゴミ処理器最前線をお送りしてきました。
家電最前線の番組ツイッターや番組ホームページでも今回紹介した商品の写真などを載せています。
番組ホームページへのリンクはお聞きのポッドキャストアプリの番組概要欄にありますのでぜひご覧ください。
そしてここで番組からリスナーの皆さんへのプレゼントのお知らせです。
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締め切りは8月15日日曜日です。
次回も家電ライターの倉本春さんが担当空気清浄機最前線です。
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倉本さん来週もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。