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2021-08-16 15:25

#94 モバイルモニターで家でも手軽にデュアルモニター

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リモートワークが続いてきている昨今、家庭や出先でもノートPCをつないでデュアルモニターを実現するモバイルモニターが人気です。そんなデュアルモニターを実現するモバイルモニターの選び方とお勧め商品をご紹介! 
https://kaden.pitpa.jp/podcast/94/ 
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<制作>
家電ライター:山下達也
MC:池澤あやか
プロデューサー:富山真明
制作:株式会社PitPa

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家電ライターが語る家電最前線。進行役は私、池澤彩香です。そして今回の担当は、家電ライターの山下達也さん。よろしくお願いします。
山下 よろしくお願いします。
さて、今回のテーマなんですが、リモートワークをもっと便利に モバイルモニター最前線。こんなリクエストが来ています。
30代女性 エスパムさん。リモートワークで本当に大切なルーター選びで この配信を知り聞かせていただきました。これはマクリンさんの回ですね。
ぜひ今後もリモートワークで使えるシリーズをやってほしいです。とのことです。
はい。それでは今回はモバイルモニターという商品を紹介させてください。
もうだいぶ長いことリモートワークで働かなくちゃいけない状況が続いているので、皆さんいろいろ工夫をされていると思うんですね。
多くの人が会社のノートPCを自宅に持ち帰って仕事をしていると思うんですけど、ノートPCの狭い画面で細かい作業をするのは大変ですよね。
そういう方にお勧めしたいのがモニターの2枚使い、いわゆるデュアルモニターですね。
以前お伺いしたとき池澤さんもデュアルモニターで作業しているっておっしゃってましたよね。
そうですね。私は自宅の机に自分用のモニターを設置しているんですけど、今回はモバイルモニターということで持ち歩けるモニターなんですよね。
はい。持ち歩けるモニターなんですけど、今回の趣旨としてはですね、それをお家で使おうということになります。
確かにこういう商品があったら、私も自分の自宅のワークデスクで作業するだけじゃなくて、リビングとかそういったエリアでも仕事をすることがあるんですけど、こういうのを1台買っておけば、そうしたときもすいすい作業ができる。
はい。場所を問わず作業できます。そもそもですね、一人暮らしの若い人だったり、自分の部屋がワークデスクなんてないお父さんいっぱいいると思うんですよね。
そういう人にとっては2つ目のモニターを置いておく場所がそもそもないんですよ。なので、モバイルモニターを片付けられるコンパクトなモニターという形で使う方法を提案したいと思っています。
へー、確かにいいかもしれないですね。結構モニターのあるなしで作業効率めちゃくちゃ変わりませんか?
そうなんですよ。池田さんみたいにね、ウェブサイトを見ながらプログラムを書くみたいなそういうことをする以外にも、例えばビデオ会議の画面を片方のモニターに移して、もう片方の画面で書類を整理するみたいな使い方もできるので、全ての人にデュアルモニターを使ってほしいですよね。
そうなんですよね。ある情報を見ながら作業するという時に、どうしてもやっぱり画面2つ欲しいなって思うことが多いんですよね。いちいち画面に戻って見て、それを覚えて作業に戻るというのが本当にストレスだったりするので。
そうなんですよ。モバイルモニターであれば、今後ですね、新型コロナ禍がおそまった後にも出張であったりとか喫茶店とかにも持っていけるので、このデュアルモニター環境をいつでもどこでも使えるようになります。そういう意味でもおすすめの製品ですね。
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いいですね。
はい。そしてこのデュアルモニターなんですが、Amazonで検索すると2万円台ぐらいからいろんな製品が出てくると思うんですよ。
出てきそう。
あまりにも多すぎて、しかも同じ製品が違うメーカーから出たりするんですよね。中国アイテムあるあるなんですけど、そういうのの中からどれを選んでいいのかわからないという人も多分多いと思うので、ここでは私なりに気をつけてほしいポイントを簡単に説明させてください。
知りたいです。気をつけるべきポイント。
はい。まずは画面サイズですね。今ですね、10型から17型、もしくはそれ以上のものもあるんですが、いろんなサイズのものがあるんですよ。ただですね、あんまり欲張って大きなものにせずにですね、大きさと見やすさのバランスが取れた13型から14型の製品を選ぶようにしてください。
そしてこれは大事なんですが、解像度はですね、フルHDがベストです。わりとAmazonを見ていると4K解像度のものが多くて、しかも安いんですけど、4Kモニター、表示がものすごくきれいな反面ですね、消費電力がものすごく大きいんですよ。
なので、電源のあるところで使う分には良いんですけど、ちょっとじゃあリビングのテーブルで作業しよう、バッテリー入れっていうようなことになった時に、みるみる間にバッテリーが減っていってしまって困ってしまうんですね。
喫茶店や出張先なんかもう言うまでもないぐらい大変なことになってしまうので、トータルバランスを考えると今はフルHDのものが使いやすいと思います。
そして接続端子ですね。ノートPCとどうつなぐのかなんですが、これは新しめのノートパソコンを持っているのであれば、USB Type-Cのものが一押しです。
ただですね、このモニターをNintendo Switchなどのゲーム機とつなげたいと考えるのであれば、一般的なHDMI端子が載っているものを選んでください。
両方載っているものもあるので、必要な端子が載っているものを選んでください。ただ、HDMI接続の場合は別途電源用意してあげないといけないので、ちょっとそういう煩雑さが出てくると思います。
ノートパソコンにUSB端子もHDMI端子もないよという場合は、USB Type-A端子、よくある四角い端子です。それでつなげるものもあるので、そういうものを選ぶこともできます。
ただ、この場合ですね、やっぱり別途電源が必要だったり、パソコンの側にドライバーをインストールする必要があるので、ちょっとだけ快適さが落ちます。
その他、タッチパネルだったりとか内蔵スピーカーとかっていうのは、これはお好みで選んでいただいていいんですが、もしゲーム機をつないで使いたいなと考えている人は、スピーカー付きのものを選ばないと、ゲームするときに音が聞こえなくなってしまうので注意してくださいね。
そしてもう一つ、最後に重要なことにですね、本体重量ですね。
どの製品もそんなに重くないんですよ、モバイルというだけあって。
ただですね、将来的にお外に持っていきたいなという場合はですね、ケースも含めた重量を確認するようにしてください。
ケースが付いている場合が多いんですか?
ほとんどの製品はケースが付いてますね、モバイルというだけあって。
ただですね、そのケースがスタンドとしても使えるようになっているために、重りが入ってたりするんですよ。
そうするとですね、本体は600グラムぐらいなのに、全部合わせて1.3キロになっちゃったりするんですよ。
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何が何だかという感じになるじゃないですか。
ですので、商品を選ぶときにはケース込みで1キロ、900グラム以下、軽い製品を選ぶようにしてあげてください。
はい、では具体的なおすすめ商品を教えてください。
はい、今回私が一押しの商品としておすすめしたいのはですね、
そもそもモバイルモニターブームを生み出したASUSさんのですね、全スクリーンMB14ACという製品になります。
ちょっと実物持ってきてるのでお見せしていいですか?
おー、なんかPCっぽい。
そうですね。
キーボードはないんですけど、よく見るSurfaceとか。
あ、そうですね。ノートパソコンのディスプレイ部分だけ取ったみたいな感じのシンプルなデザインじゃないですか。
サイズは14型で解像度はフルHDと、先ほどお話しした条件にぴったりの製品なんですね。
ポイントはですね、一般的なモバイルノートPCと同じサイズなので、ノートパソコンと重ねてしまうときにもすごく便利なんですよね。
重ねて戸棚にしまっておいたり、カバンの中に入れるときにも無駄なスペースがないというところがポイントになります。
このケース、ケースなんですかね?
これがカバーですね。
スタンドカバーも、普段は画面を守る、しまうときは展開して画面に貼り付けるという形でしまって、モニターを立てたいときはそれを折りたたんで三角にして後ろで支えるという形になります。
そうですね。iPadのカバーに近いかもしれないですね。折りたたんでディスプレイを乗っけられるようになります。
これコンパクトでいいですね。
簡単な構造で、しかもディスプレイを覆うだけの役目しかないので非常に軽量で、本体と合わせても800グラムぐらいしかありません。
なので持ち運びはすごいストレスなく簡単にできると思います。
その代わり、接続端子がUSB Type-Cのみで、スピーカーも乗っておらず、タッチ操作にも対応していません。
この割り切りというところがポイントで、スピーカー乗っていないのでNintendo Switchと繋いだりという使い方はできないし、タッチ操作もできないので、お絵かきしたりとかタッチのゲームをしたりということには使えないんですが、ディスプレイもアンチグレアで映り込みが抑えられているので、ビジネス用途にはとてもぴったりだと思います。
確かにこの接続端子なんですけど、有線接続って安心するんですよね。
そうですね。それは一周したマニアの話なんですけど、有線の方が安心するというのはわかると思います。
すごく使い勝手良さそうなモニターなんだろうなという印象ですね。
はい。ちょっと中国製のモニターと比べるとお高めなんですが、おすすめです。
普段はこちら使われているんですか?
はい。そうですね。800gということなので、ノートパソコンがだいたい1kg弱くらいなので、2つ合わせても2kgくらいなので問題なく持ち歩けるので、普段はこちらを使うようにしています。
こちら気になるのが、先ほどちょっと中華製品よりは高いかもというお話だったんですけど、お値段はいくらくらいなんですか?
はい。公式サイトから直販する形で税込み26,820円となっています。
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確かにありかなという。
実用性を考えると決して高くないと思いますので、私はこれとても皆さんにおすすめしたいですね。
もう少し大きい画面のものが欲しいという方には、16インチモデルも用意されているので、そちらもおすすめですよ。
そちらはスピーカーとかも載っているので、ゲームとかにも使っていただけます。
なるほど。他にもおすすめのモバイルモニターはありますか?
はい。実はモバイルモニターではないんですが、ちょっと面白い商品があるので、今回紹介させてください。
今回紹介したいのは、iPadを外付けモニターにするルナディスプレイというアイテムです。
これ、国内では正式に販売されていなくて、海外の通販で購入しなくちゃいけない、ちょっと敷居の高い製品なんですが、すごく面白い商品なので、ちょっとプレゼンさせていただけますか?
iPadを外付けモニターにするって、よくMacでは公式の機能でサイドカーという機能があって、それを使って外付けモニターにするという機能が提供されているんですけど、
あんまりWindowsとつなぐというイメージがなかった。
まさに、そのサイドカーをWindowsで実現するためのものになります。
へー。
正確に言うと、サイドカーよりも先にこのルナディスプレイのMac版があったんですよ、世の中に。
そうなんですね。
ところが、Macでサイドカーが出てきてしまって、ルナディスプレイいらないじゃんということになっちゃって、
じゃあこのルナディスプレイをWindowsでも使えるようにしてやるぜということで、今メーカーが一生懸命作っていて、まだベータ版なんですけども、ソフトウェアを入れることによってiPadをWindowsの外付けモニターにできるんですよ。
へー。こちらどんなふうに動くんですか?
はい。ルナディスプレイの本体、このUSBメモリーみたいな赤い四角いパーツをUSB-C端子かHDMI端子に挿していただいて、その上でWindowsマシンのほうにドライバーをインストールしてあげます。
iPadの側にも専用のアプリをインストールしてですね、双方でアプリを起動すると自動的に接続が始まって、あたかも有線でつないだかのように画面が表示されるような仕組みになっています。
あ、今山下さんお使いのPCに赤いUSB、ちょっとLEDがチカチカしているもの?
はい。USBのどんぐるのようなものを挿すことでですね、これを使ってiPadに映像を伝送してですね、外付けモニターに使えるようになるんです。実際ちょっとつなげてみたので見ていただけますか?
はい。
こういうふうになります。
はい。ウェブサイトが、あ、iPadなのにWindowsのマークが見えますね。
見えますね。
はい。ちょっとびっくりする絵なんですけども、iPadの画面がWindowsのセカンドモニターになって、あたかもつながっている2枚のモニターのように使えるようになるんですよ。
しかも反応速度っていうのも、普通の一般的な仕様に耐えるぐらいのスピード感出ているように、こっちから見えるんですけど。
はい。Macのサイドカード、ほとんど同じような使い勝手ですよね。
うん。
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はい。タッチ操作にも対応しているんですよ。
確かにそう。iPadだからな。
はい。ですので、例えば普段iPadも持ち歩いていて、ノートパソコンも持ち歩いていて、外付けモニターも持ち歩いているよという人には、外付けモニター、モバイルモニターの分だけ荷物を軽くできるアイテムということで、これぜひちょっと使ってみていただきたいですね。
確かに。このモバイルモニターも持ち歩いてた分が、この赤いどんぐるっぽいアイテム1つだけになるんですもんね。
はい。1キロ軽くなる。
すごい。
はい。ただ、今一生懸命Windowsで動くようにしている最中ということで、まだソフトウェアがベータ版だったりとかですね、若干安定性に問題があったりするんですよ。
どんどんどんどんアップデートされていて、相当来ないうちに皆さんに応答振ってお勧めできる状態になると思うので、気になる方はですね、Astro HQというメーカーさんなんですが、ルナディスプレイで検索すれば出てくるので、ぜひそのウェブサイトをチェックしてですね、正式版が発売されるのを待っていただきたいですね。
はい。
今すぐ使いたいという人はですね、Astro HQのウェブサイトで直販しています。USB Type-C版とHDMI版があって、どちらも今は109ドル99セントで購入可能です。
なるほど。
ただ、ちょっと品薄だったりとかですね、HDMI版が9月発売になっていたりとか、ちょっと入手しにくい状況にあるんですが、気になる人は公式サイトを定期的にチェックして売り出されるのを待ってみていただけますか。
あれか。1万ちょいぐらい。
そうですね。
で、買える。確かにモバイルモニター本体と比べても、値段面での魅力もあるかもしれないですね。
そうですね。iPadを持っていればってことですけど、iPadを持っている人にはちょっと試していただきたいですね。本当によくできているのでおすすめですよ。
ありがとうございます。
今回はリモートワークをもっと便利にモバイルモニター最前線をお送りしてきました。
家電最前線の番組ツイッターや番組ホームページでも今回紹介した商品の写真などを載せています。
番組ホームページへのリンクはお聞きのポッドキャストアプリの番組概要欄にありますので、ぜひご覧ください。
そしてここで番組からリスナーの皆さんへのプレゼントのお知らせです。
8月のプレゼントはシャープ85おすすめのPC・スマホ用充電器の回でもご紹介したモバイルバッテリーにもなる充電器Anker PowerCore Fusion 50003名の方にプレゼントします。
応募にはキーワードが必要です。今回のキーワードはかき氷です。
お聞きのポッドキャストアプリの番組概要欄または番組ホームページやツイッターのプレゼント応募リンクからご応募ください。
締め切りは9月15日水曜日です。
次回は家電ライターの倉本春さんが担当。
白物家電の大物冷蔵庫最前線をお送りします。楽しみに。
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ここまでは家電ライターの山下達也さんとお送りしてきました。ありがとうございました。
ありがとうございました。
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