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2025-01-13 12:47

#18 冬休みに参加した読書会

2 Comments
冬休みと三連休に読書会に参加しました。読書会は楽しいですよーという話です。 #読書会  #中学校
#国語
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サマリー

冬休みの間に行われた読書会では、授業づくりネットワークの雑誌をテーマに記事を読み、教育に関する悩みやヒントを共有しています。また、和尾石黒の『クララとお日様』についても語り合い、その奥深いストーリーテリングが印象に残っています。

00:06
みなさんこんにちは、ばじるです。
18回目の放送となりました。
冬休みが明けて1週間が終わり、
ここにある三連休に救われている最後のお休みになります。
1月30日にうちの学校では、100人一種大会があるということが、もう年間計画で決まっていて、
それに向けて、3学期の初めは、5職100人一種を1職ずつ授業の一番最初に行うという取り組みを行っています。
国語の授業だけです。
最初は、準備をするのがどうも苦手な生徒で、うちの学校、休み時間が5分しかないんですね、授業と授業の間が。
休み時間というよりも、もう本当に授業準備してトイレ行ったら終わってしまうような短い時間なんですが、
その時間を使って、次の授業の準備をする、その国語の準備をするっていうのに、なんかちょっと面倒くさいなーっていう空気があり、
チャイムが鳴ったら始めるよっていうような約束をしているのですが、
チャイムが鳴ってから2分後には始められるような感じになってきました。
100人一種を、たかだか20枚だけでやるということで、準備が早く終われば裏側で髪の毛も覚えられるというおまけがついているので、
とても子どもたちは楽しみにしています。
今、1年生も2年生も100人一種を授業の最初に行っているので、
3年生は受験前だというのに、国語の先生に、え、100人一種は?とプレッシャーをかけていました。
受験前にそれでいいの?本当にいいの?なんて3年の先生は笑いながら答えているっていう感じです。
学校全体が100人一種の雰囲気になっている感じです。
冬休みの読書会の開催
はい、冬休みの間はそんなにたくさん読書できなかったんですけれども、
読書会を冬休みに1回、冬休み明けに1回開催したり、参加したりすることができました。
冬休みに友人と開催した読書会、第1回目の読書会なんですけれども、
テーマにした本は、授業づくりネットワークの雑誌です。
一斉説明中心の授業最高という雑誌の読書会を行いました。
月にこれは2回行おうということにして、初めにちょうど半分、前半部分の半分を読んで、
個々人がこの記事が良かった、心に残った、または疑問に思ったというものを3つ挙げて、
その中で一番重複したものから話し始めるという進め方でした。
教育章をテーマ本にして、教員で読み合うという読書会の良さってすごく感じるんですけれども、
それぞれが抱えているものとか困っていることとか、そういったことが本を通して浮き彫りになってきて、
本を通して話していることなんですけれども、ちょっとしたお悩み相談的な感じになったりして、
解決まではいかないんですけれども、小さなヒントを受け止められるというか、
そういった雰囲気がとても良かったかなと思っています。
鈴木哲美の記事の振り返り
だいたい皆さん気になる記事というのが似ていて、
一番重複したのが鈴木哲美さんの記事でした。
鈴木哲美さんの実施されている実践の中で、日記の取り組みが非常に心に残りました。
私も子どもの日記に書かれている内容の一言に本当に感銘を受けて、
子どもがみんなの日記面白いよ、世界中の人に教えてあげたいって書かれていて、
この日記をすれば文を書くことも得意になるし、すごくいいんだよっていうのを熱っぽく語っていました。
私も1学期には小さな作文を書くという取り組みを授業の始めの5分行っていたのですけれども、
2学期は忙しさに紛れてしまって、きちんとそれを継続することができませんでした。
その日記、小さな作文を文集にまとめるという作業も5、6回で終わってしまっているという感じでした。
この鈴木哲美さんの記事を読んで大いに反省して、やはり継続は力なりと思っています。
100人一首が終わった後に、またこの小さな作文を書くということを始めたいと新年、新たに思ったところであります。
もう一つ記事を挙げるとすると、佐奈井信之さんの自分友達先生の評価で伸びる子どもたちという記事が心に残りました。
特に心に残ったのが、クラス会議の話し合いの方法でした。
解決策を何人かどんどん挙げていくんですけれども、挙がった解決策を黒板に書き出して、ここからは心配と賛成で意見を比べ合うということを行うというところに非常に感心しました。
賛成反対ではなくて賛成心配なんですね。反対という言葉を使うのではなくて、こういうところが心配です、こういうところが心配ですという感じで意見を述べます。
その心配意見に対してすごく高く評価をしているんですね。
どの意見に対しても心配と賛成が出てきたというところを評価していました。
何の意見も出ないというのは非常に悲しいからねというような考え方でいらっしゃるところが素敵だなと思いました。
これ来年度を担任を持つことがあったら、このクラス会議こういった形で開きたいなと思った記事でもありました。
和尾石黒の『クララとお日様』の感想
ただ一緒に参加していた1名の方が全く反対の感想をお持ちだったようで、詳しくは聞くことができなかったんですけれども、読む人によって感じ方が違うというところがまたこの読書会の面白さでありました。
この3連休に参加した読書会は、和尾石黒さんのクララとお日様について語り合うものでした。
この読書会の開き方は長期休暇に1回、長期休暇に来るまでに全部読んでくるというのがルールです。
取り上げられる本も教育書であったり、その時気になった物語であったり、説明的な文章であったり、バラエティーに富んだ本を選んでいます。
一番最初に言いたい人から自己紹介と近況報告と、みんなに紹介したい本を紹介して、その後この本に関する感想または疑問に思ったことを言いたいことを言うという形になっていました。
こちらの方は制限時間が決まっていて、全体の時間割る人数でたくさん話せる時もあれば、5分程度の時もあるという感じでした。
こちらのこのクララとお日様という本は本当に力のある本で、本当に面白い本でした。
SFチックな感じでした。私はSFは嫌いなはずなんですけれども、もしかしたら好きなのかもしれないってこの年になって初めての発見があったと思うほどの本です。
どんな内容なのかは、一切まだ読んでいない人には話したくないという感じです。
一つ話せば全部ネタバレになってしまう怖さがあります。
AFという言葉が出てくるんですけれども、AFって一体何なんだろう。この主人公は一体何なんだろう。私は最初お花なのかと思ったんですけれども、それは大きな勘違いでした。
いろいろな大事なキーワードが出てくるんですが、一切説明されていません。
読んでいくうちに、おそらくこういうことなんだろうなって読者が共通認識できるようなストーリー展開になっていて、本当にこの和尾石黒さんは素晴らしいストーリーテラーだなと思いました。
かなりモヤモヤしながら読むことになると思うんですけれども、ぜひともこのモヤモヤ感を共有してもらって、この内容について読んでいる人と語り合いたい。そんな内容でした。
ですので、これって一体何だと思うっていうような話が多かったです。きっとこういうことだよとか、あと実は読み終わった後検索をかけてみた。そしたらこういうことだって書かれてたみたいな、そんな情報をいただいたりとかして、非常に盛り上がった読書会でした。
物語本っていうのはやっぱり、読書界に向く物語本っていうのは本当に大事だな、その選書感っていうのがすごく大事だなと思いました。
他に冬休みに読んだ本としては、箱根駅伝見ながら、俺たちの箱根駅伝池戸順さんの本を読んだんですけれども、こちらは本当に読みやすくて、全て説明している感じです。丁寧に取材をされて、その取材からフィクションになっているという感じでした。
学年選抜を率いる監督と選ばれた選手たちで、また報道する日テレなんですけれども、日テレっていう名前じゃなくて、大道テレビ、大日テレビだったかな、とかっていう名前になっている報道側の熱き物語でした。
これはこれで面白かったんですけれども、箱根駅伝の後にこのくららとお日様を読んでしまったので、やっぱりこの物語を語るという、この語り口の素晴らしさというので、もう和尾石黒さんは素晴らしいと、この冬休みに思ったところです。また時間があれば、和尾石黒さんの本をもうちょっと読んでみたいなと思っています。
では、3学期最初の国語の授業の話に入りたいと思います。
100人一種をした後は、ひたすら文法を7時間ぐらい計画して一気に文法をやるという計画です。
生徒にもその話をしています。
100人一種で盛り上がった分集中して文法頑張ろうねと言っているところです。
統計をとった感じだと、クラスの3分の1ぐらいは文法は得意なのかなと思いました。
きっと苦手だろうなんて思ってたんですけれども、挙手して見てもらったんですね。
100人一種でも得意な人っていうのが分かってきたんで、この人たちは100人一種得意だね。文法得意な人はどれぐらいいるのかななんていうふうに聞いてみたら3分の1でした。
なので、苦手苦手と思わないで苦手な人用に授業は進めるんですけれども、得意な人用にちょっと難しい問題なども準備しておくといいのかなと思っています。
12分間も喋ってしまいました。長い間お付き合いいただきありがとうございました。
3学期も頑張っていきましょう。
12:47

コメント

継続は力なり・・・ですよね。短作文はとても良いと思います。私も1学期つづけたら、かなり書くのが早くなりました。しかし、時間の確保と処理が・・・(汗 そこが課題です。

コメントをありがとうございます😊本当にそうです!継続してこその取り組みです。短作文と文法と語彙を2月から順番に帯びで入れようと思っています。(欲張り)

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