はじめに:母乳バンクへの関心
こんにちは、助産師で偏食改善アドバイザーの絵奈です。
今日は、母乳バンクについてお話ししてみようかなと思います。
私がちょうどYouTubeを見てたら、母乳バンクのお話を、
ひろゆきさんと水野先生っていう母乳バンクを設立した新生児会の先生の対談動画が上がってきたので、
ちょっと私もお話ししてみようかなと思って、今日はお話ししたいと思います。
このチャンネルでは、5歳と3歳を育てる2児のママとしての目線と、専門家の両方から日々の気づきや、私自身の学び、
子育てのことについてありのままお話ししています。
家事や寝かしつけをしながら、ゆるっと聞いてもらえると嬉しいです。
母乳のことって、すごいSNSで発信すると、結構センシティブな内容だったりとか、結構加熱しやすい内容だったりするんですよね。
私もインスタグラムとかスレッツとか、そういうところで母乳育児のことについて発信していたんですけれども、
その母乳のことを話したり、母乳のことを書いたりとかすると、やっぱりいろんな意見がありました。
それで私は去年結構SNSに疲れてしまって、ちょっとSNSから離れていたっていう時期もあります。
でもやっぱり私は、母乳育児のことについて誤解があることを解きたいなって思うし、
皆さんに伝えていきたいなと思ったので、スタイフでもちょっと母乳の話をしていこうかなと思います。
今日はちょっとYouTubeを見たきっかけで、母乳バンクについて話していこうと思っています。
母乳バンクの概要と仕組み
皆さん母乳バンク聞いたことありますか?
この私が見た、ひろゆきさんと水野先生のこの対談のYouTubeがとてもわかりやすくて、
たぶん初めて見てもすごく興味深くて面白いと思うので、概要欄のリンクに貼っておきますね。
日本の母乳バンクはこの新政治会の水野先生が2017年に立ち上げられたものです。
世界的には母乳バンクって先進国では結構どこの国にもあるもので、
もう国が関与してやっているっていうものなんですけれども、
今この日本の母乳バンクは日本財団っていう形で民間の団体がやっているものなんですよね。
この母乳バンクっていうのがどういうふうに使われているかっていうと、
赤ちゃんが1500グラム未満で生まれたごく低出生体重児って言われるような、
小さくて少し未熟な赤ちゃんに対して病院から陽性があればそこの病院に安全な母乳を届けるっていうものです。
これは何かしらの要因で、ご自身のお母さんがその1500グラム未満の小さい赤ちゃんに母乳をあげられなかった場合に、
ドナーミルクっていうのが使われる場合があります。
このドナーミルクっていうのが母乳バンクに預けられている安全な母乳っていうものですね。
わかりやすく想像してもらうとするなら、献血ですよね。
献血って提供していただいた血液を感染症とかないかチェックして、
放射線などを使って安全な状態にして献血が必要な方に届けられますよね。
母乳も血液なので、1500グラム未満の赤ちゃんたちにとったら、生きていくためにも成長していくためにも母乳、ドナーミルクっていうものが必要不可欠になってくるんですよね。
低出生体重児と母乳の重要性
これなんで1500グラム未満の赤ちゃんにこんな財団を作ってまで母乳をあげるか、それも他人の母乳ですよね。
この小さい赤ちゃんたちにとって母乳っていうのは治療になります。
薬みたいなもんですよね。
1500グラム未満の赤ちゃんっていうのはお腹の血流が少なくなっていて、とても弱い状態なんですね。
その状態で母乳だったりドナーミルクだったりミルクっていうものをお口からはまだ飲めないので、
胃の中に入れたチューブだったり腸の中に入れたチューブだったりを使ってお腹の中に栄養を通していくんですよね。
もともとは天敵生活、生まれてから天敵で栄養をとってたものをどんどん母乳だったりミルクだったりっていうのを増やしていって赤ちゃんを大きくしていく必要があります。
でもその時にこの1500グラム未満の赤ちゃんっていうのはそのお腹の中に母乳とかミルクとか外側から入れるっていうのは成長には必要だけれど、
その反面エシ性腸炎っていう腸がエシして破れてしまったりとか腐ってしまうような病気になることがあります。
この病気になると手術が必要になったりストマって言って人工肛門を作らないといけなかったり、最悪の場合は赤ちゃんが亡くなる危険性もあります。
私自体もNICUで働いていた時に一番小さい子で500グラム弱ぐらいの子、480グラムの子が私が見た中では一番小さかったですかね。
っていうような赤ちゃんの治療に私は携わっていました。
この小さい未熟な赤ちゃんたちにとって母乳だったりミルクだったりそういう栄養が始まるっていうことはちょっと生命の危機っていうか、
その本当に生まれたての不安定な状態から少し落ち着いて始められるっていうことも多かったんですよね。
なのでその赤ちゃんたちが今日から母乳はあげていいですよっていう風に新生児科医の先生から言われたときに、
私は受け持った時正直嬉しい気持ちっていうのと大丈夫かなっていう気持ちを持ちながらその日勤務するんですよね。
やっとこの子も母乳始まるんかっていう思いと、
自生長縁になるんじゃないかっていうことを念頭に置きながら、何か異変があったらいち早く察知して対処しなければいけないし、
とても状態が不安定になる可能性もあるので、すごくその注意して見ていかないといけないんですよね。
NICUでの経験と母乳育児支援
私が働いていたのはちょうど2011年から2020年ぐらいの間に助産士として働いていて、
その間の5年ぐらいをNICUにいたので、その時はまだ母乳バンクが2017年に始まったのでちょうど私の後半ですよね、できたのが。
これもね、私が働いてた時はこのやっと栄養が始まると言っても、
お母さんの母乳が出ていなければ母乳だけはあげられるけどミルクはあげられないっていう状態だったんですよね。
さらに私は母乳で命だったり病気にならずに救われる赤ちゃんっていうのをたくさん見てきました。
でも赤ちゃんだけじゃなくて、お母さん自体も小さく生まれてしまった赤ちゃんに母乳をあげられたっていう気持ちだったりとか、
私にしかできないことがあるっていう気持ちに支えられてきたママもたくさん見てきたんですよね。
なので私は本当にそのお母さん、小さく赤ちゃんが生まれたお母さんに対して母乳が出るようにできることは全てやってたっていう感じですね。
なので基本的に産婦人科の助産師とも協力してですけれども、母乳が出なかったっていうケースはほとんどないですね。
このYouTubeの中でも話されてるんですけど、適切に母乳育児を支援を受けて始められれば、
99%のママたちは母乳が出るっていうふうに言われています。
なので私はこのNICUで勤務しているときに、より母乳の大切さというか、母乳がこの赤ちゃんを救うんだ、お母さんを救うんだっていう気持ちに影響されたというか、感銘を受けて、
さらに自分自身も正しい知識を持って、正しい根拠を持って、お母さんたちを迷わせないように母乳育児の支援ができるようになりたいっていうふうに思って、
20代後半でラクテーションコンサルタントっていう世界的な母乳育児の支援できる資格っていうのを取りました。
20代後半でこの資格を取る人って多分すごく少なくて、
20代の助産師が、なかなかこの母乳育児にここまで熱を入れる人ってすごく少なくて、資格を取ってからも本当に少数派でしたね。
20代でこの母乳育児をこんなにやってる人って、自分で言うのもなんですけど。
なので、私は多分NICUで働いていなければ、これほど母乳を強く勉強しようとか、母乳育児をサポートしたいって思わなかっただろうし、これも縁だなっていうふうに思っています。
日本の母乳バンクの現状と課題
少し話がね、脱線してしまったんですけれども、
この母乳バンクっていうのは、そんな1500グラム未満の赤ちゃんたちにとって、またお母さんたちにとっても希望になるものなんですよね。
でも日本ではまだまだ、他人の母乳を我が子にあげるなんてっていうような倫理的なちょっとハードルだったりとか、
まだまだ社会の認知とか理解が追いついていない、日本の風土的なものもあると思うんですけれども、
そのハードルっていうのが高かったり、まだまだ広がっていっていなくて、母乳バンクの認知度は低いですね。
ドナーって言って母乳を提供してくださる方は、やっぱり上のお子さんがNICUに入院していて、母乳バンクの存在を知ったとか、
やっぱり献血のように、自分の母乳が他の赤ちゃんを救えるのであればっていう気持ちで、ドナーになってくださる方なんですよね。
まだまだ都道府県の病院だったりで、ドナー登録できるところも少なかったりしますし、認知も広がっていないので、まだまだ拡大していかないといけない事業ではあります。
今はだいぶ子ども家庭帳とかも入っているみたいで、おそらくちょっとずつ国が関与していくような事業になっていくはずです。
日本はすごく遅れているんですよね、母乳バンクについて。先進国では、もっともっとお母さんたちの母乳率っていうのが、母乳で赤ちゃんを育てる人っていうのが少ないので、もっと昔からドナーミルクっていうのは存在しました。
日本はやっぱり母乳育児の率が他の国に比べては高い。今ちょっと下がってますけど、高いので、遅れたっていうところもあります。
母乳バンク普及への思い
だからなぜ私がこの話を、母乳バンクの話をしようかと思ったかっていうと、もちろん母乳がよく出る方で、ドナーになりたいっていう方を増やすっていうところ以前の問題で、
どんな方にも日本には母乳バンクっていうものがあって、もしご自身が出産することがあって、1500グラム未満の赤ちゃんが生まれたときに、もういろんな話をされるんですよね、赤ちゃんの状態。
でもその混乱して、自分も出産した後でっていう状態の中で、いろんな選択を迫られることがあります。
そんなときに、あなたの赤ちゃんに命を救うために他の方の母乳をあげていいですかって言われたときに、どういう選択肢をするかなとか、どういう気持ちになるかなっていうときに、そんな風にならないのが一番いいんですけれども、
私も迷ったり、他の方が困ってたりしないように、もっと母乳バンクの存在を広めていきたいなっていうふうに私も思ったので、今日はお話ししてみました。
これはどの赤ちゃんに対しても、ミルクがダメとかっていうことではなくて、1500グラム未満の赤ちゃんにとったら母乳を使うっていうことが治療になるっていうことを知っていただきたいなと思います。
私がNICUに働いていたときに、市長さんとか主任さんとか、私を育ててくれた、私をNICUの助産士として育ててくれた先輩方にいつも言われてたのが、このNICUで生まれた赤ちゃんたちを生きていてよかった、生まれてよかったっていうふうに思えるように
税金が納められる大人に育てる最初のスタートっていうことをいつも言われてましたね。今でも私はそれを覚えています。だからご両親たちももちろん赤ちゃんたちに対して必死な思いだっただろうし、必死にできることをやったと思います。
そのご家族と同じぐらいって言うとちょっとおこがましいですけれども、NICUで働く先生だったりスタッフたちはその子たちのことを毎日必死に考えていたし、毎日本当に命を削るように自分のように懸命に働いていたし、
すごくそれがやりがいだったなあっていうふうに思います。今NICUで働けるかって言うとちょっと疑問ですけど、すごい充実した時間でしたね。
今日は私の過去のNICU時代で働いていたこととか、ラクテーションコンサルタントになったこともちょっと話が脱線しながら母乳バンクのことについて話してみました。
これで本当にこの放送を聞いてくれた人が1人でも2人でも母乳バンクについて知ってもらえたら嬉しいなあと思います。私も小さなことですけれども、こうやってコツコツとお話ししていきたいなあと改めて思いました。
では今日はこのぐらいにしたいと思います。最後まで聞いてくださった方がいたらありがとうございました。ではまた次の配信でお会いしましょう。バイバイ。