人間みたいな。
じゃなくて、うわーあったかいからみんなうわーって。
そうそうそうそう。
なんかでも今後の安定してる北海道のホタテ生産には結構大事なポイントなのかな?
そうですね。
ウナギとか養殖するとみんなオスになるじゃないですか。
ああいうことが起きたりすると結構やばいみたいなのが起き得るかもって感じですもんね。
ただね、最近は結構大きく、今1歳でも大きく育てることができるようになったんで。
結構メスの割合も増えてるんですよね。
1年目からメスになったりっていうことはあるんで。
成長度合いとか、何かの体の中のエネルギーの蓄積量とか。
そういうことが関係してる可能性はあるかなと。
面白いな。
さっき、天然養殖の話の中で違いをとってきてっていう話があったと思うんですけど、
そもそもその違いってとる場所とかって決まってるんですか?
例えば各浜っていうのかな。
門別、サロマ湖、ルモイとかムツ湾とかいろんなホタテ養殖とかやってる場所があって、
それぞれの浜である程度とったりするんですかね。
例えば日本海なんかでもとってるし。
北海道の違いを青森に運んでとかそういう感じじゃなく。
青森はもう青森中岳で全部完結しちゃってるので、北海道からは持っていってないですけど。
違いは違いで、日本海からおほうつく海にとかっていうそういう風な流れはあるんですよね。
そうなんですか。日本海側から逆におほうつくに北海道の方に持ってくるっていうのはある。
そうそうそうそう。
なんか最近ブリとかだとシギョであるモジャコとかがすごく少ない年があって、
養殖大打撃みたいな話あるんですけど、ホタテとかは違いは安定してるんですか?
今のところでもね、違い死んでしまったっていうことが最近もあったんで、
それは結構今後この降水温だとか地球温暖化なんだったり、
そういったのを考えると安定しているとはちょっとなかなか難しくなってきてるかもしれない。
まあ冷水域で生きてる生物だからどんどん北に追いやられてるというか、
生息域が減ってるっていう部分での危機感はあるかもしれないですね。
そうすると生について繁殖、いかに人間で増やしていくかっていうところが超注目ポイントですね。
今年のノトロコとかで違いめちゃくちゃ死んでましたね。
あれってなんでとかあるんですか?やっぱり海水用なんですか?
いろいろと原因は考えられるので、今ちょうど調査中ですね。
青森のベビーホタテも大好きなんですけど結構平死が。
今年は青森数年前からね。
西側がすごく死んじゃって東側はまだ大丈夫だからみたいな。
東に全部養殖しようかみたいな。
そうすると密度どうなんだみたいな、いろんな議論が聞こえてきますね。
そもそも第1位まで一旦ご紹介いただいて。
ありがとうございました。
コーナーとしては一回終わるんですけれど、ちょっとホタテに関する興味はまだまだ尽きないのでもう少し質問させていただいてもいいですか?
いいですよ。
ホタテってそもそも何年くらい生きるんですかね?商業的には3年くらいで取っちゃうっていう話ですけど。
商業的に養殖の場合は3年くらいだし、増殖の場合は4年5年くらいになるかな。
5歳くらいになるかな。でも実際に言うと10年から12、3年くらいは生きるんじゃないかなと思います。
魚とかって年が経てば経つほど基本大きくなるっていう部分が、
アダルトになっても成長ストップしない、サイズはストップしないっていうのはあるんですけど、ホタテはどうなんですかね?
ホタテも基本的にはそうですけど、ただ成長率は落ちてきますよね。
どんかする、はい。
でもじゃあ10年12年経ったホタテはめちゃくちゃでかいわけですね。
すごいめちゃくちゃでかい。1個で大きい。大きい時だったら1キロくらいの大きいホタテが。
殻も殻も詰めてて。
10倍近くありますね、普通のサイズの。見たことありますか?
ある。
あるんですか?
1キロまではないかもしれないけど、最低でも500はちょこちょこ見たことある。
500になると大きさとしてはクッションくらいある感じですかね?
クッションまではいかないけど、でも手のひらよりは大きい。
よくキロ枚数で言うことが多いですけど、大体キロ5枚6枚ぐらいが養殖なり貝の大きさぐらいだと思います。
200グラム弱か。
そういうのとキロ1枚台、2枚ぐらいですけどね。
すごいな。
面白い。
そんな貝ができたら。
そうですね。夢を見ればビーナスの誕生っていう絵があるじゃないですか。
あるあるある。
あれも夢じゃないかもしれない。
100年ぐらい。
あそこまで育てられたら、その貝殻を観光名所として使えそうですね。
できそうね。
確かに。
ビーナスの誕生をここができる。
でもそういうのね、オブジェルみたいなの作ってさ、そこに観光客が立って裸で立ってもらって。
裸で立ってもらっていいですね。
ホタテのビキニがどっちにしますかみたいな感じ。
あとは赤玉っていうのを見たことがあって、要はホタテの貝柱って普通白いじゃないですか。
でもそれが少し朱色、赤っぽいやつを見たことあるんですけど。
ありますね。
これはなんでできるかっていうのを、その時いろんな方と話しても結論は出なかったんですけど。
ぐっちぃさんご存知だったんですか?
色素自体は、一応ペクテノロンっていうカルチノイド系の色素なんですけど。
そうなんですね。カリノコーラと似てる成分なんですね。
そうそう。
じゃあぐっちぃさんそろそろお時間ですので最後にぐっちぃさんおすすめのホタテの食べ方もしあれば教えていただきたいんですけれど。
はい。
いろいろあるんですがやっぱりお先に合うのはハマヤキかな。
ハマヤキ。
いいですね。
ハマヤキ。
ハマヤキも一つ食べ方っていうか焼き方ってあって。
実は多くの人多分右角を下に火にかけると思うんですけど。
膨らんでる方を下に。
回収してきた。
そうですね。
今日の内容を踏まえて。
おさらいみたいな。
そうかもしれないですね。
じゃなくて左角を先に焼くんですよ。
平らの方を下にして焼いていく。先に下にしてくれと。
そう。
なんでですか。
そうするとパコって貝柱と貝殻の間のタンパク質が編成して離れるんですよね。
あーなるほどなるほど。
抜かなくてもいい。
そう。最終的に右角を下にして汁を逃さないようにしたいわけでしょ。
あーなるほどなるほど。
その場合左角をまず貝柱から外してやると。
その後ひっくり返して。
本当は貝殻つけたままの方が見栄えはいいんですが。
左角を外して蓋にして落とし蓋のようにして。
右角を下にした後に乗っける。
ってやると無駄に水分が蒸発せずに。
なるほどー。
水分が蒸発せずに。
なるほどー。
ってやると無駄に水分が蒸発せずに。
なるほどー。
旨味の汁がちゃんと膨らんでるところが受け止めてくれるし。
そうそうそう。
なのでおすすめの食べ方です。
なるほどー。
だっては平らな方から焼けと。
そういうことでございますね。
で、そのまんまずっと焼き続けるんじゃなくて一回ひっくり返せと。
うん。
その後は醤油で食べるのがもうあれですか?
ぐっちぃさんスタイル。
でね、結構醤油も原液垂らすとすっごい辛くなっちゃうんで。
醤油をね、2倍3倍ぐらいに薄めたやつを入れてやるのが一番いいと思う。
それ薄めるのは何で?普通に水で?
普通に水でいいです。
じゃあ希釈して。
それやったことない。
たくさん焼くときはあの、
鮮兵器ってあるじゃない。実験室にあるような。
え、鮮兵器?
ぐっちぃさんわかる?
あの、プラスチックのやつで横をグッと押すと正面の上から細長い蔵が出てそこから水ジャーって出るやつ。
はいはいはい。あのホース、細いホースがついてるようなポイントみたいなプラスチックボトル?
うん。
時々ラーメン屋とかでラーメン屋使ったりします。
あ、出てきた。
ラーメン屋でも使ってる?
ラーメン屋の人蔵がなんかピューピューって。
あの、原液をタレ入れるのに。
へー。
で、そこに半分ぐらいにくしゃくしたやつを入れてちゃってやるとやりやすい。
これまぁでも、理系っぽい。妙に詳しいおじさんだからそのアイテムな感じもします。
ピッカーでコーヒー飲んで。
ありがとうございます。
いやーこれを深い、やれるならどんな基準かちょっとわからないけど。
まず解剖はちょっとしたいですね。
いやー、じゃあぐっちぃさん、本日はありがとうございました。
いえいえ、こちらこそありがとうございました。
いやー、オフ会楽しみですね。
ガゼンホタテをみんなで食べるのが楽しみになりました。
ガゼンホタテ、ね。
というわけでぐっちぃさんは今年の魚食系オフ会参加されるので、
ぜひ他にも来る方はこのポッドキャストの感想をぐっちぃさんにもお伝えいただけたらなと思います。
ありがとうございます。よろしくお願いします。
みのりさんっていう生態好きな前ゲストに来ていただいた方も来るんですけど、
最後の青天館のところとかちょっと2人で話して。
あとはイソネでもね、今年来るからまたオフ会。
確かに。生態クラスターに立ちとるぐっちぃさんの科学反応が楽しみですね。
というわけで、ご感想はXQツイッターやGoogleホームでもお待ちしておりますので、
ぜひぐっちぃさんへのご感想もお寄せください。
じゃあぐっちぃさん今日は改めてありがとうございました。
ありがとうございました。
バイバイ。