カニ兵のバングラデシュ出張
【魚と米の国バングラデシュ】
カニ兵です。
なんたこです。
アッサラーム、あらいくん。
引っかかる。
何が?
またどっか、またどっか行ってきたんすか?
今回の特集は、魚と米の国バングラデシュに行ってきたよ、です。
というわけで、ちょっと出張でバングラデシュに行ってきたので、そこの見上げ話をしたいと思います。
聞きたいぜ。
仕事とは関係ない部分の見上げ話です。
グローバル、グローバル。
え、仕事で行ったんですよね、出張だから。
そう、2泊3日で行ってきました。
あ、え、結構、難関?
そうなんですよ。そんなに長くはいけないし、要的にもそれで済む話だったので。
直行便がないんですよね、日本から。
まずダッカに行ったんですけど、
一回バンコクに行って、そのあとバングラデシュの首都であるダッカに行って、2泊3日の出張してきましたと。
まずバングラデシュどこにあるかは知ってますかね。誰かに知ってるか。
地図、そうね。それしかわからない場所。
バングラデシュの魚食文化
インドとミャンマーに挟まれてる、インドの東側にある国で、面積は日本の4割くらい。
北海道の2倍だっけかな。
あ、そうなんだ。
日本自体の4割で、人口は1億7千万人で日本の1.4倍の人が住んでます。
密度。
だから、高密度の国ですよね、世界有数の高密度な国。
はい。
バングラデシュの国名がベンガル語でベンガル人の国という意味になっているので、ベンガル人が住んでいる国になっていて、
別名がさっきタイトルで言いましたけど、魚とお米の国なんですよね。
え、本当にそうだ。
いや、そうそう別名。本当にそうというか、みんなそう呼んでるっていう。
へー、知らなかった。
魚とお米でベンガル人って言われるぐらい。
へー。
ベンガルの人は動物性タンパク質の約6割を魚から摂取してるらしい。
へー。
そう、実は魚食の国なんですよ。そういうイメージなかったですよね。
ない。
とにかく人が多い国だっていう感じ。
新日国、なんかあれ、独立を最初に承認したのが日本だからめっちゃ新日みたいな。
そう、めっちゃ新日。
その印象しかない。
あとはあれだよね、ユニクロがそこでアパレルを作ってたりとか。
そうなんだ。
アパレルの国ってイメージありますよね。
衣服、バングレッティッシュさんは人件費がすごい安いから。
あ、そうなんだ。
アパレル産業はすごくお世話になってる国。
へー。
魚と米の国。
へー、なんか良さげ。
いいでしょ。
いい、ちょっとなんかそれ刺さった。
たにさん考えたと思ったら。
そうなの?
いやいや、僕は考えたわけじゃなくて。
教えてくれよ、全然。
というわけで、食の話と生環境の話をしようと思っているんですけど。
まず食の話から。
聞きたい。
トピック、全部で3つぐらいありまして。
一つ目、イリシュガモジャー。
いやー、日本語でOKだね、これは。
ちょっと何やねん。
一つもわかんない。
ガしかわかんなかった。
イリシュガモジャーですね。
イリシュは魚の名前です。
これなんかモジャモジャ的な感じ?
モジャは美味しいっていうベンガル語なんですよ。
へー。
でね、タコさんに食べてきた料理の写真をスラックにあげたので。
そこに今入っていただいて。
このね、イリシュねこれ、僕も行くまで知らなかったんですけど。
バングラディッシュの人みんな大好きな大衆魚で。
あ、これ魚なんだ。
魚この写真。
もうバングラディッシュの黒魚って言われてるぐらい。
へー。
それぐらい愛されてる魚。
なんか加工の、これあれか、筒切りなんだ。
そうそうそうそう。
なるほどね。
うん。もう卵ごと輪切りにされたやつ。
僕2回食べたんですけど、イリシュを。
1回目はイリシュのフライにスパイスで味付けして。
さらにそこにカレー風味で煮たような、スパイスで煮た玉ねぎとか野菜をちょっと乗せたようなやつ。
なんか素揚げに近いな。
作り方全くわかんないけど。
でもね、味は結構あって。
あんまり気がつくない衣だけど、味がしっかりついてる感じなのかな。
他のバングラデシュ料理について
そうそうそう。味がね、この。
身には味そこまでついてないけど、その中には。
表面にはスパイスの味がして。
どうやって作られてもわかんない。
まずは素揚げしたんだと思う。形が崩れないように。
味的には何っぽいの?
えっとね、これイリシュ自体がニシン科の魚で、ニシン科の海遊する魚なんですよ。
バングラディッシュの川におぎゃーって生まれて、そこから河口に行って海ちょっと泳いで、
で、ヒマラヤの雪溶け水に雨水が混じるその雨季になると、
気水域に住むイリシュがわーっと散乱のためにインド洋からベンガワの河口に押し寄せるぐらい。
酒みたいなことする。
酒なんだ。
酒みたいなことするんですよね。
今ググってんだけど、見た目めっちゃニシンやね。
そう、見た目めっちゃニシン。おっきいニシンっていう感じかな。おっきめのニシン。
でもこのサイズは普通のニシンぐらいのサイズかな。
そうなんだ。
じゃああれ骨がめっちゃ多いの?
そうそう、その通り。骨は多いの。
でもなんかあれだね、骨を除くっていうよりはむしろ中骨ごといってるね、これ。
そうなんですよ。だからバングラディッシュの人たち、小骨は気にしないんですよね。
あーなるほどねー。
ニシン科の魚だからね、ヒカマエボツコツかな?違うな、ヒカマエボツコツじゃないか。
骨が、普通の魚よりも骨が多いですと。
柔らかめの骨だけど、それも別に取り除かずに調理して、
聞いた話だと、特殊な蒸し方をする調理方法があるらしくて、
それだと骨を一切感じなくてめちゃくちゃ美味しいって言うんだけど、
それは食べれなかった。
なにそれと思ったんだけど。
現地の人が言うには。
で、今浮き、バングラディッシュは7月から浮きだっけかな?
今浮きだったんですよ、行った時は。
なので産卵期にあたるので、本来は勤漁らしいんですよね。
7月から9月まで3ヶ月間勤漁をしていて、
政府は資源管理をしようとしてるんですよ、魚が減ってるから全体的に。
でもグレーにとってる人がいて、僕が食べたこのイルシュのフライは、
めっちゃ卵がある。
めっちゃ卵入っていて、
お店の人が言うなら生のイルシュとのことなんで、
ちょっとグレーな醤油なのかもしれない。
なるほどね。
味はニシンみたいだから、僕ニシンめちゃくちゃ好きだし、
すっごい美味しくて。
でも今時期卵がフルに入ってるフライだったから、
卵に栄養が入ってて、身はちょっと油はそこまでなかったかな。
でもこの卵がめちゃくちゃ美味しかった。旨味もあって。
いわゆるカズノコなの?
でも見た感じちょっとタラコっぽいっていうか、
もうちょっと粒が小さいね。
そうなんですよ。またちょっとカズノコとは違いましたね。
タラコに近い感じ?
でもタラコよりも旨味があって、美味しかったです。
旨って思わず叫ぶぐらい美味しかったです、卵。
冷蔵イリシを食べられて、逆に貴重な体験だったっていう。
そうで2回目が、2回食べたって言いましたけど、
2回目がマスタードカレーで食べまして、
これ美味そうね。
これダッカの空港のシャージャラル国際空港のレストランで、
通年提供してるものなので、
これ店の人に来たら、これはフローズン。
卵なさそうですね。
そうそう、一応聞いたんですよ。フレッシュですかって。
それがフローズンだって。
だけど、卵がなくて油がすごいのってる状態。
フローズンはフローズンで、バングラディッシュの冷凍魚ってどんな品質なのかなって。
ちょっとワクワクしながら、酸化してないのかなとか。
確かに油多いとね、気になるよね。
でも油は酸化全然してない。
じゃあしっかり管理されてるんだ。
そうそう、すごく美味しかったね、身は。
バングラディッシュのコールドチェーンとか全く分かんないもんね。
冷凍魚もこういう品質で作るんだとはちょっと驚きましたが、
マスタードカレーは僕はちょっと苦手だったんですよね。
マスタードカレーはマスタードオイルなの?からしが入ってるの?
いやこれね、作り方すいません、わかんないんですよね。
酸味が結構強いのかな。
もうほんと一口入れた瞬間、からし、からしだ。
そうなんだ、じゃあちょっと粉末からしとかを溶いてたりするのかな?
多分そうだと思います。
オイリーでもなかったから、そこまで強いオイリーじゃなかったから。
からし汁にイリシュみたいな感じなのかな、もうね。
どうだろう。
でも臭み的なものはやっぱ、それで感じないみたいな感じなの?
臭みは全然感じなかったですよ。
でもマスタード使わなくても臭み感じないだろうなっていう感じは、品質でしたけどね。
でもほんと油乗ってて、この時のイリシュは、味噌煮とかそういう調理法でも絶対おいしい魚だなって思いましたね。
じゃあアニさん輸入してください。
日本人も絶対好き、そういう、輸入したいけどね、全世界の86%がバングラディッシュ産らしいから。
すごいね。
バングラディッシュの漁獲量の10%以上を占めて、GDPの1%をイリシュが占めてるらしいです。
超重要業種じゃないですか。
養殖したほうがいいんじゃない?そろそろ、イリシュ。
でもね、そのトライ自体はされてるみたいで、実際、でもこういう海遊する魚だから、どうしても難しいみたいですね。
リアル、北海道における白酒みたいな感じなんじゃないの?
そうそう、いや本当にそう。みんなその養殖したかってるけど、まだまだその子供時代の生き残り率、生産率がうまくできなくて難しいみたいな話も聞きましたね。
イリシュ気になるな。なんかもう一個これ下にイリシュじゃない写真ない?
あ、そう。で、他に食べた魚、いやもうイリシュは一旦じゃあ。
イリシュいい?
で、次の話すると、本当に漁食の国でいろんな魚を食べたんですよね。
で、他にもパイラフィッシュっていう魚だったり、ボラだったり、あとはサバヒ。
はいはいはい。ようやく知ってる魚出てきた。
うん、とかバラマンディとか食べましたね。
あー、みんな大好きバラマンディも。
うんうん。バラマンディはね、あの淡白で、まあ食べやすいけどフライとかにしたら美味しいんだろうなって感じで、まあそれもカレーで食べたんですけど、まあ淡白ですね、癖がない。
パイラフィッシュっていう、そのなんだろう、ちょっとピラニア、ハンテンが生えてるピラニアみたいな。
見た目結構。
熱帯魚。
あんまり日本で食べない感じの見た目をして。
そうなんですよ、なんて言えばいいのかな、ピラニアでみんな伝わるが、あの、なんでしょうね、ちょうちょうだけど。
見た目アジア小商代みたいななんか。
あーそうそう、ハンテンが。
見た目がね、色がね。
うんうん。この魚すごい美味しかった、油あって。
この写真は何これ、揚げてんの?カレー?
バングラデシュのお米生産と三期作
これね、これも調理法謎なんですけど、これカレーですね、カレー。で、揚げてから、だいたいまず揚げて魚、カレーに入れるとき、だいたいは揚げて、それをカレーと一緒にちょっと煮込むみたいな。
これはなんか揚げた魚にカレーソースをまとわせて、上からフライドガーリック的なものをのせたみたいなものが今、写真あるね。
そうそうそうそう、そう、そんな感じの。
これは、これはなんか米と食うの?
米、もう米ですよ。完全、魚と米の国ですからもう。
いいね、神話性が。
独特には米が出てきて。
で、次の話をいくと、お米の話をしようと思って。
お米がすごい。
一応、区切ってるかも。
え、お米がすごいんですか?
そうそうそう。さっき言ったけど、米の生産力が世界4位。3450万トンありますけど。
これなんか日本のね、4倍ぐらいバングラディッシュの人ってね、お米食べてるらしいです。
あ、食べてる量なんだ。
そう、米の消費量も世界1位で。
小麦が食わないみたいな感じがするのかな?
あ、でもね、小麦も育てたりしてるし、そう北部の方で。で、朝はなんみたいな。
ほぼなんだな。が出てきたりしたから。小麦も食べるけど圧倒的お米。
で、これ何がすごいかっていうと、道中、バングラディッシュ眺めてたら、重土、麻が生えてたんですよね。
麻?
麻の原料の草。重土。で、すげー重土畑めちゃくちゃ広がってると思ってたんですけど、その重土を刈り取った後に、お米を育てたりするらしい。
あれかな?連作障害予定とかで重土を植えてたりするのかな?
えっとね、重土自体がバングラディッシュの主要なその貿易品でもあるから、重土メインだけど、重土の後に、あ、そうだな。
重土の後に何で重土をやらないのかよくわかんないけど、連作障害かもしれないね。
たぶんあるんじゃない?
うんうん。でもお米を育ててるっていう話とか、あと一部エリアはお米を3回、年3回育ててるって言ってて。
あ、山茂作?
そう、山茂作やってる。だから、それ結構すごくない?なんか調べたら、僕あんま日本に知らなかったけど、日本って二茂作が限界。
そうね。
ネットで見てきて、沖縄の暑いところで唯一二茂作が出てきてて、それも効率よくするために、ちょっと再生二茂作が日本だと模索されてるとかいうのからすると、バングラディッシュはほんと一部エリアは、もう土壌が豊かすぎて、三茂作ができちゃうっていう。
すごいね。
うん。
それにちょっと興味ある。
日本の国土の4割ぐらいの小さい国で、日本の数倍のお米作るって考えると、やっぱそういうことしないと無理なんだって。
なるほどね。
そう、生産性がめっちゃ高い。
ちなみに種類は、あれインディカ米なのかな?
あ、そうそう。細長くて、ちょっとパサパサしてるお米。
はいはいはいはい。
で、これが基本出てきますね。カレーと一緒に出てくる。
これね、お米ね、僕このお米の魅力、どっちかっていうと、やっぱ日本のお米の方が上だと思ってたんですよ。僕の価値観っていうと、今までは。
でもね、今回の出張でめちゃくちゃ好きになって、っていうのも、消化にいいんですよね、このお米。
笑わせるつもりはなかったんだよ。
いやいや、笑わせるつもりはなかったんだけど、日本のお米ってさ。
バングラディッシュ行ってまで威弱を極めてるのか。
あ、そうそう。お腹途中からめっちゃ壊してて。
笑
面白い。
めっちゃ壊すけど、でも食体系は楽しみたいから、食べるっていう。
いやー、たぶんだね。
そう、もう一回もう脳を舌と胃で分離させないと。
すごいストイックだね。
でも、お米自体はすごい。
消化にいいんだ。
日本のお米ってさ、そもそもさ、結構重たいじゃん。
水分を含むというか、粘性が高い。
粘性が高くて、朝食べるとちょっと胃が重たいなみたいな感じに、僕は胃弱だから特になるんですけど。
腹持ちがいいとも言えるのかな。
そうそう、腹持ちがよくて、甘みも強くて、糖分もOK。
ですけど、バングラディッシュのインディカマはやっぱりサラサラしてるから、糖分も少なくて、すごくね、すって入るお腹に。
へー。
いいなと思って、時々インディカマイ食べようかなと思った。バングラディッシュのお米。
あんまり僕もそんな詳しくないんだけど、知ってる限りのインディカマイもさ、バストマティーライスとかジャスミンライスとかあるけど、それどっち系とかあるの?
いやーわかんない。全然わかんない。
そこら辺の違いは、僕も専門家じゃないからわかんないけど。
いやー面白い。
そっかー。
お米だから。
お米すごいね、確かに。
3期作がすごいね。
3期作すごくない?
すごい。
マジで?
マジで。
なんか肥料とかどういう工夫?って聞いたら、別に豊かだからできるんだよっつって、別に肥料をそんな積極的にあげてるわけじゃなくて。
へー。
もう、川の水を引き入れるだけで、川の栄養分が豊かすぎて、それで育つらしい。
へー。
だってもう、バングラディッシュってそんなにお金持ちの国じゃないから。
はいはいはい。
年収が50万いかない人とかめちゃくちゃ多いんですよね。
へー。
5千ドルいかない人が。
はいはいはい。
その中でこの3期作やるってなると、やっぱ農薬とかそういうのは使わず、自然の力で育ててるっていうところで。
なるほどね。
ちなみに米の調理方法は炊くの?なんかちょっと特殊だったりするの?
そこまでね、知らない。
見た感じ炊いてるっぽいけどね。
うん、炊いてる。普通に炊いて出てきた。僕が食べた。彼のやつは。
へー。食いてー。
バングラデシュの養殖方法
で、3つ目。これが水産業の話で。
きた。
餌をあげない養殖。
ふー。
はい。
これはね、これ結構僕衝撃受けたんですけど、いろんなところに池あるわけですよ。
はいはいはい。
あの池は何してるのって言ったら養殖してますと。
えーって言って、餌何あげてるんですか?って言ったら、餌あげてません。
お。
え、どういうこと?って言って。
どういうこと?
そもそも、なんか池にその川の水を引き入れたら、その川の水に小魚とか魚の卵が入ってて。
うん。
で、その池の栄養分だけでその魚が育つんだみたいな。
はいはいはい。
な、何それ?みんななんか僕の養殖の概念が、もうさっき水産博書会で餌大学応答とかそういう話しましたけど、日本の養殖に僕は慣れすぎてて。
あ、そっか世界にはこういう養殖があるし、もともとこういう感じで養殖ってやられてたのかなみたいな。
素包養殖ってこと?
そう、そうだね。ブラックタイガーの素包養殖ももちろん行われてるんですけど、魚についても素包養殖っていうのが、自分たちのご飯用にとかちょっと売るようにすごく多くの場所でやられてるっていう。
その現場を初めて見ましたっていうとこですね。
へー。魚は何がとか、なんかそんなこんなイリシュタみたいな。
それがね、いろいろあって、さっきのサバヒミルクフィッシュとかも川の水引けれたら入ってたりするし、バラマンディも水入れたら入ってきて育ったみたいな。
さっき言ったパイラフィッシュも、別にそのパイラフィッシュの小魚をあえて入れたわけじゃなくて、川の水入れたらパイラフィッシュが入ってて大きくなって、調理して出しましたよみたいな、そんな感じのノリ。
へー、面白い。
それがめちゃくちゃ美味しくて。
へー。
だから何だろう、素包養殖っていういわゆる産業として成立してる貿易商材までになってるものは、基本そのブラックタイガーとか自然にできた池をちょっとだけ整備して、そこにチエビを放って餌を与えないと育てるじゃないですか。だからチエビを入れるじゃないですか。
バングラディッシュのそのやつはもうそういう魚も意図して入れてない。
なるほど。エビにおけるハッチェリー的なものが存在しないっていう。
しないでやってる養殖。
すごいね。
養殖をやってる、やってるという。
おもろ。
それ確かに超低コスト食料生産。
そうそうそうそう。
実際にバングラディッシュの中だと、日本みたいに餌を与えて養殖みたいのもやられてるようなんですけど、ティラピアとか小イカの魚とかで。
でも、結構その庶民の人がやってるものとしては、今言ったようなものもかなりあって。
びっくりしちゃった。
その現場に行って、あれ何?って言って、無給児の養殖ですってさらって言われたら、ちょっと確かにえ?ってなるね。
え?え?そうそうそう。餌あげないんだみたいな。
へー。
バングラディッシュって、国全体がデルタ地帯みたいになってるんですよね。
あ、そうなんだ。
ガンジス川ってあるじゃないですか。
あれ実はバングラディッシュにも流れてて。
あ、そうなんだ。
パドマ川っていう名前に変わるんですけど、バングラディッシュで。
まずガンジス川がボーンと流れてるというのと、ジャムナ川っていうヒマラヤの北部の中国からインドを通ってバングラディッシュに流れる川と、無数の尻を作りながらバングラディッシュ流れてるっていう。
へー。
だから、この川の堆積物がバングラディッシュを作ったとも言われてるぐらいの。
なるほどね。
へー。
そういう川なんですよね。
まあ水と大地に結構恵まれてるから、米もできるし、
そうそうそう。
まあその辺の湖で魚もできる。
そうそうそう。淡水魚もすごくリッチだっていう。
はー、今の時点でwikipediaを見ながら、全然知らないことばかりにはーってなってますけど。
いやー、そういう本当に魚食大国。
そうなんだね。
生食という概念はある?
生食はね、もしかしたらダッカの一部でそういったことも言われてるかもしれないけど、基本は別にやろうとしてないね。
まあ淡水っていうのもあるのかな。
結構その川自体も浮きだからかもしれないけど、普通に濁ってたし。
そもそもまあガンジス川の皆さんイメージされる。
まあ確かにちょっと怖いかもね。
そうそう。
なるほど。へー、面白い。
だからまあ生食はしないよね。
あとはまあ淡水魚だしね。淡水魚って生食、海水魚より怖いじゃないですか。
寄生虫。
怖いね。怖いから。
吸虫とかいるリスクがあるんで。
なるほどねー、面白いねー。
いやー、そんな感じの国で。
バングラデシュの成長
で、あとは、最後に言うと、バングラディッシュはね、ほんとに急成長してる国で。
へー。
なんだろう、その発展途上国は、僕タイとかベトナムとかも行ったことはありますけど、
ほんとにね、まだまだバングラディッシュは、なんだろう、やっと最近、ここ数年で電気通りましたみたいな、そういうところもあったり、
その家が、全然その隙間が空きまくりで、コンクリートじゃなくて、トタンと竹とか、自然の、トタン以外はもう自然のもので作った家ですみたいなので、
こう生活をされてる人とかも結構いて、まだまだ発展途上なんですよね。
で、そんな中で、
まあその、僕が降り立ったダッカの空港の隣に、
これ日本も出資してるらしいんですけど、新たに国際空港作ろうとしてたりとか、
へー。
それが来年か再来年できるっていう話とか、
あと鉄道もインドからこう繋がる鉄道、ダッカまで、ダッカ近くまで繋がる鉄道を、
もうかなり急ピッチで、これも来年くらいにはできるみたいな話で作ってたりとか、
あとはすごく大きいのが、パドマ橋っていう橋が去年6月に開通してて、
この橋が開通した結果GDPが1%以上上がったって言われてるんですけど、
すごい。
これがさっき言った、
ロジが。
そうロジがね、これ政府結構気合い入れてやってるなと思ってるんですけど、
このパドマ橋も、最初はアメリカとか日本が出資してたみたいな話なんですけど、
途中で諦めたらしいんですよね。
何が原因かわかんないんですけど詳しくは。
でも最終的にマングラディッシュ政府がお金出して、一気に開通させたらしくて、
政府インフラ整備にかなり力入れてるから、
政府ちゃんと機能してるんですよね、庶民のためにやってるっていう。
すごいね、1%上がる橋って。
この橋は実際渡ったんですけど、本当にでかくて、
この橋が渡ってる川自体がもうめちゃくちゃでかいんですよね、そもそも。
これなんとか言うと、さっき言ったジャムナ川とパドマ川、この2つの川が合体したところに乗ってきてるんですよ。
トネ川とキヌ川が一緒になった後にある川、橋みたいな。
すげえなりやすい。
トネ川、キヌ川のスケール数倍のところに橋がボーンと国が作って、
これによってその物流がだいぶ改善されたので。
国運をかけた一大事業的な。
これからもすごい発展してる。
このパドマ橋近辺の土地めちゃくちゃ売れてて。
パドマ橋の開通と経済成長
力が上がったり。
土地のところに看板立ってて、あれ売り出してるんですかって言ったら、看板立ってるところ全部完売した土地だみたいな。
土地の所得も上がってきて。
産業が復興してみたいな。
一気に経済成長していくっていう雰囲気を感じて、
実際バングラディッシュで生きてる人たちもそれを肌身に感じてて、
だからいろんな、まだまだ生活大変だけど走ってる。
頑張って働いてるみたいな部分もあるのかなっていう。
結構行ったら元気が出る系の勢いが。
そうなんですよ。
人口まだまだ増えてるし、綺麗なピラミッドになってるみたいな人口ピラミッドが。
だから日本のくすぶってる若者は行ったら元気出ると思うんですよ。
こんな国あるんだみたいな。
なんか前そんなこと言ってる人いたな。
インドに行ったら人生が変わるみたいな。
発展途上国に働いてる日本人は多分みんな言うでしょうね、そういうこと。
ムギちゃんも言ってたね。
ムギちゃんもこの前ゲストに来て、ムギちゃんも楽しい、発展途上国は面白いやつって言ってたけど。
なるほどね。
ほんとね。
魚と米と経済成長の国。
そうそう、いやーほんと面白かったですね。
やっぱイルシュがモジャっていうのはほんとこの言葉面白いですね。
モジャ。
ちょっと気に入っちゃった。
モジャって言おう、モジャって言おう。
モジャモジャっていうのはうまいうまいってこと?
ちょっとだからアニメとかでベンガル人の女の子を登場させてモジャって言われてたらバズると流行りそうだけどな。
バングラデシュもちょっと語尾として可愛いもんね。
デシューって。
バングラデシューって言って、あーちょっとなんかすごいサブカルの匂いがする。
いやでもほんとベンガル人はね、そのベンガル語を守るために独立したとも言われてるぐらい言葉大事にしてるらしいから。
なるほどなるほど。
世界的にもベンガル語が使われるコンテンツできたらいいのになーとも思いますよね。
バングラデシュ人が一気に好きになった身からすると。
はいはいはいはい。
頑張れバングラデシュって感じはしましたね。
新バングラ兵。
いやーほんとにいい国でした。
いやーいい土産話。
またちょっとなんかあれです。
面白いとこ行ってきてください。出張で。
どこ行きたい?どこ行きたい?次。
なんか世界一周ダーツの旅。
次インドネシア行きたいですね。
おー行けそうじゃないの?なんか。
一応行ったことは、カリバンタンドは行ったことあるんですけど、あとジャカルタも少しだけ。
ただ、なんだろ、インドネシアの水産現場見たいな。
あー。
あとあれだよ、けんしんさんとベトナムクイダオーレの旅。
いやーそれね、やりたいですね。
してきたしてきた。
そんな感じかな。
そんな感じで。
話したか、バングラデシュ。
というわけで、以上リスナーさんへの見上げまででした。
特にね、千ヶ崎のムサシさんがベンガル料理好きなので。
あー。
ちょっと響いたらいいなという。
イリシュはもじゃらしいんで、ぜひ。
いやそう、バングラデシュぜひ行ってみてください、ほんと。
はい。
お米は胃に優しいので、バングラデシュのお米。
はい。
じゃあ、あれ、イスラム語でバイバイはなんて言うんですか?
あー、忘れちゃったな。
いやいや、むちゃむちゃ。
いやいや、ちょっとこれはダメだ、言わないと。
なんかもうベンガル語大事とか言いながら、忘れちゃうというね。
えー。
コタバフェズ、コタバフェズー。
コタバフェズーらしい。
コタバフェズー。
うーん、ビンゴ。
あー、アスサラムっていう場合も。
えー、アスサラム万能なんだ。
万能みたいですね。
えー。
えー。
ちょっとそれは、もしバングラデシュのリスナーがいたら教えてください。
はい。
なんかいろんな言い方あってわからなかったです。
まあ、アッサラーマが出てきたので。
アッサラーマー。
アッサラーマー。