作品の紹介と背景
ビジネス漫画家・岡野純のデイリークエスト、おはようございます。岡野純です。
この番組は、ビジネス漫画家として活動する岡野純の漫画制作や働き方、そして日常の小さな出来事をクエスト、つまりゲームでいう冒険やミッションと捉えてお話ししていく番組です。
というわけで今回のクエストですが、前回に引き続きですね、自分の作品を振り返ってみようというところで、前回はデビュー作の4コマ漫画で誰でもわかる
バーノート超入門という本でしたが、今回はですね2作目に出しました4コマ漫画で誰でもわかるスマートフォン超入門という本についてちょっと振り返ってみようかなと思っております。
まずこの本のですね、内容紹介簡単に作品の概要なんですが、コミック感覚で読めるスマートフォンの超入門というところでちょっと時代を感じますね。
スマートフォンがですね、まだ本の中にも書いてあったんですけども、この本を出した時点でスマートフォンの一般的な個人の利用率が4割程度というふうに言われていた時のようです。
今はもっとね、全然多分高いでしょうからね。内容がですね、iPhoneとかAndroidスマートフォンを持っているけれど便利さが今一つわからない方であるとか、柄系を使っていて機種変異したいけれどもちょっと躊躇しているという方のために書いた本というものになります。
今更人に聞けないスマートフォンにまつわる言葉の解説、例えば3Gって当時3Gですね、とは何かとかですね、Wi-Fiとは何かとかですね、そういった用語の解説のところもありますし、
そこからですね、僕自身の話を書いてたりするんですけども、子供の頃からの夢を叶えるような実は大きな結果をもたらしてくれる可能性があるんだよと、スマートフォンにはそういう可能性があるんだよというところまでの活用法までというところを書いていて、スマートフォンのあれこれをお教えしますというような本になります。
スマートフォンを使っている人にとってももっと便利にもっと楽しく、もっと効率的な毎日のためにスマートフォンをただの電話ではなくて、自分を高めるツールとして使いこなしましょうというような感じでですね、解説文には書いておりますね。
こちらもエバーノート超入門と一緒で出版社さんはインプレスさんから出させていただきまして、発売したのが2013年の4月ですので、だから前回の前作のエバーノート超入門から1年後ぐらいの出版になりますね。
実はちょっとこの間にですね、1冊紙の本も出してるんですけども、電子書籍としては2冊目というようなものになります。
制作の経緯と思い
中身はですね、エバーノート超入門と一緒で4コマ漫画があって、それに関する解説文が文章で書いてあるというような本になっています。
この製作経緯というところで言いますと、前作のエバーノート超入門がかなり好評をいただいたんですね。
前回の放送でですね、このエバーノート超入門、売れるかどうかわかんないと思いながら書いていたというような話をしたんですけど、
売り上げ、実際のところどれぐらい売れたのかというところを前回お伝えしてなかったんですが、
結果としてですね、エバーノート超入門はかなり読んでいただいたんですよ。すごく読んでいただいて、
僕の出した年書籍の中でもエバーノート超入門は第4位ぐらい、15冊とか20冊とか15冊ぐらいから出している中での第4位ぐらいの売り上げ部数でしたね。
ちなみに1位がですね、また今度ちょっとお話ししようと思いますけども、漫画でわかる幼稚園児でもできたタスク管理超入門という本が一番読まれていて、
2位がやる気クエストという本、3位が情報整理超入門という本で、第4位がこのエバーノート超入門ですね。
この4位までが結構ダントツな売り上げで、5位から下はですね、ちょっと差が空いているというような状況でした。
そのエバーノート超入門がかなりご好評だったので、次はどうしましょうかと出版社さんからお話をいただいて企画がスタートしたという感じですね。
この頃僕はですね、割とそのITのことを伝えよう、人に伝えたいという気持ちがかなり強くて、スマートフォンの便利さっていうのを伝える活動っていうのも結構注力してた感じがあったんですね。
セミナーとかもやったことがありますし、ブログとかでも結構そういうことを書いていたと。
そもそもこの時僕やっていたブログがですね、確かこの時のタイトル、ブログ名が4コマで分かるIT用語辞典とかですね、
ちょっと途中で変えて4コマで分かるITのこととか、そういうブログタイトルでしたね。
今はまたそこから変えて、じゅんコミックスというブログ名に変えてますけども、そんな感じで本当に会社とかで結構ITのことに触れる機会が多かったので、
学生時代から多かったので、そういうことを伝えることをやろうというふうに漫画のブログを始めたところからスタートして、
セミナーとかブログとかでも引き続き書いていた中で、今度の本はそういう本を出したいなというふうに思ったというところですね。
本でもそういうものを書きたいですというところを出版社さんにお話しして、時代的にも自然に受け入れてもらえた感じだったというところです。
これを制作するときのポイントというか考えたところは、中身の形態的には前回のエバーノート超入門がそれなりにヒットしましたので、
それを基本的には踏襲するような形で4コマプラス文章という形式でだったという感じですね。
あとですね、この本の終わりにっていうところにも書いてるんですけども、本書はスマートフォンの入門の本を顔をしてはいるんですけども、
実体はさっきもちょっと違っていましたけども、スマートフォンとかクラウドツールを使うことによって、
漫画家の夢を叶えた僕自身のストーリーというのを実は描いた本であると。
本の後半に行くにつれてかなりその色が濃くなっていくような本になってます。
本の内容と価値
そういう感じでですね、その機能とか使い方の説明にとどまらずに、
書き手である僕の思いとかストーリー性、物語性を込めた本になったっていうのが、
前作のエバーノート超入門との大きな違いかなというふうに思っております。
という感じですね。
エバーノート超入門ほどはですね、この本は売れなかったんですけども、
数字で言うとエバーノート超入門がですね、ざっくりですけども、
部数で表現するとだいたいですね、3万部弱エバーノート超入門は読んでいただいていて、
対してこのスマートフォン超入門の方はだいたい6千部ぐらい。
そうですね、だいたいそれぐらいですね。
前作から見るとかなり減ってしまったなという感じではありましたが、
でも今思うとそれでもかなり読んでいただいたなという気がしますし、
さっき言ったような僕の漫画家になるためにスマートフォンがかなり役立ったよっていう話を書けたっていうのはですね、
非常に経験としても良かったなと、こういうのを書き残せて良かったなと思いますし、
中身としてはかなり古くなっているというか、古くなったというよりはデファクトスタンダードというか、
今となってはもう皆さんからしても結構当たり前になった言葉が多いというところという意味では古いんですけども、
でも基本的であり今も使われている用語とかっていうのは結構多いので、
そういう基本的なところをもう一回、結局クラウドって何なのとかというところをですね、
もし学びたいと思われる方には今読んでも役立つかなと思いますし、
さっき言ったような僕のストーリー的なところを楽しんでいただくこともできるのかなというような本になっております。
それでは今回はこの辺で終わりにしようと思います。
ここまで聞いていただいてありがとうございました。
良かったらいいねやコメントなどよろしくお願いいたします。
以上、岡野潤でした。