ゲストハウスの知らせ
こんにちは、東京でゲストハウスをやっているジュリーです。 今日ですね、東京は雨が降っていて、昨日も雨だったし、涼しいというよりもですね、急に肌寒くなってきてます。
ちょっと風邪などひかないようにね、注意したいところですね。 今回はお知らせからさせてください。
明日10月10日木曜日、横山僧侶のボイシーのチャンネルにお邪魔させていただきます。 横山僧侶と夫のナオさんと私、ジュリー3人で対談をさせていただきます。
横山僧侶は南アルプスで宿部を営んでいらっしゃるんですよね。 なので、私たちも東京でゲストハウスをやっているので、どんなゲストさんが来るのだったり、
ここ1年ぐらいのですね、ゲストハウスやインバウンドのトレンドの変化とか、 そんな話をですね、していければなぁと思っておりますので、聞きに来てもらえると嬉しいです。
明日12時から横山僧侶のボイシーチャンネルです。 よろしくお願いします。
今回もゲストハウスに関連した話をしたいと思います。 前回の配信でですね、我がゲストハウスの部屋、1階の方の部屋なんですけれども、
今年1月に改装したのですが、このですね、改装を担当した、設計してくれた坂名くんですね。
彼がこの和と洋の融合というテーマで茶室仕様のロフトをですね、デザインしてくれたんですね。
この部屋を彼がですね、日本和文化グランプリというコンテストに応募して見事入選したという話をさせていただきました。
その設計を担当してくれた坂名くんと、今週の月曜日に会ったので、その時の話をしたいと思います。
彼はですね、現在は奥様とともに建築士事務所をやっているんです。
そのうちの家をですね、その建物を建てた後も、少しですね、間は空いていたんですが、
ここのところを建て続けにですね、その1階のゲストハウスの改装だったり、日本酒のバーの改装だったりとかですね、
その坂名くんにお願いをしたので、よく会ってはいるんですけれども、改めてその仕事上のお付き合いを離れて会うのはあまり珍しいことだったんですよね。
それで奥さんと坂名くんと、4人で喋っていたんですが、その時もですね、そのうちの建物を建てた時のちょっと思い出話みたいな話になって、
彼が当時所属していた会社が設計を書いて、実際に建ててくれる、工事やってくれる公務店を探すんですけれども、
なかなかですね、引き受けてくれる公務店がなかったという話になって、
なんでかというと、やっぱりちょっとね、普通の家じゃないから、なかなかその予算の関係と、工事の内容と見合ってないみたいな感じだったんでしょうかね。
なかなか引き受けてくれる会社がない中で、ある公務店さんがですね、やってくれたんですけれども、
その引き受けてくれたものの、結局そこの担当が言ってたのは、これ私たちはじめて聞いたんですけれども、
この家は結局のところ4.5階じゃねえかみたいな、なんか言われたって言うんですよね。
地下も掘っているし、実際は3階なんですよ。3階プラスちょっとしたロフトなんですけれども、結局やっぱり地下を相当掘ったので、
トータルで言うともう4.5階みたいな、層としてはそれぐらいあるんじゃねえかっていうふうに担当に言われたっていう話で、
けらけらけらって、すみませんね、なんか無理な注文してとか言って、けらけらけらってみんなで笑ったりしたんです。
それで、さかなくんの最新のニュースとして、彼はずっと働きながらもですね、大学院の博士の学位を取るチャレンジをしていたらしくて、
ここでやっとですね、博士論文を提出することで博士の学位を取ったという嬉しいニュースを聞くことになります。
このですね、私もですね、そういうのをよく詳しくはないんですけれども、論文を提出して博士の学位を取るっていうのは、
いわゆるその家庭博士っていうのに比べると相当難易度が高いらしくて、
しかもですね、仕事しながらなので、それを両立するのも大変だし、どう見ても彼はですね、がっつり仕事をしていたので、
その合間を縫ってですね、そんな博士を取るようなアクティビティをやっていたんだということに驚愕したわけです。
ガビさんとのアートの交流
それも含めておめでとうございますという話をしました。
今回彼らとですね、仕事を離れてあったその目的というのはですね、一緒にですね、上野の芸大に行ったんです。
その芸大でですね、建築とデザインの学科のですね、合同企画として開催されたトークイベントがあったんですね。
このトークイベントの話者というかスピーカーが、今私たちのゲストハウスに滞在してくれているベルリンを拠点に活躍するですね、
ガビさんというですね、アーティストさんのトークだったんですね。
ガビさんはですね、昨年日本に初来日したドイツ人の女性で、40代半ばの方なんですけども、
彼女がですね、昨年1ヶ月ぐらいですね、家に滞在してくれたんです。
以前ですね、私のこの音声配信で、絵のある暮らしというですね、テーマで話した回があって、そこにもこのガビさん出てくるんですけれども、
彼女はですね、もう私会ってすぐにですね、ちょっと一気投合してしまったんですが、非常にオープンマインドの方で、
アーティストぶった感じがないんですね。アーティストの方に大変失礼なんですけれども、非常にナチュラルだし、そんなにこだわりが多い感じじゃないし、
一言で言うと柔らかいしなやかな方なんですよね。すみません、二言になっちゃいました。柔らかい方なんです。
昨年ですね、日本に初めて来て、いくつかのアーティストレジデンスに招かれて、青森とかいろんなところにですね、
あっちこっち行って、その後東京に1ヶ月ぐらいいたんですが、その滞在中にですね、美大の講義なんかもやっていましたし、かつですね、あるギャラリーで個展を開催したんですね。
それに招待してくださったんで行ったんです。彼女はですね、もともと建築を学んでいて、それをベースに空間アート、立体的なものだったりとか、
あとその実際にパフォーマンスダンサーとコラボして、アートの作品を表現するような、そういう活動をされているアーティストさんなんですが、
その個展にですね、夫の直さんと行ったらですね、彼女が平面の作品をですね、作ったものを展示していたんですね。
その作品はですね、彼女が日本に初めて来て、日本の風景ですね、自然とか、あとはその古い日本家屋の障子とか、
そういうものを見た、規則正しいですね、その日本家屋の一面だったりとか、あとそのすすきが揺れるですね、柔らかさとか、そういったものをですね、見て感じたことを平面に落とした、表現した作品だったんですね。
私それを見た時に、非常に派手すぎず地味すぎない、絵というかですね、印刷された作品なんですけれども、それがものすごく気に入ったのと、
もうその時ですね、昨年のそれが11月だったか12月ぐらいだったんで、その1回のですね、ゲストハウスのリノベを考えていたとか打ち合わせ途中だったんで、そのリノベした後の部屋に合うんじゃないかなと思っていたんですね。
それでその時に、彼女からその作品を買わせていただいて、大事に抱えてたんですね。
実際にゲストハウス、実際にその部屋にですね、ガビさんも泊まっていたんですけれども、そのリノベの話はですね、ガビさんにはあまり当時はしていなかったんですよね。
作品を持ってて、私が実際に1月にゲストハウスの改装が終了して、さてこの部屋に合うんじゃないかと思って彼女の作品をですね、
5枚のですね、アート作品が、5枚で一組の作品なんですけれども、それをパネルに入れて壁に飾ったらいいんじゃないかなと思って、パッと夫の直さんとですね、壁に合わせてみたんですよね。
そしたらやっぱりこのね、彼女がヨーロッパ人であるということと、日本に来てそのインスピレーションで作った作品っていうその作風とですね、
和と洋の融合したというゲストハウスの雰囲気にめちゃくちゃマッチしたんですよね。
やっぱり合うじゃんと思って、私はまあその時ガッツポーズしたんですけども、で夫の直さんと壁に5枚のパネルをですね、揃えて並べるの結構大変で、結構苦戦してたんですけども、
その時たまたまその魚君と奥さんがその部屋のね、工事後の写真を撮るに来てたんですよね。
で彼らにも手伝ってもらったんです。そのパネルをね、揃えて、ぴったり揃えて壁にこう飾るのを。
それでその魚君と奥さんもその絵がすごい気に入って、なんかすごく素敵ですねって、これってなんかすごい建築っぽい感じの絵なんですけど、これって何ですか?みたいなことを聞かれたので、
そのガビさんという人が少し前に退山してくれて、うんぬんかんぬんという話をして、彼女の作品なんだよ、みたいな話をしたら、へーと言って魚君も奥さんもガビさんという人にその作品を通してですね、興味を持ったので、
今回そのガビさんがですね、なんとその後ですね、やっぱり一回日本に来たら彼女のその作品もそうなんですけれども、
ガビさんとのつながり
彼女のキャラクターもあるんじゃないかと私は思うんですが、日本でのその繋がりが結構彼女をですね、呼び寄せるというか、
今年になって3月にも日本に来てますし、今回も9月から10月、1ヶ月以上の滞在で来てるんですね。
彼女がトークイベントやるからぜひ行きませんかということで、魚君、ご夫妻を誘ってトークイベントに行ったんです。
ガビさんにはその彼女の作品を新しくリノベした後の部屋に飾るなんてことは言ってなかったんですけれども、
あまりにもマッチしたので、ピッと飾った後にインスタとか彼女に直接メッセージを送って、
あなたの作品を新しくリノベした部屋に飾ったよーとか言って、私は告白するわけですよ。
彼女はそんなこと全然想像してなかったから、すごく喜んでくれて、絶対その部屋泊まりたいとか言ってくれたんです。
私たちも当時はガビさんが何回も何回も日本に来るなんて思ってなかったから、来たときはぜひ来てね、たれだいしてねなんて言っていたんですが、
今回もうちに泊まってくれることになって、その部屋に彼女は滞在してるんですけれども、
トークイベントもなかなか盛況で、芸大の夜の時間だったんですけども、
学生さんが結構多くの方がガビさんのレクチャー、トークイベントに参加してたんですが、
驚いたのはですね、驚いちゃいけないのかな、全部オール英語だったんですよね、通訳なし。
参加してる人も3分の1ぐらいは外国人でしたね。
トーク自体は1時間ぐらいで終わったんですけども、その後の質問も結構活発になってて、30分ぐらいは質疑応答してたんですよね。
やっぱり皆さんアグレッシブだなという感じを感想として持ちました。
トークが終わって、魚君たちをガビさんにご紹介をしたんです。
そしたらあなたの作った部屋素晴らしいわね、みたいな感じでガビさんも言ってくれたし、
日本和文化グランプリで入選したということもガビさんも一緒になって喜んでくれたんですけれども、
その時に私がね、魚君がね、多分自分ではね、なかなか奥ゆかしい方なので、
自分では博士課程がね、学位を取ったばっかりです、みたいな話はしないかなと思ったんで、
私が彼を紹介するときに、彼は論文を書いて、博士の学位を取ったばっかりなんだよっていうふうに、ちょっとそういう話を促したんですよ。
そしたらガビさんがすごいね、おめでとうって言って、テーマは何だったのって言ったら、
その魚君がですね、篠原和夫っていう日本の建築家がいるんですけれども、
彼のことをテーマにした論文だって言ったら、え、そうなのって言って、
ガビさん自身もですね、篠原和夫さんという建築家にものすごく系統していて、
彼女自身もですね、建築家を題材にした作品を作っている、それで表現しているということで、
なんとテーマ一緒じゃないみたいになって、魚君もガビさんもものすごいそこで意気投合していたんですね。
それを見てね、私も驚いちゃって、え、そんなことってあるのって。
なんとなくね、私自身はそのガビさんという人柄もそうだし、彼女の表現しているアートもね、
非常にその難しいところはね、正直わからない部分はあるんですけども、全てが大好きなわけですよね。
だからその彼女の作品を魚君が設計してデザインしてくれた色目の部屋に飾ったと。
それを見た魚君たちが、なんかとても素敵ですねって、この人何者なんですかみたいな感じで彼女に興味を持って、
で、もうねドイツの人なのでそんなに頻繁には日本に来ないだろうと思っていたら、
なんとやっぱりガビさんは日本でも人気で頻繁に日本に来るようになって、今回彼らを紹介するチャンスを得ましたと。
で、紹介したらそのテーマが篠原和夫さんという建築家で一緒だったみたいなね、こんな偶然あるのという感じだったんです。
もうほんとね、なおさんと私はゲストハウスやりたくてやっていて、好きだからやり始めて、
で実際にいろんなことをですね、欲張っているわけじゃないんですよね。自分たちでやりたいことをやっているだけなんですけども、
ただ大事にしているのは、この人とても大切だなって思う人たちとの関係はですね、大事に大事に構築しているし維持しているんですね。
その中でもガビさんだったり、さかな君というのはそういう人たちのうちのお二人なんですけども、
そういう彼らがね、こうやって何かのご縁でつながって、2人でですね、それぞれにその後つながって、
その篠原和夫さんという建築家についてね、やりとりはもうすでに始まっているようなんで、
こういうのもね、とってもそういう要素のご縁をつなぐきっかけになったということが、
私たちもとっても嬉しいですし、こんなことあるんだなぁと思って喜びをかみしめております。
ゲストハウスの意義
ということで、今回もゲストハウスにまつわるですね、人とのつながりみたいな話をしてみました。
聞いてくださりありがとうございます。
明日木曜日、10月10日木曜日12時からボイシーの横山僧侶の番組の方にぜひ遊びに来てください。
よろしくお願いします。ではまた。