1. 経営者のマインドサプリ
  2. 第373回 「能力の高い経営者」..
2022-09-02 16:03

第373回 「能力の高い経営者」が起こしがちな問題とは!?

第373回 「能力の高い経営者」が起こしがちな問題とは!?

経営者のコーチングを専門とする秋山ジョー賢司が、経営者やリーダーの抱える課題に共に向き合い、「マインドのメカニズム」を基に、ゆるやかにお答えする番組です。

番組への質問はこちら↓↓

https://ck-production.com/podcast/akiyama/q/

00:02
こんにちは、遠藤嘉介です。 秋山ジョー賢司の経営者のマインドサプリ、秋山先生よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、ということで、今週も行きたいと思いますが、 今日はですね、早速質問の方に入らせてください。
はい。
ということで、今日の質問なんですが、 経営者27歳の方からご質問いただいております。
行きます。
はい。
事業も成長し、組織も拡大してきており、 次のフェーズに突入したと自覚しています。
この先、投資家や明らかに自分よりも実力の高い経営者を 主体的に巻き込んでいかなければならないのですが、
これまで若手企業家という立場も生かして、 可愛がられたり、応援したいと思ってもらうことで、
急成長を果たしてきたと自覚しています。
今後、こういった場合、どのようなマインドシフトを 行っていけば良いものか、ご指導いただきたくお願いいたします。
はい。
なるほどですね。
27歳。
はい。
この方はですね、この質問に書いてある通りなんですけども、 ある特殊能力がありますよね。
能力っていっぱい種類があるじゃないですか。
その中でも若い方が急成長していくときの 発揮する能力の一つですよ。
一つとして、上の人に力を上手く、いい意味で借りながら ガーッと伸びていく人っているじゃないですか。
引っ張ってもらうっていうね。
そうですね。引っ張ってもらうっていうところ。 あとはですね、吸収させていただく。
育ててもらうと。
そういう人がワーッと伸びたときに、 伸びたゆえに起こる次の壁っていうのはこれですね。
対等に立てないってことですか。
そうです。おっしゃるとおりです。
つまり、自分より高い能力の人に対して、 仕立てという言い方なのかな。
何か教えてくださいというふうに、 あ、お前かわいいねってかわいがられることがあったとしても、
自分自身のよりどころっていうのが見えないので、 実際にアピールできないとか、
一緒にやろうぜって言ったときに、
僕は何を出せばいいんだろうかっていうところには ちょっと不安になっちゃったりするんですね。
アピールできないっていうのは、 かわいがってもらえるので、
そういう意味でのアピールはできるけど。
はい。
自分の生かしどころをアピールできない。
ああ、なるほど。
生かさせてもらうことはできるけど、 こっちを生かしてもらうことができない。
そうなんです。なおかつ自分よりもできる人と 組むわけですから、
あれ、この能力だったら、
組もうとしていただいてる方のほうが できるんじゃないかとも思っちゃうんです。
ある意味、劣等感、 コンプレックスみたいなところまでできちゃう。
そうですね。
今まで、たぶんこういう方は下の方に対して 自分の能力をうまくアピールして、
そして、うまく使ってきたというか、
03:02
お仕事を振り分けることができたと思うんですけども。
俗に言うマウンティングに近い構図になっちゃうんですかね。
そのとおりですね。
決して悪い意味ではないんだけども、
マウンティングの構図ができてるからこそ、
いざ上の人と組もうとしたときに、
自分の拠り所がわからなかったり、
不安になっちゃったり。
なるほど。
君はどういうとこが得意なの?って言うとすると、
えっとって言おうと思った瞬間に、
この言ったことって目の前の人ができてるわって言って、
何も言えなくなってしまったりすることが起きるという。
能力が高いがゆえに企業もされてるんで、
起きがちですよね。
はい。ですから問題としては、
この人は能力が高いんだけども、
マウンティングの構図でいたから、
自分のアピールポイントがわからないっていうことが起きちゃってる。
こういう場合の解決策というのは、
能力を高めていったじゃないか、この人は高いんですよ。
はい。普通に考えたら、
自分の能力を身につけるとか、
能力以外の何かを身につけたり、
あとは掛け算にするみたいな発想もあるんですけど、
そっちじゃないって話ですか。
そこじゃないんですよ。
だって掛け算したところで、その掛け算の方もいらっしゃるから。
掛け算の両勝負みたいになっちゃうんですね。
そうじゃなく、自分が能力を高めていったということは、
無意識の癖があるんですね。この人ならではの。
天才性ということです。
自分が能力を高めていくときに使った、
無意識のうっかりのプログラムというものが、
本来のこの人の武器なんです。
能力を高めていったプロセスのプログラムですか。
はい。つまり自分が小さいときからいろんな経験を経てるじゃないですか。
その経験の中で、どういうプロセスを使って、
その能力を高めていったっていうのは、ここそれぞれ違うわけですよ。
そこを明らかにして、そこを握りしめていくと、
それは自分の絶対的な自信とか、絶対的な武器、
いわゆる根拠のない自信に近いものが手に入るんですね。
これは何、能力が高いって。この方も先ほどおっしゃったように、
能力の掛け算やったらもう切れないみたいな話があった通り、
いろんな能力があるじゃないですか。
そのそれぞれのいろんな能力を身につけるために、
この人が基本的にやっているやり方があるっていう話なんですか。
そうです。やり方、プログラムがある。
100個の能力があるけど、その100個の能力を身につける、
能力の身につけ方っていうのは一つ的な発想ってことですか。
それに非常に近いです。得意なパターンがあるんです。
じゃあ同じ、例えば何でもいいですけど、
06:01
英語、何でもいいです。TOEIC、990って取りましたみたいな。
この能力を身につけるためにも、結果は一緒ですけど、
取るためのパターンが100人いたら100通り全然違うよねっていう。
違います。違います。
無意識の癖があるんですね。
なんで違うかっていうと、その人が持って生まれた資質があるじゃないですか、価値観みたいなの。
それにかける経験があるじゃないですか。
その経験の中で自分の能力の高め方っていうのはその人それに違うわけです。
そこがやっぱり自分の中のアイデンティティに近いものだったり、
唯一無理のものに近かったりするわけなので、
揺るぎのない地になるわけですね。
そこを言語化して、それを上の人にその能力の作ったプロセスを、
プログラムをバーンとぶつけていく、使っていくんです。
なるほど。
これちなみに、
例えばこの方のご質問が、
今までって言うと可愛がられるんだけども、
今後は主体的に上の方とか投資家とかを巻き込んでいかなきゃいけないと。
っていうときに、どうすればいいですかというご質問だったんですが。
ですからご自身で難しいですがやっていただきたいことは、
自分が何の能力が高いかをまず変えたら分かると思うので。
そしてその能力をどうやって自分は身につけたかっていうパターンを
いっぱい何個も何個も見ていくと共通項が見えたりするわけですよ。
そこを見つけるとどうなるんですか。
その言っている能力を身につけるためのメカニズムが
なんか大きく個々によって違うっていう話は分かるんですが、
それを分かったことによって上の方にアプローチがうまくいくっていうところが
全然結びつかないんですけど。
それをその人が言語化したものを意識的に上の人に使うわけです。
具体的にイメージ枠形はないんですか。
例えば先日ちょっとこれと似た事例の方がいたんですね。
やっぱり能力が高くて次のフェーズに行こうと。
そのときに自分がどういうふうに上の人たちに対して
組み方をすればいいかっていうのを明確にしたいみたいな。
その方は最初は発揮を上げたい。
でかいオーラを持ちたいと。
でかいオーラを持つためにも自分のプロセスを、
無意識の癖を知るといいよということでセッションを受けていただいたんですけどね、プログラムをね。
そしたらその人は、小さいときからうまくやってるパターンとして
好奇心を持ってその人の可能性に関わるってことがとてもうまかったんです。
今言ってくださった言葉がまさにプログラムの話ですか。
そうですね。プログラムを簡単に言うと。
無意識の癖。
好奇心を持ってその人の可能性に関わる。
09:01
そういうことをそうだったですよねってわかったときに彼も、
いやまさにそうですか。
自分はそういうことを本当にやってきました、無意識で。
で、うまくいかないときもありましたみたいな。
それを見ていきましょうってときに、
面白くて、その人の好奇心を持って相手の能力に関わろうとしたときは調子悪かったんです。
冒頭は一緒。好奇心を持っても一緒。
そうですね。好奇心を持って相手の可能性に関わろうとしたのか、
好奇心を持って相手の能力に関わろうとしたのか。
この能力のほうで関わろうとしたときに失敗したり問題が起こったりとか。
単転機にはうまくいくけども、最終的には離れ離れになっちゃうとかね。
これだって実際にこれに気づいて、どのように活用したり活用することでどう変わるものなんですか。
例えばこの上の人と組みたいと思ってるときに、ついうっかり自分のマイナス能力、その人の能力を見ないようにしようとすることです。この人の場合はね。
自分の本来の一番とっておきのいいパターンは、
相手の可能性に関わろう、好奇心を持って可能性に関わろうというふうな意識を持つと、
質問の問いも変わるし、質問の質も変わるし、雰囲気も変わってくるわけですよ。
なんとかさんはどんな実績作ったんですか。
それって何億まで売り上げたんですか。
それって今会社何社持ってるんですか。っていうのが、その能力とか。
スペックとか。
実績とかに意識いっちゃうと。
そうすると、僕もまだ手前味噌ですけどみたいな話になっちゃう。
そうじゃなくて、なんとかさんはこういう実績あったんですねと。
でもそれを作っていくために、どういうことを関心持ってたんですかとか、
どういう視点を持ってるんですかとか、
今後世の中に対してどういう興味があるんですかっていう、
相手の可能性に好奇心をバンバンバンバンぶつけていけるようになったんです。
なるほどね。だいぶ違います。
そうですよね。相手の方もだいたいわかるじゃないですか。
あ、こいつ俺の能力使いに来てるみたいな。
そうじゃなくて、僕自身の可能性とかそういうところに対して、
めっちゃ純粋な眼差しをぶつけられる人なので。
これってもうだいたい能力が高い人は、さっき起きてしまうものは、
可愛がれるっていう方にはいけるけども、
アピールできたり組み方がわからないっていうのはよくあることだよねって話でしたよね。
その時の解説として、無意識の癖、天才性を明確にするといいという話だったと思う中で、
具体の話が、好奇心を持ってその人の能力に関わるのか可能性に関わるのかって話でしたが、
12:05
これどこが一般的な話で、どこが個別具体的な固有の話なのか。
一般的な話は、このように若手で急に成長してきて、
可愛がれてたんだけども、次のフェーズに行こうというときに、
どう関わっていいかわからないというのが一般的です。
そのときに自分の天才性を見つけて、そこを握りしめて、自信を持って関わってください。
ここも一般的。
この好奇心を持ってその人の可能性に関わるっていう部分については、
この方の個別の話です。
ここでそんなにバンバンってなったことですけども、全く違うものって感じですか。
違いますね。
まあそうですよね。
ここは自分じゃなかなか見えなそうですが。
この方というのは、ちっちゃいときから勉強が普通にできてたっていうことだったんですね。
できてたので、周りの人にお勉強を教えてたんですって。
そのときに、勉強をしてるって言うと花田方が教えるじゃないですか。
そういう感覚が全くないんですよね。
これできたら次進むじゃんみたいな。
これ君できたら次進むよみたいな。
可能性に。
そんな教えてる人いるみたいな。
ただ上達してきて能力に関わろうとすると、結構星出したりするってことですね。
そうそうですね。
なるほどね。イメージ湧きそう。
確かにでも、経営者の方って一方でこの方お勉強できたかもしれませんけど、
まあ結構やんちゃな方とか多いじゃないですか。
そうですそうです。
学校行かないなんて普通みたいな。
そういう方の中出したらまさか同じものは出てこなそうですもんね。
そうですね。だからちっちゃいときに勉強全然できなくてみたいな人もいっぱいいるわけじゃないですか。
ただその中で起こしたいろんな成功体験、何を成功と言うかは別にしてやってきた能力を見つけた。
その能力のメカニズムさえわかれば、同じように解決策として使えるんだ。
その人も無意識でやってるからナチュラルなんですよ、そのことって。
あんまり損得とか考えてないですし、ナチュラルにできちゃうことなので相手もナチュラルに受け取るじゃないですか。
対はないから。
でも面白いのはナチュラルにできてるからこそ気づけないという弱点があるんですよ。
なので失敗したときもなぜかがわからないのはそこなんですね。気づけないから。
なおかつ気づけないからわからないのに違う理由をつけちゃうんですよ。
あ、俺が失敗したのはこういう理由からだって。
分析的なところが全くズレちゃう事例ですね。
ということで今回、次のフェーズに行く経営者のマインドシフトで抑えておくべきことということで、
能力が高い時に起きがちな話とそれに対する一つの一般論的なメソッドを教えていただきました。
15:07
今回ご質問いただいた上で、私の能力がめちゃくちゃ低くてむしろそこがない前提で悩んでいるという話になれば、
それをいただければそれの一般解答があったりするかもしれませんので、
今日はここで終わりたいと思いますが、
ぜひまだ個別具体的なところがありましたらお寄せいただけたら嬉しいと思います。
ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか?
番組では秋山城ケンジへの質問を受け付けております。
ウェブ検索で秋山城と入力し、検索結果に出てくるオフィシャルウェブサイトにアクセス。
その中のポッドキャストのバナーから質問フォームにご入力ください。
またオフィシャルウェブサイトでは無料メルマガも配信中です。
ぜひ遊びに来てくださいね。
16:03

コメント

スクロール