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2023-12-29 15:19

第442回 No.2のマインド

第442回 No.2のマインド

経営者のコーチングを専門とする秋山ジョー賢司が、経営者やリーダーの抱える課題に共に向き合い、「マインドのメカニズム」を基に、ゆるやかにお答えする番組です。

番組への質問はこちら↓↓

https://ck-production.com/podcast/akiyama/q/

00:02
こんにちは、遠藤嘉福です。秋山ジョー賢司の経営者のマインドサプリ、受け持ててよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
はい、ということでね、今回、今年、最後の回となるんですが。
あ、そういえば。
なんですか、それ。
いいか、今思いついた。遠藤さんって、年末はどうやって過ごしてるんですか。
年末どうやって過ごすか。歴代の振り返ってみて。
そうそう、どうやって過ごしてるんですか。
だいたい、インフルエンザにかかるんですよ。
なんですか、それ。
たぶん、究極の油断がここで起きるんだと思いますね、年末年始。
だいたいやる。
そうなんだ。
私、毎年そうなんですが、あんまり年末年始って意識がなくて。
そうですよね、そんな感じがある。
なんかずっとルーティンじゃないけど、同じリズムで。
正月関係でだろうなというね。
いや、ただやっぱりお客様、というか顧客とのセッションが減るので。
その分、ちょっとやってなかったことやろうという、ちょっとしたワクワク感はありますけど。
大掃除もそんなしないし。
それはしてください。
いやいや、しますよ、しますよ。
しますけど、秋山家の場合は大掃除をやめて、
年に数回ちょいちょい掃除をやろうという方針なんですよ。
なるほど。小刻み掃除理論とか知らないですけど、やってるんですね。
確かに、一番合理的ですね。
疲れちゃうんでね。
ただ、ちょっとは多めにやりますけどね。
即断。
年末年始が違うと、なんか食べてたあれができる、これができるというワクワク感があって、
それをやろうって年明けると、イメージの3分の1も終わってなくて、
勉強しようとかね。
やろうってできない人も、普通の話ですからね。
必ず起きますよね。
まあ、そういうことでね。
いきたいと思いますが、
秋山先生の年始どう過ごされましたかの話、楽しみにしておりますので、
頑張ろう。
しっかりとネタを仕込んでいただけたらと思います。
ということで、今日の質問いきましょう。
では、40代の会社役員の方ですね。
ご質問いただいております。
いきましょう。
現在、会社役員として、社長の右腕のポジションにおります。
社長はアイディアマンで、誰もしなかったことを次々と始め、ある意味業界のいたんじ。
一緒に仕事をしていて楽しいですが、困ったこともあります。
それは、指示が曖昧すぎる時があり、何を求められているのかもわからず、
フリーズしてしまう時があります。
仕方ないので、そのまま部下に伝えるのですが、
その部下にも、これどういう意味ですか?と聞かれてしまいます。
社長に聞けばいいのでしょうが、今さらこんなこともわからないの?
どれだけ一緒にやっているの?と言われそうで聞けません。
それでも何かを変えないといけないとは思っています。
秋山先生に、社長に聞けないアウトカムなんですか?と聞かれてしまいそうですが、
03:02
良いアドバイスをお願いいたします。
これは、よくわかりますね。
カリスマと仕事をしている横の人たちの気持ちですよね。
私も沖縄時代、ナンバー2のようなポジションにいて、
やはり社長がそうでしたもんね。
まさに業界遺産児ですもんね。
社長、会長、聞いているかもしれないけど、大丈夫ですか?
大丈夫です。
いい関係ですか?
ご自身も自薬しているので。
むしろね、それを誇りに持っているような。
ぶっ壊しているような気持ちですよね。
この方にいくつかアドバイスをさせていただくとするならば、
一つ目が、ご自身の状況の理解が浅いかもしれませんね。
一つのポイントですか。
怖いですよ。
え?怖いんですよ。
社長に聞けばいいのですか?って言いますけど、
怖いですよ、絶対に。
そうだね、怖いです。
その怖いということの理解が浅いと思うんですね。
だってめちゃめちゃ怖いはずですよ。
会社役員、多分会社に入社されて、何か抜擢されて認められて、
そのポジションに来たわけじゃないですか。
なおかつ何年、流れやっているみたいですよね。
そうすると、自分が社長のことを理解しているとか、
社長の右翼にふさわしいと認められたので、
私はこのポジションにいるっていうのは絶対入りますよね。
そこに対して、社長の言ってることはわかりませんとかね、
言われるということはすごい怖いことですよ。
この怖いっていうのは何を怖いっていう捉え方ですか?
自分が社長に認められてたというものは、
実は私の中にいなかったっていうのはバレちゃうとかね。
社長が本当にそう思うかどうかは別にしてね。
別として。
期待に応えたいのに応えられない自分が本当はいるんですよと思っているとするならば、
それを社長にバレるのは本当に怖い。
これはナンバー2マインドの話をしたいぐらいの回答ですね。
なので、まず最初に怖くなっていいんだっていうところを受け取っていただきたいんですよ。
怖くなるのは全然おかしいことじゃないよね。
もしそれは跳ね返そうとすると、
なんで私は社長に聞けないんだ、だめだめだってまた追い込んじゃうので、
それは知識の甘さだというふうにあえて厳しい言い方をさせていただきたいと思います。
この上で、次は最近私が意識してることなんですけども、
問題と悩みの違いを考えてみてほしいんですよ。
問題と悩みの違い。
問題というのは、ここで私たちは言う問題は経営の問題である。経営的に問題。
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もっと言うと、顧客への価値提供が出せるかどうかということは問題していくということ。
というふうに捉えてみます。
もう一個は悩みというのは、ここは心の悩み。
私自身とかこの質問者の方自身の心の悩みというふうに分けてみましょう。
そういう捉え方ですか。なるほど。
そうすると、まずこの方が怖いというのは先ほどの怖いというのは心の悩みじゃないですか。
あ、役に立たないって思われるとか。
いられるって思われると。
ここについてはやはりマインドセットというのは重要になってくると思います。
ここでのポイントは、やっぱりナンバー2として右上でとした場合、
今起きてる状態を経営の問題であると。
顧客への価値提供の問題である。
そこを何とかしようというふうに捉えてみてはいかがでしょうか。
ここのポイントは改めて言ってみますけど問題というのは?
経営の問題。
あなた、右上のあなたがトップの方の支持の意図が分かっていない、
把握できていないっていうのは、会社として問題ですよねと。
あなたのこの心の悩みではなくて。
悩みと言ってるのは悩みというか、
秋山先生がおっしゃってるのはその方の心の問題のことを悩み。
問題は経営上の悩み。
うちと外的なニュアンスで捉えてるんですか。経営上という外の問題。
私と会社のマインド、心の問題。
私はこの2つというのはすごい関係性もあるし大切なので、
心の問題はあなたの問題だから自分でやれっていうつもりは全然ないです。
切り離しだったら心ついてこなくなって、
それこそ本当に身体壊したり精神の保護っていうのはありがちですよね。
心が自分の内側、マインドセットをすることによって変わっていくこともありますが、
側から先に触ってもいい場合もあるんですね。
例えばこの方であれば、やっぱり怖いけども私は怖い怖い。それは当然認める。
その上で経営としてこれはどういう問題だろう。
つまりトップの支持の意図が部下に伝わっていかないっていうのは、
これはやっぱり会社としての問題だというふうに捉えるわけですね。
そうするとこの問題を解決するのは誰だと。
私しかいないじゃないですか。
トップの問題が伝わらないのはトップの問題ではありますけどね。
トップの問題であるけども。
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トップの方がね、ナンバー2のせいにする傾向があるので一応確認ですけど。
トップの問題ではありますが、この方にとっては。
そのトップの問題と、つまりトップとあなたの間で起きている問題を、
私が何とかするんだと。
またこの社長がこういう言い方をするとか、
将来母会だからダメなんだって言ったところで何も変わらないですけどね。
そうです。
やっぱりあとは社長の良さもあるじゃないですか。
いいとこも悪いとこも。
その社長の良さを生かすために、
あなたは会社のためとか顧客価値のためとかに、
どういうアクションを取ればいいですかっていうところのスタンスに
まず一旦立ってみてほしいんですよ。
そうすると単純にトップの意図が部下に溜まらないということを解決できるのは、
この方しかいないんですよね。
そうですね。そうじゃない方が解決したら、
その方がナンバー2になってしまいそうですよね。
だから例えばこの社長は、たぶん部下の方によっても、
曖昧な指示を出すと思うんですよ。
アーティスト気質があるんでしょうかね。
曖昧なつもりもないんでしょうしね。
そうです。
そこに対してナンバー2の方が、
やっぱりこの面白いイタンジの社長の方、
この人の意図をみんなに伝えていくのは私しかいないって、
この人しかたぶんできないと思うんですよ。
あともしかすると社長もそれを期待してるのかもしれん。
ということを考えた場合に、
私はこの質問者の方にエールを送るとともに、
あなたしかできないことはあるんじゃないでしょうかね。
それは社長に意図を確認することですよ。
この方のそもそもの、
自分でも顕在的に認識されている、
怖くても大丈夫なんだよって言ってくださいましたけど、
こんなこともわからないのかと、
どんだけ一緒にやってるんだよお前と、
言われるので聞けないと言ってるけどもということですか。
そうです。
その時に人って時折ですよ。
自分のことを考えちゃうと、
さらに怖くなってできないことってあるじゃないですか。
だけども、
会社全体のためにとか顧客のためにと思った方が、
自分のその怖さを超越できる時ってあるんですよね。
それはやっぱり、
自分のため、自分のためって思っちゃうと、
逆に怖さが膨らんじゃうんですよ。
なるほど。
じゃあここで言いたいのは、
怖いのは当然。
普通は全然おかしくない。
ただそこで今回、
その怖さに向き合ってマインドを整えるっていうのもあるけども、
距離も、
何のためでアウトカムに近いんでしょうけども、
社長とうまく伝わってないと、
下の方に、
私にも含めて、
っていうこの経営上の問題を解決するのは、
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あなたしかいないでしょと、
いうことをやるという当事者になる、
だとするなら、
変な話あれですか。
これ確か番組名、
経営者のマインドサプリですけど、
マインドの話じゃないよっていう話ってこと。
この辺どうなんですか。
会社全体のことを考えた時の、
あなたのマインドの話ではあるけども、
そういった意味では。
やっぱり、
自分の心の問題を、
触れよう、
直そう、
直そうと思うと動けない時は、
やっぱり、
大きい役割の中で、
自分が何が果たせるかってことを考えた方が、
動ける時があるんですね。
なるほど。
私自身も自分のことを考える傾向は強いんですが、
時折チームのことを考えた方が、
アクションが大胆になれる時があるんですよ。
うんうん。
自分のことはさっきおき、
チームのためにやろうと思えた方が、
自分の不安とかを一旦脇に置けるとかね。
確かに大きな全体の中で仕事した方がね、
この辺は動けることは当然ありそうですよね。
そうすると、
自分の不安は一旦脇に置いて、
みんなのために動けたっていう、
その行動を見ると、
今度自分のマインドセットが、
それことによって変わったりするんですね。
うん。
私は自分の不安を脇に置いて、
みんなのために、
ちょっと怖かったけど聞けたという、
また自分に対する、
何だろう、
承認っていうのがされていくことも多いので。
なるほど。
一旦ですね、
会社の問題などと、
自分の心の問題というのを一旦分けてみて、
今回はこっちから攻めるんだっていうような、
思考を持っていただくと、
ご自身の何とかな、
行動に幅が出ると思うんです。
なるほどですね。
ちょっとそれを踏まえて整理していただいて、
でもそれでもやっぱりできないぞという場合には、
逆に言うとね、
自分の方の、
マインドの方の問題に向き合った方が、
いいかもしれないのでね。
今のを踏まえて、
ちょっと考えていただいて、
いややっぱりマインドだぜということがありましたら、
そっちの方の話をね、
具体的にもしいただけたら、
一緒に考えていきたいなと思っております。
私もこの方がもしね、
社長に来た時に、
社長はびっくりするかもしれないけども、
確認してくれるんだ、
嬉しいなって思うかもしれません。
だから分からない、
やってみないと。
意図はね、
会社を良くしたい、
伝えたいですね、
このパターン。
それはね、
伝わるような気がしますよね。
ということで、
ぜひ行かせていただいて、
また質問お待ちしております。
秋山先生、ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
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