1. 経営者のマインドサプリ
  2. 第365回 「完璧主義」になる人..
2022-07-08 13:39

第365回 「完璧主義」になる人間のメカニズム

第365回 「完璧主義」になる人間のメカニズム 経営者のコーチングを専門とする秋山ジョー賢司が、経営者やリーダーの抱える課題に共に向き合い、「マインドのメカニズム」を基に、ゆるやかにお答えする番組です。

番組への質問はこちら↓↓

https://ck-production.com/podcast/akiyama/q/

00:02
こんにちは、遠藤嘉津です。秋山ジョー賢司の経営者のマインドサプリ、秋山です。よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、ということで今日も行きたいと思いますが、
あ、なんかセンスもって落語でも始めたかのような、暑いですね。
ちょっと暑いんです、部屋の中が。
収録地はね、エアコン切ってますからね。
さあさあ、そんな感じですが、最近はいかがですか。
昨日はですね、秋山家高齢の月一の映画の日で。
出た。
私の番だったので、自分が選択するのを。
何を見ようかなときに、今とっても流行ってるバブルを見たんです。
中身全然わかんないのに、流行ってそうだからこれにしようって。
遠藤さん。
アニメなんですよね。私は当然知らないですし、
今ちょうど焦ってバブル映画ってググってみたんですけど、
結構なキャスティングですね。
これは相当注目されてるの知りませんが、
どうだったんですか、これは。
いやー、すごい良かったです。
びっくり。
だって感想良かった。
若い人が起きたことに対して前向きに捉えていくっていうのと一方で、
私みたいに年配の人は、なんでこうなった、なんでこんなんだっていう、
起きたことに対して困惑して言ってるので、
その差が大きかったなーってすごい感じましたね。
だから私としては、理由とか分析傾向の強い私としては、
いやいやいやと。
やっぱり今起きてることを直視して芸術に対応しなくちゃいけないなーなんて思いながら。
なのにストーリーとしては論理が飛躍していくんですか。
なぜそれが起きたのかっていうことは追求していかないんですよね。
普通のロジックで言ったら、「え?どういうこと?」ってなるんだけど、
どうならないでみると、論理を飛躍して前向きになれる映画とか。
秋山先生、超苦手そうじゃないですか。
そう、苦手なの。
楽しめなそうですよね。
ちょっと待って、ちょっと止めたいんだけど。
いやいや、なんで。家にいました。家にいました。
そういう人いますよね。
ところがそんな私でも楽しめたので、
ちょっと私も成長したなーって。
あーなるほどね。根拠がなくても楽しめると。
これちょっと自分がどっちに触れるのかも含めて見てみたいですね。
バブルね。ネットフリーですか?
そうですね。
あ、ネットフリックスに入れるんだ。えーちょっと見てみよう。
よく見てますよね、コンテンツ最近。
まあでも一応ですね、自分は……
暇?
今思い出してた。
こないだスパイファミリーも見てるって聞いて、
あ、これはいよいよ暇疑惑かと思いました。
だいたい私、お昼を家で食べたときは、
お昼を食べ終わって30分間は何かコンテンツ1個見ようと決めてるんです。
03:01
それでそんだけ追ってるんですね。
映画とかも細切れで30分見てみたいにしてみてって言ってるんですか。
それはない。
1本見てるの。じゃあ2時間見てるじゃないですか。
昼に映画は見ませんね。
あー見てない、なるほどね。
そんなこんなですが、バブルぜひご感想いただきたいなと思います。
さあということで今日の質問いきたいと思います。
今日はご質問いただいております。
完璧主義の自分を直したいというテーマでいただきました。
よく部下に、部長は完璧主義ですよねと言われます。
最初は仕事の成果をこだわっていると褒められていると思っていたのですが、
最近は口うるさいですと指摘されている気がしてきました。
口うるさいって思われているのかと思うと腹が立ってきます。
仕事をなめんな。ちゃんとやらないから成果を上げられないんだ。
その反面、自分でも口うるさいな、
自分のこだわりを押しつけているのかなと思っている不思議もあります。
私は完璧主義なのでしょうか。
それはいけないことなのでしょうか。
またそれを改善したいと思ったらどうしたらいいのでしょうか。
そういうことで自分を疑い始めているようですね。
ちなみに遠藤さんはご自身のこと、完璧主義が強いと思いますか。強くないと思いますか。
パッと言われたら強めの部分はある気はしますね。
それっていい塩梅ですよね。強めの部分があるみたいなところで置いといてくれると。
ポッドキャストで言うのだったら、ヨタ話つまんなかったら再収録しませんって提案してくれた。
だから完璧主義って実は、ちゃんとゲームで言うと完璧主義な人はいないんですね。
だからその前に、何をもって私たちは完璧主義という名前をつけてるかっていうところがわかってくると、
ちょっとやり方が見えてくる、捉え方が見えてくるなと思ってます。
なるほど。
私たちはどういうとき完璧主義というネーミングを作るかってだいたい決まってまして、
重要度が高すぎる価値観を、自分の中の価値観をたくさん持ってる人が完璧主義だと認識していくんですね。
なんか相対的に多めってことですか。重要度が高いものが。
そうそう。これ二つありますよ。
重要度が高すぎる自分の価値観をたくさん持ってるという状態だと思うと完璧主義という枠組みに認定していきます。
なるほど。認定される。
自分も他者もね。
あー面白いですね。
実は私が昔、このことを子供に教わったんですよ。
うちの長女に。昔々。
長女が、親にいろいろ言われるじゃないですか、私とか。つまりね。
06:00
学校行くときに、セーター持ってったらとか傘持ってったらとか気温が下がるからとか。
そういうことを言うと、長女は、「いいよ、別に。大丈夫だから。」って言うと。
それを聞いてて、私は昔イライラしてて、
お前は自分の判断が正しいと思ってんのか。
それでも自分の健康にも福祉を通じてるからなーって思って、それを丁寧に聞いてみたことがあるんです。
教えてよ。
そうしたら彼女が、「私も大切にしてることはあるし、優先順位もあるけども、
一つ一つの大切にしてるのの重要度が小さい気がする。」って言ったんです。
だからその場その場に合わせてコロコロ変わっていっちゃう。
そういうことあるの?って聞いたら。
パパってさ、私から見たら大切にしてることの数がすごい多い気がする。
なおかつ一個一個が重い気がする。
でかい気がする。
だからあれもこれもあれもって思ってるんじゃないの?って言われたときに、
お前すごいなーって感じてしまったんです。
コーチングされちゃったんですね。
分析されちゃったんです。
言われてみるとそうで、私は人間の体とかマインドっていうのをすごい好きで見てきたので、
例えば声の出し方が重要ですとか、
観察の仕方が重要ですっていう重要なものがたくさんあるわけですよ。
たしかに多いかも。
それが重要だったはずが面白いから、
そうしないといけないっていうふうになってだんだんきつくなってくる感じがしますね。
やたら日常にタスクが常に条件設定がすごいあるみたいな環境になっちゃうんですね。
そうするとそれが全部できると、
素晴らしいものができるというふうに思い込みすぎちゃうと苦しくなっちゃう。
ですので一回皆さんも、
自分の中の重要度の高い価値観って、
多めなのかな、少なめなのかなっていうふうに見てほしいんですよ。
例えば仕事注文はこうしなくちゃいけない、
ああしなくちゃいけない、こうしなくちゃいけないっていうのがたくさんあるのか。
そのことが悪いということじゃないですよね。
その持ってるものを自分にぶつける場合は、
何のためにそれを自分にぶつけるかってことに立ち返ればいいじゃないですか。
例えば、顧客に価値を提供したいからこれもこれも重視したいんだっていうことは、
いいように機能してますよね。
ただこれをちゃんとやらないと自分はダメな人間なんだってぶつけてらっしゃると、
自分の価値観を何のために使ってるかっていうと、
素敵な自分でいたいために使っちゃうってことになるので、調子悪くなっちゃう。
なるほど。
09:00
あとは部下に対してもそうです。
部下に対しても、あなたの重要してる価値観を相手にぶつけるのは、
これを重要視しよう、顧客のためにここを意識しようと言ってるのか、
これをやらないとプロとして失格だとかね、
うちの社員として恥ずかしいとか、社員としてどうなんだっていうふうに、
自分の価値観を使って相手のことを責めるってことは自分にも他人にもやっちゃうじゃないですか。
これは覚えていかなくちゃいけないのは、
結局人間というものは、自分の中にある価値観で、
自分と他人をさばいていってしまう生き物なのだって前提があるんですよ。
そこをやっぱり自覚していかないといけないなと思いますね。
それでも悪く出るパターンもあれば良く出ることもあったりっていう中じゃないですか。
完璧主義認定が行われるのは重要度が高すぎる価値観が多すぎるからだという基準があるという上で、
ちょっと今回質問に少し戻りたいと思うんですけど。
この方ははじめ完璧主義は仕事の成果をこだわっていると認められてたんだなと思ったものが、
実はこいつら、俺のこと口うるさいとかめんどくせえみたいな感じで認識してたのかというところで、
ちょっとどちらどちらってなっている状態ですよね。
という中でどうするとこの方はいいですか。
どっちだってなったってことは、いい意味で気づき始めたんじゃないでしょうか。
自分の価値観を相手に押しつけちゃってるのかなとか。
その感覚に気づけたならば、
そうじゃなくて何のためにそれを重要視してるんだっけってことを思い出してほしいんですよ。
そうすると、これは大切にしてるのは顧客のためとか、
そういう自分でいたいためだと。
そこにとらわれてるんじゃなくて、それを目指していきたいんだと思うと使い方がずいぶんうまくなると思うんだよ。
なるほど。
そのように自分は目指していきたいんだ、そういうふうになっていきたいんだって言うと、
使い方が変わってくる気がするじゃないですか。
私も重要視してるものがたくさんあるので、
そこで自分のことを責めちゃうことが多いんですね。
さっきのね、昼飯を食べ終わったら30分は必ず何かを見るって、
一歩間違ったらめちゃくちゃ自分縛ってる完璧主義ですもんね。
そうですね。
ただそれは楽しみながらできてたり、
これで新しいコンテンツを入れることによって自分の刺激を作っていけてるなと思えるからいいわけです。
確かに確かに。
だから自分がどこに対して重要度を高めている、
その完璧主義になって認定されてしまうものを持っているのかというのをまずチェックするということのほうが大事で。
12:02
その通りですね、本当に。
それを自分にも使うっていうのは当然起きるが、
他人に使ってるということにおいてのマイナスとかがないのかっていうことを、
ちゃんと環境を見ながら、ある意味自分に向き合うというのは大事だと思ってます。
素晴らしい持ち方ですね。
ですから、自分に使うアウトカムは何のためとか、
他人に使ってしまうアウトカムは何のためっていうアウトカムをしっかりと思い出していくと、
完璧主義ということは問題ではなくなるわけです。
なるほど。
久々に完璧主義って言葉聞きましたけど、
温めて言われると、完璧主義な自分ってものすごいいろんなとこに潜んでそうですよね。
今回指標もいただきましたので、
完璧主義とは重要度が高すぎる価値観が多すぎる部分ということで、
ぜひ一度自分を振り返る機会にしていただきたいなと思います。
ということで、今日のところ終わりましょう。
秋山先生、ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか。
番組では秋山城賢治への質問を受け付けております。
ウェブ検索で秋山城と入力し、検索結果に出てくるオフィシャルウェブサイトにアクセス。
その中のポッドキャストのバナーから質問フォームにご入力ください。
またオフィシャルウェブサイトでは無料メルマガも配信中です。
ぜひ遊びに来てくださいね。
13:39

コメント

スクロール