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2024-05-31 15:05

第464回 相手の「矛盾」を伝える技術【スタンス編】

第464回 相手の「矛盾」を伝える技術【スタンス編】

経営者のコーチングを専門とする秋山ジョー賢司が、経営者やリーダーの抱える課題に共に向き合い、「マインドのメカニズム」を基に、ゆるやかにお答えする番組です。

番組への質問はこちら↓↓

https://ck-production.com/podcast-contact/?post=pc_akiyama

00:03
こんにちは、遠藤和杉です。秋山ジョー賢司の経営者のマインドサプリ、秋山先生よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、ということでね、今回は先週の続きになるので、少し復習しながらいきたいと思いますが、覚えておりますか?
あの、社長室の先生から投げかけた。
そうですね。いわゆる社長室の先生も含めた、事業の方、経営者の方を支援する事業の方が、
まあ、こう伴奏していく時に、認識のズレとか、そういうものを修正する時に、どういう形で相手にそのズレとかを伝えたらいいですか?というお話でしたね。
ちょっとそれ、ちょっとズレてない?違くない?みたいな風に思っちゃった時に、そのまま言うと、なんかセロン言ってムカつくなみたいになっちゃうので、
なんかこの辺って、なんかあるんですか?っていう人もいましたよね。
で、前回はスキル編ということでね、やったんですけど。スキル編、細かいところは、キーワード3つありましたね。
アウトカム、エビデンス、コントロールってありましたので、ちょっとそこはね、もし聞いてない方はそちら聞いていただきつつ、
今日は今のスキルの話だったんですけど、今度スタンスが重要だぞという話がね、こぼれてますので、いきましょう。
そうですね。そのスタンス、スキルって、要するに2人で共通なものをしっかり握って、そこに対して走った時に、ズレた時に、
ズレてるんじゃないですか?とか、ちょっと違いますよ?とか言う時に、そもそものスタンス、関わり方をどうしたらいいかっていうところがめちゃめちゃ大事で、
正直なところ、ここができたら伝え方は何でもいいみたいな話はあるんですよ。
ほんとはダメなんですよ。
スキルは、もうどうでもよくなる世界。
いや、アウトカム設定はちゃんとするべきですけども、言い方?
例えば、ズレてますよ?っていうのか、ここはこうだからこうじゃないんですか?みたいな投げかけのトーンっていろいろあるんですけども、
そのトーンの前にこのスタンスが重要で、
これ私がですね、今までコーティングをしている時にどういうスタンスでやってたのかなってことを振り返る機会があったんですよ。
今までで間違ったスタンスの話を聞きたいですね。
で、それはですね、
やっぱり私が問いかけをしていくと顧客が苦しくなってきちゃってるんですね。
今のは過去の話、経歴した時の話ですね。
つまり、秋山さんの言ってることがわかるけど、なんかもう苦しいっすよみたいな。
セッションするのが嫌だぐらい。
いや、私は何をしてるんだと。本当に相手のことを考えて、一生懸命考えて、
ズレてるものはズレてるんじゃないでしょうかって。
あなたが考えていないところを、ここです、ここまで考えてるけどもここ考えられてないからここ考えてみてくださいって言ってるだけなのに。
相手が苦しんでいく。なんだこれはと。
その時ですね、私の脳にどういうわけかですね、そのパタッと喋るときにある映像が思い浮かんだんですよ。
03:04
その方は海を泳いでるんですね。すごい荒波を一生懸命。
で、私は崖の上から指示してるんですよ。追いかけてるんです。
一緒に潜ってないってこと?一緒に泳いでないってこと?
泳いでないの。
あれ前回バディの話しませんでしたっけ?
そうなんですよ。私はもうけーっとは、もう荒れ狂う海の中をあの島めがけてこって、もう溺れそうなのに泳いでるんですよ。
社長がね。
で、その時私は、なんか社長、後ろからサメが来てるの気づいてますか?とか。
やばいでしょ。早く逃げたいみたいな。
なんで逃げないんですか?とか。
なんで逃げないんですか?
お前この野郎って話ですね。
後ろからサメ来てるの見えてないんですか?みたいな。
来てるのに気づかないということでよろしいんですか?
今だったら笑いますけど、衝撃を受けて、俺はなんなんだって思ったんですよ。
つまり、今Zoomでやってるから、Zoomの向こうでクリスと一緒に、本当に必死になってやってる人に偉そうに見えてないとこばっかりしてきてるんですよ。
そこで思ったのは、その時にたまたまですね、ある顧客の方が、秋山さん、僕ね、最近すごい応援してる人がいるんですよって話を聞いてどうしたんですか?
ブラインドマラソンの選手で道下さとみさんという方がいて、女性のね。
その方がすごいなんか頑張っててって話を聞いたんですよ。
そこから私が調べたときに、実はそのブラインドマラソンの伴奏者の堀内のりたかさんという人を知ったんですよ。
道下選手の伴奏している方で、2016年のリオのT12という障害者の方の大会があって、そこで銀メダルを取ったんですよ。
このときに伴奏してたのが堀内のりたかさん。
なんか私ここにヒントがあるのかなって。
だって私は崖の上から伴奏してると言ってるわけですよ。彼らは一緒に走ってんだね。
そうですね。本当に一緒に走りますもんね、あの方々。
その堀内さんの方がどんなことを話してるのかなっていうのを、それがスタンスの話なんですけどね。
その方の言葉がある。
その方は、新たな役割なんですかって言ったら、目の代わりって言うんですよ。
そこまでは、なるほどって感じですね。
目の代わりってことは、崖の上からでは目の代わりにならないんです。
今、秋山先生、自分の違いを思いながら聞いてるから、そこでうんってなるわけですね。
06:02
目の代わりってことは、本当に横に立ってるんだ。
横っていうか、その体の中に入ってますよね。
そうそう。一番嬉しいときは、
一番嬉しいとき。
その方がね、選手の方に、目が見えてるかのように走れたって言ってもらうときがもう最高なんですよ。
ただしそれは僕はまだ2回しか言ってもらったことがないっていう、あるときの。
発生したときは、堀内さんがね。
発生したときは、今まで自分は市民マラソンのランナーとして走ってたんです。過去は。
で、あるきっかけでバーン操作になったんだけども。
発生したときに、倍嬉しいって言うんですよ。堀内さん。
で、悔しいときは、その悔しさを2人で分かち合うんですって。
もう夫婦の話かみたいな。
そのときに何を大切にするかというと、絶対決めてることは、嘘を言わないことと本音を言うことなんです。
バーン操作として、
嘘を言わない。
その選手に。話の次元が抽象度が高いし、すごいところで話してるので、
その嘘の意味と本音を言うとの話がどういうことなんですか。
私もそこまでわからない。
例えばですよ。メロウ代わりですよ。
嘘を言ったらやばいですよね。
性しか変わりますよね。
何を言うかわかりませんけども、道がこうなのか右に曲がってくださいのかわかんないけど、とにかく全部嘘を言わない。
最中にってことですか。
声かけるんでしょうね。
一度インタビューさせていただいた方がいいんじゃないですか。
気になりだしてきたわ、話が。ちょっと聞いてきてくださいよ。
もちろん不思議なもので一緒に走ってるとき、ロープの張力で相手の機嫌や気分を感じ取ることがある。
ああ、でもなんかわかりそうですよね。
私もコーチとしてそのつもりでやってたけども、
その次元の話を聞いて。
海の中で横で泳がないと無理だな。
だってこの方はついてるために一生懸命練習してるんですよ。
私が発した言葉のトーンの良し悪しを相手の選手は感じ取ることがあるんですって。逆に。
だから日頃から隠すことがないように本音を語り合っていけるように努力をしてるんですって。
この方はパラリンティックでリオの大会に一緒に世界大会に行ったんですけども、
僕は道板さんから夢をもらったと思ってる。
自分みたいな市民ランナーが世界大会に行けるってことは彼女から夢をもらった。
そのときに私もクライアントから夢をもらってるんだと。
09:00
例えばある県の開発をするために土が出るじゃないですか。
それを処理をしている会社の社長さんが言ってて、いわゆる熱海とかで事故があった。
はいはい、土砂災害がありまして。
森出のやつで、彼はなんとか森戸というものをちゃんとしていきたいっていう話をしてくれてるんですが、
私も確かにそれ重要だなって本当そうしたいなって思ったりするわけですよ。
そうすると、あ、夢をもらってるんだなっていう。
でもその夢を本当に自分が自分のテーマとして一緒に伴奏することができるならということですね。
そうですね。
それに対して手伝ってあげるみたいな話だと、夢なんてもらえないんですよね。
私びっくりしちゃったのは、こんなこと言ったんですよ。
伴奏者で支えるって言ってるんですけども、みんなに偉いとかすごいって言われると。
だけど自分自身は、支えるっていう思いでやってるわけではないんです。
やっていくうちに道田選手から支えてもらっていることを気づくことがあります。
道田選手がパラリンピックに出たい、金メダルを取りたいという気持ちを抱いたこと、
そこに向かうまでとてつもない努力を本当に間近で見てきた。
疑問にしてきた部分では、この人すごいな、自分も頑張らなければといつも思わされていた。
支えていたように見えていたが、実は支えられていたということが実態だったりします。
泣きそうな話ですね、ここまで来ると。
すごい話ですね、それ。
だから私もつくづく告白を支えるっていうことがおこがましいというかね。
やっぱり私自身もお客さんと接すると、本当に支えてもらっているから、
いやなんでこの人こんなに頑張れるんだろうって思うことって本当にしばしばあるんですね。
そうすると、いやいや俺支えてんのみたい。
実は支えられてるんじゃないかなっていうことを、最近なんですけどもようやく感じるようになってきた。
まさにね、我々一緒にいろいろ勉強させていただいている中で、
しらかわさんとかね、10分でマンドウェー戦略とかやってて、
あそこの大ボスの方にね、支えることでしか支えられないという言葉で教えていただいた話が、
なんかもうそのまま突き刺さるような話だなという感じがして。
これ何ですか?スタンプの話でしたっけ?
だいぶ本気出してきてちょっと、あれ、びっくりしておりますが。
そういうことなんですね。スタンスってこの次元の話ということですね。
ちょっと明山先生、少しだけ整理していきましょうか。
もう整理するとこないか。
要するにですね、相手を支える、つまり修行の方、これ実は修行の方だけじゃなくて、
社員の方が社長を支えるとか逆に社長が顧客を支えるでもいいんですけども、
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相手を支えるってどういうことかなっていう時に、やっぱり実は支えられてるんではないかとか、
少なくとも私たち修行の人間は顧客の横に立って走ってるという感覚があるかですね。
つまり私もそうなんですが、ついついセッションをするとき一生懸命やればいいと思っちゃうんです。
その瞬間ね。
そうすると私がイメージした崖の上からメガホンを持って騒いでるコーチになってしまう。
サメ来たぞ、イメージ湧きましたね。
そうじゃなくて、その経営者の方が本当にどこを目指してるのか、
その目指してるゴールに対して一緒に走りたいかどうかっていう、そこのことが問われてる。
でもまさにその次元でスタンスでお付き合いしていくためにアウトカムの確認をし、
アウトカムというのがどういうことがエビデンスとして揃ったらっていうような次元での解像度でのちゃんと共有把握をするっていうアウトカム設定っていうことですよね。
アウトカム設定してエビデンスチェックしたら、あとコントロールで何できるかどうかみたいなのはリソースチェックしましょう。
そんな簡単な話じゃねーの。
ここがセットということですね。
改めてね、この質問をいただいて自分も振り返ったんですけども、
伴奏するってどういうことなのかなってときに、
ファラリントピップ分かりやすかったのは、ブラインドマラソンは、
その道下選手が走ってるけども、この堀内さんもトレーニングしてるから一緒に走れる。
つまり、その人の横に立って一緒に走ってるのかどうか、
縄の張力を感じながらその人のことを感じ取ってるかどうか、
っていうところに自分も立ち変わりたいなっていつも思ってます。
なるほど。
ということで今日はタンスの話をさせていただきましたけども、
これは別のアカデミア等々でもおしゃべったほうがいいんじゃないですかという気はしましたが、
なかなかね、ノウハウの話を超えてるのでね、
セミナーは難しそうな内容でもあるんですがね。
というところで、今日のところ終わりたいと思いますが、
味わっていただくということで、余計なことは言わずに終わりたいと思います。
ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
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