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2023-08-11 12:36

第422回 論点の定まらない人とのコミュニケーション方法

第422回 論点の定まらない人とのコミュニケーション方法

経営者のコーチングを専門とする秋山ジョー賢司が、経営者やリーダーの抱える課題に共に向き合い、「マインドのメカニズム」を基に、ゆるやかにお答えする番組です。

番組への質問はこちら↓↓

https://ck-production.com/podcast/akiyama/q/

00:02
こんにちは、遠藤克樹です。秋山ジョー賢司の経営者のマインドサプリ、秋山先生よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、ということで、今日も行きたいと思いますが、早速質問来ておりますので、ご紹介させてください。
社員が50名の会社員のようでして、部長職の方ですね、50代の方からご質問いただきました。ありがとうございます。早速紹介させてください。
プロジェクトを任せている課長職がいます。進行状況を聞こうとしても、ずっと自分の話をしたい論点で話をし続けて、こちらの聞きたいことがなかなか聞けません。
おまけにプロジェクトがどこまで進んで、何が課題なのかを聞こうとしても、いつの間にか論点がずれて、部下の家族の話にまで広がって発展してしまいます。
一生懸命やっていていい人なのですが、話を聞くのにすごく時間がかかってしまいます。不平不満を言うわけではないので、話を止めるのも申し訳なく思ってしまい、結局相当な時間を費やして話を聞くことになります。
このような部下にどのような対応をすればよいものでしょうか。
うーん、なんか想像できますよね。
想像できますよね。
こういう方いらっしゃるじゃないですか。
悪気もなく?
うん。
秋山先生のイメージはどうなんですか。
私、例えば部下の方に今の心境状況はどうなのって言ったら、あ、ここまで進んでいます。そっか、じゃあ問題は何なのって聞いたときに、いや、実は部下の人が本当に一人元気なくて、あ、そういえばね、その部下の方のお母さんの、またね、お母さんのお母さんが病気になって、すごいね、耐えそうなんですよ。で、その病気というのは知ってます?あの、なんとか動脈炎で。
あー。
なるほどね、いや、イメージは来る。
大変なんですよ、なんかお母さんの気持ちわかるなーみたいな。
気づけば、あれ、プロジェクトの期限、進行状況どこ行ったんだっけと思いつつ、結構真剣に話してるから止めるのもできず。
そうですし、この課長は部下の家族のことまでも心配してるのがいいかなと思うと、逆に止める私が薄情な人に見えたりする。
確かにね。いや、そのことよりもさ、プロジェクト、今、進行の話聞いてるからさ、ごめん、ちょっとその話は言えないですよ。
言えない、なかなか。
そんな中でっていう質問か。ちょっとそういうイメージをしながら、もし質問がずれてたりしたらまた是非ご指摘をいただきたいんですけれども、そんなイメージをしながらいきましょうか。
あとはもう一つ、私が昔あった事例も紹介してイメージしていただきたいんですけども、その時はですね、ちょっともう少しシリアスというか、お客様から飲食でクレームがあってすぐ対応しなくちゃいけないという場面だった。
03:04
で、その部下にお客様は何て言ってるのって、自分が対応しようと思ったので、対応してくれた部下に状況を聞こうと思ったら、いっぱい説明してくれて、でも僕が悪いわけじゃなくて、お客様はこうでこうで、でも私の気持ちとしては、みたいになってしまって、いや、俺も行きたいのに、みたいなところが起きてしまった。
ありますね。結局、状況を何もつかめず、一体どこがどこまでが自立で、この人の思い込みなのかもわからないみたいな。
なおかつ最近は、相手の話をちゃんと聞くって、ヨロズカでいっぱい言われてる。
そうですね。さてさてっていうところですね。
で、この2つの部下の話っていうのはしっかり聞いていくということっていうのはまず基本的に重要です。その中でもう1つ、会社全体とか組織全体を考えるときに何が必要かというと、その時間の枠組みで話したいことが話せるってことも1つ重要じゃないですか。
仕事ですからね。
クレームがあって、もうすぐクレームのお客様に行きたい、行きたいので、この3分間の中で状況を聞きたいとか。
あとはワンオンミーティングすると20分間の中で、今あなたに任せているプロジェクトの課題を2人で共有したいという目的があって、そこからずれていってしまった場合という前提として聞いてほしいです。
このようなときに私たちが往々にしたのは論点がずれるのは何かっていうことなんですが、論点を最初に共有できてなかったってことだと思うんですね。
はいはいはい。
ですからこの質問者の方は最初に論点を原稿化しちゃう。
じゃあ今から、最近どうもプロジェクトちょっと教えてって言うと、論点ないじゃないですか。
プロジェクトは論点で、でかすぎますね。
で、今あなたが任せているプロジェクトの進行状況、そして君から見れた課題は何、それを聞きたいんだ。
なおかつお互い時間があるから20分の中でこの話を引き出そうねっていうのをまず抑えた。
うんうんうんうん。
じゃあ木山先生それ言ったとしてもずれるんですよそいつはってなると思うんですよ。
ずれてもいいんです。
論点をちゃんと言ってあるので、その論点に戻しやすくなるんですね。
はいはいはい。
ちょっとごめんってこれはまあスキル中断ってやつなんですけどもしっかり割って入ってちょっとごめんね。
その部下の家族のことと今日打ち合わせの論点はどこがリンクしてくるかなというふうに聞いてほしいんですよ。
お母さんの話まで発展して今日の論点とどこまでちょっとそれは難しそうですけど。
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この時の聞き方は違うだろお前論点ずれてんだろっていうふうにはやっぱり言わないでほしいんですよ。
もしかしたら関係するかもしれないですよ。
確認です。
ちょっと待ってね。
そのお母さんの話と今日の論点はどこが関連する?
どこが?
違ってます違ってた。
今日はあれですよねこっちですよねって戻る場合もあるから。
かわいいな。
実は部長、実はそのお母さんというのがこのプロジェクトの何々さんと知り合いでってなるかもしれない。
それはどうか。
確かにね可能性は無限大ですからね。
というのはやっぱりお前何余計な話してんだよっていうのが伝わっちゃうともうお話できなくなっちゃうんです。
だから前提はきっとその話と論点は合ってるはずだと僕は思ってるんだけど見えないから教えてねっていう形でこのスキル中断っていうのを使っていただくとすごい良いと思う。
なるほど。
さっきのクレームの件もそうですね。
今から僕がそのお客様に君の代わりに対応するから3分後にはそこに行きたいと思ってるので起きた事実の部分だけをまず教えてねって言うんです。
でも相手は興奮しちゃって動揺しちゃってるからずれると思うんですね。
ずれた時ちょっと待って今から行かなくちゃいけないから事実の部分だけまず教えて。
その背景はまた後でゆっくりちゃんと聞かせてねっていう。
私はなぜこれがそう思うかっていうと自分も論点ずれちゃうんですよ。
ずれがち?
想像しちゃうのでいろんなこと妄想しちゃうのでやっぱり自分も論点ずれるっていうのをちょっと認識できてるので人って喋ってると自分の思いがあってフックがあるとそっちの話しちゃいたくなるよねとかっていうのは何となく自分自身に感じてる。
確かに秋山先生以前どなたかに宙に浮いていくみたいなことを言われてるのも気になることありますけど。
話してだんだんこうぷわーって浮いてっちゃう。
でも人はありますよねこれ。
論点がずれるのはいけないんじゃなくてやっぱり人がその人の気持ちその時のシチュエーションとか気持ちで論点ってずれちゃうよねって。
ずれるから戻そうねお互いにっていうところを前提においてコミュニケーションができる環境が作れたらいいなと思う。
いやでもそれを言われて改めて今思いましたけど。
じゃあ上司のこの方は当然できてるかもしれないですけど一般自分自身かという意味でじゃあ自分上司側の人間がきちんと論点をしっかりと抑えて聞けてるかっていうのが返ってくる話じゃないですか今。
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そう思うとそもそも論点がわかんないでなんとなくバクッとこっちを聞いているという反省が今むしろ強くなりましたね。
そうですよね。あとは論点抑えて聞けてるかもあるし論点抑えて喋れてるのかみたいなね。
ずれたときに部下から社長ちょっとずれてませんかって言ってもらえるかどうかもありますね。
でずれてますかって時に実はずれてない時もあるじゃないですか。
ごめんねずれてるように聞こえちゃったけども実は関係してくるんだっていうコミュニケーションもしたいし。
ですからここは論点が私たちは論点がずれることが悪いこといいことじゃなくてずれちゃうよね。
ずれちゃうから最初に論点を決めて特にワンオンは時間の中で決めていくとか
クレームってのはその場でしっかり対応しなくちゃいけないという時間に制約があるときこそ論点をしっかり抑えた方がいいし。
論点共有がきちんとできていないという点をまず確認しろとなると
部下をどうにかしなきゃいけないっていう視点もありますけど
一旦やっぱり上に立つリーダーとかこの方で言うと部長職なんですから
部下の方がどうなんだと。
でもねこういうふうに質問してくれる方でもしですね本当に問題意識強い方だと思いますね
一回ね聞いてみてほしいですよ。部下の方に。
俺って喋ってるときに論点ずれるときあるんだって。
もしかするとそういうことやってるかもしれないし。
なるほどね聞くの怖いですね。
怖いですね。
ただ大切なのはこのように時間に制約があった場合は特に論点はずれないようにお互いに注意しましょうっていうのは重要で
そうじゃなくて大きいテーマでフリートークでどんどんずらしながら
炙り出そうぜっていうときはまた別だというふうに分けていかないといけないですよね。
それねつい直線的な上司たちは
それ関係ないから。
BTSよみたいな。どれでもいいですよ。
一番関係性に問題が起きるやつ。
あくまでもずれながらその中でいろんなものを炙り出そうというコミュニケーションもめちゃめちゃ重要ですからね。
ということで、絞ったときに論点をちゃんとずらすべきでやらなきゃいけないと。
かといって論点がない対話的な話。
それはそれで重要ですよ。
重要ですね。
いかせていただきたいなと思います。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか。
12:02
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