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2016-10-13 19:01

第66回「秋山ジョー賢司、セルフコーチングやってみました・・・〜収録前にデータが消えてしまった事件〜」

第66回「秋山ジョー賢司、セルフコーチングやってみました・・・〜収録前にデータが消えてしまった事件〜」
上場企業から中小企業までエグゼクティブ・コーチングトレーナーとして人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司が、ビジネスや人生で役立つセルフコーチングの技術についてわかりやすく解説する番組です。
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秋山ジョー賢司の自分の可能性を開放するセルフコーチング
卓越した人物が持つ共通した能力、それは自己対話の力
ポッドキャスト自分の可能性を開放するセルフコーチングは、
上場企業から中小企業まで、エグゼキティブコーチングトレーナーとして
人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司が、ビジネスや人生で役立つ
セルフコーチングの技術について、分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。
秋山ジョー賢司の自分の可能性を開放するセルフコーチング
ジョーさん、本日もよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
テイク2ということで、今日は始まっているんですけれども
ジョーさんね、今日はね、大失態を犯すという収録前、朝8時
はい。
どうしたんでしたっけ?
昨晩、すごい一生懸命書いた原稿のデータを収録直前に吹き飛びました。
今話しているこの瞬間のわずか2、3分前ですよね。
はい。
いきなりジョーさんが始めようとしているのに、アーッとか言うので
どうした?と思ったら、まさかデータがとね、
普段あんなに冷静な秋山ジョー賢司氏が、まさかの若干ちょっと
イラついた声を収録会場で撒き散らすというね。
失礼しました。
実際どうなんですか?ショックなんですかね?
いやー、ショックないですね。
本当にショックそうですね。
だって昨日すごい一生懸命書いたんだもん。
ですよね。なので今日はですね、せっかく、せっかくって言っちゃね、
もう今怒られそうですけど、これ自体がコンテンツだと。
こういう日常、皆さんあるじゃないですか。
一生懸命作ったエクセルデータがフリーズするとか、
パワーポイント資料が消えて、
明日のプレゼンどうするんだとか。
これはもう日常ビジネスあるあるだと思うんですよ。
なので今日もう目の前でね、この引きを引いてくれたジョーさん自身に、
この葛藤をどうやって立ち直るのかと。
その実演セルフコーチングという回にしたいなと。
はい。というわけで。
というわけで。
今、遠藤さんに即されて公開セルフコーチングをやってくださいと言われたので、
今ここにノートを取り出して。
自ら。やるぞと。
今すごい落ち込んだ気持ち。
いい声ですね。
いやいやいや。落ち込んだ気持ちと、
それから皆さんにセルフコーチングを指導というか伝えるという2つの役割を
持ちながらやってみたいと思うんですけども。
私がセルフコーチングをするときはやはり必ずメモを取るんですよ。
メモを取ってそこに質問文をパッと書いて、
そこに対して自分が答えていくというやり方をやっているので、
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それもやりながら進めたいと思います。
そうですね。今回は即興劇ですからね。
はい。
今ね、ちょっとショックなわけですね。現に。
そうですね。
セルフコーチングをする場合に、やっぱり2つの役で持つことになりますので、
コーチ役の自分と、それから答えていく自分、この2人を持ちます。
まずコーチ役の自分から答える方の自分に質問をしていくわけですけども、
一番最初の質問は決まっていて、こういう場合は
何が起きたんですかというふうに聞きます。
何が起きたということは客観的に今起きている現象を整理してくださいという質問文になります。
じゃあちょっとやってみますね。
ここにノートに。
面白すぎますね。
今何が起きたの?と答える私の方は、
昨晩一生懸命書いたデータが飛んだと。
この場合はもうセルフコーチングなので、漢字を剥き出して書いたり喋ったりしても構わないです。
ふざけんじゃない。もう飛んだんだみたいな形でも構わないです。
次に私だとすると質問をする側は、具体的にはどういうこと?
つまりどういうことが起きたということを喋らせてあげる。
答えます。具体的にはどういうことかというと、
昨晩夜中の2時まで書いた原稿が今送ろうと思ってコピー&ペーストしたら消えたと。
笑っちゃいけない。
なるほど。
そこでなぜ消えたの?となるべくなぜは使わないようにします。
言い訳になってしまうので、そこでもう一回何が起きたの?と繰り返し喋ってきます。
何が起きたの?
何が起きたというのは、コピー&ペーストをしようと思ったときに新しいキーボードを使っていて、
配列の癖があったのでそこに気づかずに操作ミスをしてしまった。
次に質問する私の方は、そこで感情を聞きます。
今どんな気持ちなの?と答える方は、すごいムカついている。腹立っている。
質問する方は、何について腹立っているの?
何なんだこのキーボードの配列は?と。
なるほど。
腹立っている原因を他には?と展開していくんですね。
他には、せっかく昨日一生懸命書いたのに。
いくつか挙げていくんですけれども、次の質問がすごい効果的な質問です。
それで一体何に困っているの?
何に困っている?
原稿が消えて困っている。
でも実はこうやって困っていないんですよ。
と言いますと?
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原稿が消えたことについて何に困っているの?
原稿が消えたことについて、今日中に提出しなくちゃいけないものが提出できない。
しゃべりながら私の中では何か違うなって感じているんですよ。
その場合は他には?と思い描きます。
他に何に困っているの?
困っているというか、一生懸命書いたのが消えて悔しい。
悔しくて何に困っているの?
悔しくて何に困っているの?
再現できる自信がない。
ということはここで何に困っているか。
ムカついているというキーボードのことはだんだんあまり関係ない話なので。
そこじゃないところに行きましたね。
ということは今私の中で困っているのは再現できないことについて困っている。
再現できなくて何に困るの?
再現できないと提出できない。
いや違う違う、提出できないんじゃなくて
言いたかったことがあったのにうまく表現できたのに
もう一度表現できなかったらどうしよう?
表現できなかったら何に困るの?
表現できなかったらその原稿を通して伝えたかったことが伝えられないじゃないか。
そうすると私のこのメモのところに困ったことがいくつか出てきます。
再現できない。
伝えたいことが伝えられない。
ということはそこで私の本来のアウト感が見えてくるわけです。
つまり困ったことを羅列するということは
その逆をとっていくと自分がしたかったことが見えてくる。
ということは私がしたかったことは伝えたかったことを伝えたいわけですよ。
そっか、あなたは伝えたかったことを伝えたかったんですねと。
伝えたかったことは何なの?
伝えたかったことはその時伝えたかったことは
原稿の内容を思い出してみると
会社内でコーチングを導入した時にこういう罠に陥りますよ。
その罠に陥った時にこういう対応をするとスムーズにきますよ
ということを伝えたかったわけです。
そのことを伝えることで何を伝えたかったの?
そう聞くんですね。
そうするとその会社内で良い循環を起こすことを伝えたかった。
会社内で良い循環を起こすことによって何が起きると思っているの?
だってその会社内に良い循環が起きれば
会社が健全よく心地よく前進できるじゃないか。
聞く方は健全に循環だとか前進するってどんな感じなの?
健全に循環というのは体の中の気持ちが良い状態になって
みんなの思いとか考えが巡っていく感じですよ。
それを伝えたかったしそうなりたかった。
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ここまで来ると何に私は変化を起こしているかというと
伝えたかったこと、健全に循環していくということを伝えたかった。
それを今思い出しているので自分の内側が全循環になっているわけですよ。
今なっているんですね。
なり始めていますよね。
そういう循環していく感覚ということを原稿を通して伝えたかったんだよね。
という思考をしている間はもう体の内側がそうなっている。
ということはこの原稿のアウトカブって何だったんですか?
って戻ります。
ここで戻るんですね。
読んだ人の中にも今自分が感じている循環、巡っている感覚が起きればいいな。
それがアウトカブ。
ということはそれを得れればいいわけですから
今自分が得ちゃっているわけですよ。
次の質問はその感覚を伝えたかったんですね。
ここでアクションプランに初めて行っていいんです。
その感覚を伝えたい。
今原稿はない。
だとするとどんな方法がありますか?
どんな方法があるんですか?
どんな方法があるかなと思ったときに
今とりあえず羅列してみます。方法を。
原稿の下書きがあるのでその下書きを見ながら書いてみる。
質問する側はコーチは他には。
他には吹き飛んだことをいいことにして
伝えたい内容は変えずに真っさらで書いてみる。
他には今外出先なので
もしかするとお家のパソコンに戻り
バックアップがあるかもしれないからチェックしてみる。
と出ます。
とりあえずリストアップした後に現状を考えてみます。
現状はどういう現状ですか?
現状は今外出先で
そしてこの原稿は昼過ぎまでに提出しなくちゃいけない。
そうだったんですね。
という現状を考えると自分のアクションプランの中で
どれが最適かということを考えた場合
下書きのものは残っているので
下書きといっても中身は半分ぐらいしか書いてないんですが
それをもとに書くというのが最適になります。
そうするとこれを私はチョイスしていくということになります。
という感じでやっていきますね。
今軽くセルフコーティングしてみてどうだったんですか?
わずか10分ぐらいでしたけど。
まず自分の内側が変化していっているので
何か楽ですよね。
ですから今皆さんにも伝えたかったこと
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このポッドキャストという形の中でどこまで使うかわからないんですが
外側のアクションプランを考える前に
内側を一番良い状態に戻さないと前に進みたくないわけですよね。
ですから外側を見たところでそれは意識なので
体の感覚の無意識が整わない限り納得いかないんですよ。
そのアクションプランが仮に合理的最適解であっても
そうですね。
内側が例えば今自分は原稿で本当に思い出してきたんです。
巡りを越すということをやりたかったんだなと思い出すと巡っているわけですよ。
そういうことが起きてきます。
ここでいくつかのポイントがあるんですが
一つ目は何かトラブルが起きてしまった場合
私の原稿を消したというのは今から大体15分くらい前ですね。
ということは過去に起きたことなんですよ。
もちろんそうです。
そうですよね。
ところが過去に起きたのでその吹き飛んだというものは
後ろにあるのに私たちは前に置いちゃうんですよ。
イメージ分かります?
自分の前に直面している感じですか?
に置いちゃう。
ですから壁とか障害が起きた
でもそれは過去のことなのでもう目の前にはないはずなんですよ。
そうですよね。その通りですよね。
でも捕らわれちゃうんですけど
それは目の前に置いちゃう。
なぜかというと飛んだというところを受け入れられないので
もう飛んでないという前提になかなかなり得ないんですね。
ですからきれいごとかもしれませんが問題は過去にしかないんですよ。
現実にもないということですか?
15分前に飛んでしまったのでデータが困る必要は本当はないんですよね。
飛んでしまったのにそれを受け入れられてないので困ってるんですよずっと。
今受け入れられたんですか?
受け入れられた。
そうですね。
イメージ的に言うと目の前に壁はもうなくなっちゃって
後ろの方で15分前の自分は飛ばしてたなみたいな。
やったな。
15分前の自分はやっちゃったなみたいな。
でも目の前にあるのは今原稿がないということと
下書きの原稿が半分ぐらいあるということと
お昼過ぎまでにそれを提出するということだけがあるだけなので
そして自分がやりたいことというのは循環の巡りだったなと。
そうです。
そうするとそこからスタートできる。
これがいわゆるニュートラルに戻すとか無に起きすという考え。
なるほど。
という形ですけども初めての講義だったんですが
そちらで遠藤さん見てていかがでした?
シンプルにこうやってやるんだなという。
部分的には今までコーチングのメソッドとかノウハウって聞いてましたけど
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実際に起きた問題に対して抜けていくところまで見たことないじゃないですか。
なるほどなという感じで。
しかもそんな質問を自分に問いかけていたワードって
決して難しい質問ではなかったですよね。
そうですね。
そんなシンプルにやっていくだけで
多分その中にどの質問を入れるかというのが重要なのは分かるんですけど
意外とできそうじゃないみたいな感じになった方々も多いんじゃないのかなと。
そうですね。
ここでコツはですね、Yを使わないということ。
なぜをなるべく使わないんですよ。
確かに一回のなぜも言ってなかったですね。
なぜ飛ばしたのとか、なぜムカついてるのっていうことをなるべく使わない。
何が起きたの?何が起きたの?っていうフワッとで聞いていく。
なぜを使うとですね、なぜというのは答える要素のパターンが多いんですね。
つまり外側認識は向いてしまうこともあるんですよ。
なぜ困ってるのとか言うとさっきのキーボードの位置がどうだったかなとか。
そうそう。外側にも行きやすいんですね。
何が起きたの?何が起きたの?ってことを考えると質問していくと
現状に対してニュートラルに捉えていくことができるので
なるべくなぜは使わないのがいいですね。
なるほど。なぜの封印ですね。
なぜの封印。
Yの封印をしてワットで問う。
そうです。
そしてもう一つのコツが答えたときの自分の感覚を大切にして
キーボードはどのコードか言いつつ
何か違うぞとか分かるわけですよ。
一回言ってましたよね。
ジョーさん自分で言いながら
っていうのは違うってことに気づくわけですよって
あの感じですね。
そうですね。
その感覚をただただ味わっておけば
また質問する側の自分がそこに突っ込めるわけですよね。
今違うって感覚あったよねみたいなのもいいし
本当は分かってんじゃないのみたいな。
そうするとズボッと自分の深いところに何か見えてくると。
そうですね。
本当は何をしたかったんだって言えば
いわゆるアウトカムっていうのを引き出した質問だったんですが実は
アウトカムを引き出せば
内側の感覚が必ず変わるんですよ。
アウトカムの功用を目の当たりにしましたよね。
あんなに元気のなかったジョーさんが
初めの方の紹介の方ちょっと戻してもらって聞いてもらうと分かるんですが
だいぶ声の雰囲気は変わったと思いますし
私はビジュアルで見ているので
顔の張りがね
風呂上がりかのように戻りましたけど
ありがとうございます。
やっとイケメンに戻ってきた。
だいぶ朝ね
収録前ブサイクな顔にもなっちゃってたんで
どうしたのかと思いましたが
バックとイケメンということで
セルフコーチング
Yの封印をして
バットで撮る。
それぞれをセルフコーチングどうということで
ぜひ皆さんチャレンジしていただきたいですね。
ぜひぜひ
皆さんにもやってもらいたいし
18:01
この収録が終わったら
私もきっちりこのアクションプランを実行しますので
そうですね。
出たら飛んだら
セルフコーチングのチャンスだと
みんな喜んで受け止めていただきたいですね。
本日もありがとうございました。
ありがとうございました。
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