1. 気になる特殊職業の世界
  2. 禁断の質問"スーツアクターの..
先週に引き続きゲストは俳優でスーツアクターの伊藤 教人さん。
これまで仮面ライダーシリーズやヒーローショーなどでスーツアクターとして活躍してきた伊藤さん!
タイトル部分の気になる月収のお話は番組後半で!その前にスーツアクターになるまでの道のりや、初めての撮影現場、とにかく大変だったというお話しを聞いていきます。
伊藤 教人さんHP http://brats4649.com/list/ito
番組の感想はこちらから!
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気になる特殊職業の世界、パーソナリティーでインタビュアーの阿隆 ウララです。
この番組では、探偵やデイトレーダー、プロポーカー選手など、
普段なかなか聞くことのできない特殊な職業の方々に、インタビューをしていく番組です。
先週に引き続き、ゲストは俳優でスーツアクターの伊藤 則人さんです。
伊藤さん、今週もよろしくお願いします。
先週の放送では、スーツアクターのお仕事の中身をいろいろ聞いてきたんですけれども、
結構印象的なエピソードとかもいろいろ聞きつつ、
今回は、スーツアクターになるまでの道のりについて、
伺っていきたいと思うんですが、
前回も少しお話が出ましたけど、
まず、アクションの養成所にもともとは行かれてからということですね。
ただ、その前に美術系の短大を卒業されて、
自衛隊も貢献されていたという、どういう流れなんですか?
僕が高校の頃、農業高校にいたんですけど、
そこでずっとラグビーをやっていたんですよ。
それまでも、子供の頃は絵を描くのが得意だったり、物を作るのが得意だったので、
もうスポーツはいいやと思って、美術の短大に行ったんですよ。
美術の短大は2年、陶芸とかやっていたんですけど、
終わったら、やっぱり体を動かしてって言って、
うずうずしだしたとかですね。
自衛隊に入ると、自衛隊でラグビーができるという話があったので、
ラグビーをやりたいってなって、自衛隊に入ったってことですね。
そこはそのまま自衛隊にならず。
そうですね。ほいっちゃ失礼ですけど、自衛隊つまんねえと思っちゃうので。
そうなんですか。
そうなんですか。
じゃあやめたら次何やろうかなっていう時に、
アクション事務所の番組の特集をやってたんですよ。
スタントマンとかやってたんで、俺スタントマンやりたいと思って、東京に出てって感じですね。
すごい正直ですね、自分の。
やりたいってなって、スタントマンの道のりも不安定というかわからないじゃないですか。
でもそこは飛び込んで。
たぶん何も考えてなかったですね。
当時はいくつぐらいだった?
当時21歳の時にこっちに出てきたって感じですね。
で、東京に出てきて、まず養成所というんですか?
そうですね、養成所。オーディションがあってそれを合格して、養成所に行ってって言いますね。
養成所を卒業したらその事務所のメンバーにしてもらって。
なるほど、事務所の養成所ということなんですね。
で、その最初の事務所、養成所はスタントだったりアクション専門だったんですか?
それとも俳優も?
俳優も総合してやってるという、アクションに強い事務所でした。
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どういう基礎のプレーニングとかをされました?
体操も僕全然やったことなかったんで、筋トレとか柔軟とか、なかなか地獄の日々。
僕、その時自衛隊行ってたんで、体力に自信あったんですよ。
ありますよね。
言うてもと思ってたんだけど。
いろいろトレーニングしてきたしと思ったけど。
初日の稽古は一切ついていけなかったですね。きつすぎて。
初日からですか?
そんなに自衛隊の訓練より辛いものがあるなんて。
余裕できるかったですね。
例えば、どのぐらいですか?
最初は外走ってたんですけど、先輩が一人先導師って言うんですけど、その人に全くついていけないぐらい。
で、その後帰ってきて腕立てとかするんですけど、ずっと腕立てなんですよ。
俺もできなくなるぐらい。
そこのコーチがいまして、その人がすごい怖いというか厳しいコーチで。
一緒に筋トレやるんですよ。コーチとかずっと腕立てできるんですけど。
誰もついていけないんですよ。
っていう、結構厳しめのとこでしたね。
ちょっと辞めてく方とか脱落しちゃう方も?
結構多いですね。
そこでは何年間ぐらい勉強されてた?
そこは1年。養成期間は1年ぐらいでした。
へー。
あとなんか印象的だった?過酷なトレーニングとかありますか?
へー。ずっと割と過酷だったんですけど。
おっこちの練習とかの。
面白いですね。なるほど。
おっこちの練習とかもやってましたね。最初めちゃくちゃ怖かったですね。
ですよね。どういうところから落ちる?どういう形になってるんですか?
マットとか敷いてるんですけど。
マット敷いてて高い、7、8メートルぐらいのところから落ちるっていう。
そんな普通に育っていますけど、そんなに高いんですか?
高いところで。
それは怖い。
怖かったですね。
ですよね。
でもその恐怖より、コーチへの恐怖心の方が強かったんで。
すごいですね。まさか自衛隊時代よりも厳しい養成所が待っていたとは。
自衛隊時代よりも厳しい養成所が待っていたとは。
そうですよね。
でもそこで折れずに。
そうですね。
どうでした?その先に成りたいってモチベーションとか、その時はどういう気持ちでやられてたんですか?
その頃は、いかにコーチに怒られないかを考えてました。
コーチの存在大きすぎですよね。
体操とかもあるんですけど、次までにこれできるようにしてこいって言われるんですよ。
みんなで体育館行って、体操の練習してっていうのを毎日のようにやるんですよ。
すごい。
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でもそしたら、またその養成所と現場のパフォーマンスが違うって前回もおっしゃってましたけど、現場はウチャノコサイサイじゃなかったですか?
全然ですね。
全然ですか。
コーチも怖かったんですけど、現場行ったら現場で先輩が怖いんですよ。
そうですよね。
でも、その厳しさがあるからここに来たんだね。
そうですね。結果、厳しくしてもらってたんですけど、現場に僕が会社に入った時とかは、すげえ先輩が頼りになるんですよ。
ありがたいなと思ってましたね。
なるほど。
一番最初に決まった特撮モノとか、スーツアクターのお仕事って覚えてますか?
一番最初は、みんなだいたい補助っていうので入るんですよ。
先輩の着替えを手伝ったり、水持っていったりとか。
一人で着れなかったりするんで、帽面外したりつけたりとか、そういう手伝いの仕事で現場に入るって感じですね。
そうなんですね。まず役が当たられてとかではなくて、そこでいろいろ見て学んだし。
そうですね。
人数足りなかったりすると、兵隊って呼ばれる、いっぱいいる雑魚みたいなのに入ったりとか。
ショッカーみたいな感じですか?
そうです。
なるほど。
それ最初やった時はあんまり覚えてないですもんね。何やったかな?
そういう感じの入り方なんですね。
補助ずっとやってて、毎日がやっぱり言っちゃあれですけど、現場もう行きたくないんですよ。
先輩怖いしめっちゃ怒られるしみたいに。
めっちゃ怖いし怒られるし、超行きたくねーわって思って、日々仕事やるのが結構必死だったんで。
実際、最初何やった?
役、そういう怪人の役とかで入ったら覚えてるんですけど、兵隊で最初入った時は全然覚えてないですね。
でも、なるほど。伊藤さんきっとこの目の前のこれをクリアしてパターンですね。
気づいたら結構これだけ経歴があったとか、いろんなお仕事にたどり着いて。
ヒーローものの戦隊ものの中に入るんだみたいな大きい夢を持っていると、逆に過酷すぎて大変だったりとか。
そういうのちょっとあるみたいですね。
夢を抱きすぎちゃって、現場はやっぱり違うわけじゃないですか。
そういう嫌なところも見えるだろうし。
で、辞めていく人とかいましたね。
やっぱりそうなんですね。
なんかそう、それが思いました。切ない。
伊藤さんの話伺ってるとなんか、なんかあのふーってその次の段階に行って、目の前の目標をやってっていう形で今ね、経歴にもなっていて。
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自分ですね。
細胞論それぞれなんですよね。
そうですよね。
過酷ですね、結構。
そうですね。過酷でしたね。
スーツアクターならではの職業病とかってもあったりしますか?
ハゲやすいってことですかね。
ドッキリ。
僕もちょっとハゲてるんですけど。
え、でも全部?
反っているんですけど、伸ばすと結構ハゲが目立つぐらいは出てくるんですけど、
たぶんそうだと思いますね。結構先輩たちにもお励めされてる方がいたりとかすら。
なるほど。
全然そうなんない人もいるんですけど、タイツみたいなのを着るんですよ。
その上にこのかぶときを着るんですよ。
その上にかぶときを着るんですよ。
その上にかぶときを着るんですよ。
その上にかぶときを着るんですよ。
その上にかぶときを着るんですよ。
ずっとタイツは着たまんまなんで、ピタッとしてるんで。
常にかつらの中みたいな感じ?
結構ムレやすい。ムレるし、頭皮には良くないんでしょうね。
その時は、ボーズにしてる、スキンヘッドにしてるとか、
スーツアクターの時の制限されることはあるんですかね。
特にないですね。
髪長い方もいますし。
マーマー結んだりとか、普通の髪型。
なるほど。
その後に色々影響が出ちゃう方もいるんですかね。
そうですね。
あとは、男性もですけど、
スーツアクターの時の制限される髪型とかはあったりするんですかね。
特にないですね。
あとは、男性もですけど、
スーツアクターでずっと女性もいらっしゃいますよね。
そうですね。
女性の方も大変だと思うんですけどね。
大変でしょうね。
現場にいらっしゃいました?
僕も同期で結構そういうのやってて、仲良くやってました。
女性のキャラクターに男性が入る時ってあるんですよ。
そうなんですか。
僕の尊敬してる先輩とかもやってたりするんですけど、
すごいなと思うのが、
女性がやるより可愛かったりするんですよね。
なるほど。
ちょっと大げさというか、大きくしてるんですかね。
女性らしさを客観視で見てるから、上手なんですよね。
面白い。
歌舞伎とかでも女性の方もそう言いますよね。
そうですね。
番組でスーツアクターに関する疑問や質問をアンケートしていただいたんですけども、
多かった質問はですね、やはり体が資本の職業っていう印象があるんですが、
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ある程度年齢を重ねるとスーツアクターを続けるのが難しいっていう場合もあるのかなと想像します。
次の世代の指導者になるなど、セカンドステージ的な道はあるんでしょうか?
そうですね。
なる人は限られるんですけど、アクション監督になったりとかですね。
あとプレイヤーって続けてる方もいますし、人それぞれですね。
でもまあ、あんまりそういうセカンドキャリアみたいな感じでは、
道はあんまり用意されているという感じじゃないですね。
自分でどうするかという感じですね。
なるほど。
でもずっと現役で続けていってる方もいらっしゃる。
そうですね。
結構見てると何歳ぐらいまで?
長い人って50いくつとか?
うーん。
年齢はわかんないですけど、
年でやってるかどうかがもうわかんなかったりしますね。
なるほど。その後いろいろ他のお仕事とかもアクションであったり、俳優局をやられたりっていう。
そうなんですね。
そうですね。
じゃあ結構あれですね、現場に行って今もやってるねみたいな確認があったりっていう感じですかね。
そうですね。まだやってるんだって思う時もありますし、すごいなみたいな時もありますし、
辞めたよっていう話もたまに聞きますし。
でもそれはスーツアクターだけでなくても俳優局としてもやはり辞めていく方もいますし、
ずっと続けていく方もいますし。
そうですね。
スーツアクターの方のギャランティ?めちゃめちゃ高そうなイメージです。
どうですか?実際時給にするとどのくらいとか。
人にもめちゃくちゃよるんで。
僕の勝手な頃はどのくらいだったかな。
僕は怪人とかそういうちゃんとした役に入ってた時で月30くらいもらってたくらいですかね。
現場は毎日やって?
ほぼ毎日ですね。高くはないですよね。
毎日ならあと相当な運動量ですからね。
3、40くらいでしたかね。
でも十分。
生活はしていける。
ですよね。
俳優でワンシーンちょこちょこ出てるとかよりもね。
そうですね。
なるほど。
そういうの入らないともっと低いですよ。
僕も最初はバイトしながらやってましたね。
事務所にもいると思いますね。
なるほど。
特撮映像ものじゃなくてヒーローショーがありますよね。
ああいうのは1日の日給になっていくんですね。
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そうですね。
たまに求人サイトとかで見かけるんだよね。
そうなんですね。
ヒーローショー1日9000円。
え、9000円?
ヒーローショーはそんなもんじゃないですかね。
そうなんですか。
僕もたまにやりますけどね。
デパートとか行って。
楽しいんですよね。
楽しいですか。
ヒーローショー楽しいですね。
その楽しさは他の現場と違う楽しさは何でしょうね。
なんか結構たまにあるんですけど、
現場にここ何時にご集合って言って、
そこから手というか盾の手をつけ始めて、
そこからすぐ本番みたいになるんですよ。
え、当日。
即席って言ったらあれですけど、
当日に動き全部確認してって、
リハーサルとかないんですよね。
そうですね。裏で手合わせしたりとかして、
そういう時はドキドキするじゃないですか。
面白いですね。
盾飛んだらどうしよう、手飛んだらどうしようかなって考えながら。
なるほど。
なんか楽しいですね。
あとやはり子供たちが多いと思うので、
リアクションもすごいダイレクトに決まるよね。
どうですか。
面白いですね。
純粋に怪人とかやって純粋にビビってんなとか思いながら。
泣いてんなとか思いながら。
泣いちゃうと思いますよね。
でもその文化はずっと待ってほしいです。
デパートのヒーローショー。
そうですね。
今はコロナで、
イベント物っていうのはちょっと大変だとは思うんですけど、
どうなんでしょうね。
どうなっていくでしょうね。
会ってほしいですけどね。
女の文化は本当に、
キラッキラで見てましたね。
そうですね。
今東京ラムだったり、
いろんな舞台にもご出演されていたり、
俳優としての活動いろいろやられてると思うんですけど、
伊藤さんの今後の目標だったりを教えていただきたいのか。
いかがですか。
そうですね。僕は劇団ブラッツという劇団をやってて、
そこを、今事務所もそうなんですけど、
そこを大きくしたいなっていうのはありますね。
ということで、2週にわたり俳優でありスーツアクターの
伊藤則人さんにインタビューしてきました。
伊藤さん、お話ありがとうございました。
ありがとうございました。
この番組のご意見ご感想は、
番組詳細のリンクからお待ちしています。
次回の放送もお楽しみに。
18:14

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