【本日の論文】
Roy, A., Gera, N., & Das, G. (2025). Safety first! Wait, ambition first! How parental psychology shapes purchase preferences for their children. Psychology & Marketing. https://doi.org/10.1002/mar.70055
【「こころとくらしの処方箋」お悩み投稿フォーム】
https://forms.gle/SJA2jVWvn8H75muF9
【他の音声配信プラットフォーム】
Voicy: https://voicy.jp/channel/4088
Spotify: https://open.spotify.com/show/5lv0bsVek4GStAp6rk3tqR?si=5M5VGZNPR4OAUkP5RtUJRA
Youtube: https://www.youtube.com/playlist?list=PLwNCzUvQbey7eV271PaZUszCHbwKVflVZ
【研究サポーター募集中!】
https://academist-cf.com/fanclubs/358
感想
まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!
00:00
おはようございます。心理学者のじんぺーです。 この放送では、心理学の研究のお話や、心理学者の生活のお話をしています。
今日もまた心理学の研究論文の紹介をしていきたいとおもいます。
子どもが生まれてから、結構こういう子育てとか、 まあ子育てメインじゃないんですけど、今日の話は。
子どもが少しでも関わるような研究に惹かれるようになってきまして、 今日もそういった研究になっています。
雑誌自体は、マーケティング、サイコロジー&マーケティングという雑誌で、 心理とマーケティング、まあマーケティングってもうめちゃくちゃ心理と、
切っても切り離せないというところがあると思うので、 こういう心理学とマーケティングとか、
あとは広告との関連を扱った雑誌とか研究分野というのは、 なりと大きくあるわけです。
子ども向けといったのは、今日の設定としては、 親が子どもの商品を買うときに選ぶ基準みたいなものを操作して調べた研究です。
かつ、親といっても、母親か父親かで割と特徴が違うんじゃないのっていう仮説、 気づきみたいなところにフォーカスして研究が組み立てられています。
なんか、別に研究を読まずともうわかると思うんですよ。 父親はこういうのを買いがちで、こういう思考法で子育てしがちでとかね、 母親はこういう思考法で子育てしがちみたいな、
もちろん二言論的に、母はこうとかね、父親はこうとかって、 あるべきとかで全く思わないし、そういう話でもないんですけど、
大きく見て特徴とか傾向っていうのはありそうだなっていうのもわかるわけですよね。
その中で、マーケティングですね。 どういうことをしているかということをお話ししたいんですけど、3つ実験やってて、どれも面白いので、出来上げ素早く紹介していきたいなというふうに思っています。
まずは1個目の実験。インドで行われていて、この後アメリカの参加者もあるんですけど、インドでもアメリカでも同じような傾向が見られるかどうかというので、そういう文化的な違いというのも考慮されているのもすごく特徴的かなと思います。
インドの実験はフィールド実験になっていて、おもちゃ屋さん、インドの人口密集地にあるおもちゃ屋さんでフィールド実験が行われたそうです。
結構ジェンダーニュートラルなおもちゃ、特にはブロックガングって書いているので、レゴ的な何かだと思います。レゴ的な何かを買ったお客さんが対象になっているわけです。
03:10
2週間にわたって調査が行われていて、1週目はベストセラーですと、最も人気のある選択ですというふうに広告を掲示した。
1週間、これベストセラーと言われて売られ続けた。
2週目はこの広告の仕方が違っていて、限定版ですと、これは限定の数のみですという広告に変わりました。
これでまた1週間売られ続ける。これだけです。
父親母親どっちがより広告に惹かれていたか、買ったかどうかを調べました。
すごくクリアに結果が出ていて、まず母親はベストセラー広告のときに67.65%購入した。
のに対して限定版広告では21%だったそうです。
なので明らかにベストセラー広告のときの購買率が高かったという結果。
一方で父親の場合は、これが限定版広告のときに70%ぐらい、7割ぐらいの購入があり、
ベストセラー広告のときの40%と比べて大きく限定版の方に傾いていたという研究結果だったそうです。
これが何でかという話は実験の3つ目でお話したいと思いますが、
実験の2つ目、これはアメリカに今度移りまして、
おもちゃ屋さんというよりもオンラインでよくある心理実験みたいなのが行われています。
設定としては子供服を買いに来ていますと。さっきはおもちゃだったんだけど子供服が今度は。
子供のためといっても別の商品を使っているわけですよね。
だからこの辺りも研究のうまいところで、インドの人たちでおもちゃを対象にやって、
今度はまたおもちゃとやると、おもちゃだけの効果なのかなってなるかもしれないところを、
今度は子供服というのに切り替えているのも面白いなと思います。
子供服を買いに来たという設定。そこにまたランダムで説明文を提示するわけなんですけど、
ベストセラーという風に言うか、限定版といって購買意欲が大きくなって、この2つですね。さっきとほとんど一緒。
ベストセラーの方は閲覧者の75%がこれを購入していますみたいな風にも書いてあるそうです。
その服を子供のために買いたいかどうかを7段階、1点から7点。
7点が一番買いたいと、1点が全く買いたくないという風に何個か評価させていくという実験です。
よくあるパターンだと思います。
これの結果を見てみると、母親に関してはベストセラーと言われた時に5.7点くらい。
06:00
7点満点なので結構買いたいとなる。
限定版の時は平均4.5点なので、割と大きな差がここにあるということのようです。
だからさっきのインドのおもちゃ屋さんの実験と同じように、母親はベストセラーと言われた方が買いたくなる。
父親はもう逆ですね。完全に逆のパターンで、限定版の時に5点、2点くらい。5.23点。
ベストセラーの時に4.7点。
なのでめちゃくちゃ差が開いているわけじゃないんですけど、確かに限定版の方が父親は選んでいた。
選びやすかったという結果がここでも再現されました。
3つ目の実験いきます。
3つ目はこのメカニズムみたいなものに迫るようなプラスがされています。
やったことは結構似ていて、今度は子供用のカメラですね。
ポラロイドカメラなんですけど、さっきと同じようにベストセラーか限定版かという風な広告効果に加えて、
親の性格というか態度みたいなものを聞いています。
セーフティフォーカス。子供の安全安心を重視するような心理をどれくらい持っているかということと、
あとはアンビションフォーカスというので、これは子供の成功とか個性を重視するような野心的な性格、心理のことを指しています。
そうしたところ、さっきと広告効果のベストセラーか限定版かというところで言うとさっきと同じ。
母親はベストセラーを選び、父親は限定版を選びやすいというのは同じ。再現されたということなんですけど、
プラスして母親は父親よりもセーフティフォーカスが優位に高かった。
その具合というのがベストセラー、みんなが買っているという安心感につながっているということが示されました。
逆に父親は母親よりもアンビションフォーカスが優位に高い子供に成功してほしいというふうに思う。
そういったのが高くて、そういった野心とか特別な気持ちみたいなのが限定版への行為を導いていた、つながっていたというふうに結果が示されたそうです。
父母の性格というか何を重視しているかが違うということと、それが限定版を選ぶかベストセラーを選ぶかにつながっているという、直感的に理解しやすい結果だなと個人的には思いました。
どう思いましたでしょうか。これは色んな人の意見をぜひ聞いてみたいなと思いますし、
日本で再現したらどうなのかとか、世代によってももしかしたら違うかもしれないしとかいうふうには思うかもしれないなと、
09:05
いろいろと発展のありそうな研究結果だなと思いました。
これもぜひ周りの人とかで話してもらえると、いい子の研究の種というか話の種になるんじゃないかなというふうに思います。
今週も頑張って論文をいろいろと見つけてはシェアしていきたいと思いますので、まだの方はぜひフォローしていただけると嬉しいです。
あとインスタとかYouTubeショートとかで、結構最近ショート動画での発信も改めて頑張りたいというふうに思っていますので、
もしまだの方は普段よく使っているアカウントで大丈夫なので、概要欄に貼ってますのでチェックしていただけるとすごく嬉しいです。
最後まで聞いてくださってありがとうございました。今日もいい1日に、今週もいい週間にしていきましょう。
じんぺいでした。心を込めて。
10:10
コメント
スクロール