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2025-07-22 17:45

#718【人にやさしくなりたい人へ】マインドフルネスの意外な効用 (Schindler & Friese, 2022)

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マイクがつなげておらず、音声やや聞きにくくてすみません!

【本日の論文】
Schindler, S., & Friese, M. (2022). The relation of mindfulness and prosocial behavior: What do we (not) know? Current Opinion in Psychology, 44, 151–156. https://doi.org/10.1016/j.copsyc.2021.09.010

【あいまい会議2025~伝統・ビジネス・科学から「美」の可能性を考える in 京都~】
https://aimaikaigi2025.peatix.com

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サマリー

このエピソードでは、マインドフルネスが個人のウェルビーイングや他者への思いやり、社会的行動の促進に寄与することを探求しています。特に、自己制御能力や共感に関するメカニズムが、マインドフルネスと高い社会的行動との関連を深める要因として紹介されています。また、マインドフルネスの実践が高い社会的行動に与えるポジティブな影響についても議論されています。瞑想や俳句、生け花、茶道などが、マインドフルネスを高める手段として取り上げられています。

マインドフルネスの紹介
おはようございます。心理学者のじんぺーです。
このチャンネルでは心理学の最新論文を紹介するなど、心理学の楽しいお話をさせていただいています。
今日もまた論文の紹介に行きたいんですけども、
マインドフルネスと社会的な行動、人のための行動、社会のための行動、みたいなそういう関係性を調べたレビュー論文ですね。
いろんな論文をまとめたいような論文の紹介をしたいと思っています。
本題に入る前にお知らせをさせてください。
8月の31日にイベントを企画しています。
曖昧会議2025と名を打っているんですが、美しさについていろんな角度から考える1日を作りたいと思っています。
いろんな角度というのは伝統文化であったりとか、ビジネスサイドの話であったり、あとは研究の話ですね。
そういう三部構成になっていますので、ぜひ遊びに来ていただきたいなと思っています。
京都でやります。
私も一時帰国の最中というか、それに合わせて企画したんですが、京都に行きたいと思っていますので、お話できると嬉しいです。
概要欄に申し込みリンク詳細を貼っておこうと思っています。
VCパーソナリティの伊藤東亮さんも来ていただけるということですので、もし東亮さんファンの方がいらっしゃったら、そちらも注目していただきたいと思います。
他にもめちゃくちゃ面白い活躍されているゲストの方々に来ていただくので、そちらもこの機会にいろんな方を知っていただけたら嬉しいと思っています。
あと対談の予告もしておこうと思うんですが、今週の金曜日の18時から、ひまラボの森田先生と対談をすることになっています。
福岡大学の先生なんですが、ひまラボという活動は、市民を巻き込んだオープンアカデミアの取り組みの一つであると認識しているんですけど、
自分もそういう研究者以外の方と一緒に研究するということに挑戦しているんですが、森田さんは先駆けというと前説感があるんですけど、先輩です。
いろんな人を巻き込みながら研究とか科学の営みを進めていくということについてお話をお聞きしたいなと思っていますので、ぜひ遊びに来ていただきたいと思います。よろしくお願いします。
告知が長くなったんですが、本題に行きたいと思います。
社会的行動との関連
今日はマインドフルネスの話ですね。
マインドフルネスというのが、そもそも何かというところなんですけど、
瞑想とニアリー・イコールで考えてもらってもいいんですが、マインドフルネスというのは、瞑想した後の状態とか、瞑想じゃなくてもマインドフルネス状態になれると思うんですけど、
今この瞬間、今この瞬間の体験に評価をしない、ジャッジをしない、判断をしない、注意を向けることを指します。そういうことができる状態のことです。
あとはマインドフルネス傾向といったり、マインドフルネスの状態に常になっている人みたいな、傾向の話をするときもあるんですけど、状態ですね、その時々の状態ということでマインドフルネスという言葉が使われるというふうな理解でいいかなと思います。
例えば怒りを感じたときに、今私は怒っている、怒っているということを観察する、それに巻き込まれない、その怒りに任せた行動を取ったりとかしないというのがマインドフルネスの状態であるというふうに言われています。
瞑想が多いんですけど、この間自分の採択された論文だと、サウナ体験がマインドフルネスの状態を高めるんじゃないかという研究結果を示したんですけど、そういったことでも上がると思いますし、
あとは芸術との関連もたくさん知られていたりします。創作、鑑賞、どちらもあるかな、あるかな、ちょっと具体的な研究がパッと頭に出てこないんですけど、あると思います。もし興味があったら探してみます。
そういったマインドフルネスという状態があります。いいことがたくさんある。一番シンプルなところで言うとマインドフルネスの傾向が高い人は、ウェルビングも高いですね。それも高いし、あとは漫画マネジメントみたいなところもそうだろうし、ウェルビングと関連する概念で言うとストレスが低いとか不安傾向が低いとかそういったこともあるであろうと。
いいこと尽くしなマインドフルネスなんですけど、自分自身のウェルビングとか感情状態だけじゃなくて、他者に優しくなったりとか社会にいい行動を起こすことにもつながっているんじゃないかということがこの研究で言いたいことです。
この研究はメタ分析という研究の研究みたいなことはやっていないんですけど、引用はしていて、ベリーさんたちの2020年の研究をまたさらに引用しているのでややこしいですね。
その研究ではマインドフルネス概念が高社会的な行動を促進するという研究結果が出ているそうです。マインドフルネス傾向が高い人は社会にいい行動をしやすいという研究結果ですね。
具体的に言うと思いやり行動、偏見が減るという意味での社会にいい行動ということも研究されているそうですし、仕返しをしなくなる、仕返しの減少というのも知られていたりとか、道具的な援助を行うというのも知られていたりする。
一方で寄附行動、寄附の行動に関しては特に関係が見られなかったというのがその2020年の研究のようです。
ちゃっくりと全体的に考えるとマインドフルネスが高い人は高社会的な行動を取りやすいというのはおおむねその方向であっているだろうというのが一つ言えます。
この論文でもなぜそういうことが起こっているかというモデルというかメカニズムの話はこれまではあまりされていなかったんですけど、この論文では大きく分けて2つ提案をしていて、
研究結果と結論
正直まだまだ実証研究の蓄積は少ないんですけど、この2つを紹介するとまず1つ目のメカニズムとしては、
自己制御能力、セルフレギュレーションと実行機能の向上がそのマインドフルネスの高さが高社会性につながることを説明するんじゃないかということですね。
もう少し具体的に言うと、マインドフルネスによって注意、コントロール能力が高まって自分の感情とか衝動というものを冷静に観察制御できるようになると。
例えば誰かを助けたいという状況になったときに恥ずかしいとかね、めんどくさいとか、そういう感情が湧きうる、これらはネガティブな感情だと思うんですけど、
そういう感情に巻き込まれずに行動できる可能性が高まるだろうというのがこの説明になっています。
助けるということはポジティブなことが多いと思うんですけど、ネガティブなそういう感情によってその行動が抑えられるということがあると思うんですけど、
マインドフルネスが高い人というのはそういう状況を冷静に捉えて観察するとか俯瞰するような捉え方をしてその状況を乗り切るというか、そういったネガティブ感情を俯瞰して行動に移しやすくなるんじゃないかというような説明がなされています。
あり得ますよね、それっぽいなと思います。
2つ目が共感的な関心、共感ですね、高まったりとか、あとは思いやりが高まるからそういう公社会的な行動につながるんじゃないかということです。
具体的に言うとマインドフルネスというのは評価をしない、ジャッジしないで今の体験に気づく態度を養うと。
これはすごく重要なことだと思うんですけど、自分の思考とか感情に囚われなくなる、同一化が弱まるって言ったりとか、あとは執着がなくなるとかね、そういう言い方でもいいと思います。
執着が弱まって他者の苦しみに対する意識が向きやすくなる、その結果他者への思いやりとか共感が高まって、共感が高まったらもう助け隊につながるっていうのは何となくすぐわかると思うんですけど、なるということのようです。
これも何となくわかりますよね。特に執着がなくなるっていうことの、自分での執着がなくなるってことは他者に向くっていうね、このメカニズムすごく綺麗で個人的には理解しやすいんですけど、実際にはこのモデルを説明するような研究はそんなにまだ多くないみたいなので、これからですね、蓄積されていけばいいなというふうに思っています。
そんな感じでマインドフルネスいいこと多いよねっていう話と、なぜその人を助けるみたいなことにつながるのかっていうことをお話しさせていただきました。
最後に面白い研究、先行研究を紹介して、デモっていうところなんですけど、マインドフルネスの介入によって、自分が他人に迷惑をかけた場面を思い出させるっていう実験が、シンドラさんたちの2019年の研究、これ引用されてるんですけど、これ面白くて、迷惑をかけた場面を想起させて、その後の修復行動、
特に謝るという行動ですね、その意欲を測定したという研究なんですけど、マインドフルネス介入を受けた分で、修復行動が優位に低くなった、少なくなったという結果があったそうです。
ごめんなさい、ご飯炊きました。すみません、もうカットずずりいくんですけど。
マインドフルネスの訓練とかを受けて謝らなくなるという、これは罪悪感という感情を多分感じると思うんですけど、さっきも言ったようにそういうネガティブな感情を俯瞰してみれるようになるんですよね、マインドフルネスの状態にあると。
マインドフルネスの影響
そうすると、罪悪感を感じたから謝らないとみたいな、そういう行動に結びつきにくくなるというね、これまで言った高社会的な行動とは逆方向だと思うんですけど、そういった研究もあるよということを紹介していて、だから全体的には、そのメタ分析のね、さっきの2020年の研究紹介しましたけど、全体的にはポジティブな高社会行動が見られるという方向であっていると思うんですけど、
一部ね、その罪悪感の俯瞰によって謝る行動、謝ればいいということではないと思うけどね、謝るという行動が減るというね、それは一つ面白い研究だなと思って、最後に補足的に紹介をさせていただきました。
ぜひね、こう、マインドフルネス、実践しやすいのは瞑想なのかな、やっぱりね、だけど俳句を作ったりというのもね、マインドフルネス高まるという研究結果をまだ示せていないけど、高くなりそうかな、あと生け花をやったりとかね、茶道とかもたぶんマインドフルネスめっちゃ高まりそうですよね。
その辺はね、やりたいことまだまだいっぱいなんですけど、いいこと尽くしということでは言っていいと思うので、是非、瞑想からかな、挑戦してもらえればいいのかなと思っています。
自分自身としてはサウナの研究をやったので、サウナに入って社会にいい行動をする傾向が高まるみたいなことはね、いつかできたらいいなと思ったりしています。
最後まで聞いてくださってありがとうございました。今日もいい1日にしていきましょう。
じゅんぺいでした。心を込めて。
ご飯が炊けた音が入って失礼しました。雑談します。
昨日インスタの方でDMをいただきまして、BGMがいらないのではないかというね、率直なご感想をいただきまして、それもそうかなと思って今日から消していきます。早速なんですけど。
あった方がいいなと思う時もあって、ただ本当はね、ちゃんと編集してたんですよ、最初の方。
最初のところと最後のオープニングとエンディングだけBGMを流して、肝心のというかメインの論文とか研究の話をしているときは無音でっていう風な、ちょっとこう、なんだろう、気の利いたというか。
編集をしてたんですけど、ちょっと大変で、それをやっている時間があまりないなというので、とりあえず全部見つけとこうという風になったんですけど、それで聞きにくくなるというのはわかる。
自分もたまに自分の放送を聞いていて、これ聞きにくいなみたいなのがある。
あと、僕も1.5倍とかで聞くし、そういう人多いと思うんですけど、音声の方が1.5倍になる分にはいいんだけども、BGMの方も1.5倍になるとやや気持ち悪いですよね。
なので、消していこうかなと思います。
ボイシーはいいんですけど、同じ音声をSpotifyとかYouTubeミュージックとかに流していて、YouTubeポッドキャットとかに流していて、そっちがやや寂しいなと感じる時もあるんですが、まあいいかな。
とりあえず無しでやってみますので、ご意見いただけたら嬉しいなと思います。
あと、昨日は関係ない話の雑談なんですけど、アンブルクのウェルカムセンターに行ってまして、息子の滞在許可証、ビザって言わないんですけど、ニアリコールビザみたいなのを取得するために朝から寝てむいてたんですけど、あまりうまくいかなかったですね。
9時に開くんですけど、7時から並んで、7時に行ったんですけど、すでに1人来たので、そういう状況ではあったんですが、2時間並んだが、あまり良い成果が得られずに帰ってきました。
正直、受付の方が言っていることもよくわかるというか、自分はメールを何度もしているんですけど、なかなか帰ってこなくて、今度は日本に帰るまでに息子の滞在許可を取らないと、出国できても再入国できないみたいな問題が発生しているので、やや焦ってきましたね。
ロッキープロスはうまくいかなかったんですけど、1ヶ月以上あるのもあるんですけど、この状況が続くと、いつ返信が来るんだとか、話を聞いてもらえるんだということで、ドキドキしてきましたが、やれることはやっていると思うので、後は良い結果を待ちたいなと思っています。
日本に帰るためにいろいろ準備して、最初に告知したイベントのこともそうだし、学会2つ発表するしね、他にもアカデミストのイベントもあるし、いろんな人と予定を合わせている最中なので、なかなかこれ帰れないとだいぶきついなというところなんですけど、
なるようになるかなと思って、あまり暗くならずにいきたいなと思っています。またアップデートします。
海外で生活するというのはなかなか大変なことも多いんだなということがね、大変そういうことを伝えたいわけではないんですけど、ちょっと話を聞いてほしいという感じでございました。聞いてもらってありがとうございます。
すみません。さっき気づいたんですけど、マイクが接続されていなかったみたいで、パソコンの音声を拾う方になっていました。ちょっと今日聞きにくいと思うんですけど、これ別にBGM落としたせいとか関係ないので、すみません。
なんでこのタイミングなんだって感じなんですけど、明日からもっといい音声でお届けするので、今日だけ許してください。すみません。
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