年上きょうだい効果の紹介
おはようございます、心理学者のじんぺーです。心理学に触れる一日一語のお時間です。
この番組では、心理学に関連する一つのキーワードを毎日取り上げて、それと関連する最新論文を併せて紹介しています。
今日の一語は、年上きょうだい効果です。
きょうだいの有無によってIQがどう変わるかということを調べた、日本で行われた最新の研究を紹介したいと思っています。
お知らせを先にさせていただきます。
だいぶ迫ってきましたが、8月の31日にアイマイ会議というイベントを京都で行います。
美しさについていろんな角度から考えたいと思っていますので、ぜひご参加いただけると嬉しいです。
本来でもチケットを買うことができます。概要欄に貼っておきますので、ぜひチェックしてみてください。
今日の一語は、年上兄弟効果という効果なんですけれども、これは一言で言うと、年上兄弟がいる第二子が年上兄弟のいない第一子に比べて言語能力が低くなる現象のことを言うそうです。
この効果が日本でも確認されたという、それを言ったら今日の話はほとんど終わりなんですけれども、もう少し具体的に説明をしてみたいと思います。
浜松母と子の出生個宝塔という大規模な調査があったみたいで、そのデータを使っているそうです。
日本の4歳児、5歳児、755名のデータを使っているということです。
この中には第一子の子がだいたい半分くらいだったかな、一応見ておきますか。
437人が第一子、318人が第二子だそうです。
だから第二子の人の中では、もちろんお兄ちゃんがいたりとか、お姉ちゃんがいたりとかするということなんですけど、
この第一子と第二子を比べたときに言語能力とか、あとは言語能力以外にも動作性のIQというのも効いています。
言語能力の方からいくと、いろんな指標が含まれているんですけど、
もしかしたら教育に携わっている方とか聞いたことがある人も多いと思うんですけど、
Wechsler幼児用知能検査という有名な検査があるんですけど、
これの知識とか単語能力とか、リカイド、算数の簡単な使い方みたいなことも検査に含まれているみたいなんですけど、
これを聞くと、これの総合得点を使っている。
動作性の方は、例えば絵画を完成させたりとか、積み木とか、幾何学図形の問題を解いたりとかするような課題であるということです。
これらがどう違って、年上兄弟がいるかいないかで違っているかということなんですけど、
先ほども言った通り、年上兄弟がいる子供の方が言語的なIQが低くなるという傾向が見られたそうです。
研究結果と考察
動作性の方ではあまり差がないというのが、これもまた興味深いところかなと思います。
なぜこういうことが起こるかということですよね。
おそらくそれがとても大事だと思うんですけど、
一番あり得る説明としては、リソースが分配される、配分されることによって、言語的なインプットが少なくなるということですね。
兄弟が増えると一人に避ける、言語的インプットがどうしても減ると。
声かけが減ったりとか、絵本を読んだりする時間とかも減ったりする可能性があるんですけど、
それによって第二子の方が言語能力が下がりがちであるということのようです。
あとこれも面白いんですけど、結果のところ言い忘れてましたが、年齢差が小さいほど、この年上兄弟効果が弱まるというのも見られたそうです。
年が離れれば離れるほどより差が開くというか、第二子の言語的なIQが下がりやすくなる、離れれば離れるほどですね。
近いとそうでもないということなんですけど、これはどうしたかというと、同時に言語インプットを共有できる可能性が増えるという考察がされています。
例えば読み聞かせさっき言いましたけど、親が読み聞かせをするときに1歳と2歳の子供が一緒にいるとしたら読めますよね。
これが1歳と7歳となると結構難しそうな感じがイメージつきやすいと思うんですけど、そういった感じです。
なので兄弟の年齢差が小さいと、第二子の言語的なデミリットと言いますか、IQの低下というのは防ぎやすくなるというのが今回の興味深いもう一つの発見かなと思います。
自分自身はこの効果を初めて知ったし、僕は第5子なんで、なかなかこの理論でいくととても低い。
2つの姉がいますね。1つ下の妹がいますね。
そんなに離れてないというのがもしかしたらあったのかもしれないし、今回は残念ながらあまり指示されなかったんですけど、
お兄さんとかお姉さんがむしろ言語インプットの送り手になるというパターンがありますよね。
だけどこれのエビデンスは今回はあまり見られなかったということです。
これはこれであり得るので、まだまだ検証していく必要があるなというのも、すみません、言い忘れてましたが付け加えておきます。
なので、もしかしたら僕は2つ上の姉がいるから、何か言語的なインプットが共有されていた時もあるかもしれないし、
あと一番上の姉って何歳くらい違うのかな、それこそ。8歳かな。
違うんですけど、その姉が親に代わる言語的なインプットの送り手になっていた可能性は十分にあり得るなと思うので、
複雑は複雑だと思いますが、一つの年上の兄弟がいる下の子供というのが言語的な知能が下がりやすいというのは覚えていただいても面白い現象かなと思っています。
最後まで聞いてくださってありがとうございました。今日もいい1日にしていきましょう。
じゅんぺいでした。心を込めて。
というわけで、今日は事前に録音というか、ドイツにいる間に録って予約しておこうと思います。
もしかしたらこれを聞いている時には日本に帰っている飛行機の上かもしれませんが、
バタバタの今は送っているんですけど、こういう風に予約できるというのがありがたいなと思っています。
最初にもお知らせしたように京都でイベントがあったりとか、28日すぐだと思うんですけど聞いている時には東京でイベントがあったりするので、
それに遊びに来てもらえると嬉しいなと思っています。お会いできるのを楽しみにしています。
あと日本のいろんなご飯もそうだし、カラオケとか映画とか、どれくらいできるかわからないですけどね。
国放だけは見に行きたいんだよな。
色々楽しみなことがたくさんあるので、元気よく帰りたいなと思っています。