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みなさんこんにちは。じぶん経営診断士のトシです。
分かるが増えれば人生が変わるをキャッチフレーズに、社会人のキャリア支援を行っています。
分かるとは分けられること。分かるを増やし、できるを増やす。できるを増やし、キャリアを豊かにする。
ということで、みなさんのキャリアが豊かになるお話をしていければと思っています。
このシリーズでは、自己啓発の父と呼ばれるアルフレット・アドラーの名言を中心にシリーズ化して、
私の視点も交えてアドラーの言葉を配信していきたいと思っています。
今日のアドラーの言葉です。
劣等感は成功の基礎であり、同時にあらゆる問題の基礎でもある。
劣等感は成功の基礎であり、同時にあらゆる問題の基礎でもある。
ということで、劣等感ということについて、このアドラーのシリーズで扱ってきているんですけど、
そもそも劣等感というのは、健全であれば誰しも抱くものなんだということで、
みんな持ってる当たり前のものなんだよっていうことをアドラーの言葉から学んできました。
そして、その劣等感が生まれる一つの大きな理由は、自分が目指す理想を持っていて、
そこに対して常に向上心を持ってギャップを感じているから、
劣等感というものが健全に湧いてくるんだということで、
その劣等感をうまく自分を目標設定したり、あるいは前に進んでいくためのエネルギーに変換していこうというような話が前回ご紹介させていただいたんですけど、
一方で、そういった成功の基礎になりもすれば、同時にあらゆる問題の基礎にもなり得るということで、
ある意味モロハの剣というかね、どのようにこの劣等感を使っていくのかということで、
有効にも害悪になってくるというものなんですね。
これはちょっと話がずれちゃいますけど、結構世の中にある多くのものに当てはまることではないかなと思います。
例えば果物を切ったりとか、料理をするためにものすごく便利な包丁やナイフというものも、
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使い方を間違えると人を傷つける、とても凶悪な凶器に変わっちゃいますよね。
お金もそうですよね。お金があることですごくハッピーな体験ができたりとか、
誰かを助けられたりとか、そういうふうに使うこともできれば、
お金に縛られたり、お金が原因で揉めたりというふうに、お金によって醜い事件が起きたり、ということもありますよね。
我々がどう扱っていくのかっていうことがとても大事であって、
それ自体が何か良いとか悪いとかっていうものじゃないっていうことって、
ものすごく自分たちの身の回りに実は多いなと思うんですけど、
この劣等感もどう付き合っていくのかということで、私たちを後押しするものすごいエネルギーになることもあれば、
自分の人生を不満や愚痴に変換してしまうような、そういう劣等感にしてしまうこともあるということですね。
なので、うまくこの諸刃の剣である劣等感を自分自身を推進していく、そういった力に変えていきましょうということですね。
変えていくためにも、そういう良側面があるものだから、それを使う人次第によって変わっていくものなんだよということを知りましょうというようなお話でした。
今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございます。
いいねやコメントをいただけたら大変喜びます。
キャリアや仕事に関するお悩み、こんなことを配信してほしいということがありましたら、ぜひ気軽にレターをいただければと思います。
それではまたお会いしましょう。