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みなさんこんにちは。じぶん経営診断士のトシです。
分かるが増えれば人生が変わる、をキャッチフレーズに、社会人のキャリア支援を行っています。
分かるとは分けられること。分かるを増やし、できるを増やす。できるを増やし、キャリアを豊かにする。
ということで、みなさんのキャリアが豊かになるお話をしていければと思っています。
このシリーズでは、自己啓発の父と呼ばれるアルフレット・アドラーの名言を中心にシリーズ化して、
私の視点も交えてですね、アドラーの言葉を配信していきたいというふうに思っています。
今日のアドラーの言葉です。
健全な人は相手を変えようとせず、自分が変わる。
不健全な人は相手を操作し、変えようとする。
健全な人は相手を変えようとせず、自分が変わる。
不健全な人は相手を操作し、変えようとする。
ということで、今アドラーとかドラッガーとか7つの週刊のコービー博士の名言というか言葉をシリーズとして配信してるんですけど、
このアドラーの健全な人は相手を変えようとせずに自分が変わるというところは、
7つの週刊でいうとこの影響の輪にフォーカスするということと一緒ですね。
影響の輪と関心の輪というのがあって、自分が影響できるもの、コントロールというか、
変えることができるものにフォーカスしましょうということですね。
それ以外の自分が何か変えることができないものは、関心はあるけどどうにもできないこと。
どうにもできないことにエネルギーを使うと答えが出ないので、ものすごく疲れますし、
疲れたのに誰も得をしないということで、どんどん人生が不満の多いものになっていくということなんですね。
自分が変えられることにフォーカスすると、やっぱり成長があったりとか発見があったりとか、
気づきがあったりということで充実した人生につながっていくんじゃないかなというところですね。
今の時代というか、効率とか生産性が求められる社会にいると、
原因追求だったりとか、誰のせいなのかというような議論が結構インパクトを持っているというか、
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働いててもよくトピックに上がるんですけど、
もちろん再発を防止するという意味での原因求めはもちろん大事なんですけど、
必要以上にその原因を追求したりとか、誰のせいなのかということにエネルギーを費やすのは、
あんまりより広い視点で見ると生産性がないことなんじゃないかなというふうに思います。
その分のエネルギーを未来の解決とか、あるいはより効果が上がるようなことに力を使っていけるといいんじゃないかなというふうに思います。
なので、ぜひ自分自身が変えていけるものにフォーカスをしていくというところを、
私自身も改めて再認識していきたいというふうに思います。
この言葉がもう一つ与えてくれている示唆というのは、
自分が何かイライラしたりとか不満に思ったりとか、
自分が変えられないもののことについて悩んだりしているときに、
ちょっと自分の心とか物の見方が不健全である、
つまり風邪をひいているというか、調子が悪くなっているんだというふうなシグナルとして受け取っていくということですよね。
病気になったり風邪をひいたりしたら休んだりとか薬を飲んだりとか、
そういう対応をしていくと思うんですけど、
そういう私たちの物の見方とか、心が少し不健全だな、病んでるなというふうに感じたら、
それを休ませてあげたりとか、そういうことが必要なんじゃないかなと思います。
そういう意味では、まず自分自身の物の見方が健全な見方なのか不健全な見方なのかというのを、
そういった自分の心の声とか反応をシグナルにして、違和感にして気づいていくことっていうのは、
とても大事なことなんじゃないかなというふうに思っています。
無理に不健全な状態、誰かのせいにしてしまっている自分を責めるのではなく、
今自分が休憩や休養が必要な状態なんだっていうインプットとして、
まずフラットに取られていただければいいんじゃないかなというふうに思います。
本日はここまでですね。
皆さんのいいねやレターをいただけると大変喜びます。
引き続きこういった配信を行っていきますので、また聞きに来ていただければと思います。
ありがとうございました。