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皆さんこんにちは、じぶん経営診断士のトシです。
わかるが増えれば人生が変わるということで、社会人のキャリア支援をライフワークでさせていただいています。
今回はですね、働き方の哲学という本があるんですけど、360度の視点で仕事を考えるというですね、
とても図解が豊富な、わかりやすい、ものすごく良書なので、
これをシリーズにしてですね、働き方の哲学の中に書いてあることを私の視点も交えながら解説していくシリーズで配信していきたいなというふうに思っています。
仕事を多面的に捉えていくということで、今日は流れとしての仕事を見ていきます。
仕事はですね、単純化して考えると、インプット、プロセス、アウトプット、この3つのモデルで表すことができます。
例えば、原材料がインプットで、工場で作るというのがプロセスで、それを例えばお店で販売するというのがアウトプットです。
どんな仕事もこのインプット、プロセス、アウトプットに分解することができます。
どんどんですね、世の中の情報というのは、情報の量が増えていって、世の中を複雑化していくような、そんな思いにとらわれることがありますけど、
仕事というのは、とにかくこの3つにですね、この3つの流れ、インプットからプロセス、プロセスからアウトプット、こういった流れに単純化して分けることができる。
というものですね。
実は、この単純化してインプット、プロセス、アウトプットを考えられるということもあるんですけど、実は仕事というのは、このインプット、プロセス、アウトプットの連続体なんですね。
インプット、プロセス、アウトプットで生み出されたアウトプットは、次のプロセスのインプットになっています。
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、このインプット、プロセス、アウトプットの連続というのは、我々がすべてのものが生きていく植物連鎖とも一緒ですね。
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こういったインプット、プロセス、アウトプットという流れと、自分の仕事というのは、前の仕事や後の仕事とつながっているんだということを理解することというのがとても大切です。
感謝の向こう側という考え方があるんですけど、例えば家具を作る職人さんがいて、椅子を作るとしたときに、当然原材料で椅子を作る木だったりとかですね。
そういったものをインプットにして、職人さんの技術を持って釘やハンマーやノコギリやそういったものを使って椅子を作るプロセスがあって、椅子が出来上がるというアウトプットが出来てくるんですけど、
この職人さんはどうやって動いているのかといえば、すごく単純に考えると、朝ごはんを食べて、そのエネルギーを使って仕事をしているというふうに考えることもできますよね。
そうやって考えていったときに、いろんな連鎖があって、じゃあ今自分の目の前にあるご飯や朝ごはんで食べる鮭はどんなインプットプロセスとアウトプットを経て自分の元に来たのかということに思いを巡らすと、
そのご飯や鮭というのがものすごく多くの人々の仕事を通じて、今自分の目の前に来ているんだなということを改めて実感することができると思いますし、自分もそんな誰かに何かを届ける一連の流れの中にあるんだということを気づかされると思います。
ぜひ自分の仕事を単純化して捉えて流れを良くするために、このインプットプロセスアウトプットという単純化したモデルを考えていただくということと、今自分が得ている食べているものもそうですし、着ている服もそうですし、乗っている車もそうかもしれないんですが、
すべてそういったインプットプロセスアウトプットのいろんな人々の仕事の連鎖で自分の手元に届いているんだという感謝の気持ちを持つことができるんじゃないかなというふうに思います。
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今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました。いいねやレターをいただければ大変喜びます。また皆さんに役立てるような情報を配信していきたいと思いますので、ぜひまた聞きに来ていただければと思います。ありがとうございました。