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みなさん、こんにちは。じぶん経営診断士のトシです。
分かるが増えれば人生が変わる、をキャッチフレーズに、社会人のキャリア支援を行っています。
分かるとは分けられること。分かるを増やし、できるを増やす。できるを増やし、キャリアを豊かにする。
ということで、みなさんのキャリアが豊かになるお話をしていければと思っています。
このシリーズでは、20世紀最大の鉄人と呼ばれ、マネジメントの父と言われているピーター・ドラッカーの名言を紹介しながら、
みなさんに役立つ情報をお届けしていきたいと思います。
今日のドラッカーの言葉です。
ビジネスには2つの機能しかない。マーケティングとイノベーションである。
この言葉について少し私なりの見解をお話ししたいと思います。
まず、分かるが増えれば人生が変わるということをよく言っているのですが、
まずビジネスには2つの機能しかないとドラッカーが言っています。
それはマーケティングとイノベーションですが、この2つの機能しかないとすると、
今自分はどっちの機能に関わっているのかを意識することが大事だと思っています。
マーケティングと言うのは顧客の想像、お客さんを作り出していくということですが、
基本的にはお客さんに価値を提供していくということになりますので、
お客さんが何を求めているのか、そしてその求めているものを価値提供していく。
この行為がマーケティングということになり、顧客の想像ということになります。
他の配信でもお話ししているのですが、価値とは人の関心から生まれるという意味では、
マーケティングというのは人々の関心がどこにあるのか、何を求めているのか、
それを知るところから始まるということになります。
そしてもう一つイノベーションですね。
イノベーションとは日本語では革新というふうに訳されますが、
これは世の中が常に移ろいでいることと非常に関係しています。
常に変化が起きていなければ、お客さんのニーズも求めている関心も変わらず、
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同じものを提供し続けるということで済んでしまうのですが、
我々を取り巻く環境というものは刻一刻と変わっていますし、
人々の心理や関心ごとというのも移ろいでいきます。
戦後間もない頃ですね、食べるのがやっとの時代であれば、
お腹いっぱい食べることというのが大きな関心ごとになりますけど、
今は逆にフードロスといって食事の廃棄なんかが非常に問題になるぐらい、
物やそういったものが余ってしまっているという状態ですね。
逆にこういった時代においてはエンターテイメントとかサービス業が
人々の関心ごとになっており、ここのビジネスをしている人たちが
お金を稼げているというようなところがあります。
このようにですね、変化に対応するために革新を起こしていく。
これがイノベーションということになります。
こういった外部の環境変化の中でですね、お客さんを創造し続け、
そしてそのお客さんが求めているものに合わせてイノベーションを起こしていく。
これがビジネスの2つの機能であるということです。
これは自分に置き換えてもですね、全く同じことが言えるんじゃないかなというふうに思います。
自分自身の関心がどこにあるのかということと、
自分自身を常に革新し続ける、こういったマーケティングとイノベーション、
これを意識して日常の仕事や日常を過ごしてみたいなというふうに思います。
本日も最後まで聞いていただきましてありがとうございます。
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ではまたお会いしましょう。
