みなさんこんにちは、Jam Sessionzのしょうです。
りこです。
ともに奏でるラジオ、この番組は、株式会社Jam Sessionzが、即興演奏から生まれる、
協奏をテーマに、チームメンバーや様々なゲストと共に対話を繰り広げる、そんな番組です。
はい、ということで始まりました、今回のともに奏でるラジオなんですけれども、
今回はですね、私、しょうとりこちゃんの2人で進めたいなというふうに思っているんですけれども、
4月に入ってですね、この間、りょうこさんとはですね、大学の授業始まるねっていう話をしてたんですけど、
りこちゃんも、今年から復学っていう感じですかね、はい、するってことなんで、キャンパスは結構行ってるんですか?
いやー、まだ1回しか実は行ってなくて、週に1回ぐらいしか授業がないので、
なるほど。
まだ1回です。
でもあれですよね、今は洛西に引っ越したけれども、あれですよね、大学のキャンパスは、あちらの金閣寺の方のキャンパスっていうので、
そうです、頑張って通ってます。
すごい、すごい、あ、そうですか。
でもですし、交通費もすごく高くて。
なるほど、人が多いっていうのは阪急というかね、電車の中がってことですか?
バスです。阪急降りて、立命まで行くバスがすごいことになってますね、観光客の方もいらっしゃるので。
確かに、本当に今の、ちょっと桜のシーズン終わりましたけどね、観光シーズンでかつ新学期だから、本当に人が多いですね、外に出てるね。
そうだと思います。
ということで、すごいフレッシュな気持ちで番組を進めていきたいなというふうに思いますけれども。
今日のゲストですね、面白いですね。
リコちゃんもさっき話してたんですけど、どういうふうに働くかとかですね、働き方みたいなところに関心があるって言ってましたけど、
まさに今日のゲストの方ですとか、その方がですね、やられている会社、経営されている会社はですね、本当に面白い働き方を実践されている会社なので、
そんな話もですね、ぜひ聞いていきたいなというふうに思っております。
ではですね、本日のゲストをお呼びしたいなというふうに思います。
株式会社パプアニューギニア海産の武藤さんです。
武藤さん、こんばんは。
こんばんは、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
お忙しいところありがとうございます。
こちらこそありがとうございます。
武藤さんはですね、私は1ヶ月ぐらい前ですかね、
ラジオじゃないんですけど、ちょっとインタビューをさせていただく機会があってですね、
そこでオンラインでお会いして、お話をさせていただいて、
私もですね、実際武藤さんのやられているお話は、いろんな周りの方からですね、
面白い働き方をしている会社があるんだよっていうので、噂はずっと聞いてて、
前回実際インタビューさせていただいたら、実際噂以上のことをやられたりとか考えられているので、
ぜひですね、このラジオに出ていただいて、より多くの方に聞いていただくとかですね、
知っていただく機会にしたいなと思って、今回ゲストとして来ていただいております。
はい、ということでですね、もちろん聞いていらっしゃる方の中で、
すでにですね、武藤さんの活動をご存じの方はいると思うんですけれども、
より広く知っていただくためにですね、武藤さん、今やられている活動だったりとか、
会社のご紹介を簡単にお話しいただいてもよろしいでしょうか。
はい、パプアニューギニア会社の代表の武藤です。よろしくお願いします。
お願いします。
うちはですね、パプアニューギニアの天然エビだけを扱っている会社で、
大阪の工場でエビフライとかムキエビとかを作っているんですけれども、
社員が3名でパートさんが20名ぐらいで、本当に小さい会社で、
とにかく自分たちが周りの人に食べてもらいたいと思えるようなものを作っていこうというふうに頑張っている会社です。
はい、ありがとうございます。
まず会社の名前がすごいインパクトがあるなっていうんですけど、
パプアニューギニア会社って、パプアニューギニアの海産物を扱っている会社っていうことがすごくわかるなっていう感じなんですけど、
実際扱っているのは、パプアニューギニアで獲れる天然エビだったりとかが主力の商品だと思うんですけど、
それ以外の海産物っていうのを取り扱っていらっしゃるんですか?
いや、ないです。もうほぼ99.9%。たまにイカがちょっととかみたいなことは、
昔はあったんですけど、今はもうほぼなくて、本当にエビだけ、しかもパプアニューギニアさんだけっていう、
水産業界でもちょっと変わった感じじゃないかなとは思います。
そうですよね。ビジネスの定石からいくと、エリアだったりとか商品を絞り込んでて、
何かが起きたときにリスクが全然分散されていないっていう、
ビジネス的に考えると結構リスクの高い事業をされているのかなっていうふうに、
最初に聞いたときはすごく思ったんですけど、そこら辺もこだわりだったりとか、もちろん経緯だったりとか、
いろんなものがあるのかなと思って、そこら辺ってどういうふうに今の形に落ち着いていったんですか?
ものすごく簡単に言うと、初代が私の父なんですけども、創業が。
もともとJICAとか海外青年協力隊に所属していて、そこから始まった会社なんですね。
なので、もともとパプアニューギニアのエビを日本で売れないかっていう、
そういった取り組みから始まっているので、僕らの中ではパプアニューギニアのパートナーとか、
みんなと一緒にやっていくっていうことがありきというか、もちろん商売なんですけども、
それ以上のところでもパプアニューギニア大好きみたいなのが作り上がってきすぎちゃった会社という感じです。
ありがとうございます。ビジネスでどうとかっていう話じゃなくて、
儲かる儲からないみたいな話ももちろんあるんだけれども、それよりも先にアイデンティティとして、
やるならパプアニューギニアで、パプアニューギニアの海産物しかも天然のエビに絞ってやるっていう、
商産とかよりも思いだったりとかが前に出た、すごい事業をずっとやられてきてるんだなというふうに思ったんですけど、
お父様の代から始まって、今武藤さんが継がれて2代目として事業を展開されてると思うんですけど、
おそらくですけど、いろんな困難だったりとかがあったんだろうなっていうのが、
ビジネスモデルもそうだし、いろんなリスクが高そうなビジネスだなというふうに僕は思うんですけど、
これまで大変だった出来事で、たくさんあると思うんですけど、これ大変だったら何とか乗り切れたなって思うものって何かあるんですか。
一番は完全に東日本大震災の被災ですね。石巻でやっていたので、完全にすべてお店も工場も流されてしまって、
大阪に命からがら逃げてきて、みたいな感じから復活していくという形はすごく大変だったし、
あの当時は宮城とか東北から出てくるということが、やっぱりポジティブには捉えられなかったので、
結構、宮城を捨てて逃げてきた男みたいな感じで言われたりとかもあったし、
でもその中で自分がやるべきことは何かなとか、今まで大事にしてきたものは何だったかなっていうのを振り返る形になったので、
それこそ働き方のことを真剣に考え出したのもそこからですから、そこはやっぱり大きい転機だったかなとは思います。
2011年の3月の東日本大震災で、石巻は宮城県の石巻市ですよね。
そうです。
私も石巻の隣の尾長町というところに2年ほど住んでいまして、
あそこら辺で起きたことっていうのは、もちろんその当時は知らないんですけど、いろんな方からお話を聞いていて、
その東北の震災をきっかけに入ってきた人もいれば、もちろん外に離れていった人もいて、
いろんな人が混ざったきっかけになった地震だったのかなと思ってはいるんですけど、
そんな中で尾長さんが、もともと石巻にお住まいだったんですよね。
僕、生まれは違うんですよ。東京の方の大学とかも行ってて、生まれも福岡、東京育ちで、
25歳ぐらいから宮城に、パパニューギニア会社に入ってから宮城に行ったので、いろんなところを点々としている感じですね。
なるほど。震災があった時は石巻にいらっしゃったんですか。
そうです。そのときは家族もみんな、会社がすべて途中から宮城に集中させたんですよ。
事務所東京で、工場より石巻でとかだったのを、ちょっと無駄が多いっていうことで、全部石巻に集中させて、
自分たち、住んでたのは隣の東松島市っていうところだったので、モロに受けた感じ。
でも1週間ぐらいですかね、僕が避難生活をしたのは。
いろんな人それぞれの考え方とか判断があると思うんですけど、僕は単純に福島原発の事故が怖かったっていうのがあって、すぐに大阪に避難しました。
そうですか。その後も、実際事業自体も大阪の方に移転するという形もあるんですよね。
住むところもないので、どうしようかっていうところだったんですけど、
それこそ大阪とか関西のお取引先の方が家用意してくれたりとか、最初の工場をここちょっと使えないかとか探してくれたりとか、
そういう縁があって、大阪で再起を図るという形になりました。
ありがとうございます。
震災をきっかけに、われわれ今京都に住んでますけど、京都と近い大阪の方にいらっしゃったということなんですけど、
先ほどもちらっとおっしゃってたんですけど、その震災をきっかけに働き方みたいなことを考えるきっかけになったっていうふうにおっしゃってたんですけど、
私とかは前回もお話をお伺いしたんですけど、改めて今パプアニューギニア海産さんの職場の働き方みたいなものがどんなふうになっているのかっていうのを、
簡単に教えていただいてもいいでしょうか。
パートさんの働き方が特徴的だって言われてるんですけども、僕の中では社員もパートさんもやり方は違うけど目指してるものは一緒なんですね。
それでこそ力が発揮できて結果的に会社にもプラスになるっていう考え方ですね。
ありがとうございます。りこちゃん今の2つ聞いてどうですか。フリースケジュールと嫌いなことはやってはいけないっていう2つの取り組み。
ありがたいです。勝手に働いてる側みたいな意見ですけど、今でも私は割と自分で自由に働くみたいなのを、
学生っていうのもありますけど作れる環境に今あるので、こっちの世界観に近いような働き方をする練習をしてはいるんですけど、
それも休学がきっかけでいろんな働き方に触れたからここに今に至ってるわけなんですが、それまでの普通に大学生してた頃はとにかくバイトに行くのが苦痛で、
得意不得意がどうしてもある中で、人との相性もありますし、休めないとかっていうのもすごく、おっしゃってる通り連絡がすごくしんどくて、
今日休みたいですっていうのが、本当に体調悪くてもう行くしかないみたいな感じで、でも体調悪いまま行くと全然仕事できなくてまた落ち込むみたいなことがあったので、
やりたいことをやりたい時にできるっていうのは本当におっしゃる通り、力が発揮できるだろうなって思って今聞いてました。
なんか今日インターンシップの授業を担当してるんです、大学で。
学生に毎日遅刻するときは必ず連絡しろって。
言ってきたんだ。
言ってきたとこなんですけど、だからちょっと心が痛かったんですけど、
なんなんですかね、なんかその考え方って、お父さんの考え方って、なんかすごい理想だなって思う一方で、
全部自由にしちゃって選択できる、選択できるっていう言い方は確かにちょっとしっくりくるのもあるんですけど、
全て自由ですって、連絡しなくていいじゃなくて連絡しちゃダメなんですね。
そうです、連絡してはいけないっていうルールです。
なるほど。
だから自由じゃないんですよね。
なるほど。
どっちでもいいだと、それは争い事になるので。
なりますね、確かに。
する人が正しいって大体なりがちなんですよ。
で、みんながなんとなく、会社はしなくてもいいよって言ってるのに、自分たちで締め付けていっちゃう。
だからルールとしてしちゃいけないっていうことで、本当にみんながしない。
結果としてみんな楽になるっていう、そこは結構重要で、最初はやっぱ連絡してくる人いたんですよ、メールとかで。
それを真剣に怒るっていうのを繰り返して、良かれと思ってやってるかもしれないけども、
あなたがやってることはルールを破ってるし、他の人がせっかく連絡しないで休めるって喜んでることに水を差してるんだと。
下手したらこのルールなくなっちゃうっていうことをあなたはしてるってことに自覚を持ってくださいって言うと、連絡をしなくなる。
けどその人ももちろん連絡本当はしたくないんですよ。
監修って怖いですよね、染み付いちゃってるっていうか。
そうそうですね、だから僕らそれやってる30代とか40代の頃にやってますから、結局今まで社会の中で無断で休めなんて言われたことはもちろんないし、逆にするのが礼儀だっていう感覚ですから、いきなり今日からしないでくださいって言われても、
なかなか難しいっていうのは分かりつつですけど、でもそこをきちんと線引きをすることこそリーダーとか経営者が力を発揮するとこかなって思ってます。
【沖縄の方】「どこまで最初にしないっていうことをルールにするっていうのはいきなりそうした方がいいなって思ったんですか?それとも任意にした場合、ちょっといろいろ出てきちゃったから段階的にそうなってったのかが気になりました?」
【佐藤】好きな日に休んでいいのの、例えば時間も今自由になってますけど、段階を経てやってるけど、連絡をしちゃダメっていうのは、なぜか最初からでした。これは僕の中でかっこたる。多分僕自身が学生の頃に休むのに連絡するのがとにかく嫌で、明らかな嘘を言わなきゃいけない。
【上杉】私も今聞いてて、連絡できない理由の時があるじゃないですか。なんかちょっとしんどいみたいな。でもやっぱり連絡しなきゃいけなかったらちょっとしんどいじゃん、休んじゃダメっていうか、全員が納得できる理由じゃないとそもそも休んじゃいけないみたいなのがあるから、そこで嘘つくのもまたさらにしんどくてっていうのをすごい思い出しました。
結構それでお互いにも嘘ついてるのはわかってるし、バレてるのもわかるし、次会った時つらいし、そういうのは本当に組織を壊していきますよね。
自由じゃないんだっていうのは面白いなと思ってて、ちゃんとルールにすることによってフリーライダーが生まれないっていうか、してもしなくてもいいよっていう感じにすると絶対ただ乗りする人って出てきて、その人だけ得するみたいな感じになるんですけど、
逆ではあるんだけど、ちゃんとルールを作ってしてはいけないというふうにすることによって、あんまりただ乗りするメリットもないし、結果みんな気持ちよく働けるっていうふうになるんだなっていうのを聞いてて思ったんですけど、
どうしても私の規定概念っていうか固定概念からすると、フリースケジュールにしたりとか連絡なくて来なかったりとかしたり来なかったりとかいうふうになってた時に、ビジネスとして出荷だったりとか加工っていうのが成り立つのかっていうのがすごい気になるところではあるんですけど、実際はやっぱり成り立つもんなんですね。
さっき塩さんがビジネス的な感じで回るんですかっていうふうに質問されてたじゃないですか。
やっぱそこ気になるんだろうなって思って、その質問を聞いた時も大人って言ったらちょっとあれですけど。
なんか私も感覚的にみんなが楽しくて、みんなが楽しくてって言ったらちょっとまたあれですけど。
働いてる人が満足感っていうか、やりたくてやってることだったら、
良くも悪くもビジネスの感覚がないからだとは思うんですけど、
こういう社会に出て働くってなるとどんどん固定概念が固められていくんだなってちょっと思いましたね。
今聞いてて思ったのは、結構勘違いされることが多いのは、僕がすごく好きなことをやろうよとか、楽しんでやろうよっていうふうに思ってるって思われがちなんですよ。
嫌いなことをやらないとかって言うと。でも僕はそっちはあんまり興味ないんですよ。
嫌なことを仕事にっていうテンションはあんまりなくて、僕はとにかく苦しまないで仕事をしたい。苦しまないで生きていきたい。
そのためには何をすればいいかっていうのを考えているだけなんですよ。
だから組織の中でみんなで楽しいことを何かしようよって言うと、とてつもなくみんながいろんな方向に行っちゃうんですよね。
組織として壊れ始める。だけど苦しまないようにしようよとか、あの人が何かが辛いから、それがないようにどうすればいいかって考えるっていうのは、あまり乱れないんですよ。
確かにやりたいことバラバラですけど、やりたくないことって結構近いですよね。
本当にやりたくないことは近いと思います。
例えば何の作業をやるとかやらないとか、好き嫌いとかっていうことよりも、例えば陰口言う人嫌じゃないとか、ひそひそ話してたらなんか悪口言われてる気がするよね、こういうのやめてこうよとかっていうのは大体みんな一緒なんですよ。
だからそっち側に僕らはやっていって、ただそっち側にやっていったら面白いことに、あの、従業員同士の距離感を取ろうという方向に行ったんですよ。仲良くするのやめよっていう。
今もですか?
今もです。だから、何て言うんですかね、無理に仲良くするのやめよっていう感じかな。
例えばアルバイトとかでやるときに、なんかやたらみんなで仲良くしようとしたりグループを作ろうとしたり、すごい力持ってる人にみんなで擦り寄ったりすると絶対なんかハレーションが起きるというか、人間関係の問題が起きるんですよね。
で、それをなくすにはどうしたらいいんだろうって言ったら、あ、無理に仲良くしなきゃいいんだ。一緒にお昼休憩食べようとか、お昼の時間合わせようとか、何時に一緒に出勤しようとか、もうそんなの全部なくして旅行のお土産だってもうみんな買ってくるの禁止とかにしちゃって、仲良くはしないけど仲悪くならないようにしようねっていう方向に僕らは振っていったっていう感じですね。
そしたらやっぱり辞める人は少ないけどみんなですごい笑いながら仕事をすることもない。どっちがみんなは好きですかっていうところで、だからこれ僕らが正解っていうわけじゃないんですよ。僕らはそれを選んだ。
だから、それを会社としてどんどん発信していって、特に求人するときなんかは、僕らは楽しさを求めてないですっていうことをきちんと言って、そういうのが好きな人が集まってくれば、この組織は目指している苦しみがない組織に近づいていくよねっていう、なんかそういう流れですかね。
面白いですね。
面白い。
でもこれって結構、みんな思ってることじゃないかなと。何が好きとかは違いますけど、今言ってる、要するにみんなで決めてるっていうことなので、それは子供のときとかでも、仲良く遊ぶには、やっぱり辛そうにしてる人がいないほうがいいだろうし、みたいな。
もちろん別の組織では、やっぱりもう少し結びつきを強くして一丸となって、みんな仲良く仕事しましょうっていうところもあって、それはそれでね、その考え方だとまた違う働き方っていうのがあると思うんですけど、パパ乳議員や海産さんの従業員の方だったりとか、
社員の方っていう、皆さんが考えた一番心地いい働き方を実現するためには、フリースケジュールだったりとか、嫌いなことをやらないというワークスタイルになってるでしょうね。
そうですね。だから、うち今度エビフライ屋さん、飲食店をちっちゃいの始めるんですけど、そっちは仲良い風に寄せるつもりなんですよ。
そっちは、そっち距離を置いちゃったら、3人4人のお店の中で距離を置いて働くって、これ無理だと思うし、無理なような気がするし、お客さんも美味しく食べれない気がしていて、そっちは楽しくやろうかなと思ってて、何が良い悪いじゃなくて、
そこに集まってきてくれたメンバーが、やっぱ距離取った方がいいねってなったら、距離取るかもしれないし、そこを探っていくこと自体が面白いし、組織を強くするっていうイメージを持ってますね。
なんかよくある、今結構組織論みたいな本って結構見るじゃないですか、書店で。いろんな事例とか見ますけど、逆というか、見ながら進めてるか。現場の雰囲気見ながら。
しかも別にこれがいいってしてるわけじゃなくて、現状これでうまく回ってるから、じゃあこれはこれでいいよね。でも新しいことやって、同じルールがそのままうまくいくっていうわけじゃないから、そっちはまた様子見ながらやっていこうっていうのを、感覚、割と感覚でやってるってとこが、すごい面白いとこなのかなって思いました。
だから感覚なので、適当に見えるっちゃ適当に見えるし、フリースケジュールなんで成り立ってるんですかって聞かれると、なんか11年できてるんですとしか言えないんですよね。理論的には説明できない。
それを説得力がないと思うのか、11年やってるからいいんじゃないって思うのかは、結構人によって分かれるかもしれない。
11年続いてるっていうのが何よりのあれですよね。
これを言えば大体反論されないので。最初の頃はかなり反論されたし。
それこそ飲食店は絶対できないってずっと言われ続けてるんですよ。
だから、なんでやってはないのになんでみんなそんな絶対とかって言うんだろうって思って、それで一応飲食店の方もフリースケジュールはやります。
それでやりながら定食の値段をいろいろ変動させたりとか、いろんなことはちょっと考えてるんですけど、できないって言われるとやりたくなるタッチでもあるかもしれない。
なるほど。
でもこれやってないと結局分かんないことだったし、それは批判してる人多分みんなそうで、批判は誰でもできるけど実際やるみたいなことってやっぱできる人少ない、特に経営者とかってなると。
私も今自分の働き方悩む上で、こう言ったら間違いないんだろうなっていうのは分かるんですけど。
でも私がちょっと気になってる働き方っていうのは一般的に見たら、いやいや無理でしょみたいなものなんですけど、
いやーね、なんかすごく今やってみないと分かんないよな。
続けてみないと、時間経った後しかこれができることなのかできないことなのかっていうのも分からないなって思って結構今刺さってます。
多分やって、今思い描いてるものがあったとして、なんかやるじゃないですか。
で、うまくいかないなってなっても、いきなりやめる必要とかってなくて、何か変化させていけばいいだけの話で、
何かをやめちゃうことが失敗なんですよ。やらないことが失敗で。
何かを始めることっていうのは、もうそれで成功なんですよ。
で、あとどう描いていくか。
なんだったら元に戻ったって、これは良くなかったんだなっていうことが分かるじゃないですか。
分かってる中で必ず何か自分のためになってて、戻ったとしてもただ戻ってない。
何か進化した自分が戻ってるから、そう考えたらやっぱりやらなきゃ損だよなっていう感覚。
せっかく思いついたのに、それを温めたまんま、自分も不満を抱えたまんま、なんとなく流れに乗るのはちょっと辛いなっていう感じが、今は。
たぶんこれはプリスケジュールとかがうまくいったから言えてるっていうのは正直あるんですけど、
でもうまくいったからこそ言えることもあると思うし、確実に楽しくはなりました。
さっき楽しさ求めないとかって言ったけど、人に無理やり楽しみを押し付けはしないけど、