なので早速ですけど、杉原さんの自己紹介からお願いしたいと思いますので、よろしいでしょうか。
はい、お願いします。
では、一般社団法人マイターンの杉原めぐみと申します。よろしくお願いします。
さっきご紹介いただいたんですけど、法人としての代表理事と、
あと活動の役割としてコミュニティーデザイナーという役割を担ってます。
私たちがさっきチームで活動しているというふうに梁子さんに言ってもらったんですが、
まさにその通りで、それぞれ違う活動をしながら、
ウェルビーイングな社会という実現に向けて、みんなが違う道のりから手段を使って、
いろんな手段で登っていくみたいな、そこをチームとして例えて、
法人なんですけれども、チームメイト、パートナーという形で事業を進めています。
なので常々、今13人いるんですけれども、常々全員13人が一緒に一つのことをやっているとか、
場所を一つに集まって何かしているというわけではなくて、
例えば行政の皆さんであったりとか、企業さんからこんなことをやれる人いるかなみたいな話を聞いたときに、
じゃあこのメンバーの中で誰と誰と誰が今回立ち上がっていきますというプロジェクト型のチームの編成をして進んでいくような感じです。
なので一応名前だけの代表なんですが、本当にさっきちょっと打ち合わせで啓太さんがおっしゃってた、
横並びというかトップダウンじゃない、横並びのチームを目指しながら、みんなでウェルビーイングにいろんな人を巻き込みながら、
緩やかに登っていっているというような感じでやっています。
3つ大きな柱があって人材育成と町づくりとものづくりというのを全てキーワードはウェルビーイングかどうか、
自分たちのウェルビーイングもそうだし、社会にとってウェルビーイングかどうかっていうのも踏まえて、
それが判断基準、シンプルですごくわかりやすいんですが、そういうふうな感じで授業を進めています。
ありがとうございます。啓太さん聞いただけで。
聞いただけで興味のあるキーワードがいっぱい出てきて。
そうですよね。
チームっていう言葉のほうがマイターンさんをご紹介するときにシクリクルなんて私も思っているんですけど、
最初にぜひマイターンさんの活動とか最近のこともお伺いしていくんですけれども、
そもそもめぐみさんがSILKで活動してらしたところから、どんなきっかけで2020年でしたよね。
立ち上げられたのかっていうあたりを少しだけお聞きしてもよろしいでしょうか。
ありがとうございます。
そうですね、りょうこさんとあったそのポイント、SILKのタイミングだった、SILKという共通点だったんですけど、
実際はその前から実はマイターンの前身となるような活動を個人でやっていて、
なんでそういうふうな活動をし始めたのかというのが一番大きなポイントとしては、
自分自身が社会人として働いていて、結婚と出産という4年ぐらいの間にライフステージが変わるポイントがあって、
その時にすごく自分の社会でのあり方というか、存在意義みたいなのが見失うタイミングだったんですよ。
家庭の中では母として、妻としてみたいなのが出てきたんだけど、
一方で社会に出た時に何者かというのが見失いそうになっていて、
それもあって会社を辞めたというのもあるんですけど、出産。
そういうところが自分の選択で手放したんだけれども、何とも言えない気持ちになってしまったという。
みんなこうなのか、これからもっと変化していく中で、
もっと見失ってしまうのが不安みたいな、先を憂いてた時期があったんですよ。
そういうのがきっかけで、ふと立ち止まった時に、前の仕事は前の仕事で自分も経験を積んできたんだけれども、
もしかしたらもっとたくさんの女性が同じようなことで悩んだりとか、
素晴らしいライフステージの上がり方をしてるんだけれども、プロセスとか。
変化って素晴らしいんだけど、変化を受け入れられなかったり、怖い思いをしたりというのがあるんじゃないのかなというふうに思った時に、
初めて自分だけじゃなく他の人たちにも目が向いて、その人たちってすごいスキルがあるのに、
キャリアを一度分断したがゆえに、何もできないと思い込みがあってしまうのはもったいないなと思ったので、
その思い込みを取っ払う役割を担いたいなって思った。
本当に活動の一番最初のポイントだったんです。
その時はもちろん会社にしてみたいなとか、事業でビジネスモデルでみたいなのは一切なくて、
個人としての課題感がスタートだったというところが一つあって、そこから周りの8人ぐらいの近所にいるお母さんたちに、
こういうこと思ってますよっていうのが課題なんだけど、どう思うみたいなことを対話を通してヒアリングしてると、
みなさんやっぱりすごくスキルがあって、でもどうせ無理無理みたいな感じだったんですよ。
ライトな感じだった逆に、私は結構ヘビーに受け止めてた。
なるほど、反応がね。
ライトの人もいると、でもすごいの持ってるのにもったいないっていう、そこに私は人として興味が湧いてきて、
このお母さんのスキルをしっかり私たち周りもチームで認識して、
その人たちが活かされて、自分も活かされて、
人だらけを上げていくわけではなく、みんなで上げ合うというか、
そういうのでチームになると一人やったらなかなか見つけてもらえないところも、
そういうちょっと面白そうな、今までになかったような会社とか、
何かありそうでなかったような人たちみたいな、
出会えそうで出会えなかった人たちにまとめて会えるよみたいな、
はいはい。
エンタテインメントの要素も含みたいって思ってて、
しなくていいったらどうしても会社立ち上げました言うたらすごく大事だと。
そうですね。
自分が持っているものとは違う方向かなと思ったんで、
もちろんそこは会社を立ち上げるという行為はしたんですけど、
持ってるんだけど、でも中身は今までないような、
え、この間まで家にずっとおこもってやってたおっぱいさんたちが、
社会につながりたいとかって思ってんねやとかっていうこととか、
つながったらこんな科学反応が起きんねやみたいな実証実験的な感じで、
なるほどね、実験系。
前例がないんですよ、なかったから作ったっていう感じ。
そうですよね。
サークルとかそういうのでもない、それだけでもない、楽しいだけでもない、
でも社会のことを実は考えてる人たちみたいな、
それがたまたまお母さんだったっていうのでいいんじゃないかなって。
お母さんやからどうですよじゃなくて、
大事なのはその逆なのかなってそこを示していけると、
あ、お母さんたちもすごいんやって思われるかもしれないし、
それを支えてるパートナーであったりお父さんたちであったり、
でもそこが理解つながって、こういう仕組みでつながっていくんやなって見えたりとか、
お母さんたちのすごさを見せたいわけじゃなくて、
そのプロセス面白がってほしいです。
なんていうのかな、なんかこの間まで普通のって言ったらめっちゃ語弊があるので。
わかります、わかります。
本当にお母さんたちも最初の頃に活動で出会わせてもらった頃は、
確かに素敵なお母さんたちのチームだし、
そこがちょっと前面に出てたようなちょっと印象も受けてたんですよね。
マイターンといえばって感じで、
社会に向けてお母さんたちが発揮する素敵なチームみたいなイメージだったんですけど、
だんだん確かに最近はたまたまお母さんっていうのがすごく、
ここは別に一要素であって、というよりかは本当に自立したというか、
一人一人個性とか地域もそれぞれ違いますし、
多様な個性を持った女性たちが、
本当に各地で軸を持って活動してるっていう印象に、
確かに。
もちろん課題も含めて、どの人がどこにいるとかも含めて、
やっぱりそこを生態系って私たちは言ってるんですけど、
そこを見極められるのは、会社のリーダーじゃなくて、
そこにいる人。
メンバーのね、それぞれのメンバーの。
思ったので、やっぱり京都を京都市として、
京都市ソーシャルイノベーション研究所にいさせてもらった時から、
大きい視点で見た時に、やっぱり自分の力ってすごく魅力だから、
どんだけ時間かけて変えていかなかったんだろうとか、
いろいろなことになっちゃってたんですけど、
よく考えたら、やっぱりチームの仲間と対話する時に、
京都ってせっかく区ごとに分かれてるし、
私たちメンバーもそれぞれの区、全員いるわけじゃないんですけど、
11区の何区かに分けてやっぱり住んでいるので、
そこで生活してるんで、そこの区ごとにチームが立ち上がっていっても、
チームというかコミュニティというか、
ビティという言葉でさえももくくらない方がいいかなと思うんですけど、
そういった地域の暮らしを考えるようなところが、
点としてあってもいいんじゃないかなっていうので、
考えた時にリビングラボ構想というのが、
生まれてきて、京都リビングラボプロジェクトというふうに
毎端の中では呼んでるんですけど、
一番最初に生まれたのが北区です、北区、私も住んでて、
北区に住んでるメンバーが立ち上げてくれて、
北区、北リビングラボというのが出来上がりました。
北は自然が多くて住んでる人たちが多い、
会社が少ない、会社、あるんですけど、
会社よりも生活してる方が多い感じのね、
ご老人も多いけど、子どもも多いみたいな、
自然がたくさんあるところを生かして、
じゃあ自分たちも生かしながら、環境も生かしてどうなるのかみたいなところを、
まさに実証実験しながら、リビングラボという名のもとを、
いろんな人を巻き込んで、それは行政もそうだし、地域企業さんもそうなんですけれども、
ベースは地域の人たちというところにどれだけ届いて、
その人たちが面白がってくれるのか、かついい反応が起きて、
化学反応が起きて、そこにどれだけ企業さんが反応してくれるのか、
みたいなところを今やっています。
北から始まり次の年に南区に生まれて、
そうしたらもう北と南って一番違いがよく分かる。
南区は本当に大きな会社さんがいはるところで、
言ったらもう街なんです、私たちからしたら。
でもそこには本当に北と同じような共通の子育て世代であったり、
年配の方であったり、地域の事業を守っておられる方という人たちがたくさんいる中で、
やっぱり地域が豊かになっているということがあるので、
手段は違うんですけど、南リビングラボは拠点を持って、
自然を活かしたイベントというよりかは、北区は自然を活かしたイベントなんです。
南区はどっちかといったらアートがベース。
そういう町屋とか何か、SO自体がそういうアート系の研究とか、
そういう設計とか空間デザイナーとかをやっているので、好きなところなんですけど、
ここから町屋を活かしてとか、どこどこの場所を活かしてとか、
この空間を活かしたイベントをします、こういうクリエイティブなワークショップをします、みたいな、
どっちかと言ったらクリエイティビティがある。
ワークショップのイベントをし始めた時に、企業さんたちが、
なんか面白いことをやっている人たちがいると、子どもを巻き込んだり、地域企業を巻き込んで、
なのでそこに自分たちも会社として、地域の企業に所在しているものとして、
できることはないだろうか、みたいな相談が来て、次はリソースを借りる、みたいな。
だからちょっと規模感もちょっと違うし、
リソースが全然違うんですよね。巻き込む力みたいなのは、
本当にみんなそれ。面白いなっていう。
外から見て面白いなと思って。そんな感じですね。
区ごとにやりながら、マイターンとしての全体性を保つっていうのはどういう感じでやられているんですか。
そこはコミュニケーションがあって、
リビングラボにも旗を挙げた、一番最初に旗を挙げるリーダーというのがいるので、
その人たちと私たちで対話をして定期的に喋ったりとか、
お互いの協奏、まさに一緒にリビングラボチームでやりますよって、
一つのチームになったり、ソロになったりみたいな感じで。
マイターン自体がそうなんですけどね。バンドでみんなでやったり合奏したり、
ソロでやったりみたいな感じで、
そういうところでブランディングをね、ディレクションをしたりとか、
こういうふうな見え方でいきましょうみたいなとか、やっぱりキーワードはウェルビーイングなので、
自分たちにとってウェルビーイングなのか、大前提として自分たちにとってウェルビーイングなのかっていうのの、
やってる本人っていうのはもう楽しいからわかんなくなったりもするので、
そういうところをチームで見合いながら喋りながらやってるので、
こういう事例を体系化して、他のところに影響して、
こういう事例をやりますよみたいなのを持っていく、
いわゆる報告みたいなところを私が担ってやっていく、
トミーさんが担ってやっていくみたいなので、
次の場所で01を作るための種巻きをする役割が私たちみたいなのがいたという感じです。
面白いですよね、本当にだから。
私たちのJAMセンソーズのプロジェクトの立ち上げにも本当にヒントがいっぱいと私は思ってまして、
コミュニケーションとおっしゃったように、
メンバーお一人お一人ともそうですし、
関わって、じゃあなんか面白い活動が立ち上がってるから一緒にやりたいと入って来られる企業さんだったりとも、
本当によく対話をされている印象がありますけど、
比較的新しくさっき言ったように、
これから軸として、
面白い新しい動きになりそうだなというのが、
さっきおっしゃってた南区の施設、拠点ができたみたいな感じですか。
そうなんですよ。
南区のリーダーである毎年のメンバーでもある安尾さんが、
立ち上げたというか拠点を持って、古い煙草屋さんやったところを、
煙草屋さんなんだ、面白い。
みんなで使っていくというような感じで、今だから雑々としてまだ整ってない。
逆にそこがいいというふうに言ってて、それが南区のリビングラボの良さになってきて、
みんなで使っていきましょうというようなスタンスで拠点を持ちました。
なのでさっき言ってたみたいに、北区だったら自然が既にある。
いいものがあって、環境を活用してそこで人も生かされるような取り組みをしているんですけど、
南区はどっちかと言ったら本当にコミュニケーション、対話、
ちょっとクローズな、半クローズな場から外向きの広がりを作っていくという。
北区は大きいところからオープンエアーみたいな感じです。
なんですけど、逆の視点が結構面白い感じなので、
重視にしたワークショップだったり、そうやってグッと入り込んだクリエイティブに
グッと入り込めるようなアートのワークショップとかっていうのをしてるのは、
そういうふうなのがやっぱり生態系に合ってるっていうので、そこから広がりが生まれてきてるので、
やっぱそれって大事やなという話になって拠点がある意味クローズになって、
私たちのスキルというか、今までやってきたことを、
じゃあそこでどうやって生かそうかな、化学反応を起こそうかみたいなところになったときに、
私が今まで何百人の方々と対話してきた経験、その対話の大事さもすごく感じてきたので、
それで人のマインドセットが変わったりとか、誰かにユニベルウィングに寄っていって、
私たちの仲間になってみたいな感じでいけばめっちゃ面白いなと地域にもそれってすごく貢献できると思ったので、
ヤスオとタッグを組んで、今までワンオンアンで私が事業としてやっていたことを、
ツーオンっていう番組に、
ツーオン新しい、
ツーオンてんてんみたいな、なんか分かるんですけど、
ツーオンだれだれみたいなチームなのか、一人なのかは、それはもう自由なんです、企業さん、
そこはXなんですけど、そこをツーオンとして、私たちがお出迎えできたらいいよね、その拠点でっていうので、