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普通の幅を広げていく社会福祉士のお気楽ラジオ。この放送は現役の社会福祉士で、障がい自己育て奮闘中のTadaが、人と環境の相互作用に着目した発信を通じ、皆さんの中にある普通の幅を広げ、誰もがお気楽に過ごせる社会になるためのヒントを共有するラジオです。
皆さんおはようございます。社会福祉士のTadaです。3月15日、今日の放送を始めていきます。よろしくお願いします。
3月も半ばになりました。今日はね、うちの息子が通う特別支援学校は、小学部と中学部の卒業式ということで、1日学校お休みでした。
なので、お弁当を持って放課後当デイサービスに行ってきました。その時は朝9時過ぎぐらいから、夕方まで放課後当デイサービスにいるんですけど、妻がお弁当を持たせてくれます。
で、なんと今日嬉しかったのはね、実は僕もお弁当、時々お弁当を作ってくれるんです。普段は僕ね、小さめのおにぎりとお味噌汁とかをスープジャーに入れて持っていたりするんですけど、お弁当も時々作ってもらってます。
今日嬉しかったのは、やっぱりね、お弁当が息子とおそろ、お弁当箱がじゃないですよ、お弁当の内容が一緒ということね。
なんかさ、これだけでお昼上がるんですよね。いや、わかってます。キモいのはわかってるんですけど、キモいんですよ。
でもなんかさ、同じ時間帯に同じ空の下で、まあどっちも建物の中ですけど、同じ弁当を食ってるんだろうなーって思いながら、お昼ご飯を食べるこの幸せさよ。
ね、何者にも変えがたい幸せさよ。
昨日のお昼はね、いつも美味しいお弁当がいつもよりもさらに美味しく感じた日になりました。
いや、そういう話じゃなくてね、卒業の話がしたかったんですよ。卒業シーズン。
ということは、中学生とかって、どうなんですか、地域におるんですかね。僕の住んでる地域は公立高校の語学発表日なんですよね。
昨日はそうだったんですよ。で、僕生活困窮者の支援をしてるんですけど、その中でね、やっぱりお子さんのいるご家庭っていうのがあって、中学3年生の子を担当してるんですよね。
毎年ね、やっぱり毎年中3の子を担当することはないか。何年かに1回ぐらいはね、やっぱりでも中学生、中学3年生の子供を担当することがあって、一緒にね、本当、場合によってはね、がっつり1,2年ぐらいね、家庭に入り込んでサポートしていくときもありますね。
ただまあ、今年の中3の子はかなり優秀だったんで、僕が特に介入せずともね、無事、滑り止めの私立も受かり、昨日は無事、公立も受かりましたってお母さんから連絡があってね、すごくほっとした。
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なんかね、福祉といえば、やっぱりパイが全体的に大きいから、まず高齢者支援、介護とかがね、一番に思い浮かぶと思います。
そして次に、障害者支援ですよね。そこら辺がイメージできるのかなと思いますけど、やっぱりね、子育て。国の象徴的にはね、子ども家庭長ができたんで、厚生労働者管轄とかではなくなったけども、
でも僕は困窮者支援をしているので、高齢者も障害者も子どものいるご家庭もありとあらゆるご家庭に関わることができるっていうのがね、ちょっと楽しみ、やりがいを感じるところでもありますね。
その分ね、カバーしなくちゃいけない制度であったり、基本的な知識であったりっていうのは、たくさん求められるんですけど、そこはやっぱりね、社会福祉士の腕の見せどころというところで、日々勉強しつつ楽しく頑張らせてもらっているような感じですかね。
志望校に合格された方が、もしこの放送を聞いている方やこの放送を聞いている方が身近にいるのであれば、おめでとうございます。
また春からの生活を大いに楽しんでもらえればなというふうに思います。
前置きがだいぶ長くなりましたけど、今日本題そんなに長くないんで、もう少しこのままお話しさせてもらいますね。
今日はね、インクルーシブの心構えが必要なのは多数派だけじゃないっていうタイトルでね、お話しさせていただきます。
これね、自身の経験談なんですよ。
今日お話しするのはね、経験を踏まえて思っていることなんですけど、
なんか、なんとなくですよ、インクルーシブ、多数派も少数派もひっくるめて過ごしていきましょうよっていう考え方ですけど、
そのね、インクルーシブに向けた社会になっていくための心構えを多数派の人だけに求めている少数派の人の存在を感じるんですよ。
なんとなく伝わりますかね。
なんだ、障害があるから優しくしてくださいとか、もっと気を使ってくださいとか、のけ者にしないでください、みたいな感じで
一方的に障害を持っていない人たちに求めていくっていうのは、これインクルーシブと僕違うっていうふうに思ってるんですよね。
インクルーシブっていうのは、多数派も少数派もそれぞれの個性を生かし合っていくっていうのが重要だと思ってるんです。
なのでどこまで行ってもみんなフェアっていうのは重要だと思うんですよね。
ただどうしても多分想像しやすい構図、インクルーシブに向けた社会の構図が多数派が少数派を受け入れる構図を頭の中に描いている人が多いんじゃないかなというふうに思うんですよ。
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これ違ってて、インクルーシブっていうのは多数派も少数派も双方が歩み寄って解け合っていくイメージを持ってもらえるといいなというふうに思うんですよね。
改めて、僕自己紹介するんですけど、僕は社会福祉士×ダウン症児パパ。これが僕の強みなんですよ。
なんでかっていうと、社会福祉士という専門性を持って日頃から自分の担当する、管轄する分野の方々と支援をするという立場で関わっていること。
そしてダウン症を持って生まれた息子がいる家庭。要は支援を受ける側ですよね。
なのでこの支援をする側と支援を受ける側、両方の視点から日頃から物事を見ているということなんですよ。
なんで今日のお話みたいなところにちょっと気づいてしまうというか、見えてしまったところがあったのかなというふうに思います。
幸いにSNS、特にインスタを中心に僕がつながっているダウン症のパパママの皆さんに関しては、そこら辺の偏った思想や思考を感じることは少ないんですけど、
よく感じるのはどちらかというと、肯定的に障害になった人や、人生を生きていく中で社会や心理、経済的に問題を抱えてしまった人たち。
こういった人たちがどちらかというと、少数派の人にある多数派へのバリアみたいなのを持っているような気がします。
もちろんこれもみんながみんなじゃない。ダウン症のパパママのつながりもね、僕はインスタでつながってるで見てるぐらいだから、
SNSをやってないような人たちも当然たくさんいますし、表だけしか見てないんでね、本当のところは全然わかんないから。
どんぐらいね、そういう多数派の人へのバリアを持っている人がいるのかわかんないけど、少なからずともいるんじゃないかなって思うんです。
で、それどうなんですかね、内面的なところを紐解いていくと、どこか多数派の人たち、いわゆる健常者であったりとかに憧れているっていう側面があったりとか、
あとは多数派にお邪魔するお客様みたいな感覚を持っている人がいるんじゃないかなっていうふうに感じるんですよね。
これに関しても本当に理由は人それぞれなんで、一概にこれですっていうのはないんですけど、いろんな方をね、やっぱり日々の生活の中で見ていくことがあります。
インクルーシブっていうのはね、少数派の人に都合がいいっていうものではない。
のね、はじめに話したようにそれぞれの個性を生かし合っていくっていうところなので、少数派も多数派も関係なく、いろんな人がそこにいるのが当たり前で、いろんな人がいるからそれぞれを生かし合って進んでいくっていうイメージを持った上で、今一度自分の気持ちをね、紐解いてみてほしいなというふうに思います。
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全ての人のね、心のバリアが取れるっていうことは僕は思ってはないんだけど、少なくともね、今この社会はなるべく多くの人の心のバリアを取っ払っていこうっていうふうに進んでいってるんだろうなっていうふうに解釈しています。
せっかくのね、いい流れなんで、固くなりすぎずみんなで楽しみながらインクルーシブなね、社会に進んでいけたらいいなって思って、今日はこんな話をさせていただきました。
はい、それでは今日のお話はこの辺で終わりたいと思います。
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それでは、今日も素敵な一日に。社会福祉士のタダでした。
またおいで