00:07
普通の幅を広げていく社会福祉士のお気楽ラジオ。
この放送は、現役の社会福祉士で、障がい自己育て奮闘中のTadaが、
人と環境の交互作用に着目した発信を通じ、皆さんの中にある普通の幅を広げ、
誰もがお気楽に過ごせる社会になるためのヒントを共有するラジオです。
皆さんおはようございます。社会福祉士のTadaです。
11月21日、木曜日、今日の放送を始めていきます。よろしくお願いします。
いやー、よかったー。
先日ね、無事息子の学習発表会が終わりました。
僕、妻、妻のお父さんとお母さんの4人で見に行ったんですけどね。
本当にね、よかった。結構ね、早いうちに行ってね。
咳取りって言うほど咳取りもないんですけど、
1年生と2年生だけなんですよね、今回やるのは。
なんでね、観覧に来る人たちも少ないし、演者も1年生と2年生だけなんで少ない。
ね、体育館を使うんですけども、2学年だけということでね、
比較的贅沢使いした感じのね、学習発表会だったかなというふうに思います。
最近はどうなんですかね、コロナ禍になってからこういうやり方が増えてるんですかね。
うちの学校は、息子が通ってる特別支援学校は、
去年はね、体育祭があったんです。体育大会?運動会っていうか、運動会がありました。
そして今年は学習発表会という形で、1年をごとにね、変えて、
運動会、学習発表会、運動会、学習発表会みたいな感じで変えていくような方針を今のところ持ってるみたいですね。
まあ今年はね、そんな感じで運動会はない。
ちょっとそれは残念なんですけども、学習発表会はね、すごく贅沢にね、ゆっくり見ることができたような気がします。
なんかね、息子がやったのは、フリフリダンスとバナナの親子。
これを音に合わせて、リズムに合わせて、ダンスするっていう演目をね、やってたんですけど、
まあ練習の時もしっかりできてたので、練習通りちゃんとやれてたかなっていう感じでしたかね。
あの器具していた、これ前回の放送?前々回の放送かね、っていう話してたんですけども、
彼、昔ね、創作ダンスを勝手に踊ってたという前科があるので、そこに関して少しね、一部の不安を残していたんですけども、
それもなく、ちゃんとね、習った通りの踊りをね、自由に大きくね、身振り手振りをしながらやれてたので、すごく良かったかなっていう風に思いました。
踊り足りなかったのか、退場の時もね、一人だけね、なんか踊りながらというかね、決めポーズをしながら退場してたのがすごく印象に残ってます。
あとは、なんかこう、ご挨拶みたいな、なんだ、僕の時だったら、小学校の卒業式とかみたいな時にやったんだけど、
こう、僕たち、私たちは、今日卒業します、みたいなこう、長い文章を一人ずつリレーで読んでいくみたいなやつあるじゃないですか。
03:05
ま、あんな感じでね、ま、そこまで難易度は高くないんですけど、あの、自分たちの演目とかね、見に来てくれた方への感謝とかを、
リレー形式で、少しずつね、1、1語、2語、1フレーズ、2フレーズぐらいで回していくっていうのをやってたんですけど、
まあね、特別支援学校、なかなかね、言葉の出ない子たちも多いですし、うちの子もね、全然出ないような状態です。
ま、それでも、しゃべれる言葉をチョイスしてしゃべっていく子どもたちが、すごくね、成長が感じられるし、相苦しいなという風に思わさせてくれました。
うちの息子ね、なぜかね、緊張するのかな、えらい低音なんですよ。
やります、みたいなところを言うとね、ます、どっからその声出る、みたいな声出してくるんで、それもね、面白かったですけどね。
ま、そうして、思い出に残るね、発表会になったんじゃないかなという風に思います。
なんかね、こういう姿を見てると、特別支援学校って本当にいろんな障害の子がいるんですよ。
うちの子みたいにダウン症ね、ダウン症は比較的症状がわかりやすいというかね、やっぱり知的障害、知的な遅れが目立つ子が多いですし、
ま、好調性の関係もあって、ちっちゃい子も多いですね。
ま、それでも、うちの学年も4人いるのかな、うちの息子を入れて。
でもみんなそれぞれ違いますね、やっぱりその顔がとかじゃなくて、できることが違う感じ。
そう、やっぱり同じ障害症病名を持っていても、程度はね、それぞれ違うのかなという風に思ったりもします。
ま、他にもね、おそらくなんですけど、ちゃんと聞いてないからわかんないけど、多くはね、自閉症系のね、子たちが多いのかなという風な印象を受けました。
ま、でもほんとそれでもバランバランだから、いやーなんかね、個性豊かですよ、本当に特別支援学校の発表会って。
こういうのを見てると、やっぱりインクルーシブと言いますかね、サポート体制がしっかりした上であるのであれば、ごちゃ混ぜにしていくということが、やっぱりね、県上の子たちの理解も広げていくんじゃないかなという風に感じたりはね。
しましたね。
ま、どういう風にね、体制が整っていくのか、整わないのかもしれないけども、ま、社会はね、世界はインクルーシブに向けて舵を切っていますので、日本もね、まあの、無理っくりインクルーシブじゃなくて、しっかりと制度、予算、人員を確保した上でのインクルーシブ教育をね、進めていってほしいなという風にね、願うばかりです。
それでは、今日の本題に入りたいと思います。
今日はね、拡張されていくのはリアル?バーチャル?みたいなね、タイトルでお話をさせていただきたいと思います。
このことをね、今日考えたのは、ま、もともとね、少し考えることはあったんですけど、お話ししてみようかなという風に思ったのはね、えっと、ネットニュースでね、とあるニュースを見たからですね。
06:06
タイトルは、「オンラインゲームマインクラフトで不登校支援、家族での会話が増えた事例も、家から出られない子供の居場所をゲーム内に作る取り組みとは?」ということで、
収益者オンラインがね、書いてる記事なんですけども、ま、どんな記事かというと、まずね、不登校ですね。
毎年30日以上登校せず不登校状態にある小中学生が346,482人に達して、なんとね、11年連続で過去最多を更新しているということが、網部科学省のね、調査で明らかになったらしいんですよね。
うん。で、ま、その不登校、ね、一概には、なんかこう、原因っていうのはわかんなくって多様化してますっていうことで、で、そんな中でも一つの対策として、ゲームですね、マインクラフト、ね、これを活用した支援プロジェクトを、なんかね、ゆるクラさんっていうところが展開してるみたいなんですよね。
で、ま、そこのゆるクラのホッキ人の方にね、活動実態を聞いたっていう記事なんですけど、ま、簡単に言うと、やっぱりマインクラフトっていうゲームを使って、学校にね、行けない子供たちの居場所作りに取り組んでいるような団体さんっていうことみたいです。
ま、やっぱりね、いろんな理由で、学校に行くリアルな人付き合いが難しいっていう、その一歩ね、踏み出したいけど踏み出すハードルが高いっていう人たち、そういった人たちには、もしかしたらね、こういう手法がね、有効なのかなっていう風に僕も思うんですよね。
ま、僕自身は、解釈をね、いろんな人はいろんな解釈をすると思うんですけど、その解釈を恐れずに言うとするのであれば、学校究極は行かなくていいって思ってる派なんですよね。
その、何もしなくていいっていうことではないんですよ。
学校で学ぶべきことが、学べる環境が準備されているんであればそれでいいっていう風に思ってるっていう感じ。
ま、その一つがこういうね、オンラインゲームを介して、人とのコミュニケーションを取る場であったり、社会生活をね、学んでいく場っていうことではいいんじゃないかな。
勉強はね、また別のところでやればいいですしね。
学校の大事なところってやっぱり集団生活、社会に出る手前の練習みたいなところって結構大きいじゃないですか。
社会に出るとさ、好きな人も嫌いな人もいてさ、そういう人たちと関わり合わなくちゃいけない、食っていけないみたいなさ、ことって往々にしてあるでしょ。
みんながみんなそうじゃなかったりするかもしれないけど、ただ全ての人が何者かになるなんて、何者かなのは何者かなんだけど、特別な何かになるっていうことはあまりない。
基本的にはその他大勢っていうのが多いからその他大勢はその他大勢っていうわけであって、僕はその他大勢の中の一人だと思ってるんだけど、別にその他大勢が悪いとも思っていないんですよ。
なぜならばこの社会を動かしている大多数の部分はその他大勢の人だからです。
どんなもの、どんな人、どんな職業であろうと、自分が持っている力、自分が発揮できる才能を引き出すことができるんであれば、どういうポジションにいてもいいんじゃないかなっていうふうに僕は思ったりします。
09:09
そういう意味ではこのオンラインゲームを使ったコミュニケーション、ソフトご支援っていうのは一つの巧妙になるのかなというふうに思ってますし、僕はすごく応援したいなというふうに思ってます。
同じように先日一本の映画を見ました。ネットフリックスで見たんですけども、イベリン彼が生きた証っていう映画を見ました。
これネットフリックスで見たんですけどね、これも同じような感じです。
オンラインゲームの中の世界にいる人のお話なんだけど、そのプレイしている主人公、イベリンっていうプレイヤーネームなんですけども、その主人公が結局難病を抱えていて、車椅子生活で体も動かせないように徐々になっていくような感じなんですよね。
だからやっぱり現実社会で生きるのはすごく生きづらいよっていうのを心のどこかに抱えているんですよ。
そこで出会ったのがオンラインゲーム。自分が自分のアバターを作って、その世界では自分自身は探偵となってね、世界中を自分の足で駆け回り、そしてその世界にいるアバター、それを通してそのアバターの向こうに現実の人がいるわけで、その人たちと会話、コミュニケーションを楽しんだり、その世界を生きていくっていうことにのめり込んでいく。
この映画のいいところは、結局これで彼はとても生き生きとゲームの世界で生きていったんですよね。そんな彼のリアルとバーチャルでの世界を生き生きして、ドキュメンタリーのような感じで映画は放送されました。
すごく素敵な映画だったと思うので、もしまだ見てない方がいらっしゃいましたら、よかったら見てみてください。
こんな風にね、バーチャルの世界を拡張することによって、生きやすくなる社会っていうのも構築できていけるんだなっていうのをすごく僕は感じるところなんです。
もちろんリスクはあると思います。例えばやっぱり明確に依存になるリスクが高いと思う。
しかも、このバーチャルのツールを使ったところで改善するかどうかっていうのは、その人が生きやすくなるのかどうかっていうのは本当に人によって違ってくると思うんですよね。
また、コミュニケーション能力自体に問題があるということであれば、そのバーチャルの世界だったとしてもコミュニケーションによってトラブルを抱えてしまうので、結局意味がないっていうことになってしまうのかもしれない。
そういう色んなリスクははらんではいますけども、少なくとも科学の発展とともにバーチャルを拡張することによって、生きやすくなる、生き生きと生きる人が増える社会は少し増えていったのかなという風に感じます。
これからももっと増えていくんじゃないかなという風に感じます。
それと相反するように、イーロンマスクとかが脳機能拡張するブレインテック市場って言ってね、頭蓋骨の一部をスマートウォッチに置き換えるようなものですっていう風にイーロンは言ったりしてるんですけど、
12:00
2022年、2023年、なんかそれぐらいイーロンがやります、この事業やりますみたいなことを言ってたと思うんですけど、人間の脳とコンピューターの接続、これを行うことによって、イーロンによると脊髄損傷なので手足を動かせない人に使ってもらうと。
要は脳に作用させることによって脳とコンピューターをつなぐことによって失われた機能を取り戻せるみたいなことを言っています。
例えば視力ですね、目が見えなくなった人たちがコンピューターを通して自分の目に映像が映るような仕組みを作ってみたりとか、そういったことを発表してるんですよね。
つまりこれはリアルの拡張、自分自身が持っている身体機能の拡張というか可能性を広げていくことによってリアルの世界を生きていきやすくする、失っていったものを手に入れるみたいなことを言っているわけですよ。
これってベクトルが逆ですよね、そのバーチャルにとことん特化していって自分の体が動かなくなったとしても別の脳の中での世界を展開できるように作っていく仕組み、バーチャルの拡張と
自分の体が動かなくなったとしても脳機能をいじるというか、脳機能にコンピューターを加えることによって自分の体がまだまだ動く、何なら今までより動くみたいなリアルを拡張させるというふうな機能を目指しているということになる。
いずれも人間が生きやすくなる社会のために考えられているというのは間違いないし、どちらも素晴らしいと思うんですけど、これね、どっちに進んでいくんだろうなというふうに僕は思ったりしています。
何なら割とここ数年思っているかな、特にAIがまた出てきてまたそれもどうなるのかなというふうに思うんですけど、僕も全然勉強不足なんですけどね、とりあえずこの現実なのかバーチャルなのか拡張されていくのはどっちなのかなというふうに興味深く見守っているかなというところですね。
僕自身がどっちがいいかというと、すごい悩む。どっちも魅力的。でもきっと今の僕はリアルの拡張の方を選んでいくんじゃないかなというふうに思う。それは何でかというと、今こうやって暮らしている日々に幸せを感じているからかもしれないね。
自分自身のご体が満足な状況で妻がいて息子がいて友達がいて仲間がいて、そういうリアルな生活自体に不満を持っていない。全然持っていないわけじゃないけどさ。不満を持っていないから。
これがもし自分が何かしらの大きな病気、例えば脳梗塞になって首から下は全部動かなくなったとかさ、そういった場合にどう考えるかというと、その時は僕はバーチャルな拡張の方を選んでいくのかもしれないなというふうに思ったりもします。
15:05
別にこれもどっちかが淘汰されなくてはいけないというわけじゃなくて、人間の選択肢が広がるということでいいことだと思うので、どちらも伸びていってほしいなというふうに思ったりしますね。
皆さんはどう思いますか?拡張されたバーチャルの中で生きていく世界と、拡張されるリアル、失ったものの回復であったり、今あるものの力の底上げみたいな、そういったものをした上で生きていく世界。
どっちも選べるけど、どっちか選ばなくちゃいけないならどっち選びます?
コメントやね、レターやDMでご意見待ってますのでよかったらください。
そんな感じでね、意見を求めて霧が良いというところで、この辺で今日の放送を終わりたいと思います。最後まで聞いてくださりありがとうございました。
それでは最後にお知らせです。この放送以外にも各種SNSで発信活動を行っています。
Instagram、スレッズ、TikTokでは親バカ投稿、NOTEでは子育てや日々の学びの中で感じたこと、Xでは言葉遊びや世間への行動を中心に発信しています。
プロフィール欄にリンクを貼っていますので、よかったら覗いてみて、いいね、コメント、フォローなど応援よろしくお願いします。
それでは今日も素敵な一日に。社会福祉士の太田でした。またおいで。