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普通の幅を広げていく社会福祉士のお気楽ラジオ。この放送は現役の社会福祉士で、障がい自己育て奮闘中のTadaが、人と環境の相互作用に着目した発信を通じ、皆さんの中にある普通の幅を広げ、誰もがお気楽に過ごせる社会になるためのヒントを共有するラジオです。
皆さんおはようございます。社会福祉士のTadaです。4月28日、今日の放送を始めていきます。よろしくお願いします。
この前ね、朝めちゃくちゃショックなことだったけど、めちゃくちゃ嬉しかったことがあったんですよ。もう数日前のことなんですけどね。
僕だいたい朝起きて、仕事に出るまでに45分から50分ぐらいなんですよね。1時間ないぐらいの間に準備して出かけていくんです。
もちろんお昼の弁当とかは妻が準備してくれてるんで、僕実際は着替えであったり朝食を済ませたりっていうところなんですけど、朝食も普段スムージー系であったりプロテインであったりとか、飲んで流し込む系で終わらせちゃうんですよね。
でもね、その日はちょっとね、家のご飯に余りがあったっていうこともあって、妻が小さめのおにぎりを作ってくれたんですよ。
本当にね、両手でというよりはワンハンドで食べれちゃいそうな、コンビニのおにぎりよりもさらに小さい感じ。そんなおにぎりをね、準備してくれたんですよね。
なので今日は朝、おにぎりを食べて出勤しようって思ってね、キッチンで妻からおにぎりを受け取ってリビングに行って、息子がYouTube見ながら踊ってるんで、その隣で息子をめでながらおにぎり食べようかなって思って。
息子に、お父さんここに座っておにぎり食べていい?って聞いたら、どうぞって言うから近くに座らせてもらったんですよ。
近くに座って、いざおにぎり食べようと思ってラップを外してたら、ちょっと待ったと。息子はちょっと待ったとは言わないんですけど、すごいこっち見てくるんですよ。鋭い眼光で。
そしてどうしたのかと思うと、これ、これ、これって。わずかながらの語彙力で明確にわかる、そのおにぎりよこせの合図でした。
彼のご飯はあるんですよ。朝ごはん結構しっかり食べちゃうタイプなんで、ちゃんとご飯であったりおかずであったり汁物であったりって妻がちゃんと準備してくれて、僕が出勤した後に食べてるんですよ。
で、あるにもかかわらず、僕が食べてる朝食、小さな小さなおにぎりを見つけて、それをよこせって言って。あげないわけにはいかないよなと思って、お父さんのおにぎりだけどいる?って言ったら、はいって言うから仕方ないと思ってあげたんですよね。
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ただね、彼には弱点があって、これね、小学校1年生に上がった時の課題の一つであったんですけど、おにぎりを一人で食べれるようになるっていうのは実は課題だったんです。
うちの息子はね、手があまり器用じゃない。脳の発達と体の発達って結構リンクしてるっていうのを最近よく言われると思うんですけど、手先の発達が結構遅くって、両手で物を持ったりしておにぎりを器用に食べるってことがあまり上手じゃないんですよね。
結局小学校1年終わる間にあんまり上手くできなかったなって思ってたら、その日ですよ。普通に一人でラップ、僕はちょっと外しましたけど、おにぎり食べれる段階まで持っていきましたけど、補助しないといけないのかなって思ってたら、勝手に一人でおにぎり食べ始めましたからね。
しかもものすごいスピードで、ちょっと待って、食べれたの?っていう感じで、妻と二人でめちゃくちゃ驚いたんですよ。
結局僕の朝ごはんは、さらに妻が追加で小さな小さなおにぎりを握ってくれたんで、それをいただくことになったんで、何もなかったっていうわけではなくてセーフっていう感じだったんですけど、
奪われたショックは結構でかかったんですけど、それ以上に彼が両手を使って器用におにぎりを食べたっていうことにね、結構感動しちゃってね、とってもいい朝だったんですよね。
それにさらに加えて、昨日はね、OTの日だったんですよ、作業療法ね。
その中で、やっぱこれまたね、両手が器用に使えるなっていう風に思った訓練というかね、課題があったんですけど、
いくつかね、粗大運動、体を大きく使っていく運動であったり、指先を使う運動であったりっていろんなことやってくれるんですよね。
昨日も両方やってもらったんですけど、その中で指先を使うような訓練があって、いわゆるボタンですよ。
僕らのお洋服のボタンとかですよね。ボタンを穴に通してキュッて止めちゃうやつ。
できないと思ってたんですよね。そもそもやらせてなかったっていうところもあったんですけど、
OTの先生がこうやってボタンを止めますよみたいな感じで、多分手作りだと思うんですけど、
フェルトで電車を作ってて、その端と端に、片側の端にはボタンを付けてて、反対側の端には穴を掘り出てみたいな感じで、
ボタンと穴の車両、フェルトの車両がいくつかあって、端と端、ボタン側と穴側を引っ付けると連結していって、
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一両の電車になっていくよみたいな課題のおもちゃを作ってくれてたんですよね。
そして先生が初めて本を見せてくれてたんですよ。こういう風にボタンを穴に通すと合体して電車になるよみたいな感じで言ってくれて、
彼は電車は大好き、だけどボタンはちょっと難しいだろうって思ってたら、何のことじゃない、ちょっと苦戦してましたけど、
両手を利用に使ってボタンを止めてたんですよね。ちょっとびっくりしたんです。
ただお洋服で使うような小さなボタンじゃなくて、大きな穴に大きなボタン。
本当に訓練の序盤みたいな感じなんで、これがいきなり生活に使えるかどうかっていうと、おそらくいいなっていう感じなんでしょうけども、
結構進歩したなっていうことで、なかなか家の中で何か訓練めいたことをね、おうちリハみたいなことをやるって言うと、何やっていいかわからなくなったりするんですよね。
毎回そのうちの子供は月に1回OT、月に1回STっていう感じで行くんですけど、そこでね、僕と妻も一緒に計画をさせてもらってるんで、
いただいた知識であったり、ノグハウであったりっていうのを、その次の1ヶ月間までにやれることはやっていこうみたいな感じにしてるんですけどね、
ちょっとボタン面白いなって思ったんです。通すボタンの前に、プチって止める方のボタンがありますよね。
今まだね、うち明け方は寒いので、うちの子供は寝相が悪いからお布団着ないからですね。
パジャマの上に着る布団みたいな感じの、とてもあったかい素材のね、ロングちゃんちゃんこ的なやつを着てるんですよね。
それを止めるのが、プチって止めるタイプのボタン、穴に通すタイプのボタンじゃなくて、両方でパチンと止めちゃうタイプのボタンで、
それの練習用のグッズが百均にあるよって先生に教えてもらったんで、早速その日の帰りにね、昨日の帰りですよ、百均に行ってゲットしてきました。
で、お家に帰って練習させてみたんですけど、上手にね、パチンと止めてるんで、
これもね、いきなり実践で、今日の夜のね、着る毛布でパチンと止めれるかっていうと、やっぱりそれは難しかったんですけど、
一つのね、訓練になるんじゃないかなっていう風に思って、何よりこう、右手と左手を両方別の作業を行っていけるようになってきつつあるっていうのが、
僕の中でね、かなり彼の成長したところだなっていう風に思ったんですよね。
なんか語彙力とかね、理解力とかも増えてて、やっぱ表面上ね、こう常に普段から使ってるところの成長を感じることがあるんですけど、
普段ちょっとしたことでできないかなって思ってやらせていなかったこと、そこをプロに見てもらって埋めてもらって、それができるって僕らが認識して、それをお家でフィードバックしていく。
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これでね、伸びていくスピードが少し速くなっていくのかなっていう風にも思いますし、
そんな真面目に考えてるんじゃなくて、シンプルにね、息子が何かできるようになっていくのがね、楽しくて仕方がない。
そんな感じでね、ゴールデンウィークの入りはね、息子が両手使えるようになりがちっていうね、いいニュースがあったなという雑談めいた子育てのお話でございました。
はい、長くなってきたので、今日はそんな感じでね、お話を終わりたいと思います。
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それでは、今日も素敵な一日に。社会福祉士のタタでした。
またおいで。
