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普通の幅を広げていく、社会福祉士のお気楽ラジオ。
この放送は、現役の社会福祉士で、障がい自己育て奮闘中のTadaが、
人と環境の交互作用に着目した発信を通じ、
皆さんの中にある、普通の幅を広げ、
誰もがお気楽に過ごせる社会になるためのヒントを共有するラジオです。
はい、皆さんおはようございます。社会福祉士のTadaです。
いやー月曜日になりました。今週もね、1週間頑張っていきましょうね。
いやー、土日休みだったんですけども、
僕は休日はね、結構この週末はね、結構ゆっくりする時間多かったかなという風に思いますね。
しっかりとした予定とかもなくて、
割とね、ゆっくり家で過ごす時間も長かったんですけども、
そんな休日なんですけど、何よりも嬉しいのは、
息子とたくさん遊べる時間があることですよね。
これが何より楽しい、嬉しい時間だなという風に思ってます。
まあ、うちの息子、この前10歳、今月10歳になったんですけども、
10歳にもなればね、
まあ、だいたい友達と公園に出かけたりとか、
ね、スポーツの練習とか試合とかね、
そういったものもあったりするのかもしれないね。
でも、うちの子は知的な障害がありますので、ダウン症でね、知的障害があるので、
まあ、発達年齢で言うと、この前の検査結果で言うと、
総合的には2歳そこそこみたいな感じと言われてます。
まあ、なので、そんなね、個別で、単独でね、どこかに出かけて行ったりみたいなことも特になくって、
まあ、一緒にね、家でゴロゴロしたり、風船バレーしてみたり、相撲を取ったり、
まあ、そんなね、何気ないじゃれあいでもとても喜んでくれて、
まあ、それもね、こちらもとても幸せな気持ちになります。
まあ、ただね、最近ね、ちょっと便が立つようになってきて、
お話がね、上手くなってきたんですよ。
2歳そこそこってこれぐらい喋るのかい?って思うぐらいね、いろいろ喋るんです。
まあ、知的には2歳そこそこですけども、彼は10年分の経験がありますからね、かなりのものです。
まあね、男性特有のちょっと滑舌の悪さっていうのもあるので、
なんて言いますか、お話、内容がね、伝わりにくいっていうのもあるんですけども、
宇宙語というふうにね、僕は呼んでしてますけども、
宇宙語もあるんですが、わりと長く一緒にね、過ごしてると、
その宇宙語すらね、解釈できるようになって、解読できるようになってくるんですよね。
で、まあそんな感じだから便が立つようにちょっとなってきて、
例えばね、バレーとか相撲とかで、僕が優勢になると突然、
違う!違う!っていうふうに言い張って、
あとはね、くすぐり合いとかもしたんですけどね、
ちょうどね、今日、今日ですよ、これ収録日前日なんで、
今日ね、くすぐり合いとかをしてたんですけども、
まあ彼が劣勢になると、もう、
終わり!終わり!ってね、大声でね、宣言するんですよね。
いやもう、めちゃくちゃ可愛い。
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まあ一応ね、あの約束を守ろうみたいなこともね、お伝えしてるので、
僕もそういうふうに違うとかね、終わりって言われたら速やかに離れるように、
なるべくしつこくしないようにはしてるんですけども、
その癖よ、その癖ですよ。
自分が優勢な時は、僕がね、降参しても、
一切攻撃の手を緩めない。
もうね、ニックニックしながらね、くすぐってきますしね、
はい、もうね、大変ですよ。
本当にね、これはもう、ずるい!
ずるい男ですよ。
まあそんなわけなんで、あんまり攻撃が激しい時はさ、
もうこれは僕も大人ですからね、
30ぐらい年も離れてます。
大人の力で振りほどいてね、距離をとって、
息子に向かってね、指をさしてこう言いますね、
法廷で会おう。
はい、ということでね、今日の本題に入っていきたいと思います。
えっとですね、まったく繋がりがないわけではない冒頭雑談でございます。
まあ、あんまり繋がりないんじゃないな、今でも話してみると。
今日はね、遠いんじゃない、見えないだけ、
DVとシャドーワークをつなぐ、というね、タイトルでお話をさせていただきたいと思います。
先週ね、とある小説の映画化がね、発表されました。
それが何かというと、2022年のね、小説、シャドーワークっていうね、作品なんですけども、
これがこの夏映画化されるということで、
たまたまなんですけど、僕ね、ちょうど先々月ですよ、3月。
この本読んだばかりで、ね、で、調べてみたんですけど、
あ、映画化されるんだって思ってね、もうなんかタイムリーじゃないですか。
映画化されるんだって思って調べてたら、
どうやら、去年、2025年にワウワウでドラマ化されてたらしいですね。
これ全然知らなかったんですけど、
いや、それならちょっと見たかったなって思ってたんですけど、
ワウワウはね、今登録してないからね、見る術はないんですけどね。
ちょっとそのドラマ版もね、気になるところですが、
今回のね、この映画版もね、とても興味深いなというふうに思ってます。
まあ、このシャドーワークという小説なんですけども、
DVですね、ドメスティックバイオレンスを題材にした作品なんですよ。
実はね、僕、仕事でですね、DVの支援に携わったことがあるんです。
あとね、他にもね、虐待系で言うと、
高齢者虐待と、あとは児童虐待、
そういったところがね、案件に関わったことがあるかな。
経験がないのは、障害者虐待かな。
障害者虐待はね、ちょっとね、仕事で関わったことないかなというふうに思いますけど、
基本、高齢者、児童、そしてDVですね、
こういったものに関してはね、自分自身関わって仕事でね、支援したことがあります。
まあ、そんな感じなんで、今回のこのDVを題材にした作品が、
映画でね、小説も結構面白かったので、
映画でどういうふうに描かれるかっていうのが、今からね、とても楽しみですね。
ちなみになんですけど、DVの題材なんで、いいでしょう、
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あの、DV男が当然出てくるわけなんですけどね、
あの、このDV男役にですね、スタートエンターテインメントのタイムレスですね、
今、僕、押してますけども、このタイムレスのハラちゃんですね、
タイムレスの中でも、あの、僕、ハラちゃんを押してるので、
基本的には箱押しなんですが、中で誰か一人っていうと、ハラちゃんです。
なので、このタイムレスのハラちゃんがバッテキされてます。
いや、演技力の高い彼なんでね、とてもいい。
まあ、顔もね、DV男っぽいっちゃぽいよ。
いや、これいけないな。ファンとかに聞かれたらちょっと炎上もんだからね。
そんなことないです。演技力がめちゃくちゃ高いので、きっととてもいい演技してくれるんじゃないかな。
どんな風なね、人なのか、あの、この作品でどんな風な人なのかっていうのはね、
僕、小説読んで知ってるので、今からね、とっても楽しみです。
さっきね、少し、あの、僕がこれまで関わってきたDVとか虐待の話をしたんですけども、
その現場をね、見てきて感じることがね、一つあります。
DVとか虐待って、意外とですけど、皆さんもそうかなと思うんですけど、
自分には関係ないとか、遠い世界の話だ、みたいな感じで思ってる人が多いんじゃないかなっていう風に思います。
もしこの放送聞かれてる中でね、そのDVとか虐待案件の当事者であったり、近しい人がね、
そういうことに巻き込まれたりとかね、あったっていうことであれば、
そうは感じられてないかもしれませんけども、
ほとんど大多数の方は、自分には関係ない話、遠い世界の話だっていう風に思ってるんじゃないかなっていう風に思います。
でもね、それは勘違いだと僕は思ってて、遠いんじゃなくてね、見えてないだけなんですよね。
これなんでかっていうと、当然ですよ。
今回DVをね、主題に、題材にしたお話はDVメインでお話ししていきますけども、
とにかくね、加害者は隠す。
これは当然そうなんだけど、隠し方にもね、2種類あるように僕は感じてます。
まず1つ目は、意図的に隠している場合。
これが暴力だっていう風に分かっていて、わざとこれを知らせないように抑えている。
言うなよって言っていたりとか、周りに自分から当然言うことはないですよ。
隠している、意図的に隠している場合。
そしてもう1つは、本人が、加害者自身がDVだと認識していない場合ですね。
例えば、しつけだとか、教育だみたいな感じで言っていたりとか、
その支配関係を何か合理的なものであったりとか、正当化することで、
DVではないっていう風に思っている人っていうのもいます。
どっちも当然問題なんですけど、
僕個人としては候補者の方が、まあ頭のネジは飛んでる感じがするなという風に思いますね。
そして、被害者側ですよ。
被害者の人たちに思うことは多分、逃げればいいじゃんとか、相談すればいいじゃん、
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そういう風に思う人も多いかもしれないよね。
でもね、これも被害を受けている人が置かれている状況っていうのは、そんなに単純じゃなくて、
もう結構ね、ケースによっても全然違うんですけど、かなり複雑なものが多い。
そんな中で、どこに、誰に相談すればいいのか分からなかったりとか、
あと相談先が分かっていても、その相談すること自体を躊躇してしまうことっていうのも多々ある。
そういう風に思っています。
で、これ何でかっていうとね、相談先を間違えると、自分に更なる危険が及ぶかもしれないから。
ゲームだったらさ、やり直しが効くじゃないですか。
でも人生ですから、やり直し効かないですよ。
本当に命を懸けたDVからの逃げる、相談。
これはどんなことかっていうと、断崖絶壁。
本当に見渡す限り、見下ろす限り、そこが見えないような場所。
そんなところで綱渡りをしているような感じ。
イメージしてくださいね。
したことはほとんどの人はないと思いますけども、断崖絶壁で綱渡りをしている中、
周りの人から、頑張れ!ミスしたらもう一回やればいいよ!
そう言われているようなものですよ。
その一歩の判断がどれだけ重いか。
もし命綱がついていたとしても、ミスしたくないじゃないですか。
怖いじゃん。命綱切れるかもしれないし。
命綱がなかったらどうですか。
もう一発アウト。
ミスしたらもう一回なんてものは存在しないんですよ。
そういう局面に立たされている人たちが、DV被害者の方々なんじゃないかなと思います。
ここで少し、実際の被害者の声を紹介してみたいと思います。
ただ、僕が現場をやっていた身として、
どういう事例があったかというのは個人情報に抵触するので、お話しできないので、
ここでは内閣府のホームページにある事例を貼って、
概要欄のリンクを貼っておきますけども、
そこで少し書いている事を読み上げておきたいなと思います。
まずは、身体的な暴力について。
30代の方。
私の髪の毛を引っ張って引きずり回したり、蹴飛ばしたり、
それで私はもう動けなくなって警察を呼ぶこともできなくて、
このまま死ぬようなことをされて、それで死ぬんだと思いました。
それが一番怖かったことです。
もう一人、40代の方ですね。
最初に受けた暴力の頃からだんだんに酷くなっていって、
最終的には刃物を持って脅されるという状況でした。
子供を連れて飛び降りたら楽になるというような、
そういう状況まで追い詰められていました。
次にね、精神的な暴力について。
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これは30代の方。
一切外と連絡を取れないようにされていました。
自分が出かけている間は私に携帯電話を持たせて、
今どこにいるんだと四六時中監視する。
子供を公園に連れて行きたいというのも一切ダメですね。
とにかく動きを全部封じられているということがずっと続きました。
次に20代の方。
生活費として高熱費分ぴったりのお金はくれるんですけど、
食費はその他のお金はくれない。
食費は自分が独身の時に貯めていた貯金で賄っていました。
そんな感じかな。
他にも性的な暴力もあるんですけど、
これは配信に載せるの良くないのかなと思ったので、
あえてここでは読み上げないようにしておこうと思います。
概要欄のリンクにいろいろ事例貼ってますので、
もしよかったらそちらから飛んで読んでみてもらえたらなと思います。
こんな感じでね、体だけじゃないんですよね、暴力ってね。
行動の自由を奪うとか、言葉で傷つけるとか、
お金を管理、支配する。
これも全部DVですよ。
そう考えるとどうですかね。
うちには関係ないじゃなくて、見えていないだけかもしれない。
そんな風に思っていただけるんじゃないかなって思いますけども、
本当にそのことを頭の片隅に置いておいて欲しいなって思います。
最後になりますけども、
この小説のタイトル、シャドーワークですよね。
シャドーワークって皆さん何かご存知ですか。
僕はね、ちなみにこの言葉を最初に聞いたのは、
小説でもなくて映画でもなくて、介護の現場からでした。
僕自身ね、実は今各業界の
高齢とか障害とか生活困窮とかね、子供とかね、
そういういわゆる相談支援機関とかの支援者の
支援する側の人の相談に乗る仕事っていうのをしてるんですよ。
そういう仕事をしている中で、
介護業界の方からよく聞く言葉がね、
このシャドーワークでしたね。
これはどういったことを指すのかというと、
ケヤマネさんからの相談だったんですけども、
精度の枠外で引き受けてしまう見えない仕事のことです。
例えば具体的に何があるかというと、
訪問した時とか、モニタリングで訪問した時とかに、
部屋の電球の交換をしたとか、
あと入団員時の付き添いであったりとか、
あとその介護のサービス調整に全く関係のない相談の対応とかね、
本当にキリがないぐらいたくさんあるんですけども、
いわゆる介護報酬に乗らない、
でも目の前に困っている人がいると放っておけない。
そういった仕事が積み重なってて、
ケヤマネの疲弊と離職につながっているみたいなことは、
前なんだったっけ、日経新聞かなんかでもね、
この問題を取り上げていたような気がするんですけども、
本当にね、現場で話しててもまさにその通りだと思って、
深刻な課題だなというふうに捉えていました。
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で、今回このシャドーワーク、
僕はこの介護業界からのシャドーワークという言葉を聞いた上で、
小説のシャドーワークに出会ったんで、
そもそもそれがDVの話というところをまず読んでいない状態から、
介護の話かしらって思って、その本を手に取ったんですよ。
で、裏面見てみるとなんかDVの話、
DVをテーマにしたお話ですよということで、
どういうことなんだろうというふうに思ってね、
シャドーワークについて少し調べてみたんです。
そうするとね、シャドーワークという言葉の起源は、
介護業界ではありませんでした。
このね、シャドーワークという言葉の起源なんですけども、
もともとオーストリアの哲学者、
イヴァン・イリーチの造語らしいです。
このイリーチが言うシャドーワークっていうのは、
賃金が支払われないけども、
誰かが賃労働、収入を得るための労働を続けるために不可欠な仕事のこと。
例えば専業主婦の家事労働とか子育てとか、介護。
こういうふうに社会を陰で支えているのに、
お金にも統計にも出てこない労働。
それをシャドーワークというふうに定義付けていました。
で、日本でもね、これを社会学者の鶴見和子さんが、
陰奉仕の仕事っていうふうにね、訳されてたらしいですね。
陰奉仕。日が当たらない、光が当たらないところで、
でも確実に存在している仕事。
僕ね、この表現なんか好きでした。
ただね、これと小説シャドーワークでのこのシャドーワークという言葉は、
少し違ってると思ってて、
また介護業界でいうシャドーワークとも違うなというふうに思いましたね。
小説の作品を読んでいく中でね、
ネタバレにならない程度にお話ししますと、
社会や制度が守ってくれない、
そんな中で人が人として生き直すためにやらざるを得なかった営み。
これをね、今回この作品ではシャドーワークというふうにね、
定義付けてるんじゃないかなというふうに思いました。
入り口のいう構造的な見えなさ、鶴見さんのいう陰奉仕、
介護現場の見えない労働、
そしてDV被害者の生きるために必要な営み。
それぞれ意味するもの、指すものは違うかもしれないけども、
どれもシャドーワークという言葉はハマってくるなというふうに思いましたね。
今回このDVのことに関してはですね、
やはり見えないことが問題なんじゃなくて、
見ようとしないことが問題なのかもしれないなというふうに思ってます。
じゃあ何ができるのかっていうとね、
できることはそんなにはないんですよ実際ね。
でも例えばね、いつも関わるあの人のちょっとした変化に
グイグイと関わるんじゃなくて、そっと手を差し伸べるような関わり、
何もないかもしれない、でも何かあるのかもしれない、
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そのかもしれないを一人でも多くの人にね、
持ち続けてもらえたらいいんじゃないかなというふうに思います。
もちろんね、僕もそうあるように意識し続けたいなというふうに思ってます。
この映画シャドーワークの中のシャドーワークが
行われなくてもいいような社会になる、
それがね一番素敵なんじゃないかなというふうに思いますけども、
まあとにかく万全じゃないですけども、
原作なり映画なり見てみてください。
僕もね夏映画ね、映画になるかな?配信になるかな?
わかんないけど、とにかくね作品は見たいなというふうに思ってます。
はい、ということでね、本日もエンディングのお時間です。
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お会いでは、社会福祉士のタダでした。
またおいで。