2024-09-28 12:38

#256 傲慢と善良

辻村深月さんの小説「傲慢と善良」
2024年9月27日から実写版映画がスタート

映画はまだ観てないけど原作はとても好きだったので
作品の魅力についてお話ししています。

※冒頭雑談が約4分ありますので本題から聞きたい場合は飛ばしてください

(映画「傲慢と善良」公式サイト)
https://gomantozenryo.asmik-ace.co.jp

(小説「傲慢と善良」Amazon)
https://amzn.asia/4wTfd44

#社会福祉士 #ダウン症 #子育て #子育てパパ
#傲慢と善良 #小説 #映画 #レビュー #辻村深月
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00:07
普通の幅を広げていく、社会福祉士のお気楽ラジオ。
この放送は、現役の社会福祉士で、障がい事故育て奮闘中のTadaが、
人と環境の交互性に着目した発信を通じ、皆さんの中にある普通の幅を広げ、
誰もがお気楽に過ごせる社会になるためのヒントを共有するラジオです。
皆さん、おはようございます。社会福祉士のTadaです。
9月28日、土曜日、今日の放送を始めていきます。よろしくお願いします。
本題に入る前に、ちょっと雑談を。
昨日は、息子の学校で保護者懇談会がありました。
僕の息子は、8歳で、小学校2年生です。
学校は、特別支援学校という学校に通っています。
障がいのある子が通って、特別支援教育というカリキュラムに沿って、
個別の丁寧なサポートが受けられるような学校で、楽しく過ごしています。
本当に楽しく過ごしているんだなということが、今回の懇談会で分かりました。
夏休み明けぐらいから、彼の日常生活の自立した活動がめまぐるしく進んでいく。
彼自身も頑張っているような感じなんだけど、
妻を中心とした家族、そして学校の先生、放課後とデイサービスの人たち、
協力しながら彼の成長をサポートしているような感じで、
もちろん一番頑張っているのは、その真ん中にいる彼自身なんですけども、
めまぐるしく日々が進んでいく、変わっていっているような感じがします。
僕は本当に仕事で、帰りが遅い日も多くて、
ここにあまり携わることができていないなというふうに、
懇談会を通じても、少し反省もした時間でしたね。
懇談会の様子などは、また別の放送会で改めて、
息子の成長ということで、お話をしていきたいなというふうに思っています。
今日は面白かったのは、懇談会なので待ち時間が少しあった。
前の親御さんが先生たちとお話ししている時間に、
少し教室の外で、廊下で掲示物を見ながら待っている時間があったんですけど、
子どもたちの作品がありました。
どんな作品かというと、1人ずつの似顔絵らしきもの、
それぞれの子どもたちが描いた作品と、その隣に、
1人だったり2人だったり3人だったり、複数の人が描かれた、
画用紙に描かれた作品が並んでいました。
うちの息子のは、青いペンで、水色の画用紙に青いペンで描いた、
03:02
おそらく息子自身だろうというもの。
丸い顔、丸も途中で盛り上がったんでしょうね。
いびつな丸になっていました。勢いづいた筆の走りを見せていました。
丸を描いて丸っとした顔、そして単髪、最後に眼鏡ですね。
多分先生のサポートもだいぶ入っていたと思うんですけども、
結構似てるんじゃないかなというふうに思いました。
そしてその隣には、ピンクのペンで描いた女性。
素敵ですよね。僕は思いました。
なんでね、お父さんが載ってないんだよと。
分かってるよ。平日そんなに会えないしね。
お父さんはそうだよねってね、ちょっといじけてました。
そして妻はね、仕方ないよみたいな感じで優しく僕を慰めてくれつつ、
でも息子とお母さんということで嬉しそうでした。
それは良いことです。本当に妻が一番頑張ってますから。
しかしね、ちょっと振り返って首を上の方に上げてみると、
その作品のタイトルがありました。
僕と先生。女の人単人の先生やないかい。
妻も落ち込んじゃいました。
いや、分からんって。
似顔絵と女の人だったらお母さんってなるよって思ったけど、
確かにね、複数の人数描いてる子もいたし、
そういう意味ではファミリーを描いてるのかなと思ったんですけど、
何人かね、特別進学校って先生が結構多いんですよ。
普通ってね、学級に何十人のクラスに一人先生がついてる感じだと思うんですけど、
もっともっとね、比率が高くて3人とか4人、何人だったか忘れましたけど、
数人に一人の単位で先生がついてくれるので、
うちのクラスもね、単人の先生3人いるんですよね。
そんな感じでね、大人数を描くというのは単人の先生たちを描いたのかなっていう風にね、
他の子の作品を見ても思いました。
まんまと騙されたなというふうに騙すつもりはなかったでしょうけどね。
はい、そういったお話です。
はい、雑談が長くなりましたので、本題に入りたいと思います。
今日の本題は、「傲慢と善良」というタイトルでお話をさせていただきたいと思います。
このタイトルでピンとくる人はいますか?
傲慢と善良、いつ発売されたのかな?
数年前に発売された辻村光さんの書いている小説ですね。
これがね、昨日9月27日の金曜日から実写化として映画化されました。
はい、そして昨日から始まったという感じなんですけど、
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始まるにあたってね、せっかくなんでこの傲慢と善良をね、
僕読んだんですけどね、小説の方を読みました。映画は見てません。
はい、小説を読んでね、すごくいい作品だと思ったので、
映画ね、実写化されるのも少し楽しみにしてました。
映画館で見るかなというとね、それは否かなというふうに思うんですけど、
ネットフリックスとかアマゾンプライムとかには入っているので、
そこら辺でね、配信されたらすぐね、見たいなというふうに思っています。
ネタバレしない程度に、この作品の何が魅力的なのかというのをね、話したいと思います。
ネタバレしない程度と言っても、初め何か喋っておかないと全然分からないなというふうに思うので、
冒頭ですね、いきなりね、夜の中を彼女は走っているというね、文面から始まります。
この話の中心にいるのは、二人の男女なんですよね。
マミというね、女性とカケルという男性、この二人が中心にね、物語は展開されていきます。
ということで、冒頭の夜の中を彼女は走っているというのは、マミのことですね。
とあることをきっかけに、マミは夜の中を走ることになりました。
そして、その日からマミは姿を消すんですね。
婚約者のカケルの前から、それどころかこの社会から消えていきます。
そんなマミをカケルが探していくというストーリーが、この物語の大きな流れになっています。
ジャンルは恋愛ミステリーということでね、これ以上話していくとね、ネタバレになってしまうので、
本当この辺で終わりたいと思うんですけどね、これね、本当によくできた作品だなと思っています。
僕がね、どういうところがよくできた作品だなというふうに思ったのかというとね、
このまずタイトルね、「傲慢と善良」っていうところに含まれた意味ですね。
ヤフーニュースでちょっと見たんですけど、映画の実写版は、
キスマイフット2の藤ヶ谷くんがやってて、マミをナオちゃんですね、女優がやってます。
そのインタビューをね、見たんですけど、
傲慢なカケルと善良なマミを演じるっていう風に書いてたんですけど、
鵜呑みにしない方がいいですね。
傲慢と善良、この言葉に含まれた意味とはっていうところがね、やっぱりタイトルですし、
この作品の肝になりますから。
カケルがね、マミを追っていく過程で、いろんな場所に行きます。
でもマミは、これまでの繋がりを持った人たちの前から、社会からっていうのはそういうことなんですけども、
姿を消しているので、どこに行ってもなかなか見つからない。
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しかしね、そんな中でカケルが旅していく中でね、出てくる登場人物、それぞれに深みがあるんですよ。
マミのね、お母さん、お姉さん、そしてマミの地元にね、出てくる人たち。
どんな人が出てくるのかっていうのは、これはネタバレになるので言えませんけども、
なんかね、その一人一人の人物がね、みんな違う立場、そしてみんな違うキャラクターでね、いるんですよ。
個性を持ったキャラクターなんですけど、
なんかね、すごく感じるのは、そのキャラクター一人一人が、自分の中のね、どこかの部分に存在してるなっていう風に感じさせるんですよね。
そう。
自分らしい自分っていうのは、いつの頃形成されたんですかね。
自分ってどんな人なんですかね。
こんな行動をするのは自分じゃないっていう風に思う自分なんですよね。
どんな人なんですかね。
こんな行動をするのは自分じゃないっていう風に思う自分は、なぜそう思っているのか。
そういったことをこの物語ではね、とっても丁寧にね、書いてるなっていうのを感じました。
そしてね、この帯の、この小説のね、帯に書かれている言葉がね、また素敵でしたね。
作家のアサイリョウさんですね、が書いている、まあ解説から抜いてるんですけどね。
その一部だけ読みますね。
何か、誰かを選ぶ時、私たちの身に起きていることを極限まで解像度を高めて描写することを主題としているからだ。
これね、読み終わった後にね、ものすごく感じる。
なので、きっと昨日公開された映画、見終わった後にすごくそういったことを感じるんだろうなっていう風に思います。
自分たちの心に向き合って、自分の心の解像度を高めていくことっていうのはどういうことなのか。
そういったことがね、書かれている作品、そしてきっと実写化されている映画もね、そういった風に作られてるんじゃないかなという風に思ってます。
ほんとね、この現代社会を生きる人たちは絶対読んだ方がいいなっていう風に思う本の一冊ですね。
はい、映画はちょっとわかんないですけどね、映画もね、楽しみですね。
はい、そんな感じでね、昨日公開ということで、傲慢と善良。
僕は出ていませんし、何のお金ももらうこともないです。ただの作品が好きだったっていう人なんですけどね。
今日はね、そんなお話、宣伝みたいなお話をさせていただきました。
もしよかったらね、読んだよっていう方はその感想をコメントなどで教えていただいたら嬉しいですし、
映画を見たっていう人はね、映画の感想とか教えてもらえたら嬉しいなという風に思います。
はい、そんな感じでね、今日の放送はこの辺で終わりたいと思います。
最後まで聞いていただいてありがとうございました。
それでは最後にお知らせです。この放送以外にも各種SNSで発信活動を行っています。
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それでは今日も素敵な一日、社会福祉士の田田でした。
またおいで。
12:38

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