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普通の幅を広げていく社会福祉士のお気楽ラジオ。この放送は現役の社会福祉士で、障害児子育て奮闘中のTadaが、人と環境の交互作用に着目した発信を通じ、
皆さんの中にある普通の幅を広げ、誰もがお気楽に過ごせる社会になるためのヒントを共有するラジオです。
皆さんおはようございます。社会福祉士のTadaです。11月26日火曜日、今日の放送を始めていきます。よろしくお願いします。
昨日は少しだけ早く職場から出ました。自宅からではあるんですけど、夜、Zoomを使って、社会福祉士会のユース委員会という委員会の会議があるので、
少し早めに帰って準備をしていました。準備といっても、そんなにたくさん何をするかにするわけではないので、息子との時間も取るようにしています。
彼も5時過ぎに帰ってくる日だったので、僕もそれぐらいに帰ってきたから、一緒にお風呂に入って夕食を取ると。
そして、7時からの会議に出るような流れを作ったので、時間給を取らない平日と比べると、息子と一緒にいれる時間は少し長いのかなと思ったりします。
7時以降は妻にお任せになってしまって、寝かしつけまでお願いしているので、おやすみと言って2階に僕は上がってくるんですけどね。
なんとなくそれが寂しくもあるんですけど、でも少しお風呂に入ってご飯に食べてという時間が平日に取れるのは、なかなか僕の平日にはないことなので、嬉しいなと思ったりもします。
そういえばね、昨日の放送で少し話させていただきました。冒頭雑談で話しました。髪切りのことですね。髪のカットのことなんですけど、少しね、美容院に怖がるようになっちゃったっていう話なんですけどね。
まあ、やっぱり切ってしまったら常期限なのは間違いないみたいで、今日多分ね、学校とか放課後等デイサービスとかでめちゃくちゃね、褒められたっぽいんですよ。
お風呂に入っているときにさ、僕に向かってね、まあ僕お父さんなんですけど、おとうかんって言われるんですけどね、こう言ってました。
おとうかん、髪切ったよ。
知っとるわ。なんなら髪切るの嫌がるあんた、抱っこしてずっと座っとったから、あんた髪切るとき、わしの目はあんたの髪の真横にあった、数センチしか離れてなかったよって思いましたけどね。
まあ、とてもね、褒められたんでしょうね。嬉しかったんでしょうね。僕にも髪を切った報告をしてくれました。
可愛いやつですよ、本当にね。この調子でね、髪を切ることはね、楽しいことっていう風に思ってもらえたらいいなという風に思います。
ただね、次髪切るのまた数ヶ月後だからね、どんなかな。
はい、まあドキドキしながら過ごしていきたいなという風に思います。
それではね、今日の本題に入りたいと思います。
今日はね、ルックバック、藤野になりたかった僕というタイトルでね、お話をしていきたいと思います。
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タイトルでピンとくる方は、もう間違いなく見てるやつか知ってるやつですね。
いや、見てるやつか読んでるやつですね。
ルックバック、チェンソーマンとかね、そこら辺の漫画でね、すごく一世を風靡した、今もね、漫画家の本当最前線にいると思うんですけども、
藤本辰樹先生がね、書いた短編のね、漫画、ルックバックっていう漫画があります。
これめちゃくちゃね、本当に感動的な漫画で、僕は漫画自体もともと持っているんですけど、
これがね、映画で公開されましたっていうことで、その映画がなんか、すごく小さな規模で上映されてたんですよね、初め。
なんか映画だけども、時間が58分だったかな、すごく1時間弱の短めな映画になってて、
で、まぁその、そんな感じだから、本当にね、全国に一斉展開っていう感じじゃなくて、少しずつのね、上映を始めてたんですけど、
めちゃくちゃいい作品ということで、あれよあれよといううちにね、全国展開してしまって、ものすごくね、評価を、高い評価をもらっているね、アニメーション映画ですね。
まぁ少しね、ネタバレもありになってくるので、まぁお話ね、ちょっとネタバレなしで聞きたいよ、読みたいよ、見たいよって思っている方は、
この放送ね、また読んだり見たりした後に帰ってきてもらえたらね、と思います。
はい、どんなお話か、かいつまんで言うと、小学生の頃ですね、とても漫画が上手くて、小学校の新聞に4コマ漫画を書いていた女の子、藤野がいてですね。
で、とある時ね、不登校の生徒、京本というね、子がいて、先生がね、不登校だけど、4コマ漫画を載せたい、載せてあげてくれないかっていうところからね、物語は始まるんですよ。
で、ちやほやされている藤野、自分の画力に圧倒的な自信があり、ストーリーに自信があり、不登校のどんな子かもわからない子が4コマを載せる、まぁいいよ別に、みたいな感じで載せて、
で、次の回の学級新聞を見た時に、圧倒的な京本の画力に愕然とするわけですよね。
そう、そこから藤野は自分で漫画というか絵の勉強を始めるわけ、画力をアップさせるためにね。
そしてとことんとことんアップさせていって、でも京本もずっとね、その4コマ漫画、すごくハイクオリティな背景を書くんですよね。
そう、背景だけを4コマに割っている、4コマ漫画というにはね、ちょっと違うストーリー性はないので、違うかもしれないけども、とにかく高い画力で、小学生とは思えないような画力で、
4コマの絵を描き続け、背景を描き続ける京本、そしてその隣に、まぁ小学生の中では上手いというふうに千早やほやともてはやされている藤野がね、描き続ける。
そして漫画を勉強していく、絵を勉強していく藤野は、どんどんね、京本の絵に追いついていきたいという気持ちが強くなり、どんどんどんどんね、力をつけていきます。
藤野はね、すごく万能なんですよ。運動もできて、友達も多くて、そして漫画も描けるみたいなね、本当にクラスの人気者的存在。
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だから、漫画だけじゃなくて、他のことにも忙しかった。でも、そういうもの、他のこと、遊びをね、全部捨てて投げ打って、絵の勉強に没頭したんですよね。
そう、それでも京本の絵には敵わないというふうに自分がね、感じた時に、他のきっかけもあって、もう漫画を描くのをやめちゃうんですよね。
そして小学校の卒業式の時に、ひょんなことからね、藤野と京本は会うことになるんですけど、そこでのね、出会いが藤野をね、また漫画の道に引き戻すわけなんですけどね。
詳しくはね、ちょっと、だいぶ喋ってしまったかもしれないけども、漫画を読んでみたり、映画を見たりしてみてもらえればと思います。
今ね、Amazonプライムで、プライムビデオでね、映画見れるようになっているので、うちもね、それでこの前見たんでですね、この話をしようと思ったぐらいなんで、よかったらね、見てください。
本当にこの物語、いろんなところをオマージュしているというか、共和に事件っぽい一面もあったり、あとは空想の世界なのか、パラレルワールドなのか、そういったところをね、読み手に解釈を求めるような書き方をしている作品でもあるなというふうに思って、本当にね、藤本先生のね、才能がいかんなく発揮されている短編作品だと思います。
でね、今日別にルックバックの感想を言いたかったわけじゃなくてね、サブタイトルに書いているんですけど、藤野になりたかった僕なんですよ。
僕ね、実はこの藤野にすごく共感してて、っていうのもね、実は僕もね、小学校の頃漫画描いてたんですよ。今でも一応、並の大人よりは絵が得意っていうふうな、絵というかイラストが得意みたいなね、感じなんですけど、別にそれをね、なんかやってくっていけるほどの技術もあるわけでもない。
でもね、小学校の頃は本当にね、学級新聞に漫画僕も描いてたりして、なんかね、みんなにチヤホヤされてたと思います。
でもね、中学になってさ、圧倒的なね、画力のね、持ち主がいっぱいいたんですよ。美術部に入ったんですけど、僕ね、二つの小学校が合体して中学校になるんですけど、もうね、隣の小学校から来た子たちとめちゃくちゃ絵が上手い子がいたりとか、あとやっぱ先輩たち、もうね、全然レベルが違った。
なんかね、それを見て、なんか自分の平凡さを感じてね、多分、今振り返ればその時になんとなく諦めたと思う。
でもさ、そこには、圧倒的な画力の差だけを見て、なんとなく諦めた自分がいたんだよね。
そう、非凡と感じたその人たちの努力よ、先輩たちとかその友達の絵に対する情熱や努力を見つめることはね、なかったんだよね。ただ単純にその立ち位置を見て、自分は平凡、そしてあの人たちは非凡だって思ったわけよ。
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それでもね、実は僕はね、漠然と夢を持ってたんです。漫画家になりたいっていう夢を掲げてました。
だからといってね、じゃあすごく努力したかっていうと、それは否でした。
高校ではね、僕空手部に入ってたんですよ。ここもちょっと藤野と被るところなんですけど、彼女は小学校の時から空手してました。
僕も実は小学校の頃から空手してたんですよ。しかもちょっとそれなりに成績も残せてたぐらいのレベルだった。
それもまたね、非凡ではなかったんですよ。だけど空手もそれなりにできていたみたいな感じ。
だから小学校の頃の藤野とすっげえ被るなって思いながら見てたんですけど、でも彼女のように僕はなれなかったんだよね。
漫画家になりたいってね、高校に漠然とした夢を持ったまま上がっていきましたけど、高校では空手部に所属した。
でもその空手部もそんなに熱心に空手に取り組むことはなかった。小学校の時の方が本当にしっかり向き合ってたような気がしますね。
ほとんどバイト三昧でしたね。絵は全然描かなくはなかったけど、本当に時々画用紙に向かって描いたりとかしている。
バイト代で稼いだコピックを使っていろんな色を使ってみるみたいなことをしたり、本当に楽しむ趣味レベルだったなというふうに思います。
それでも高校の頃はわずかながらの自分の可能性に、なぜか根拠のない自信を持っていて、卒業後に働きながら絵を描いてお金を貯めて作品を応募するか、
貯まったお金を持ってアシスタントとして上京するかみたいなことを夢見てたんですよ。
でもね、そうやって高校を卒業してすぐ就職するわけなんですけど、今の会社にね。
結局さ、本当に言ったらその程度の浅いものだったんで、結果実現することはなく、ただただ日々の現実に流されていったような日々だったんですよね。
振り返るとさ、全てが中途半端。
でもね、きっと世の中の多くの人はそうなんじゃないかなというふうに思うんですよ。
今回のルックバックみたいに、漫画家になった人。
他にもいろんな結果を出して、いわゆるプロのね、本当にこう少ない人間の人たちしか慣れない世界に飛び込んでいった人たち。
もちろんひぼんなものであったり、生まれ持った何かはある人もいるかもしれないけども、
何よりも一握りの情熱を燃やせる人。
さらにその中の一握りが夢を叶えているんじゃないかなというふうに思うんですよね。
だからね、このルックバックを見てて、いろんな角度からのストーリーがあるんですけど、
僕はすごく藤野のキャラクター、背景に共感してしまって、
彼女のようになりたかったなというふうに思った。
シンプルに彼女のようになりたかったなというふうに思った自分がいました。
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周囲からどう見られるかとか、カッコつけたいとか、何か尖った方がいいみたいな、
斜めから見てた方がいいみたいな思春期特有のあれ。
そんなことより、情熱を燃やせる何かに打ち込めた方が良かったのかなというふうに思ったりするんですけど、
そんなことありませんか?
とはいえですよ、今の人生にも満足はしているんです。
とっても幸せに過ごしている。
だけどどこかで、あの時、もっとこうしていればというのはやっぱりあるんだなというふうに思います。
でもそれは足られ場だから、もしかするとパラレルワールドで、
僕の選択肢を取っていない、情熱を燃やせた僕は何者かになっているのかもしれない。
でもこういう今の特に何者でもない僕も、今の人生にはすごく満足していて、
そして、情熱を燃やすチャンスというのは、いつだってあると思うんですよね。
歳を取ったから、情熱を燃やすことはできないということは絶対ないと思っています。
まあ、超絶なね、もう情熱を燃やすことも才能ならば、
僕にはね、もしかしたらその才能はないのかもしれない。
まあ、もしくはその燃やす何かに出会っていないのかもしれない。
それでも今の僕なりに、情熱を燃やしていきたいなというふうには思います。
たぶんね、社会福祉士の勉強をする前の僕だったら、
さっきちょっと話したんですけど、
プロとか本当に数少ないどこかに到達した人だけを何者かというふうに定義付きしていたと思うんですけど、
実は今ね、そもそもそこが違っていて、何者かっていうのが、
まあそれぞれみんな何者かだよねっていうふうに思えるようになったのは、
この福祉の勉強をするようになってからじゃないかなというふうに思うんですよね。
まあ今ね、人口80億人ぐらい世界にいるわけですから、
そもそも80億人の中で一人も被っている人いないわけだから、
まあみんな何者かなんですよね。
だから自分自身の特性や特徴を自分が理解して、
そして自分のベストを尽くしていく、
そういう人生が幸せなんじゃないかなというふうに思ったりしています。
富士野になりたかった僕はいたことは間違いない。
でもそんな僕が今の僕を見て、
最高に幸せそうに過ごしてるなというふうに思われるような、
人生を送っていけるようにしたいんですよね。
まあそんな感じで音声配信もその中の一つですので、
これからも頑張っていきたいと思います。
皆さんよろしくお願いします。
というところでね、今日の放送はこの辺で終わりたいと思います。
最後までお聞きくださりありがとうございました。
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それでは今日も素敵な一日に。
社会福祉士のタダでした。
またおいで。