1. 社会福祉士Tadaのお気楽ラジオ
  2. #176 憑依させることで見える..
2024-07-07 13:15

#176 憑依させることで見えるもの


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普通の幅を広げていく社会福祉士のお気楽ラジオ。この放送は現役の社会福祉士で、障害児子育て奮闘中のTadaが、人と環境の交互作用に着目した発信を通じ、皆さんの中にある普通の幅を広げ、誰もがお気楽に過ごせる社会になるためのヒントを共有するラジオです。
みなさんおはようございます。社会福祉士のTadaです。7月7日、今日の放送を始めていきます。よろしくお願いします。
昨日はね、仕事はお休みの日だったんだけど、社会福祉士の研修があって、1日がっつりと勉強してました。
なかなかね、1日かけてのもう一つのテーマで、昨日は意思決定支援っていうね、テーマでの勉強だったんですけど、
まあ頭も使うしね、まあいろんなね、普段使わないところを使う感じ。ぐったりするんですけどね。
でもね、すごく楽しいよね。やっぱり知らなかったことを知れる。あとは日々のね、ルーティーンの仕事。仕事ももちろんね、新鮮なこともたくさんあるんですけども、やっぱりこう
日頃絡んでいる人たちとまた別の人たち。しかももう何年間も一緒にね、研修を受けている仲間たちみたいな感じだから、
なんかね、別のコミュニティですよね。これもまたね、コミュニティはいくつあってもいいと僕は思っているので、社会福祉士として、社会福祉士として研鮮を積む仲間のコミュニティ、ここがね、また居心地がいい場所であったりします。
面白かったのはね、昨日はその意思決定支援、まあそのクライアントって言って、僕ら社会福祉士が支援する対象の方々の意思決定を支援する、
もう本当そのままなんですけどね。でもこれってすごく難しいと思うんですよ。その人が一体何を考えていて、何をどうしたいのか、これからどうやっていきたいのかっていうところをしっかりとね、見極めていく、第三者が見極めていくっていうのがね、すごく難しい作業だなというふうに思うんですよね。
これ別に支援をする人だけ、その専門的にね、支援をやっていく人だけじゃなくて、これどんな場面でも起こりうると思うんですけど、自分以外の誰かをサポートする、助けるとき、例えば親が子供にとか、逆に子供が年老いた親にとか、あとは先輩が後輩にとか、上司が部下にとかね、いろんな場面であると思うんですけど、
その意思を置き去りにして、その人自身の意思を置き去りにしてね、自分の正義感、倫理感、安全面、そういったもの、自分にとってその人に最大の利益であることを一番の優先に置いてるっていうパターンかなり多いと思うんですよね。でもそれは得てして、その当事者の優先順位一番じゃないことって往々にしてあると思うんですよ。
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ただ、仕事の場合とかであったらね、別にその人の意思を最大限尊重するのではなくて、やっぱり組織として仕事をしているのであれば、組織の利益であったり、倫理感であったり、そういったところ、組織の中の一員としてのベストっていうところをサポートしていくということであれば、上司の思いを部下に、っていうのは悪いことではないと思うんですけど、
僕ら社会福祉士がやっていくのって、本当にゴールは利益とか、その人が、自分たちが利益になるとか、その対象の方に利益をもたらすとかっていうものではなくて、利益をもたらすといえばそうなんですけど、対象の方の人生が豊かになる、幸せになっていく、ハッピーとかラッキーとかじゃなくて、本当に長期的な意味での幸せを手に入れるようなサポートをしていくので、
どうしてもね、自分の正義感とか価値観で相手を支援していくと、ちょっとね、ずれたことになったりしがちなんですよね。
具体的な現場で言うとさ、経済的に困ってましたよ、って相談を受けました。
じゃあ、経済的に困ってるんだったら、生活保護しかないでしょ、みたいな感じで、一緒に生活保護の部署に行って、生活保護の申請をサポートしてあげる。
ね、一時的にその方の経済的な生活は安定していくのかもしれないけど、果たしてそこに本人の思いって載ってたのかな?って思ったりするわけですよね。
本当は生活保護を受けたかったですか?っていうところを確認していかなくちゃいけない。
人ってさ、思ったより自分の意思を外に出すの得意じゃないことって結構あると思ってるんですよ。
特に、性格的に私は自分の意思表示が苦手ですっていう人もいらっしゃると思うんですけど、そうじゃなくてね、どんな人でも起こりうるのは、自分のキャパを超えた出来事があった時に、人は思考を停止させたり、鈍化させたりするんですよね。
そうすると正常な判断ができなかったりするし、判断自体をしていなかったりする。
そういった時にも意思決定支援というのがね、生きてくる支援方法なんだろうなーっていうふうに思ったりしてます。
途中ね、4人1班だったんですけど、4人1班でロールプレイをしたんですよ。
社会福祉士役、相談を受ける人役とクライアント、相談者の役と、その相談者を連れてくる親切な人の役、そして初期っていう感じの4人で4回転したのかな?
20分くらいのロールプレイを4本みたいな感じでやったんですけどね、やっぱり普段から支援者側ね、っていうのはもうなりわいとしてやってるから、まあスイスイいける、生きやすいね。
何をやってないかっていうとさ、クライアント側ですよね、その相談者、困っている人の立場になって困っている人を演じる、これがね意外と難しいんじゃないかなっていうふうに思ったんですけど、
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まあ最大限ね、その状況を思い浮かべて、もちろん設定があってね、こここういう設定がありまして、こういうクライアントの面談状況っていうところからスタートします、みたいな感じなんですけどね。
今回その対象となったモデルのクライアントっていうのは、比較的寡黙な青年なんですよ。
ホームレスにいろんな事情があってホームレスになりましたっていう人で、生活に困っていますっていうところのね、設定で始まっていって、常に自分その人の人生は誰かに決められてきた、親に決められてきて、仕事を決めたりとか、先輩に連れられてギャンブルにはまったりとか、その結果仕事を辞めさせられたとか、
すべて自分の意思が中心に起こってないことばっかりで、支援者と向き合う時もほとんど否定的な意見は出さない、でも肯定的な意見も出さずに比較的寡黙である、みたいな設定だったんで、
僕らって面談、対話を通じてね、その人の人となりとかを掘り出していくというか、掘り下げていく。そこからどういうふうにサポートしていったらいいかっていうのを考えるっていうところが基本的なセオリーなんでですね、やっぱり会話が成立しないとかなりね、困難を極めたりするんですよね。
その人だけと話さずに、その人の周りの方とかね、とお話ししていって、その人の状況をイメージしていくっていうこともできるんですけども、今回のロールプレイではいるのはその困った人だけだったんで、その人から引き出せないことには何もできない。
だからロールプレイやっていく中で、きっとね、正解のその相談者役、クライアント役っていうのは、寡黙ながらも相手からね、その社会福祉主役の人からの問いかけに対してキーワードやキーポイントをね、話していくっていうのが多分セオリーのロールプレイだと思うんですけど、セオリー無視の男、ただですよ。
はい、真っ先に僕クライアントやりますって言って、10からその青年を、僕のイメージした青年を下ろして憑依させましたね。
その結果何が起こったか。
一応ね、20分1本のロールプレイ、15分間やって5分間振り返りみたいな感じだったんですけど、15分間ほぼ何も喋らんかった。
実際そんな感じですよ、でもね、10分15分やそこらで、初見の人に対して心開いて物喋ってくれるような状況の人ってそんなにいないですからね、この困った生活困窮界隈ではね。
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そう、なんで、困窮者ガチ勢としてね、振る舞いを見せてやりましたよね。
でもね、そうやっていく中でね、気づくこともあったんですよ。
本当になるべくこの事例に沿ったその人になりきろうと思って演じた結果、ほぼ喋らない。
相手からの問いかけには首をコクコクうなずくか、かしげるか、時々イエスかノーかを答えるか、本当にそれぐらい。
そして自信なさげな姿、どこか自信なさげな姿を出すために肩をちょっとすぼめて、両手はお膝猫勢っていう状態でね、あと目は合わさないっていうところでね、僕のイメージするその青年はそういうイメージだったので、それでやり通したんですよね。
まあ相談相手役からするとやりづらいこと限りなしだったでしょうよ。
ちょっとぐらいね、空気読んでそこらへんね、ロールプレイが成立するようなサービスをっていう感じだったんでしょうけど、もうほんとね、ほぼほぼやんなかったです。
ただやっぱりね、向こうもプロですよ。やっぱりね、相談支援、相談援助にね、慣れているので、やっぱり後半数分はね、ちょっと話してもいいかな、この人にはって表意したね、彼がね、僕に語りかけたんですよね、僕の中から。
なので本当にラストね、1,2分は少し会話が成立しましたね。
そう、本当にね、相手の気持ちに心からなることによって気づくものってあるんだなっていうふうに思った。
でも実際それが正解かどうかは別としてね、でも普段片っぽの側からしか見てなくって、そこから見える世界が当たり前って思ってるんだけど、いや実は全然そんなことないよねっていうふうに思うためのね、いい経験になったなというふうに思いました。
ちょっとね、抽象的な感じですし、ややこしい話だったかもしれないんで、よくわかんなかったらすいません。
今日のね、ちょっと体験を忘れないためにも自分のね、微暴露も兼ねて今日の放送させていただきました。
そんな感じでね、今日は終わろうかなと思います。
ただ最後に一つね、告知をさせてください。
7月7日、6時半に放送される、配信されるこの放送ですけども、実は本日7月7日はですね、もう1本やる予定です。
時間は夜9時半、21時30分からですね、ライブやります。
しかもソロライブじゃないです。
コラボライブですね。
お相手は、内緒、Mr.Xとでも言っておきましょうか。
いつかな、まあ今日中にはね、今日のどっか、午前中か午後かわかんないですけど、そこら辺にはね、具体的な内容をね、告知したいと思いますので、お楽しみにしておいてください。
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僕もすごく楽しみです。
時間はね、僕のところで約2、30分、そしてお相手のところにお邪魔して2、30分という構成になってますので、
よかったらね、ライブ遊びに来てください。
もうね、コメントとかね、ライブでいただけるのすごく嬉しいなっていう風に最近ね、ほら、夜道のライブするんで、もうね感謝してますし、
嬉しいな、ライブでね、こうやりとりできるのって思ってますので、本当にね、たくさん遊びに来てもらえると嬉しいです。
良い放送に必ずしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
はい、それでは最後にお知らせです。
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それでは、今日も素敵な一日に。社会福祉士の太田でした。
またおいで。
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