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普通の幅を広げていく社会福祉士のお気楽ラジオ。この放送は現役の社会福祉士で、障害児子育て奮闘中のTadaが、人と環境の交互作用に着目した発信を通じ、
皆さんの中にある普通の幅を広げ、誰もがお気楽に過ごせる社会になるためのヒントを共有するラジオです。
皆さんおはようございます。社会福祉士のTadaです。月曜日1週間始まりましたね。頑張っていきましょう。
今日はですね、まず本題に入る前に、先日息子の学校で起こしたとある出来事についてお話をしたいと思います。
ちょっと前に息子が学校の中で怪我をしたんですよね。
一応、学校のルールとしては怪我の状況を校長先生にお見せして、対応を考えるみたいなルールがあったらしくて、
僕も初耳だったんですけどね、そういう風な感じで担任の先生が校長室に連れて行って、校長先生と一緒に怪我の様子を見てもらいました。
そんな大した怪我じゃないんですよ、全然薬傷みたいなものなんですけども。
一応それで確認してもらって、何事もないね、OK、とりあえず保護者さんにお知らせしましょうみたいな感じの流れがあって、
うちにもちゃんと報告が来たんです。
それはそれでいいんですけど、そこで起こした息子のとある出来事なんです。
これがちょっとびっくりしたんですけど、校長室ってさ、最近皆さん校長室に行ったりする?
校長室によっても違うのかもしれないけど、校長室って結構学校によっては歴代校長の顔写真みたいなのがずらーっと並んでることないですか?
うちの息子が通っている学校の校長室もそんな感じで、校長室には歴代校長のお顔の写真がばーっと並んでいると。
それを見て息子、じーっと見つめて、たくさんの歴代校長先生がいるなという写真を見つめて何をしたかと。
拝んだらしいです。
いやいやいやいや、拝んだらダメでしょうとね、いたらツッコミをしたいところだったんですけども、
当然いるわけもないので、拝んだ息子、歴代校長の別に異変でも何でもないですよ。
もちろん中には異変になってしまった方もいらっしゃるかもしれません。歴代ですからね。
でもね、追考の前まで一緒に在校されていた校長先生のお顔もあります。
間違いなく存命だと思います。拝まないでいただきたい。息子に心からそう伝えたいと思ったんですけども。
息子、さらにパンパンってして帰らなかったらしくて、他人の先生から帰ろうって促す。
でも帰らない。困った先生は一緒にもう一度ようやく満足して帰ったらしいです。
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校長室を後にしたんですって。
そんな感じでね、その先生からは日頃されていることがとても染み付いていらっしゃるんだなと、
すごいな、素晴らしいなというふうに思いましたみたいなお言葉をいただきましたけども、
そこはね、日頃しているわけでもございませんし、パンパンはちゃんとお参りに行く。
うちの実家とかが仏壇の上にご先祖様というか、祖父、祖祖父ぐらいの写真が貼ってたりするので、
それを見て同じように連想したと思うんですけども、
いやあ、そこは先生、パンパンしませんよでも全然OKです。
この扉、息子がご迷惑おかけしました。
ありがとうございます。聞いてないと思うけど。
はい、そんな感じでね、パンパン繋がりではないし、
繋げるとちょっとあまりよろしくないかもしれませんけれども、
本題に入っていきたいと思います。
今日はですね、グレーな制度にメスを入れる。
身寄りのない高齢者の支援を強化というタイトルでお話ししていきたいと思います。
もうね、ニュースで見られた方もいるかもしれませんけども、
ついこの前ですね、2026年6月19日、参議院の本会議でね、
身寄りのない高齢者の支援を強化する社会福祉法などの改正案が可決、成立しました。
どうですかね、興味を持たれて見られている方はもしかしたら、
新聞とかニュースとか見てるかもしれませんけども、
知らない方もたくさんいらっしゃると思うので、
この話についてね、触れていきたいと思います。
このね、身寄りのない高齢者の支援を強化する社会福祉法の改正っていうのは、
我々福祉業界の中ではね、去年ぐらい、ほんとね、
ちょうど1年、1ヶ月、2ヶ月前ぐらいかな、この話があってて、
業界内ではね、新日時、新しい日の時、自分の時っていう風に書くんですけども、
新日時ってね、呼ばれている制度なんですよ、通称なんですけどね。
まあこれね、結構ね、大きな話で、
今日はね、これを少し整理してお話ししていきたいなという風に思います。
新日時が何ぞやっていうのもね、ちゃんと説明しますからね。
はい、まずね、どういったものか、何が変わるのかっていうところなんですけども、
日時っていうのが元々あって、それの新、新しいっていうので新日時なんですけども、
元々の日時っていうのがありました。
これ何かというとね、正式には日常生活自立支援事業っていう制度のことなんですよ。
これ何かというと、例えばね、認知機能が低下してきている高齢の方とか、
あと知的障害があったり精神障害のある方とかで、
判断能力が不十分な人を対象にね、お金の管理であったり、
福祉サービスの利用手続きとかを、いわゆる市町の地域の社会福祉協議会さんが
手伝ってくれるっていう風な制度なんですよ。
これ厚生労働省から全国社会福祉社会福祉協議会、
そしてその社会福祉協議会から県、そこから市町っていう風に降りていく感じなので、
一番身近な地域の社会福祉協議会さんがこの仕事になってくれてます。
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日常生活自立支援事業。
これの新しいバージョン、プラスアルファの新ということで、
新日常生活自立支援事業、略して新日時ということになるんですけども、
何が新しくなったかっていうのはね、
今回、身寄りのない高齢者っていうのがね、このカテゴリーの中に、対象者の中に加わりました。
身寄りのないっていうと、家族がいない。
あるいは、家族はいても近くに頼れる人がいない。
そういう高齢者を支援する事業として、
そういう風にね、法律上第2種社会福祉事業っていうんですけど、
ここに位置づけられたものなんですよね。
で、これ何をするかっていうとね、支援の内容は大きく3つです。
1つ目、日常生活支援です。
日常生活自立支援事業ですから。
日常生活の支援、具体的に言うと、
金銭管理であったり、見守りであったり、書類の預かり。
もうね、通常とかも預かったりしてくれたりとか、
あとね、書類の簡単な手続きのサポートしてくれたりとか、
福祉サービスの利用手続きみたいなところもね、やってくれます。
で、あとは入院入所の手続き支援。
緊急連絡先の提供とか、費用の支払代行。
そして、死後事務の支援。
葬儀、殿骨、火災処分、行政への届出など、
っていう風になっています。
例えばね、今で言うと、本当にね、
ご家族に連絡が取れません、保証人もいませんっていうね、
こういう状況で結構手続きが止まるね、
事務手続きって結構あるんですよ。
病院の入院の手続きであったりとか、
あとはなんだ、施設の入所の手続き、
サービスの利用手続き、
あとは死後の手続き、いろんなものがあります。
本当にね、結構いろんな制度がね、
ストップしちゃうことがある。
ストップはね、結局しないように何とかしてるんですけど、
これ後で話しますけどね、
何とかやってるんですけど、正直グレーなところで、
いろんな人がね、いろんなところで動いてくれてるっていうのがね、
現状かなっていう風に思います。
認める方も、サポートする方もですよ、これは。
これはね、本当現場では結構あるあるなんですよね。
今回のこの改正は、いわゆるグレー、
制度の空白的なところに、
公的な仕組みを入れようとするものなんですよ。
背景には、やっぱりね、
一人暮らしの高齢者の急増っていうのがあります。
三親等以内の親族がいない、
これを身寄りのない高齢者とするならば、
これはね、2024年、
去年、一昨年の時点で約286万人いました。
これがね、一応2050年には、
約448万人まで、
1.5倍以上ですよね、
2倍までいかないけど、
1.5倍以上に増えるっていう推計も出てたりします。
で、これまでこの空白を埋めてきたのが、
民間のね、身元保障などの高齢サポート事業っていうのがあったりするんですけども、
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そういったものが埋めてきてました。
でもね、これね、
契約金額がね、結構高くって、
えっとね、調べた感じだと平均で約147万円。
100万円から200万円未満が一番多いっていう調査結果もあったりして、
もう簡単に言うとさ、
経済的に余裕のない人にとっては、
そもそも手が届かない選択肢だったんですよ。
特にこう、死後事務とかね、何とかしたいなとかさ、
自分の身元を保障してもらって、
いろんな手続きに支障がないようにしたいなとかさ、
そういうふうに思われている高齢者がたくさんいると思うんですけども、
もうね、お金がないと、お金があれば解決できるんです。
でもお金がないと、どこにも頼れないっていうような状況がね、ありました。
で、今回のこの新日記では、
無料または定額でサービス提供するっていう仕組みをね、
してくださいっていうふうに書いてます。
しますっていうふうに書いてますので、
ここがね、大きな意味を持つんじゃないかなっていうふうに思ってます。
ここまでがね、制度の中身。
本当にね、いい取り組みだとね、僕は思ってます。
ただ、一方でね、僕も現場にいますので、
そこで感じる課題がね、3つふわっと、パッと浮かびましたので、
そこはね、順番に話していきたいなというふうに思います。
まずね、1つ目、制度の周知ですね。
周知方法。
これね、まずどうやって知ってもらうかっていうね、
周知のね、方法そのものが課題だというふうに思ってますね。
あの、そもそも日常生活自立支援事業って、
知ってます?この言葉ね。知ってました?
一応ね、パンフレットとか結構きっちり今のやつでもあるんですけど、
まあ見るとね、結構丁寧に作られていて、
わかりやすいんですけどね、
その届け方が、基本的には窓口配布とか、
ホームページとかがね、中心だと思います。
全国どこでもね。
なんで、当事者、利用したいなっていう人本人とか、
その近しい方とかがね、
情報を探しに行く力がある前提の設計になってたりするんですよね。
でもさ、この制度を一番必要としているそのご本人たちっていうのは、
まさに、自分で情報を取りに行くのが難しい人じゃないですか。
なんでかっていうと、利用の対象者っていうのは、
判断能力が不十分だったり、新しく見寄りがない、
そして誰にも相談できないっていう感じ。
こういう人たちなんですから。
情報を取りに来られないための人の制度なのに、
情報の取りに行き方っていうんですか、
窓口来てくださいとかホームページ見てくださいだと、
そもそも届かないですよね。
もちろんね、支援者が関わっている、
例えば高齢者で介護が、
新しい方は高齢者っていうところが入ってくるので、
見寄りのない高齢者であれば、
例えば介護サービスが入っているとかであればね、
そういうケヤマネさんとかから情報が届くかもしれませんけども、
まずそういう地域の支援する方に繋がっていなければ、
そこからスタートですよね。
まず繋がる、本人と接点を持つ誰かがね、
気づいてくれるっていうところ、
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そこが大事なのかなと、
そこの前提のデザインが必要で、
そこから周知っていう風にね、
繋がっていくんじゃないかなって僕は思ったりしてます。
2つ目なんですけども、
これも制度に関することなんですけど、
周知不足、これはね、
利用者とか使いたい人に対する周知不足ではなくて、
そもそもね、知られてない量の問題なんですけど、
この既存の日常生活自立支援事業、通称日時って言ってますけど、
これね、実は結構昔からある制度なんですよ。
でもね、そもそも福祉の仕事をしてる人でも、
日時って名前聞いたことあるけど、
具体的に何をしてくれるのっていう人とか、
日時って何?っていう人とか、
実はね、意外と少なくないんですよね。
僕も結構ね、現場で色んな職種の方と、
それを福祉に携わる職種の方もですよ、
とお話しすることあるんですけども、
この方に対してどんなサポートをしたらいいのかっていうところで、
日時の提案をするときに、
ん?って感じで、ハテナマークで返ってくる、
表情的なところで返ってくるところがある。
あ、すいません、日常生活自立支援事業ってありまして、
それってですね、ここで、ここで、みたいな話を、
説明、ほんとスタートから入ることっていうのも少なくないんですよ。
ほんとにね、専門職の間でも、
正直ね、認知度がそこまで高くない制度に、
さらにプラスアルファで新しく身寄りのない高齢者っていうね、
これまで対象になっていなかった層が追加される、
制度ができたことと、その制度がちゃんと知られて使われることの間には、
結構大きな距離があるなっていう風に僕は思ってます。
今回ね、新しく対象が広がる分、
その距離をね、どう埋めるかが、
これから本当に問われてくるなっていう風に思ってます。
そして3つ目最後ですね、担い手不足。
正直ね、僕はこれが一番気になっているところです。
今回の制度は、実施主体が社会福祉協議会だけじゃなくて、
社会福祉法人なども想定されています。
都道府県の社会福祉協議会には支援が義務付けられる一方で、
民間事業者の参入も可能という形になっているような立て付け。
ただね、これはね、介護福祉業界とかにいる人ならね、
割とたくさんの人が感じてるんじゃないかなという風に思うんですけど、
人手不足がね、本当に深刻。
もうね、既存のサービスでさえ、
もう人がいなくてね、事業を続けられないケースも出てきてるのに、
それにプラスアルファってこれいけんのかっていう風に思うんですけどね。
正直、小さな社会福祉法人とかほどね、
手が回らないんじゃないかなという風に思います。
でもそれって、小さな社会福祉法人って地域に根付いてたりするので、
それが本質にいいのかどうなのかっていうところですよ。
地域に根付いている人たちが本当にね、サポートしていけるような仕組みになってほしいなという風に思うんですけども、
結局、大きなところがね、社会的責任として担い手になっていくんじゃないかなという風に思うんですけどね。
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ここがね、ちょっと難しいなって思っているところ、
実際にやってみないとわからないんですけどね、体感としてそういう風に思っています。
それともう一つね、介護現場ではよく言われる話なんですけど、
僕も介護現場の方から聞いた話ですよ、これ本当にリアルにね。
ケアマネとかヘルパーさんとかが、本来の業務の役割を超えてね、
本当にサービスにならない、無報酬で引き受けてしまう、
いわゆるシャドーワークと言われてますけど、
このシャドーワークの負担が結構前から指摘されてます。
あまり良くないんですけどね、オフィシャルに言っていいのかどうかわからないですけど、
ミキミキしたところで、というところでね、お話をね、とどめておきたいですけども、
例えば、緊急連絡先になってみたりとか、入院の付き添いをしてみたりとか、
今まさにこの現場の専門職が見えない形でになってきた部分、
ここが今回の新日誌で埋めていかれるのかなという風には思ってるんですけども、
どうですかね、この新日誌がね、公的に支えてくれる仕組みになるのか、
それともね、結局また現場の専門職の善意にね、どこか頼ってしまうことになるのか、
僕はね、そこにない手不足の原因として、やっぱりシャドーワークとかの負担の大きさとかっていうのもあると思ってるので、
賃金の低さも当然あるんですけども、
そういうところを解消してくれる一手になってほしいなという風に実は思っています。
そういうところにも意識してメスを入れてくれた制度だという風にね、
信じて見守っていきたいなという風に思っています。
まとめるとね、今回の法改正っていうのは、
身寄りがない人をどう支えるかを家族や民間任せにこれまでしてきた構造に、
初めて公的な仕組みを入れる一歩だと思っています。
これまで本当にね、なんとなく気づいていたけど、
まあなんとか誰かの善意でなんとかしてくれるだろうっていうところだったところをね、
まあちょっとそんなところじゃもう無理だよっていう風にね、
国も認めてきたのかなという風に思います。
でもね、情報の届け方が当事者一人ではたどり着けない設計になっていること、
制度自体の認知度が専門職の間でもまだ低いということ、
そしてそれを担う人材や組織の体制というのが追いついていないということ。
この3つが揃わないと、良い制度なのに使われないとか、
使われないから広がらないっていうね、
まあよくある福祉制度のわだちみたいなところをね、
踏んでしまう可能性があるんじゃないかなという風に思っています。
さらにね、これから2028年6月までに施行ということなので、
自治体ごとにね、多分運用が決まっていくフェーズに入っていくと思いますね。
なので僕もね、現場の職員の一人として、
この制度がどう実際の支援につながっていくのか、
引き続き見守っていきたいと思いますし、
現場だけではなくてね、この放送をもし良ければね、
この聞いている方、日常生活自立支援事業というのはどういうものか、
改めて調べてみる、初めての方はネットなどを見てみるということをしていただいて、
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福祉に関係ある関係なしに関わらずね、
少しこの日時というものに触れてみてほしいな、
そしてそれをね、知った方がいいなというふうに思われた方は、
この放送をね、いろんな方に広めていただいて聞いていただけるとね、
嬉しいなというふうに思ったりしています。
はい、ということでね、そろそろ本日もエンディングのお時間です。
社会福祉士タダのお気楽ラジオでは、今お聞きのあなたからメッセージをお待ちしています。
私、社会福祉士のタダに聞きたいこと、質問、相談、何でもOKです。
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それでは、今日も素敵な一日に。
お会いでは、社会福祉士のタダでした。
またおいで。