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はい、みなさんおはようございます。 名古屋の兄さんといえば、総ひろ兄さんです。
このひろ兄さんの部屋では、人生を楽しくする方法について、私が学んだこと、 経験したことについてお話ししております。ぜひ聞いて楽しい人生にしてください。
リーダーの新しい役割
はい、今日はこれからの時代に求められるリーダーの姿勢についてお話をしたいと思います。
みなさんはリーダーって正解を知っている人だと思っていませんか? 実は私も昔はそう考えました。でも今は違います。
というのも、世界がものすごく複雑になっているからですよね。 その背景にはブーカと呼ばれる
時代のキーワードがあります。 ブーカとはですね、
変動性・不確実性・複雑性・曖昧性の英語の頭文字を取ったものなんですけど、
つまり世の中は変わりやすくて先が読めず、物事は複雑ではっきりしないという状況だということなんですよね。
例えば10年前の常識が通用しなくなったり、昨日までうまくいっていた方法が今日にはもう使えなくなったり、
そんな時代を私たちは生きています。 こうした環境の中で正解を知っているリーダーなんてもはや幻想に近いんですね。
じゃあどんなリーダーが求められるのかというと、 一緒に正解を探すリーダーだと思います。
その理由を3つの視点からお話したいなと思います。
1つ目は正解が見えないからこそ一緒に意味を作る姿勢が大切ですね。
ブーカの時代には何が正しいかがすぐにはわかりません。 だからこそリーダーは正解を出す人ではなくて、
この状況にどんな意味を見出すのかをチームと一緒に考える存在であるべきなんです。
予測できないからこそ共に考えてくれる人に人は信頼と安心を感じます。
2つ目、 対話がチームのモチベーションを引き出す。
最近注目されているのがダイアログベーストリーダーシップという考え方があるんですね。
これはリーダーが答えを押し付けるのではなくて、メンバーと対話を重ねながら意味を一緒に作っていくスタイルです。
例えばこの仕事何のためにやっているんだろうという問いに対して、リーダーがこうだよと決めつけるのではなく、
一緒に考えようと声をかけることでメンバーの中にあるやる気や姿勢が自然と引き出されていきます。
これがふわてるリーダーの力なんですね。 3つ目、多様性の時代には支える力が求められます。
現代の職場は性別、国籍、働き方、価値観本当にバラバラです。
そんな中、俺についてこいっていうタイプのリーダーは正直うまく機能しないですね。
今注目されているのは謙虚なリーダーシップ、相手の考えを尊重し共感する。
またメンバーの成長や目的に奉仕する。 つまりリーダーは上に立つ人ではなくて土台となって支える人。
そういうふうに役割が変わってきていると思います。 これからの時代に求められるのは正解を持っている人ではなくて、問いを立て共に意味を探す人です。
その姿勢がチームに柔軟さを生んで個々の力を引き出し、多様性を生かせる強いチームを育てていきます。
完璧な正解はもう存在しないかもしれません。 でも一緒に探そうと言えるリーダーはどんな時代でもチームにとっても一番楽しい存在になるはずです。
はい今日はここまでにしたいと思います。 最後まで聞いてくださりありがとうございました。
今日も素敵な一日を。いってらっしゃい。