ラメ糸の魅力と使用法
ジョブオール 福永ひとしの繊維の泉
始まりました、泉工業株式会社福永ひとしの繊維の泉
この番組ではラメ糸の魅力や作り方、使用法についてお話ししていきます。
ラメ糸は織物や編み物、刺繍や縫製など様々な場面で使われ、製品に華やかさを添える大切な存在です。
どんな種類があるのか、扱う時の注意点は、そんな疑問にも丁寧にお答えしながらラメ糸の世界を深く探っていきます。
お相手は、繊維業界40年福永社長です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
前回お盆のことをお話しさせていただきましたが、今回お盆続きで地蔵盆の話を。
地蔵?
地蔵盆。地蔵さんやね。
はい。
地蔵菩薩の縁日にかけて地蔵村を祀る行事という風になっています。
もしかすると、やってへん地域もあるんじゃないかなと。
お盆の行事っていうのは、本当に前回言いましたように、全国的に行っている行事ですが、
地蔵盆に関しては、やってる地域とやってへん地域が多分あるんやろうと。
特に近畿地方などを中心に盛んな行事であるという風に言われてますね。
じゃあこの辺ですね。
そうです。我々京都にいますんで、地蔵盆をやっている地域を多く見かけます。
実は我々がいるこの上陽市の石延という地域は、多分地蔵盆やってないですが、
地蔵盆に代わるような行事を多分やってるんやろうなと。
君が幼少の頃、近所のお寺で何か言ってましたよね。
はい。なんか甘いやつ飲んだりとか、お菓子飲んだりとか。
ジュースのこと?
はい。
甘酒?
甘酒飲まさへんやろ。
ないすかね。
多分ジュースとかになんのちゃうかなとか。
お菓子はもらった記憶はあるんですけど。
紙芝居みたいなことやってなかった?
祭りの前にそれはやってましたけど。
そうなんや。
別やと思いますけどね。
多分それが地蔵盆に代わるような行事なのかなと。
ここでも地域がものすごく限られてる範囲でやるんで、
隣町と言うていいのかどうかわからないですけど、
そういうところに行くと、地蔵盆やってるわっていうのがわかるようなことをされてるところ。
うちら、実はJRの奈良線の山城青谷という駅が近隣の駅になるんですけども、
それの1個、京都寄りの長池という駅があるんですけども、
その地域では完全にこれで地蔵盆やわっていう行事が行われたりしてますね。
自分知らないですね。
大体時期が8月の20日過ぎぐらいのタイミングなんで。
放送されてるのはちょっと過ぎてるかもしれないですけど。
でも大体お盆休みの10日後ぐらいのタイミングでやってることが多いですね。
ほんまに近畿地方以外の方は何それと、何かも知れないです。
そもそもでもやってるところでやってへん地域があるっていうのは、
その地蔵盆っていうのは何なんですか?
冒頭言いました、地蔵菩薩の縁日にかけて地蔵村を祀る行事。
じゃあお地蔵さんがいるかいいひんかで祀ってるのが変わってるとかなんですかね。
かもしれないですね。
どこにでもいらっしゃる感じですよね。
道端にお地蔵さんがある地域とかありますよね。
あそこでは多分やってんじゃないかなと思いますね。
特に京都だけは特別なやり方をしてるみたいです。
京都と言っても広域なんで、京都の中の一部は子供が生まれると
その子の名前を書いた長珍を奉納する風習が見られるというふうに言われてますね。
あれとは違うんですよね。川に流すやつ。
小楼流し。
あれとはちょっと違うんです。
清礼流し。小楼流しか。
あれも似たような。あれはでもお盆にするんじゃないかな。
地蔵盆ではないですね、多分。
やってる地域はあるかもしれんけど、風習なので
それぞれの地域でそれぞれに発展したりしてるから。
お盆と違って、街によって全然違うんですね。
これはそれぞれの地域特性が出てきてるイベントだと思います。
確かに近畿地方では多く行われてるような気がしますね。
本当に近畿以外の方では全く聞いたことないという方々もおられるのかもしれないですし
だいたい子供さんが集まってお菓子配ってもらったりとか
そういう遊んだりとかというような行事というふうに考えていただいたらいいですね。
いわゆる子供たちの集まる行事。
それを地域の大人がサポートするというようなイベントになってますね。
ピムストの特性
どんどん気迫を失われつつある行事なのかもしれないですね。
盆続きで地蔵盆の話になりました。
それでは本編行きましょうか。本日のお題は何でしょうか。
本日はピムストです。
これはいわゆるヌイートになります。ミシニトですね。
私の業種の中においては非常に珍しいヌイート用のミシニト。ヌイート用のミシニト。変やな。
同じこと言ってます。ミシニトになります。
PMSTというふうに書いてピムストというふうに言ってるんですけど
これはピュアメタリックステッチスレッド。
PMSTというのがピュアメタリックステッチスレッドの略でピムストというふうに言ってます。
革がだいたい4種類ぐらいになってまして
20番相当の08シリーズ。5から8番手クラスの10シリーズ。
3から5番手のKGシリーズ。だいたい5番手程度のTWシリーズという4つのシリーズになってまして
KGシリーズは革、比較ですね。とかゴムとか用に使っていただくことができます。
アルミなんですか?
アルミです。銀使ってる08とか10とかTWとかは純銀使ってますので
あまり革とかゴムとかは使えない。
いわゆる溶分に対して変色してしまうという性質を持ってますので
革とかゴムとかを使われる方にはこのKGシリーズというものを使っていただいてます。
そしてTWシリーズなんですけど
これはジーンズの縫製用の縫い糸になります。
いわゆる洗い加工とかダメージ加工というふうに言われることが
ジーンズはデニムを縫ってジーンズにされてその後洗い加工が入りますから
いわゆる製品になってから加工が入るっていう衣服になるので
その時にダメ糸がやられちゃうというので
このTWシリーズは光沢がなくなりませんよというタイプになってます。
なるほど。
08シリーズが7色展開。10シリーズは10色展開。
KGシリーズが7色展開。TWシリーズは8色展開。
バラバラですね結構。
バラバラです。
一緒のものはあんまりないですね。
ないですね。ないです。
ジーンズの洗い用として作ったTWシリーズですが
実は一番買っていただいているのはジーンズ用ではなく
小物用で使っていただいてます。
小物って?
アクセサリーですね。
しかも海外に販売してまして
海外でアクセサリーにして販売されてるみたいです。
これが毎月ある程度コンスタントな量が売れてます。
だいたいゴールドが売れるんですけどね。
多分シルバー言われたりして。
あと08シリーズは手芸用とのキルティングなんかに
多く使っていただいてますね。
キルティング。あんまり聞かへんですね。
生地と生地の間にワタ入れて縫って
ちょっと弾力性のあるような生地って言ったらいいかな。
キルティング生地っていうのがあるんですけども
ひし形に縫ったりとかしてね。
2枚の生地の間にワタが入ってて
ちょっと弾力性があるっていうような感じの。
縫うのにひし形にずっと
バイアスにずっと縫ってひし形形状の縫い
白状態にして
それにちょっと一部使っていただいたりとか。
あとは刺繍用途とかで使っていただいたりとか
そういうのはありますね。ちょっと太いですけども。
いわゆる見せるための糸とな感じになります。
素材的には08がナイロンポリエステル。
10がポリエステル。
KGがポリエステルポリオレフィン。
ポリオレフィン。初めて聞いた。
ポリウチレンですね。
そういうことですね。
ちなみにポリオレフィンというのは総称になっていて
オレフィン系の中にポリウチレンとかポリプロピレンとか
っていうのはあるという感じですね。
TWはポリエステル100%。
08とか10のメタリックの光沢。
あとTWもそうですけど、これはさっきも言いました純銀を使ってますので
ちょっと革とかゴムとかっていう養分のあるものに対しては
使っていただかない方がいいです。
革とかゴムとかの縫い糸として使う場合
これはもうKGシリーズを使っていただくという感じになりますね。
本日お届けした内容はピムストでした。
関連する情報は概要欄からもご覧いただけますのでチェックしてみてください。
工業株式会社ふくながひとしの繊維の泉は毎週月曜日に更新しています。
チャンネルの購読フォローをお願いします。
ご感想やリクエストはLINE公式アカウントやホームページのお問い合わせフォームからお知らせください。
それではまた次回もお耳にかかりましょう。ありがとうございました。
ご視聴ありがとうございました。
