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2024-01-10 10:30

【知っておきたい繊維の知識46】絹の生産量と魅力/ラメ糸メーカー元ヤン社長の繊維ラジオ

・絹の生産量はどれくらい?

・絹とシルクって違うの?

・絹の魅力って何?

・特徴と用途は何?

・TESに蚕は出題されるの?


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この番組は、一度聴いただけではなかなか覚えられないファッション業界の専門用語をご紹介しています。

ダイセン株式会社様発行「知っておきたい繊維の知識424」のテキストの中から、行きや帰りの移動時間で活用できる、仕事に役立つ繊維知識を音声版でお届けしています。


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▼参照

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始まりました、泉工業株式会社福永均の繊維の泉。本日も福永社長とお届けしていきます。福永社長、よろしくお願いします。
リニューアルしまして、こんな感じかなという手応え、つかめてきましたか?
なんとなく。
やはり、社長が読み上げて、自らその繊維とはこうだというふうに、この軸を社長に持っていただくっていうのは、こうな感じもよくなった気がします、私は。
そうですか。
私が読むと、ほんとの単なる読み上げになっちゃってたんで。
いや、あんま変わらないと思います。
いえいえ。毎日ね、現役で繊維を扱っていらっしゃるという方が、さらに繊維とはこうだよというふうに言っていただくっていうのは、語る資格が全然違いますね。
そうですか。
格が違う。
いえいえ。ありがとうございます。
そういう楽しみもありつつですから、これは今で40、今日が6回目ですもんね。
46回、リスナーさんは、この繊維というものは何ぞやというのを繰り返すわけですから、46っていう数字は結構なもんですよ。
半分に近づいてきましたね。
我々もそうですけど、リスナーさんも自信を持っていただき、さらに残り約50回は、おそらく社長がこのままずっとテキストを読み上げつつ、自分も勉強をさらに深めていくような社長の姿勢もリスナーさんと一緒に見られるわけですから。
そうですか。
これからも楽しみ。
語っちゃう像はなくなっちゃったんでね。
そこかね。また懐かしくなる頃ぐらいに。
はい。
ではでは、改めましてこのコーナーの趣旨が、大千株式会社さんが発行されております、知っておきたい繊維の知識424、素材編というテキストがあります。
これおそらく繊維の会社に勤めてらっしゃる方だと、皆さんの会社に置かれてるんじゃないですか、このテキストね。
多分ね。
よく見てみてください。誰か先輩が買ってそのままみたいな状態になってる可能性もありますから。ちょっと会社探していただき、そういうテキストがあります。
お持ちじゃない方はAmazonとかで今売ってると思いますので、そのテキスト100項目ありますから、毎回社長が一つ一つピックアップして、現役繊維マンとして社長が肉付きをするというふうなコーナーになります。
社長、今日のお題は何でしょうか。
46回目、絹の生産量と魅力。
魅力っていうところにまた愛を感じちゃいますね。
魅力的ですもんね、絹ってね。
それは社長も感じる魅力ですもんね。
やっぱり繊維の王様なのかなというふうに思うんで。
魅了されたうちの一つですね。
今日も草カベさんですわ。
だいぶカイコ好きですね。
そんな草カベさんのテキストの内容をお願いいたします。
1996年の世界生産量は年6万トン程度で、全繊維生産量6千万トンの中ではほんのわずかに過ぎないが、特に日本人にとって存在感は大きい。
やっぱり日本人は絹好きというのがあります。
03:00
前回中国の最初の工程からスタートして、もう次1996年に飛んでるから、富岡製糸場とかどっか行っても持てるよね。
そうですね。やっぱりタイムマシンを持っているんじゃなかろうか疑惑がだいぶあるところではあります。
国別生産量では中国が7割、インドが2割、そのほかは少量であるが、ブラジル、タイ、ウズベキシスタン、ベトナムの順で生産されている。
日本は明治時代には世界一の生産量を誇り、あ、ここでちょっと出てきたんかな。
外貨獲得の柱だったが、今やわずかに650トン全体の1%になってしまった。
本当に当時は世界一の生産量を誇っていたんですけども、今はもう本当に1%に過ぎません。
日本には生糸から製品までいろいろな段階で輸入されているため、正確な数字ではないが約2万トンを消費していると推定されており、世界最大の消費国である。
生産も多いけれども消費国としても世界一。
もう生産は今全然ダメですよ。
今はね、一時は世界トップを取ってた生産であり、いまだに消費としてはナンバーワンだ。
消費は最大の消費国。
従来和装用途が消費の中心であったが、和装は減少し洋装の高級用途から絹製品の肌触りや着用感の良さを楽しむインナーウェア、ナイトウェアへと広まっている。
やっぱり着物とかね、和装ではね、ほぼやっぱり絹を使いますので、僕らも和装業界向けのラメ糸なんかには絹糸と粘紙をすることが非常に多いですね。
じゃあ何が絹の魅力かというと、やっぱり肌触りの良さ、上品な艶、吸湿吸水性、優雅なドレープ、去年死亡おりものという風になっております。
やっぱり肌触りの良さ、心地いいやつやね。
前回、前回というかだいぶ前のポリエステル談義の時も社長にお伺いしたんですけど、その天然の絹の素晴らしさとそれに限りなく近づくような化学製品等々のアプローチと、どっちが好きなんですか社長は。
どっちも好きですよ。
どっちがというよりかはどっちも好き?
どっちも好きです。
それはそれぞれの良さがやっぱりあると思うので、絹は絹の良さ、ナイロンはナイロンの良さというのがやっぱりあるんで。
ナイロンの良さはもちろんあるんですけど、その絹っていう先生をめがけて一生懸命ポリエステルとかナイロンとかが絹の肌触りに近づこうと思って努力をしている姿勢がもし仮にあるとしたら、その姿勢も好き?
はい。
なるほど。
もちろんですよ。
王者も好きだけれどもそれに近づこうという努力も好き?
努力も好き。
それはもうもちろんですね。その加工があるから僕らのラメドが生きてきたりとかしますから。
06:04
繊維全般の愛がありませんでしたからね。
はい。
ありがとうございます。
全く別の見方で、京都の和装業界の人が絹はオイドの繊維だと。
オイド。
オイドは関西弁ですよね。オイドは伝部のことです。
伝部のことですか。
はい。尻とかケツとかいう。
オイドの何ですか?
オイドの繊維だと評したと聞いたことがある。
はいはい。
絹の着物をきっちりと着た時の魅力を言ったものであると。
そうか。プラスの表現ですねそれ。
そうそう。もちろんですよ。
馬鹿にしてるって意味じゃなくて。
はいはいはい。和装は絹なんで、その絹の着物を着た時にやっぱりその
ボディラインが。
ボディライン、お尻のラインですよね。
R曲線。あれがやっぱり評価されている。
そうかそうか。
ドレープ製ですよね。
なかなか。
これ初めて聞いたけど僕。
ね。
和装業界にも結構いたけど。
あの、チャイナドレスとかも結構ボディラインでいるじゃないですか。
はいはいはい。
あれとはまた別なんですかね。チャイナドレスはシルクなのかな。
高級品はシルクでしょ。
チャイナドレスの中の高級品はシルク。
そうそうそうそう。
それはやっぱりオイドの繊維としての活躍してるかもしれないですね。
それはしてるんですね。それを一生懸命、それこそジョーゼットがね。
やっぱりもともと絹であったの。それを安く作ろうということでポリエステルに
ポリエステルジョーゼットっていうものができて。
その時ドレープ製を出すために原料処理っていう形を取って。
あれもやっぱりドレープ製によっていわゆるこのRの曲線っていうのがきっちり出るようにしたわけですよね。
曲線って人間は魅了されますもんね。
そうそうそうそう。
それこそコカ・コーラの瓶のボトルは女性のボディラインをイメージして作られたと言われてるぐらいなんで。
なるほど。
曲線にはたまらないロマンが。
それのための技術開発を一生懸命しようという、またそこにもかっこよさがありますね。
そうですね。そんなとこです。
開口はやはり素敵だなというところが。
絹の魅力ですね。
絹ってなんかいいよねって。
そのなんかって何ですかって言われたらそれぞれの答えがあるみたいなところのイメージが僕にはありましたね。
僕の中においてもやっぱり別格かなと。
別格。
それをラメ糸としてはこんなアプローチがあって。
ラメ糸の歴史の中でもシルクとか絹とかっていう存在があったからラメ糸も発展したんだとか。
そんなんもありますもんねきっとね。
金引士は一番最初絹糸に出会ったんじゃないの?
金引士が絹糸と出会った。
素敵な表現。
最初に出会ったのはアレキサンダー大王じゃないけど。
ラメ糸を擬人化するとしたら最初に恋に落ちたのはシルクだろうと。
09:03
いいですね。
その絵もまた別の枠として来ない。
社長がラメ糸を語るという回の時に。
というぐらいの思い入れがある素材ですので。
それを久坂部先生が本にしてくれるとありがたいですね。
本当ですね。
いいコラボレーションを。
そんなことしてくれへんと思うけど。
ロマンチストだとお見受けしますので久坂部さんは好きだと思います。
ではテストにとっては何か追加情報はありそうでしたか?
生産量は日本は1%に過ぎないよという下手した1%以下になっている可能性もあるんですけども。
一時は世界一の生産量を誇ってとかその辺はちょっと頭に入れておかれたらいいかなと思います。
テストって数値化できるものは割と出やすいという傾向がありますから。
ぜひそんなところも覚えておいていただいて。
では今回は目指した。
46回目、絹の生産量と魅力。
というところに社長が肉付きをして深く読んでいただきました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
世界の人々に飾る楽しみをお届けする。
泉工業株式会社福永ひとしの繊維の泉。
この番組は提供タトゾメラメイトメーカー 泉工業株式会社プロデュースキラテンでお送りしました。
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