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福永均の「繊維の泉」。
リスナーのみなさん、こんにちは。ラメ糸の石川です。
福永均の「繊維の泉」、今週も始まります。福永社長、よろしくお願いします。
よろしくお願いしまーす。
はい、では早速なんですが、今週もゲスト企画の第27弾ということで、
藤浜染工株式会社の藤浜社長にお越しいただいております。
藤田社長の。
あ、すいません、失礼しました。
失礼しました。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、第5週目ということで、大変ながらお付き合いいただいてるんですけど、
今回ですね、早速なんですが、仕事での失敗談と成功談を、
またアンケートで事前にお聞きしてるんですけど、
失敗談がありすぎて話し切れない。成功談は特にないっていう感じなんですけど。
そうですね、失敗談ありすぎて話し切れないは、本当に失敗ばっかりです。
常に失敗。
大きい失敗って、糸染屋さんって糸預かってする仕事でしょ?
はい、そうですね。
お客さんの糸、ボツって持ったみたいな。
それはありますね。
ありますわな、そりゃもう。
失敗だ、そうですね。
うちで染めた糸で、折り紋までなって、
後加工の時に色が違うっていうのに気づいて、
それがある場所の階層に使われて、
階層って新たに予想を変える階層ですね。
なるほどね。
日にちが決まってるんですよ。
それまでに納品しなきゃってなって、
あの時に50mの端末で20端か25端くらいあったんですけど、
それを引き取って、糸染屋さんが後染屋さんに持って行って、
染料も全て処方を組んで、僕が。
後染屋さんに染料と薬品とかも全部持ち込んで、染め直してもらったんです。
染色を、色を変えてもらったんです。
バッセンからですよね?
ちょうどバッセンをしなくてもよかったんで、
上掛けっていう形で。
それをやってもらって、
やった端物を後加工屋さんから引き取って、
そのままの足で5、6時間かけてその場所まで行って、
納品して間に合ったっていう。
それは失敗じゃなくて成功かもしれんね。
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失敗からの成功かもしれんけど、
もう内心ドキドキ。
その時も土曜日か日曜日に、僕会社をちょっと動かして、
レサイプを組む、処方を組むやつをやって、
持ち込んだっていう。
後染屋さん、専務とか社長とか営業の人を呼んでもらって、
土下座に近い謝り、
お願いしますってやってもらって、
ノンクレームだって言われて、
それでやってくださいって、これだったら間違いないんでって言って。
納品して。
それでも、バッセンセンと言うたら、
染めるのが全然違う色やったってこと?
実際にはちょっとその色に赤みが抜けとるのか青みが抜けとるのかどっちかだったんで、
ちょっとビビたる色の違いだったんですよ。
実際にはそれをチェックしてくれればよかったんですけど、
ちょっとそのチェックが抜けてまして、
全部うちのせいだって話になってしまって、
全然必死になって、もう飛び回りました。
その、いわゆる後染屋さんっていうのは生地染めをやってくれてるんですか?
生地染め、はい。やってるんです。
その地域はどこ?
その地域まで言っとったらどこか分かっちゃうんで。
分かるために聞こうかなと思って。
実際には本当に僕の知ってるところだったんで、
気軽にですね、しょうがないなーって言って、
気軽にやってくれたんですけど、
ただ向こうからは、お前ノンクレームだぞ、こんなん。
そりゃそうやもんね。
だけどノンクレームよりも本当のクレームの方が怖かったんで。
やべーってなってたんで。
後染屋さんからその後の加工所まで配達したのは、
もうあれが超今までで一番失敗かもしれないですね。
まあでも綱渡りで成功に導いたという感じですか?
そうですね。逆に言うとその時に、
間に入ってくれてお客さんなんかありがとねって言ってくれたんで、
それも逆に言うと、いい意味では成功だったかもしれないですけど、
そういう思いするぐらいあったら、もうやめてください。
その思いはもうしたくはないね。
そういう思いはもういいですね。
ちょっとあまりにも綱渡りすぎるから。
ちょっと怖い。
なるほど。
ちなみに、これ来てなんですけど、
弊社泉工業との関わりってどのような感じから始まったんですか?
どうなんですかね。もう十数年前じゃないですかね、福永社長と。
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同社への工場見学が初めてじゃないですかね。
某N部さんのね、
某N部さんの集いがあったときかな。
その集いの皆さんで弊社に見学に来ていただいて、
そのときに藤田社長も一緒に来ていただいて、
あれ、電車で来てくれあったよね。
僕は電車だと思います。
だから藤田さんの近くのJRか何か、電車に乗って京都駅まで帰った気がします。
そうか。そのときに、だから初めてですね。
さすがに僕ら自身は糸を染めるということをあまりやってないので、
商売上の付き合いっていうのがそんなに多くはないですけども、
ちょっと糸見本とかを作るのに、藤山さんにちょっとビーカー染めてみたいなことは何回もやってますけども。
何回もやってますね。
あれくにはもう糸じゃないもん染めさせないからね。
あの、ありましたね。ラメのシートみたいなやつね。
高木大祭のヒールですね。
消染めテーナーみたいな。
こんなこともやりましたですね。
そう、やりましたね。
だからそれが出会いで、そっから福永社長、泉小業さん自体がいろんな展示会に出てたんでね。
いろんな展示会はちょっといろんな地、各地には行かせてもらってるんで、
お互いに顔を合わせるようになったっていうのが、
関わりからの今への流れじゃないですかね。
藤山線香さんの中で、厄介なものを持ち込んでくるうちの一社が、
泉小業みたいだからね。
そうですね。それはもう否定はしません。
失礼かもしれないですけど。
もうビーカーで2億染めてくれとかね、そういうことをしたりとかしますから。
もう全然、だけどビーカーぐらいでできればね、やってあげて。
うちの業務形態も受注生産型なんで、送ってくれないと、そういうチャレンジもできないし。
逆に僕たちが言っても、なかなか支給されるっていうのは少ないんでね。
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だから逆に言ってくれれば、いろいろとやらせてもらってるんで。
そういうご縁が泉小業さんとはあったんじゃないかなと思いますけど。
その言葉に甘えてます。
これからも。
これからも。
たまには還元をしてください。
たまには、ほんまそれはずっと考えてるんですけど、なかなかそこに行き着かなくて。
長い目でちょっと見てください。
全然構いません。よろしくお願いしますよ。
そんなこんなで、お時間がまた来てしまいまして。
まさかの第6週に。
なので、今回この辺りで終えさせていただきます。
またお知らせ等々あればよろしくお願いします。
藤谷浜さん以降は糸の染色をしております。
糸の染色などで困り事があるようでしたら、
いつでも気軽にSNSとか電話でも結構ですので、相談していただければと思っております。
よろしくお願いします。
ありがとうございます。
あと弊社泉小業からお知らせです。
11月に展示会に出展します。
北陸ヤンフヤ2023は、11月14日と15日に武井県産業会館で開催されております。
翌週、11月21日、22日と大阪で免業会館で開催されている
専馬的塾さんの展示会にも出展しますので、ぜひ皆さんお越しいただければと思います。
ということで、藤谷社長、福永社長、ありがとうございました。
ありがとうございました。
世界の人々に飾る楽しみをお届けする
泉工業株式会社 福永ひとしの繊維の泉
この番組は提供、後染めラメ糸メーカー
泉工業株式会社
プロデュース・製作 キラテン
ナビゲーター 潤天堂でお送りしました。