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2024-02-05 12:33

【ゲスト第29弾】高田織物株式会社 高田社長様04 #191

今週のゲストは、先週に引き続き高田織物株式会社の高田社長様です!


今回は、高田社長が感じる仕事での面白いところや失敗談や成功談などをお聞きします!


是非、最後までお聴きください。



【高田織物株式会社 様】

https://ohmiyaberi.co.jp/



福永均の「繊維の泉」

提供:泉工業株式会社

プロデュース、制作:キラテン

00:01
福永ひとしの繊維の泉
リッターンのみなさん、こんにちは。ラメ糸大泉石川です。
福永ひとしの繊維の泉、今週も始まります。
福永社長よろしくお願いしまーす。
はい、今週もですね、ゲスト企画の第29弾ということで、
高田織物の高田社長に来ていただいております。
高田社長よろしくお願いしまーす。
よろしくお願いいたしまーす。
はい、ということで今回第4話目ということで、
引き続きよろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
はい、では今回ですね、ちょっと早速ご質問に移るんですけれども、
今の仕事で高田社長ご自身がですね、
面白いと思うところや魅力の部分ですね、
そういったところをお聞かせいただければと思います。
はい、ありがとうございます。
うちの会社がですね、創業が明年25年ということで、
137年という歴史のある会社なんですよね。
名門ですね、名門。
ありがとうございます。
創業界はね、そういうこう、私6代目になるんですけれども、
結構そういう歴の長い会社さんが多くいらっしゃるっていうのが
結構特徴の一つかなと思うんですけれども、
そういうことで言うとですね、結構歴史がある会社なんですね。
ずっと細幅折り物を一貫してずっとやっておりまして、
創業当初は全く違うものを折っておりまして、
戦時中は軍需品を折ったりもしてたんですけれども、
それを除くとですね、ずっと戦前戦後ひっくるめて
畳んべりをずっと作っているっていう、そういった会社になります。
で、面白いなと思うのは、昔も今も折っているものと言うと
糸を使って型を浮かべて、
80ミリっていう折り幅で大体畳んべりっていう企画が決まってるんですけれども、
それだけなんですけれども、やっぱりどんな糸を使うか、
色とか素材とか、それから柄ですよね。
昔も今もやってることは同じなのに、
本当に毎回新しいデザインとか違う表情なものに出会うっていうんですかね。
本当に面白いなと思うんですよね。
よくうちの会社はそんなことだったりもするんで、
あるものを生かしてないものを作ろうっていうふうなことをよく言うんです。
社員だったりとか、糸だったりとか、設備もそうなんですけれども、
技術とすると、新しい折り方を開発したりとか、
新しい素材と出会ったりとかっていうのはあるんですけれども、
でもやっぱり特注をこなしていくと、
自分たちだったらやっぱりある程度常識の中でものを作っていくんですけど、
お客さんからの期待に応えてやっていこうとすると、
絶対自分たちだったらもうできるっていうことが前提だとなって、
こんな柄チャレンジもしないよねっていうようなふうに、
毎回出会うんですよね。
そもそもやっぱり技術が磨かれていって、
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結局なんかできたなっていうふうに言うことが多かったりするんですけれども、
やっぱりそういう企画のものとかに、
あるものを生かして答えて言ってるだけなんだけれども、
毎回新しい製品に出会えるなっていうところが面白いなっていうふうに私はね。
なるほど。
素晴らしい考え方ですね、でもね。
掘ってるということだけでいくとね、
毎日同じようなことなんでしょうけども、
それをやっぱり新鮮な目で見られて、
新しいことにチャレンジされてるっていうのが、
本当に素晴らしいなと思いますね。
ありがとうございます。
やっぱり我々も作った商品をお客さんに届けて、
今のご時世だとSNSでね、
高田織物さんに作ってもらいました、みたいなことをアップしてくださるんですよね。
それでその投稿が湧き立ってるというか。
大変嬉しいことですよね。
大変嬉しいですよね。
畳めりっていうものとか畳めりそのものが少なくなってきてる時でも、
やっぱり畳めりに関心を持っていただいて、
それによって話題性を提供できてるっていうことも、
会社としては何かしらの貢献ができてるのかなっていうふうに思ったりもしてます。
ありがとうございます。
では続いてですね、
仕事での失敗談と成功談についてはいかがでしょうか。
これも失敗したことないって書かれてるんですけど。
皆さんとの失敗っていうのが色々あるんですけど、
あまり深く受け止めて失敗したなって思うっていうよりも、
忘れちゃってることの方が多分多いんだろうなって思います。
失敗は成功の母というふうに言われますので。
今日もそういう意味では、
こうやったらよく売れるんじゃないかなと思ってやってみたけど、
社長全然ダメだったですねとか言われて、
じゃあダメかみたいな感じになってるようなサンプルがいっぱいあるんですよね。
本気で何か報酬させて何かやるみたいな大失敗とか、
とんでもないお金を使って進み通して、
何か全く回収できなかったみたいな、
そういうことっていうのはあまりないかもしれないですね。
儲かるか儲からないかっていう視点でやる投資みたいなのは、
あんまりそもそもにないかもしれないですよね。
課題で成功していることっていうのは、
マーケットや顧客が開発できていることっていうふうに、
アンケートから答えさせていただいたんですけれども、
そういう意味からすると、
お店を2014年に自社の敷地の中に作ったときっていうのは、
これは大きなチャレンジだったかなというふうに思います。
このときは建材としか使ってもらってなかった折り物を、
一般の方々にハンドメイド用の素材として、
あるいは雑貨として届けていこうっていう企画ですので、
これは一つやっぱり大きな挑戦だったかなと。
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その結果今後失敗なのかというと、
これも失敗ではなくて成功なのかというと、
これは成功かなというふうに個人的には思ってます。
やっぱりゼロから1位が生まれましたし、
いろんな形で。
びっくりしましたわ。
会社に行ったら、いきなり前にすごいものできてるし。
うわ、すげーとか思って。
ありがとうございます。
でもまだまだなんですけれどもね。
ちょうど今年がそれが取り組みを始めて、
ちょうど10年目ということで、
2014年にそのお店を作って、
今年が2024年ということになりますので、
だからその当時はですね、
なかなかそういったことは成功したいというよりも、
やってみたいというかね。
そもそもうちが作る商品っていうのも、
売れるか売れないかっていう目線で商品を作るということではなくて、
どちらかというとびっくりさせるとか、
驚かせるとか、
畳めにしちゃっていいんですかねみたいなところを、
狙って作ってきた結果として、
選手輪になっちゃった。
加えてやっぱり特注も作ってやってるっていう。
だから企画を起こすときのこの中心っていうのは、
そういう目線で作るので、
失敗するか成功するか、
売れるか売れないかということではないところで、
何かものを考えて進めていくことの方が多いので、
ただ結果としてこのお店を作ってやってきた10年間っていうのは、
振り返ってみたら、
まあ良かったのちゃうかなっていうふうに思ってるっていうだけのことかもしれませんね。
倉敷の観光地のところにもお店を出されておられますよね。
はい。
それはすいません、
会社の前のあのお店とどっちが先やったんですか。
会社の敷地の中にあるお店が早いです。
なるほど。
それをきってから観光地の方にも店を出されて。
そうですね。
敷地の方でやり始めて、
これはなかなか面白いんじゃないかなっていうふうに思って、
いろいろ注目をいただけるようになってきて、
今その倉敷の観光地の中にあるお店っていうのも、
もともと弊社のお店ではなくて、
別の方々が運営している、
まったく別のお店だったんですよね。
そこにうちの商品をちょっと置いていただくっていうふうなことで、
お付き合いが始まったんですけれども、
ただなんかその商品の方がリアクションがいいというか、
ちょっとずつ運営していらっしゃる方々も、
別の本業もあってそちらの方に注力していきたいっていうふうなご意向もある中で、
ただそのせっかくなんでこのお店を渡しするんで運営されてみませんかっていうふうなご提言をいただいたので、
やっぱりやってみるかということで、
やらせてもらうようになりました。
乗っ取ったというよりは、
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ちょっと言葉悪いですね。
どうしていただいたというか、
やってみませんかっていうふうに。
僕らもね、これ儲かるか儲からないかっていう視点では多分やってないか。
本店に来られる方々に手に取っていただく数っていうのは、
やっぱり来店者数っていうのが本店と比べると圧倒的に多いので、
本店の方はお買い物したくて来るっていう方々が多いんですけれども、
美観地区の方のお店は本当にフラッとやってきた。
なんのお店ですか、畳切りのお店なんですか、
栗敷市って畳切り産地なんですね、
なんていうふうなことを言うのか、
こんな柄もあるんですかって言いながらPRするっていうのが目的のお店っていう。
まさしくフラットなんですね。
そうなんです。
なるほど。
でもその栗敷の地域性にも合致したっていうのはやっぱりあるんでしょうね。
そうですね、そういうのもあるかもしれません。
もともと人産業で栄えてきた街っていうのもありますので、
そこで作ってる細幅の織物で、
しかも全国の80%ある産地ってことになってくると、
他の地域にはないものだったりもするので、
行政もひっくるめて最近でこそやっと畳切りっていうものを、
栗敷市や岡山県の特産品というか主産業として認知していただけたっていうんですかね。
なるほど、なるほど。
そんな感じであります。
ありがとうございます。
ではちょっといいお時間になりましたので、
今回はこんな感じで締めさせていただきます。
最後にまた高田社長のほうから何かお知らせあればよろしくお願いします。
ありがとうございます。
今日のお話の中にも少しお話させてもらったんですが、
高田よりも定番品もたくさんあるんですけれども、
特別注文の畳切りっていうものも結構作るのが得意としております。
家紋から始まってお店のロゴを言うキャラ、
もう何でも作りますので、
ぜひ畳あるいはハンドメイドの素材として特徴を出したいな、
差別化を図りたいなっていうお客さんがいらっしゃれば、
ホームページ上にもいろいろ最近載ってますので、
ぜひそういうのを見ていただきながら作りたいという方がいらっしゃるので、
ぜひご意向いただければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
ちなみにそれはどれぐらいのロットで作っていただくことができるんですか。
最小ロットが一旦畳10畳分、42mという長さですね。
作り始めていただいておりまして、
量が増えてくると単価も上がってくるんですけども、
それに加えて販売ということでできますので。
だいたい40mぐらいでオリジナルものが作れますよっていう。
残ったものもいろんな形で最近は再活用できるような展開をしてますので、
ぜひ皆さんの素材としても注目してもらえたら嬉しいです。
ありがとうございます。
では最後、泉工業から申し出しです。
2月の15日、16日と愛知県の伊豆宮で開催される
ジャパンイヤーフェアに今年も出演します。
ぜひそちらにも会場にお越しを図っていただければと思います。
12:00
はい、ということで高田社長、福永社長ありがとうございました。
ありがとうございました。
世界の人々に飾る楽しみをお届けする
泉工業株式会社福永ひとしの繊維の泉。
この番組は提供後染めラメイトメーカー
泉工業株式会社
プロデュース・製作 キラテン
ナビゲーター 潤天堂でお送りしました。
12:33

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