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福永ひとしの繊維の泉
リスナーのみなさん、こんにちは。ラメ糸王子の石川です。
福永ひとしの繊維の泉、今週も始まりました。
福永社長、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今週はですね、先週に続きましてゲスト企画第6弾ということで、
山形県の米澤市よりお越しいただいております、
波形工業有権会社の波形社長様です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
波形工業有権会社の波形です。
よろしくお願いします。
ではでは、先週に続きのお越しゲストなんですけれども、
前回はですね、どちらかというと、
産地の全体的なお話をしていただいたんですが、
今回はですね、せっかく波形社長に来ていただいておりますので、
御社の内容に絞ったというか、
もうちょっと御社についてのお話を聞かせていただければなと思うんですけど、
産地としての全体のやられてることは前回お聞きしたんですけど、
御社はどういった用途とか、
メインとされてる折物、どんなものを作っておられるのかっていうのを、
聞かせていただければなと思うんですが、いかがでしょうか。
ありがとうございます。よろしくお願いします。
先週のお話でも、当社もレディースフォーマルの
アパレル様に非常にお世話になって、ここまでやってきたというのはあったんですけども、
なかなか近年、需要がなかなか少なくなってきているところもありまして、
非常に新しい、プラスアルファという部分で新しいものを模索する中で、
新しい折物を開発するという部分でも、無地折物ですので、
非常に高密度の無地折物ですので、
なかなか目新しいとか、ちょっと異常性のあるものっていうのが難しいといったところで、
なかなかこちらとしても悩み続けたところがあったんですけども、
ただひとつキーワードとしては、高密度の先染め折物である。
高密度の先染めっていうところをまず、ここはこだわりながら、
あまりシルクにこだわらず、いろいろやってみようかっていうような形で、
5年前くらいからいろいろトライをしまして、
一番はまずは縦面にしてみようかということですね。
面の太判っての糸で、
面の100等くらいの糸とかは使ってたんですけども、
もっと細くしてみようかということで、
120等であったり140等であったりとかですね。
そんなものをトライしてみたりとか。
あと同じシルクでも、
剣棒紙はキートをずっと使ってるわけなんですけども、
21-2とか細いキートを使ってるんですけど、
剣棒紙の縦っていうのはあまり貼らない、やってない方で、
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剣棒でもちょっとやってみようかということで、いろいろトライしてみたりとか。
あとは変わり種でウールも立ててみたりとかですね。
ウールの縦面ってのを110等なんていうのもやってみたことがあったんです。
これはこれで面白いものができて気になったりしたんですけども、
織物を変えていくというところで、
ひとつ評価もいただいたところがありましたし、
その次は加工もやってみようかということで、
米沢の産地ですと、当然やっぱりシルクベースですので、
あまり加工で、後加工をいろんなことをするっていうよりも、
やっぱりもともとシルクの織物って、加工もあまり手を加えないと。
普段ならアイロン掛けって言ったら変ですけども、
アイロン掛け程度のものであったり、乗り抜きとか。
どちらかというとやっぱりシワを入れるなとかですね。
ツッと上げろという、そういう風なところに神経使いながら、
あまりいじらないという形の加工をやっているわけなので、
それはそれでもちろん良い部分を残しながらですけど、
他産地でワッシャーを掛けたりとか、後加工ですよね。
紐をやってみたりとか、アイロン加工をやってみたりとか、
そういったものにちょっといろいろ捉えしながらですね。
そういったものをいろいろ、まずは作ってみたというところから、
やっぱり違うものを作ってみると、お客様もだんだんと変わってくるというか、
年齢のお客様なんかも増えてきましたし、
以前ですと、当然レディースフォーマルが
シルクの最高級品ぐらいの素材でしたので、
その間に着用されるお客様もミセスの60代から以上の、
そのところが一番多かったわけなんですけども、
最近逆に、メンズレディース問わずカジュアル、
ハイエンドカジュアルというか、
クルクルになってくるかと思うんですけど、
どうでしょう、30代から50代の間の、
ちょっと贅沢というわけではないんですけども、
やっぱり最近、リラックスだったり、
そういうナチュラル感というところで、
お客様が求めて来られますので、
そこにやっぱり天然素材というところで、
シルクというところも非常に若いブランドさん、
アパレルさんなんかでも、成功なくというか、
非常に興味を持って使っていただいて、
お題しながら、こうしてみようか、
ああしてみようかなということで、
加工なんかも米沢の方は、
あまりそういう後加工を終わっていることはありましたけども、
今は逆にいろんなものにも捉えしてくださりしてますんで、
そういったことで、非常に面白い仕事をさせてもらっていると。
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メインのレディースフォーマルは、
具体的な服でいうと、
いわゆるもう、
カンコン総裁になるんですか?
いや、うちはですね、カラーコーマルになるんですね。
そしたら、カンコンの方ですね。
あまり、ほとんど、
総裁の方、
木服の方は、どちらかというと後留め。
やっぱり、
どちらかというと機能的な面。
シワが入ったらいかんとか、
中には汚染粉の匂いがついたらすぐ消えてほしいとかですね。
比較的、やっぱり合戦主体の方がブラックフォーマル。
もちろん、シルクでブラックフォーマルはないわけじゃないんですけども、
どちらかというと後留めのものが主流。
こちらの方が多い。
総裁のフォーマルは、ずっとカラーフォーマルということで。
なるほど。
カンコンの方がね。
なるほど。
ではやっぱり、御社にも、御社のラメイトもお世話になったことも多々ございます。
ありがとうございます。
シルクでは基本、あまりワッシャーをかけたりとか、
着もしたりなんてことは、これまではゴハット的な要素だったと思うんですけど、
それは年齢層を下げるためのカジュアル的な部分を狙いにされたわけですか?
そうですね。
福永社長も今ゴハットと言われましたけど、
やっぱり昔の人から言われると、ゴハットだろうとか、邪道だろうという話もありました。
何となく自然とそういう意識はあったんですけど、
一番はやっぱり新しいものを何かするときに、
とりあえず面でこういうのもあるんだったら、シルク役ってどうなるんだろうなって。
そういうところですよね。
いいですね、そういう考え方ね。
社長が好きそう。
お客様が海外でこれをやったんだけどなんてことで、
海外ではそういったものの倍をかけたりとかですね。
もちろん国内でも全くなかったわけではなかったんですけど、
前にだったら、見たことないからやってみようかどうなるんだろうって。
中には依頼してくる生地屋さんなんかも、
やっぱり遠回ったものが好きな方がいらっしゃるんで、
やりすぎぐらいでいいからいろいろやってみてくださいなんて。
まあまあ、破れてもいいからやっちまうかみたいな感じで。
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思い出やってきたみたいなところはありますけど、
やっぱり面白いものは出てくる。
そうするとね、マーケットが変わりますからね。
そうですね。
だから昔本当に産地の加工場さんにシワ入れたら怒ってたんですけど、
今はシワが入ってもこれちょっとまずいんじゃないかなって、
もうちょっと入れてもらうと困るとかですね。
そういう風にもうちょっと砕けた感じであげてもらわないとなって。
そうしたりしますよね。
ありがとうございます。
そんなわけでですね、
たくさんお話を聞かせていただいてありがとうございました。
最後にですね、またお知らせを
三味方社長の方からいただければと思うんですが、
前回もちょっとお話しさせていただいたんですけれども、
1月27、28の2日間、
東京、
MEGの開拓インターナフェアのみたいで、
DNA JAPAN 東京展、こちらの方に出展させていただきますので、
日本全国の3地の14ブースですね、
合同ブースもございますので、
3日間公然行く前の時期がありますけれども、
ぜひご利用いただければと思います。
また公然行く前の5月の2日間、
今度は東京十八町の交通会館で、
3.4座といったレコーディングが開催されております。
こちらの方にも私は出展しております。
TN展の方に来られなかった方と、
自社的にも来られてるみたいな形を
組み付けて考えておりまして、
ぜひご利用いただければなと思いますので、
よろしくお願いいたします。
そちらの展示会はもうすべて社長を一人で行かれてるんですか。
そうですね。
行って帰って2週間待機して。
という感じで、路面から調整をやってますけども。
今回も4月に出てきて、
ちょうど2週間経ったぐらいにまた東京なので、
もう1ヶ月ぐらいは、
あまり会えないような生活を。
家族はもちろん会社にも、
夜しか仕事しませんからという感じで。
大切にやっております。
ありがとうございます。
ということで、最後に弊社泉工業からも知らせがございます。
各種SNS、Facebook、Instagram、Twitterを毎週更新しております。
新商品情報等々の新しい情報を年々載せておりますので、
よかったらそちらもご覧いただければと思います。
ということでですね、
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工業の波形社長にお越しいただきました。
ありがとうございました。
世界の人々に飾る楽しみをお届けする、
泉工業株式会社 福永ひとしの繊維の泉。
この番組は、提供・後染めラメ糸メーカー
泉工業株式会社 プロデュース・製作 キラテン
ナビゲーター 潤天堂でお送りしました。