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そのオフィス街があって、お店もいっぱいあるような、にぎわってるエリアの、
その日は、東横インだったかな、ビジネスホテルに、予約を取って、バイクを止めて、チェックインして、
5時ぐらいか6時ぐらいに、さあ、ちょっとビールでも飲みがてな晩御飯食べようかと。
ということで、ホテルを出たというところからがですね、ちょっと不思議体験がありまして。
で、出たら、50代、60代ぐらいのおじさんから話しかけられたい。
もう、みなりとしては、もうそんな、あの、怖い人じゃないけど、まあ、その豊かな髪の毛を、こう、光沢のある生発量でこう撫でつけてて、
黒い革ジャンパーのような上着を羽織ってて、
グレーのスラックス、黒い革靴みたいな成り立ち入り立ちで、カバンとか持ってなくて。
で、お兄ちゃん旅行してんの?って言われて、
はい、あの、東京からバイクで今、鹿児島まで行ってるんですよ。
どうすんの?これからご飯?って聞かれて、
はい、そうですね、ちょっとビールでも飲みながらご飯食べたいと思ってます、みたいなこと言ったら、
どんなの食べたい?って言われて、
あ、そうですね、もう観光客が行かないような、地元の方が集まるようなお店で、
あの、地元のおかず、お惣菜を食べたいですって言ったら、
ビールでも大丈夫?って聞かれて、
あ、はい、大丈夫ですって言って、
こっちついてき?って言われて、ついて行ったら、とあるお店の前で立ち止まって、
ここ、って言って。
で、僕じゃなくて、おじさんがガラガラって開けて、
店の中にこう、指一本立てて、一人。
で、顔の表情で、行ける?行ける?みたいな。
あ、行ける?OK、みたいな感じになって、
じゃあ、お兄ちゃん空いてるからここ行きや、言って。
僕が入ったら、僕じゃなくて、そのおじさんが、
またお店の中のお上さんとかに向かって顔で、
みたいな感じに合図送って、ドアを閉めて、ほな、楽しんでって言って、
合図立てて閉めて。
で、そのお店は本当に僕が希望した通り、
おいしい地元の食材を使ったお料理とか、
それからなんかこう、店長なんか市役所なんかの役場の人がいっぱい、
溜まり場になってて。
で、色、話しかけてくれた。
お、来たね、みたいなことで、地元の話を聞けたりして、
もうおいしいな、楽しいな、言うて2時間ぐらいですかね。
うん、うん。
お会計をして、
はい、はい、はい。
ガラガラっと開けて、お店の外に出たら、
またそのおじさんが立っとんよ。
うん、うん。
03:00
で、ちょっと表現、すごい直接的な表現されたから、
ここではちょっと表現変えるけど、
お兄ちゃんどうする?まだお酒飲む?
それとも大人のお店行く?みたいなことを聞かれて、
あ、もうちょっと飲みたいですって言ったら、
うん。
わかった。どんな感じがいい?って言われて、
その普通のバーなのか、ワイワイしてるとこがいいのかって言ったら、
あ、そうですね、また地元の方とお話できるようなところがいいですって言ったら、
お兄ちゃん年何歩?って聞かれて、
うん。
あ、僕今ちょうど30とかです。
言ったら、わかった、ついてきって言って、
ついて行ったら、とあるビルの2階に上がって、
またおじさんがドアをカランカランって開けて、
うん。
またこう指一本一人、行けるか?みたいな顔をして、
行ける、大きい、行ける、みたいな表情でやり取りをしてて、
で、僕お腹にどうぞ、ここ行けるって、
あの料金これやからってこう、
なんか壁に貼ってある料金表みたいな、1時間3000円みたいな、
で、飲み放題みたいな、
うん。
お店で、で、またおじさんがよろしくみたいな顔をして、
ドアを閉めて僕が入ったら、お店の人がソファーに座ら、
ボックス席がいっぱいあって、ソファーに座らせてくれて、
で、そこの、これどういう業態と言えばいいんですかね、
横に女性スタッフが座ってくれて、
お作してくれて、お話をしながら飲むみたいな。
うんうんうん。
で、その方、いろんなお話をしてると、25、6だったかな。
鹿児島のご出身とかで、
1回就職したけど、やっぱり看護の道に進みたいということで、
熊本の看護の関連の学校に行ってて、夜はここでバイトしてますと。
私も飲んでいいですか?って聞かれたから、いいですよって言ったら、
だいたいそういうとこって、女性が飲むとさ、
いっぱいいくらで追加料金加算されてくるから、
ああ、うわあ、と思いながらも、まあまあせっかくやしと思って、
で、1時間、2時間ぐらいですかね。
地元の若者が、
そう、まずは博多行くか、
あるいは出るならもう東京、大阪、名古屋じゃなくて東京まで行くかみたいな。
我々が文科省の都道府県別の流出人を見てる、
まさにそんなお話を聞いたりしてましたと。
でもほな、帰ります、ありがとうって言っても勉強頑張ってねとか、
いや、明日からバイク気をつけてねとかって、
ハートウォーミングなお会計をしたら、
全然その女子の飲み物代とか加算されてなくて、
5000円以下ぐらいって、
ええ、いいん?と思いながら、
そのお店を後にしたら、
また、さっきのおじさんが立ってるんですよ。
どうやったお兄ちゃん?って言って、
よかったか?
はい、あの、すごい美味しく楽しく飲みました、ありがとうございましたって言ったら、
06:02
どうする?ラーメン行く?
あるいはもう終わりにして大人のお店行く?どっちにする?みたいな。
ああ、じゃあラーメンでお願いしますって言ったら、
地元のラーメンがいいですって言ってたら、
うん、こっち来てって言って、
またラーメン屋に案内してくれて、
またガラガラっておじさんが来て、
1、1人、OK、OK、お兄ちゃんここ行きや、みたいな。
食べて、ほんま美味しかった。
で、またラーメン屋さんに出たら、
もう1回おじさんがおって、
いやあ、美味しかったです、ありがとうございましたさ。
ほな、ホテルまで送って行ってあげるって言って、
送って行ってくれて、
固い握手をかまして、
で、まあ大変失礼な話やけど、
何かお金とかを要求されることもなく、
ほな、明日からも気をつけて行ってらっしゃいね、みたいな。
またよかった、熊本来て、みたいなことを言ってくれて、
ありがとうございましたって言って、別れたという体験をしました。
へえ。
この話、本当に人生で初めて誰かにして、
で、もうあれは、12、3年前のことですけど、
いったい何だったんだろうって、
この時期になるとやっぱ思い出すんですよね。
何なんでしょうね。
まあ想像を巡らせるに、
何かそういう、あっせん?お客さんを、
いろんなお店に集客するような、
夜のお仕事があって、
でもそのおじさんは長年その町でそういう仕事をしてるから、
ガラガラったけで顔見せたら、
あっ、お客さん一人連れてきてくれた。
じゃあこの紹介料として、
僕が例えば5000円飲み食いしたんだったら、
1割をそのおじさんに後ほどバックするみたいな仕組みなのかなって思ってみたり、
あるいは、
暇してて。
ん?暇。
暇してて。
暇しててとか、
まあその商店会とかのご飲挙的な、
おじさんが、
まあ夜のパトロールがてら、
まあ若いもんつかまえてうまいもんでもね、
食べさせたらどうかと、
楽しい思い出作ってもらったらええかなみたいなことで、
やっておられるのか。
はたまた、
私の夢だったのかなっていうようなね、
振り返りをしていますっていう、
エピソードトークなんですけど、
いずれにせよ、
いずれにせよ。
森本さんが店を出たときにそこにいたわけですよね。
09:00
必ずいる。
3回、4回。
森本さんに目をつけていたとしか考えられないわけです。
そうだよね。
その夜は僕にマークしてるよね。
そうですね。
もしあっせん業だとしたら、
もうちょっと効率のいい稼ぎ方があるはず。
ですよね。
そうだね。
他のお客さんあっせんしてるときに僕が、
1軒目2軒目出たら、
僕をとらえられないもんね。
なのであっせん業は、
まずその線は厳しいかなっていう。
その説は厳しいかと。
森本さんのことを良くしてあげたいっていう、
善意からみたいなものであったら、
最初の店に森本さんと一緒に入ってしまうのではないかなと。
ああ、飲もうかと。
思うわけですよ。
なんならちょっとおごっちゃろうかぐらいのね。
そうですね。
若者に良くしてやろうみたいな人だったら、
きっとそういう行動パターンになるのではないか。
暇してるとしてもね。
暇してるとしたらより、
そういうあっせんをするよりも、
その人捕まえて地元を来いよみたいな感じで、
喋る人、喋る方が、
暇つぶしに合ってるんじゃないかなと思うので。
確かに。
そのおじさんの暇つぶしの線もちょっと厳しいのではないかなと。
厳しいね。
てなると。
確かにそうだね。
てなると。
てなるともう幽霊ですね。
幽霊だね。
幽霊だったのか。
幽霊です。
えらいこと。
夜の街に詳しい幽霊だったね、じゃあ。
そうです。
島本の幽霊です。
堅い握手をかわせる幽霊です。
堅い握手をかわしたね、幽霊と。
そうだね。
あっせん行にしては効率が悪すぎるし、
お会計するときとかに、
お店の人が何か、
兄ちゃん帰るで、みたいな連絡をしていたとは思えないし、
そういう様子もなかったので。
とすると、ずっと待ってたか、
見計らって。
幽霊だからわかるんで。
店の中で漂ってるんですよ。
で、出るくらいになって外に出て、姿をパッて。
ああ、そういうことか。
なんかしめのお茶漬けとか食べてるわ、
そろそろ外へ待っとこうか、みたいな。
そうです、そういう感じです。
楽しんでんなって。
楽しんでる。
その様子を見て、ちょっと気持ちを温めてるんじゃないかなっていう。
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帰ってこられてね。
そうです。
きっとそのおじさんの幽霊には何かの後悔があるんですよ。
後悔が?
わかんないですけど、昔はそれこそ圧戦業をしていて、
圧戦をしたときに、遠くから来た若者をある店に圧戦したら、
そこでぼったくりになってしまって。
ぼったくりになってしまって、その人がどっかに連れていかれて、
最終的には不幸な目に遭ったって。
それを見たおじさんはもう後悔して、
こういう仕事は、自分はちゃんと案内できる、
ちゃんとした楽しめるところを案内できる人になろうと。
次若者が来たって。
その決意していた1週間後に亡くなってしまったって。
やっぱそうだったんや。
その後悔を抱えたまま、そのホテル周辺を漂っていたところ、森本さんがいて、
神様に最後にお前にそういうことをするチャンスを与えようっていうので、
森本さんの前に人の姿で再び出てきたと。
これが自分の最後のチャンスだと。後悔を捨て去られる最後のチャンスだと。
最高のプランを用意したいよとはいえ、やっぱ相手のこと大事だよねって。
選択肢をいくつか用意して、どういうところがいいのか見て、
過去の若者はもうここに連れて行こうって言って、
こっちから相手の意見も聞かずにここに連れて行ってしまう。
進めたくなるもんね。
後悔がある。だからきちんと相手のニーズをね、
どこがいいっていうのを汲み取った上で、
いやー膝が高い。
で、多分店こうやってやって、顔でやってたじゃないですか。
おそらく店の人はあれ誰かなって思ってたと思うんですよ。
でも1って言われたから、あ、開いてますよみたいな。
あーしたら、本人じゃなくて後から来た兄ちゃんが入ってきたみたいな。
そうですそうです。
確かにビンビールでもええかとか確認してくれたり、
2件目行くときに年齢聞かれたよね。
そしたら自分とバランスが吊り合うような20代半ばのスタッフが
おるお店を選んでくれたりとか。
そうだね。
もしかして今行ったらもう会えないかもしれないってことだね。
なんか会えないかもしれないですね。
僕がこんだけ満足して、ずっと十何年、
あーいい思い出だったな、不思議だけどいい思い出だったなって
胸の中で温めてきた、
そのことがおじさんへのエールになっているような、
これまあ早い話が成仏。
成仏のためのお線香を心の中で焚いてたっていう感じですかね、私が。
ですね。
もっと想像するに、神様からは3回くらいチャンスを与えられたけど、
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1回目2回目は多分1件目終わった後に、
もう店の前にいる時点で怖がられて逃げられてしまうとか、
そういうパターンもあったはずなんですよ、きっと。
1件目ぐらいだったらまだあるかもしれないけど、
2件目あたりがちょっと怖いじゃないですか。
怖い。
終わった瞬間にそこにいるって。
なんか裏があるんじゃねえかなみたいな。
疑うわけですよ。
1人目2人目はそういう疑いの目で見られて去っていったけど、
森本さんほど純粋にそのおじさんを信じてくれた人っていうのは、
多分そのおじさんのすべての人生の中でたった1人だったんで。
私が。
のではないかな。
あー確かに私は。
その時怖がる気持ちがなかったのは何でだろう。
あれかな、夜の街にあまり詳しくなかったから、
本当に純粋無垢についていったのかな。
森本さんの純粋さがおじさんを最後幸せにして、
天へ帰したのではないでしょうか。
あーいいことした、苦毒を積んだ私。
これ僕は本当に初めて話したから、
まだそのコスって長くて、
ただあったことを前から前から順番に言ってみただけなんですけど、
もうちょっと短く面白くできるといいなっていうのはありますね。
そうですね。
ゴールをどこに設定するかじゃないですかね。
最後こちら側の気持ちをどうさせたいのかっていう、
温かい気持ちにさせたいのか、怖がらせたいのかみたいな。
確かに。
今話した中で私気づいたのは、
私全く怖がってなかったんですよね。
カオちゃんが言ってくれて初めて気づいた。
怖がってたらこの話3件目まで、
そしてホテルに送ってってくれて固い握手をするところまでは行ってないので、
たぶんおそらくちゃんと知識のある夜の街での振る舞いをある程度身につけてる人は、
断ると思うんですよね、ある程度で。
そうですよね。
行ったらやばいなって思う。
やばいかもしれない。
ぼったくりのお店に連れて行かれるかもしれないっていう。
無知さっていうのがたぶん私のこの話の得意だったところ。
だからそこを生かしたからこそ、無知だったからこそ最後固い握手ができたっていう、
カオちゃんが言ってくれたように相手をハートウォーミングな方へ連れて行く話にしたらいいのかな。
だいたいこういうエピソードトークっていうのは、
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素材があれば盛るのは自由だと。
自分の気持ちとか思ってることとか感情とか、
おじさんの言葉とかを多少盛るのはありだと思うので。
おじさんに最後なんか言わせればいいんじゃないですか。
固い握手を。
握手しながら、
例えば握手しながら、
俺実は狸やでみたいな。
ここまでのお食事全部葉っぱやで、お腹壊しなやみたいなこと言わせるとか。
例えばね、そういうこと。
例えば。