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2022-07-02 36:24

#95 怪談「コンちゃん」と「T先輩の彼女」

初夏の怪談回後編です。

蒸し暑い静かな夜にぜひどうぞ!ゆっくりしていってね♡

「おれたち LIVES MATTER」は東京×鳥取から、自分らしく生きている人にも生きていない人にも送る、魂のデトックス番組です。毎週末更新(目標)!

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00:04
俺たちライブスマター、俺または人生を無理やり楽しむための人間参加キュレーション番組です。
みなさんこんばんは。今日も始まりました、俺またです。まずは自己紹介からいこうと思います。
宮口の元シナリオライター、Shojiです。よろしくお願いします。
マッタン漫画家Kiwaです。よろしくお願いします。
最後の騒ぎーまんYoshidaです。よろしくお願いしまーす。よろしくお願いしまーす。
ということで、怖い話会、久々にやった怖い話会の後半戦です。
前回は水曽さんとピカリさんから頂いたメールの中にあった怖い話を紹介させて頂いて、僕らも話していくっていうことで続いて後半戦になったんですけども、
結構ね、感性度の高い、ちょっと不思議な怖い話をお二人に紹介してもらったので、僕らがここから何が話せるっていうことがあるんだけど、どうですか、お二人さん。
ウロウボイ中のウロウボイ。
やる気がないな、もう。
やる気がないわけじゃないんだけどね。聞くのは好きなわけで、あんま話さないからね。
どうしよう、ジャブとかないの、まず、Yoshidaディレクター。
ディレクターなんもないっすよ、なんもないけど、なんかさ、あの、Netflixでさ、7月頭に配信される、なんか、ジュソっていう、なんか台湾のね、ホラー映画がね、面白そうなんすよね、ジュソ。
ジュソ。
映画?それ。
映画だと思う、映画をなんか多分、何本かに分けてるんだと思うんだよね、多分。何、その儀式に巻き込まれちゃった系だと思います。ちょっと待ってくださいね、あらすじを見よう、ちゃんと。
なんかね、台湾史上最も怖い映画って書かれてるよ。
恐ろしい呪いから我が子を守ろうとする、母親が書いた、ケビン・コー監督による作品だそうですね。
なんかね、台湾で7億6千万円くらい。
すごいですね、映画で。
台湾のホラーってどうなんの?全然知らないんだけど。
台湾はね、結構いいんだよ、いいですよ。
あ、そうなんだ。
なんだっけ、台湾だったっけな、心霊スポットみたいなところのことを、これ違ったら本当ごめんなさいなんだけど、鬼屋っていうらしいのね、鬼ってあの鬼だと思う。
台湾にその街が丸ごと鬼屋になってるような街っていうのがあるらしくて、
割とその怪談系では台湾も通じている気がする。
日本で結構有名になったやつで、冥婚ってあってさ、死者と結婚。
日本にもあるんだけどね、そういう文化。
日本のやつも怖いんだけど、台湾で道端に赤い封筒が落ちてて、金が入ってるんだっけ、ちょっと細かいディテール忘れちゃったんだけど、
残ったら死者と結婚しなくてはいけないみたいなことが。
めっちゃ怖いじゃん。
で、冥婚ってあって、日本でもあってね、亡くなった人と結婚した写真なんかを作って、
それを法の中か、どっかに収める場所っていうのがあるらしいんだけども、
03:06
その相手っていうのを生きてる人にしちゃいけないなんていう話があって、
だから実際にはいないお人形を相手にしたりだとか、絵だったりとか、それこそ画像加工とかで実際にいない人を作ったりとかっていうふうにして、
実在しないお婿さんや花嫁を作って、冥婚として死者の、若くして亡くなった人の伴侶として、
弔いというか、
弔うみたいな文化がどこぞにあるらしいんだけども、
そのルールを違反すると怖いよってとこまでいくと怪談なんで本当かどうかわかんないんだけど、
なかなか怖い話だし、なんかこうわびさびがあるなと思っちゃう。
そうだよね、そういう最初は別に良かれと思って、死者が若くして亡くなってかわいそうだなっていうところからの、
良かれと思ってそういう儀式というか風習からなんか出てる気がする。
で、風習があってそこからそれが発展したら、今度さらに生きてる人間でそれをやっちゃったらその人にどうこうとかさ、
そういう怖い方に発展していく感じが、なんかそういうイメージがあるな、段階的に。
そんなとこから怖い話をするんだよね、今日は。
そう、怖い話をするんだけど、ちょっと3人とも様相を見つつだよね、誰から言うんだよって。
そうだね、もうあんまり覚えてねえな。
じゃあ俺、ジャブいきますか。
俺の結構口頭向けなんで、どっちがいいかな。
じゃあ俺は別にそんなね、大した話では結果ないから、俺からいくよ、じゃあ。
了解。
なんか、たださ、やっぱそういう怖い話引っ張ってくるのが絶対面白い面白いんだけど、
それはいろんなところで読んだりとかできそうだから、やっぱ自分の実際の話っていうのから引っ張っていくかなって思うんですけども。
ああ、あるのね、面白いじゃん。
もちろん俺もさ、別にダイレクトに幽霊とか見たことあるわけじゃないからさ、そんな話は全然できないから、
やっぱリアルの中で話すから、ある意味口頭向けだったりとかするかもしれないけど、ちょっと話していこうと思うんですけども。
あのさ、前回のさ、怖い話会前編の時にさ、ちょっと打ち上げでアメリカンバーみたいなところ行ってって友達に乗って話したじゃん。
その日なんだけど、たまたま2軒目行こうっていうことになって、それで俺ちょっと遅れて行ったのね。
別の人ちょっと送ったりとか、俺基本的に酒弱いから、酔っぱそうなことがない限りあんま飲まないから車役になること多いんだけど、それで遅れて行ったらその一次会にはいなかった、最近全然会ってなかった、ラジオ業界に勤めるコンちゃんっていう友達がいるのね。
で、なんかちょうどその別の二次会に行くぞって言った時に、道端でそのコンちゃんが酔っ払ってなんかいたから、お前も来いって連れて行かれたらしくて、二次会でもあった。
たまたまいた人。
そうそう、たまたまいた人で連れて行かれて、で俺も遅れて行ったら、お久しぶりっていう感じでそのコンちゃんと、まあ年下なんだけど会ったわけですよ。
それでコンちゃんの話とちょっと繋がってくるんだけど、一回話が別のところに飛んでいきます。
06:07
俺ね、今コンちゃんのことはなんとなく覚えておいてもらうといいんだけど、俺結構仕事夜遅くなることとか多くて、それでなんかもう大変だったってなると、車乗って帰るときにわざとちょっと遠回りすることがある。
夜、それでちょっと後で後悔したりもするんだけど、わざと山の方を向かって行って、で山の中をちょっと走って、ドライブでぼーっとちょっと考え事しながら真っ暗な真夜中の山の中を走って家に帰るっていう遠回りをすることがたまにあって。
である日もね、その日も結構遅くなっちゃって、本当に夜中の2時ぐらいとかだったのね。でもうどうせ寝不足だからちょっとドライブして帰ろうと思って、でちょっと離れた街中とかからあとは離れた山の方をぐるーっと回って行ったわけですよ。隣町に繋がるような山奥の方をね。で国道とかじゃなくて山奥の方をわざと通ってっていう感じなんだけど。
すごいレベルの山奥だよね。そうそうそう。
実際本当に。
特にまあ民家はあるんだけど、だんだんまばらになってくるぐらいのところを通ってたときに、夜中の2時過ぎなんだけど、本当に家もないような繋ぎになってるようなところで、その集落と集落の。それでそういうところをずーっとぼーっと走ってたら、真夜中の2時ぐらいにヘッドライトにぱっと遠くに人がいるのが映ったのね。歩いてるのが。
夜中の2時で、でうちらの方って田舎だから車社会なのね完全に。だからみんな移動するなんて基本車だし、日本こんなところ昼でも歩いて通ることってほぼないのね、歩いていくことって。っていうところの夜中の2時ぐらいに人がいたのね。
怖いじゃんもう。 これ結構怖いなと思って、こんな時間だぞって。むしろ人っ子一人いないのに、こんなところ歩いてどこ行くのって、歩いてさ例えば次人の家があるところまでたどり着くんでも、車だったらすぐなんだけど、歩いたら結構かかるぞと思うところを歩いてたのね。
で、ちょっとなんか嫌だなと思って、そこ通り過ぎなきゃならないから追い越すようにしながら、ちらっとミラーで見ていったんだけど、ちゃんと、暗くて顔は見えないから、自分のヘッドライト以外は真っ暗だからね。それで通り過ぎて、もちろん止まったりもしないし、声かけたりももちろんしないから、生きてる人間でもなんかやばいなと思ったから、こんなときにこのところ歩いてるやつ。
詩歌として通り過ぎて行ってっていうことがあって、それは記憶の片隅にあったのね。やべえなっていう記憶で、あいつ何者だったんだろうなって思う記憶があったのね。それでその打ち上げの日に戻るんだけど、それでその日、2次会だから11時過ぎぐらいから2次会始めて、久々コンちゃんと会って、ラジオ業界に勤めるような子だから、
09:11
けっこう俺こっちの方で音楽の話とかなかなかマニアックなことできないとかって言ってるけど、そのコンちゃんって割とマニアックな話ができる子で、割とそういう話も久々にできてすごい楽しかったのね。
なんだけど、コンちゃんけっこうオッチョコチョイな性格で、酔っ払うと意味もなく轢かれたりとか車に轢かれたりとかよくする子なんだけど。 意味はないんだよ、轢かれることに、そもそも。
話していろいろ喋ってたら、そしたら最近聴いてるCD、CDというかサブスクとかでマニアックなのも聴いてるって言って、こんなバンドあるの知ってるって、俺知ってるって聞いてますねとかって話しながら楽しく話してたんだけど。
でも最近めっきりCDとか揃えなくなったんですよねみたいな話をして、それでサブスクがあるからねっていう話を俺はしたら、いやそうじゃなくてちょっと別のことにもハマっちゃっててって言って。
でコンちゃん急に、なんか最近アウトドアにはまってるんですよって言い出して、それですごい山とか登りたいんですよとかって言ってて、
障子さんも始めませんかみたいなことを言い出して、でそれがけっこう酔っ払ってるかわからんけど唐突に始まった後に、俺アウトドアたまーにその付き合いでやるとか、やるのとかは全然、まあ嫌じゃないんだけど。
いやそうかいいかと思った。 ガチで始めるほどの興味はないのね。だけどコンちゃんなんかね、もう俺がアウトドアガチでやるみたいな体で話し始めて。
それそこまでは物も揃えないしとかって言っても、いやなんかやっぱ高いの揃えるとやっぱやる気出てくるんすよとかって言って、山登りグッズとかね、服とかもね。
そこまで本気じゃないわって言ったらこいつ酔っ払ってんなーと思った後に、まあ2時ぐらいになってきたから、そしたらタクシーって呼んで、まあ帰るかっていう話になったんだけど、コンちゃんいや僕お金ないんですよみたいなことを言って、タクシー代もけっこう厳しくてみたいなことを言ったから、まあじゃあ自分車だから送ってあげるよって言って、でコンちゃん家まで送ってあげることになったのね。
でそれで送ってあげるんで車に乗ってって言って、で家知らないから、まあナビしてって適当に方向だけ行ってくれれば、ナビしてくれればそっちの方ずっと走っていくからって言ったら、僕けっこう家遠いんすけどいいすかね、隣町の方なんですけどっていう話になって、家をどこまででも送るよって話をして、それでまあ走り始めて、真夜中の2時3時ぐらいにずっと走ってて、
まあだんだん向こうも酔っぱれてるから会話も少なくなってきつつ、行ったらまあこっちの方ですって案内されて行ったら、そしたらけっこう山奥の方なんですけどいいですかねって言ったけど、まあどこまででも全然気にせず送るよって言って、でまあ走ってずっとブーって言ってたら、あのちょうど俺がそのわけわからない人を見たあたりの方とかそっちの方面だったのね、その時に頭にそのことを思い出したのね、
だから俺こっちの方でなんか変な人あったなと思ってて、で走ってたら、こんちゃん家遠いんだねって話をしてたら、そしたらけっこう僕飲み会とかで遅くなったときにって話をして、でまあ車とかまあもちろん酒飲んでるから乗れないし、タクシー代がけっこう高くつくんですよねって、ほんと高くつくのは遠いしって話をしてたときに、
12:21
そのまさに俺が得体の知れない人を見た通りみたいなところを走り出したのね、この山の方だったのね、その時にこんちゃんが僕けっこう歩いて帰るんですよって話をして、で、え、あの飲み屋があった市内から歩いてどれくらいかかるのって言ったら、まあ歩きで4時間とか3時間あれば帰るんじゃないですかねみたいなことを言ってて、
ああ、こわ それでこいつ頭おかしいなちょっとって思って、やべえなって、俺ですら1時間ぐらいだったら歩いてたまには思うけど、3時間歩いて家帰るやつは聞いたことねえよと思って、いくらお金ないって言っても、って思ったときにピンときて、あれ?あれ?って思って、こんな3時間の距離を歩いて帰るバカって、そう2人3人はいないなと思ったときに、
そうっすね ハッって思って横を見たら酔っ払ってる彼の死んでるんだか生きてるんだかわからない横顔を見たときに、あの時見たのこいつかって思ったのね、たぶんあいつなんじゃないかなと思って、で、ハッとした顔でそいつの顔を見た瞬間にそいつもこっち振り返って、障子さん、アウトドア行きましょうよって言われた
怖い話だっつってんだろ 怖いよ、怖いよ 怖いけど、人怖だねそれは たぶん怖くて聞けなかったけど、あいつだと思う俺は そうだな、そいつだな、やっぱ生きてる人間の方が怖いよな いやわかった、いや俺だったら別にね、その歩くのはいいとしても、ちょっとここ歩きでこの時間通るの怖いなって普通に思っちゃうかもしれない そうだろうな、ほんとに山だからね そう、ほんとに山の中でね、1人いない
うん ちなみにね、こんちゃん久々に会って、でまぁ自由に喋りたいから、バレたらいいけど別に、隠してるほどではないけど、自分から ホットキャストやってる ホットキャストやってることって言ってないんだけど、ラジオ関係者でなんか変な音楽の話とかもできるから、こんちゃんだったらまぁ行ってもいいかなと思って、ちらっとこういうこと実はやってんだよねみたいな話をしてて、今度聞いてみますよって言ってたけど、まぁ酔っ払ってたら絶対忘れて聞いてないだろうけど、もしかしたらこんちゃんこの話を本人が聞いてる可能性もあるっていう感じ
多分聞いてない、酔っ払ってるもん 絶対聞いてない わかんない、歩いて帰りながら聞いてるかもしれない 怖い そうだ怖い
ながら今度からこんちゃんあったら送ってあげようかなと思って そうだね ちょっとわびしいわ、3時間歩いてから もうそこまで行くんだったら
いや帰ろうぜ、バスがあるうちに 怖いっす チャリ乗ろう もう怖い話はなくなってきてるけど、大丈夫かな
15:03
いつもそのノリになっちゃうからね、やっぱ戻してもらわないとね、いわちゃんに いやもうそういう話聞かされると俺も悔しい気持ちになる、つまんない話だなと思っちゃうな
悔しい する?ありますか? 俺ダメなんだよな、やっぱ別にガチで幽霊とか見たことないからさ
いや俺もないんだよ 百色でもしない限りは怖い話にならないんだよね
怖い話なんだけどね、俺も自分が体験したことないから、もっと聞いた話ばっかなんだけども、この話も怖い話が好きだった昔の専門学校時代かな、友達から聞いた話なんで
そいつも怖い話好きだから、やっぱネットとか本とかいっぱい見たり聞いたりしてて、だからその辺から持ってきた話の可能性も多分にあるということを踏まえて、ぜひ聞いてほしいんですけど、だから知ってるはそれって人もいるかなと思うんだけども、なんか気持ち悪い話だし、ただまあ口頭無敬な話なんだけども、ちょっと話しますね
この話を聞かせてくれた友人っていうのはあくまで自分の知り合いの話だっていうふうに言ってるので、まあそれはそういうことにしとこうということで聞いてもらえればと思います。その彼がね、当時どこだったかちょっと具体的な場所は忘れちゃったんだけども、学生で専門学生でアルバイトをしてた。アルバイトでちょっと小遣い稼ぎをしながら学生やってたんだけれども、
そのバイト先で3歳上のすごいムッキムキマッチョなんだけども、めちゃめちゃ世話行きで優しいTさんっていう先輩が、アルバイトの先輩がいたらしいのね。
まあすごい優しいゴリラって呼んでたんだけど、心優しきゴリラって言ってたんだけれども、まあそのゴリラ先輩が、まあ何かっていうと本当にまあ3歳下まで10代でその先輩当時だか22歳かなっていう先輩で、
別に金があったわけでもないと思うんだけども、お前金がないだろうなんて言ってご飯食べさせてくれたりとか、なんかこう服をくれたりとか、なんか本当に世話を焼いてくれる優しい兄貴的な先輩だったらしいのね。
で、その俺の話してくれてる彼っていうのもその先輩のことすごい好きで、いつも一緒に遊んでたんだって。で、先輩は地元で車も持ってたから、こうドライブに出かけたりとかもよくよくしてたのよ。
それぐらいの年齢だとね、深夜に唐突に遊びに行ったりとかもあるじゃない。
ね、あるよね。なんかね、そんなノリである日、なんとなくこうノリで肝試ししようなんて話になって、あるあるでしょ、こんなの。
あるある、田舎民あるあるっていうか、車民あるあるだね。
そうそう、車民あるあるで。で、いいっすねなんて言ってこう行くことになったんだけれども、実はね、その彼っていうのは怖い話大好きなんだけど、めちゃめちゃ怖がりなのね。
だいたいそういうもんだよね、怖い話好きな人って。
わかるわかるわかる、俺もそうだもん。
18:01
だから最初はノリでいいねいいね行こうよってなるんだけれども、途中でめっちゃ帰りたくなるらしいのよ、怖くて。
で、その時も直前で、なんか適当な理由つけて辞めちゃったらしいのね、僕やっぱ行けないさ、ごめんなさいみたいな感じでね、断っちゃったんだって。
で、なんか悪いことしちゃったかなと思いながら、次のバイトの時にTさんにこう話したら、なんかね、Tさんがちょっと元気ない感じだったんだって。
Tさんどうしたのかなと思って、まあ本当Tさん元気ないっすねみたいな感じで声かけてみたら、なんかTさん結局、その話してくれた彼がキャンセルした日に一人で肝試し行ったんだって。
で、なんかこう元気ない顔、お化けでも連れて帰っちゃったんですかみたいな感じで茶化して聞いてみたら、
いやいやと、いやいやそんなことない、お化けどころか、俺彼女ができたんだよ。
はあ?と思って。で、よくよく話を聞いてみると、その日一人で、まあ肝試しってそんな本格的に考えてたわけじゃないんだけど、
ライブがてらね、目的地代わりにちょっとそういう廃墟とか見に行ってみようかなーなんて思って、ぐるぐる走らせてたら、
たまたまそういうスポットで女の子の二人組と鉢合わせて仲良くなったんだって。
なんでTさんってそういう性格だから人見知りもしないしガンガン行くし、ゴリラではあるんだけど人当たりが本当にいいから、
案外こう誰とでも仲良くなっちゃうから、たぶんそんなノリでその子たちに声かけて肝試しですかみたいな感じで仲良くなったらしいんだけども、
なんだかんだでその片っぽの子といい関係になったみたいなのね。で、それ聞いてなんだよと思って自分も行けばよかったよってすごい後悔したみたいなんだけども、
それでどうしたんですか彼女さんどんな感じなんですかとかこう聞いてみるんだけども、なんかね微妙に釈然としない返事を返してくるんだって。
その後一緒に心霊スポットを回ったんだよねとか、カラオケに行ったんだっけなーみたいな感じで。
で、んーって思いながら細かくまたそいつも追求して聞いてたら、なんかだんだんTさんぼんやりしてきて、あのねーあのねー
あのねーっていうのを繰り返して、何か考え込む感じで黙り込んじゃうんだって。こいつと思って、そしたら。
こいつこいてんな、嘘こいてんなと思って、俺がどたけんしたからからかってんだなとか思って、Tさん実は彼女で来たとか嘘なんでしょって言って笑いながら聞いてみたら、
急にTさんがキッとした顔でちょっとドキのこもった口調で、なんでそんなこと言うんだよって返してきたらしいのね。でなんかちょっとあれあれと思ったんだけども、ちょっと気まずくなって、
結局そのバイトの日はあんまり口も聞かないってほどじゃないんだけどちょっとなんかギクシャクした感じで、
なんかまずいこと言っちゃったかなと思うんだけども、そんな怒ることでもないじゃん。
21:00
だからその彼も特に謝罪もしないままその日はバイトを終えたらしいのね。でまた次バイトの時にTさんこないだ怒らしちゃったなーとか思いながら行ったら、
特にTさん怒ってなくて、いつもの明るいTさんだったんだけども、なんかちょっと変な癖っていうか、
ちょっと様子が変なとこがあって、みんなでいつも通り本当楽しく話とかしてるといつものTさんなんだけども、
急にその時みんなで話してた時とは関係ない話題をなんか突然すごい勢いでまくしたてて、
Tさん、なんで急にそんな話し出したの?みたいなこと言うと、
あのねー、あのねー、あのねーって言ってつぶやいて何かを考えてしまいには黙り込んじゃうんだって。
あれTさんおかしいなーって思ってたんだけど、まあそんなこともあるのかなーとか思って特に気にしてなかったし、
でもやっぱこう繰り返しそんな様子なもんで、周りのね、ひと当たりの良いTさんだから周りにたくさん友達行ったんだけどバイト先でも、
どんどんやっぱちょっと距離を置くようになっちゃってみんなが、Tさん孤立するようになっちゃったのね。
で、なんかこう、もしかしたら彼女っていうのは本当にできてて、彼女の影響でTさん変わっちゃったのかなーとかその子は思ったらしいんだけど、
なんか前に聞いた時、なんか変な怒り方したから、ちょっと彼女のことを聞くのも気まずいし、まあめんどくさいなーと思ってほっといたらしいのね。
それでまあTさんどんどん孤立しちゃって、それを本人察してなのかどうかわかんないけどバイト辞めちゃったんだって。
やっぱすごい仲良かったんだけども、19だ18だなんて時で学生しながらあぐやいてやってるような地域ってさ、
まあ人にもよると思うけれども、とにかくこう、環境が目まぐるしく変化するっていうか、次々新しい友達と出会ったりとか、友達の友達とか、
こう、なんかね、すごい本当に大好きなTさんだったんだけど、特に気にしなかったらしいのね。そのうち連絡してみようぐらいの感じで、
Tさん元気でしてるのいいなーとか思いながら、連絡しよう連絡しようなと思ってるうちに2年ぐらい経っちゃったんだって結局。
で、結局Tさんのことは忘れないまでも、なんか変な別れ方しちゃったなーとか、あれから結局一度も会わなかったなーなんていうふうには時々思い出すぐらいだったらしいんだけども、
2年経って彼っていうのは就職したのね。で、普通に就職して働いてて、当時住んでた、アルバイトしてた町っていうのとは別のところに住んでたんだけども、
特に遠くはないから、買い物だったりとか遊びに行ったりだとかって、そこにも行くことはあったんだって。それも別に1回2回じゃなくて、本当割と頻繁にではないけどもちょいちょい行ってたらしいんだけども、
で、行くたびにTさんのこと思い出したり思い出さなかったり、ほんとそれぐらいのあるじゃん、昔の友達のこと、アイスとここでよく遊んだなーみたいな、それぐらいの感覚で覚えてたんだけども、
24:03
ある日ね、そのバイトしてた町っていうのがちょっと癖のある町っていうか、例えば東京で言ったら高円寺みたいな。
癖のある住民が住んでるような。でしょ?癖のある住民が住んでるじゃん。そういう町なんだけども、で、Tさんって当時元気だった頃、2年前ね、Tシャツに大きいカエルの絵が描いてある、
そういうTシャツを着てたんだって。あの漫画みたいな感じで。あの漫画みたいな感じでね。あの漫画みたいな感じでね、ピョン吉みたいな感じで、こう、でっかいカエルがあって、それもちょっとトレードマークみたいになってたんだけども、
当時ムキムキマッチョだったTさんなんだけども、ある日その町に行ったら、すげえガリガリでTさんと同じTシャツ着てる人がいて、ああ懐かしいなーと思って、そのTシャツを見て懐かしいなーと思ったの。
Tさんも着てたやつじゃん、あれ、とか思ったら、どうもそのガリガリに面影があると、Tさんの。あれ?って。いや、でも絶対そんなわけないぞって。本当にこう、微丈夫って感じだったTさんが、あんなに細いしちゃって、で、Tシャツもピタッとしてたわけよ。画体もいいから。それがもうダボダボなのね。
嘘だろう、嘘だろうと思ったんだけども、やっぱTさんなのよ、それって。あれ?って思ったんだけど、でもやっぱTさんのことをすごいよくしてくれたし、好きだったから、声かけてみようと思って、あ、もしかして?って感じで、Tさん、Tさんって声かけてみたら、やっぱTさんだったんだって。
そしたら向こうもすぐ自分がわかったらしく、こうパーって笑顔になって、あのさあのさーって言って、すごい話してくるんだって。ただ2年ぶりに会った昔の後輩に話すようなテンポではなくて、なんか急に昨日食べたご飯の話だったりとか、なんか最近自分の会ったことみたいなのを、わーって久しぶりだねみたいな枕もなく、急にまくしたてるように話すんだって。
で、やっぱちょっとあれあれって思うじゃん。そんな感じだと、Tさんちょっと待ってちょっと待ってって感じで、ちょっとそれを制して、Tさんずっとここ住んでたんですか?みたいなことを普通に会話しようと思って、あのーこっちが話すと、会話はできるのね、そうそうそうみたいな感じで。でもちょっと油断すると、またちょっと関係ない話をまくしたててきちゃうから、でそれを指摘すると、その2年前の時みたいに、
あのねー、あのねー、あのねーって言って黙り込んじゃうんだってしばらくしたら、これもしかしてTさんちょっと精神的な何かやっちゃったのかなと思って、でまあこう、その当時の彼っていうのは就職もして、なんか自分は一発の大人になったっていう感じ、自分にも自信がついている時期っていうのもあったのかもしれないんだけれども、
この人を助けてあげないとと思っちゃったんだって、自分がすごいお世話になって大好きな先輩だったから、連絡もしなかったのにね、でもそういうことってあるじゃん、別に嫌いな相手じゃないからさ、だからなんかほっといちゃいけないと思っちゃったらしくって、とりあえず飯食い行きましょうよ、Tさんって言って、飯食いに行って、昔よく怒ってもらったから怒りますよって言って、で飯食いに行って話してる最中にやっぱそんな調子で、なんかあるとやっぱあのねー、あのねーが出てくるんだって、
27:19
膜仕立てては指摘するとあのねーでたまにボブっちゃうみたいな感じで、でTさん今どこ住んでんすかって言って、同じ場所住んでるよって、で会話はできるから普通にそういうふうにコミュニケーションが全くできないわけではないんで、ちょっと久しぶりにTさん家行きたいなーなんて言って、いいよいいよおいでよみたいな感じで遊びに行くことになったんだって、そしたらまあ昔と同じアパートで、あのTさんっていうのはそこ地元なんだけど実家ではないのね、
なんかその一人暮らしはしてたんだけれども、すぐそばに実家もあるから、すぐそばってどれほどのそばかわかんないけども、本当にヤバくなったらその親御さんに連絡してみたいとかいうのも考えてたんだって、その彼は、ちょっとおかしいですよ息子さんの様子がっていう感じで、そういうのもこう踏まえた上で、今住んでる家を把握しておこうと思ったらしくて、行ったらまあやっぱり同じアパートに住んでて、ああここかと思って、で上がったら、
この話自体も結構古い話なんだけども、昔UFOキャッチャーのお人形を集めるみたいなのって、流行ってるような時期なかった?車とかにいっぱいこうフロントのところにつらがって並べたり、人形がね、そういう時代あったじゃん、でTさんっていうのはやっぱそういうのUFOキャッチャーで撮りまくってる人で、部屋にお人形がいっぱいあるのにUFOキャッチャー、うわすげえまだ置いてんじゃんと思ったらしいんだけど、
ちょっと気持ち悪いのが、Tさんは煙草吸う人なんで、それがすごいやにまみれなんだって、で変色してて、いつから置いてんだこれみたいな感じで、全然掃除もしてねえなみたいな感じで、でそのアパートの間取りっていうのが、キッチンがあってそこすりガラスみたいなガラガラガラっていうので、あって奥に寝室みたいな、まあよくあるアパート。
ワンルームっていうか一人住まいのアパートみたいな。そうそう、ワンKでいいのかな。ワンKぐらいの。なんかもう入ってキッチンのところにずらっと人形が置いてあって、やにいろになってて茶色くなってて、ほこりかぶってて、うわーと思って、でこう入れよ入れよって感じでガラガラって寝室の方を引き戸を引いて開けたら、もうびっくらこいたらしいんだけども、あのね、畳じゃん。
畳がひっぺがされてるのね、まず。で、土が掘り返されてるの。で、そこに、なんて言ったらいいんだろう、破壊石じゃないんだけど、まあその子は破壊石みたいなのって言ってたんだけど、石があるんだって、おっきい。で、もうその時、あ、やばいと思って、これは手に負えないみたいな、なんかそういう感じになったらしくて。
30:02
いろんな意味でね、いろんな意味でね。そうそうそうそう、いろんな恐怖がガッと襲ってきて、ちょっと自分は思い上がってたみたいなことも言ってたんだけれども。で、ちょっとTさんこれどういうことっすかって言って、あ、それもらったんだよねみたいなこと言って、誰にっすかみたいなこと言うんだけど、またなんかこう関係ない話を幕下立てたりしてきて、
いやいやTさん、こんなんじゃここ住めないじゃないっすかって言って、さすがにこれは捨てたほうがいいっすよって、親さんにも叱られますよっていうようなこと言ったら、なんでそんなこと言うんだよって、前、彼女のこと聞いたときに怒ったときの、あの感じで、あの感じ。まあ様子はおかしくてもニコニコしてたTさん、急にこうドキのこもった口調で返事をしてきたから、ヒクッとしちゃって、あ、これはまずいなと思って。
でもしばらくしたらまたなんかこう一人で好きなこと喋り出すのね。これはダメだと思って帰ろうと思ったんだって。ちょっと俺、今日終電もうすぐなんで帰りますとかなんか適当な理由をつけて帰ろうとしたときに、後ろから、あのねえ、あのねえ、あのねえ、あのねえ、もらったんだよ、あのねえ、
っていうのをずっと言うのね、Tさんが。で、あのねえっていう声が、一人じゃなかったっていうのをね、その後。あのねえ、あのねえって何回も繰り返すんだけども、その中にTさんじゃないあのねえが混ざってたっていうのに。
で、もう完全に俺はこの人を助けるなんて思い上がりで、すぐに逃げなくてはいけないと思って、もう逃げちゃったらしいんだけども。だからもうそのときのあのねえって聞くと、俺今でも思い出しちゃって怖いんですよねっていう風に言ってて。まあ、よくなった話だなというか。
おだしょー 怖いよ、面白かった。きもち悪い話じゃない?これ。 いや、面白かった面白かった。 本気の怖い話しないでほしいわ。やめてほしいわ。
ただね、俺はこの話、しょうちゃんの話とか、前回のね、あのひかりさんだったり、すいささんの話とかを聞いた後にするのは微妙だなと思ったのが、まさしくネットに転がってそうな話。 まあまあ完成度高いからよくなんかあれっていうのはね。 そうそうそう、落ちもついてる感じがして。
まあただ、あれだな、この話お前が先にされたら俺は後であの話できなかったけどさ。 いや、綺麗に落ちたのに。 そう、落ちた。そもそもねえ、話し方がすごい上手だったから怖かったのかもしれないなと。 いや、いおちゃんもよかったよ今の感じ。 怖い怖い。普通の怖かったわ。 よかった。気持ち悪かった。でも気持ち悪い話だよね。
気持ち悪いっていうか、なんかいい具合にね、なんか怖いなら怖いでスッキリさせてくんないラインをずっと行くっていうかね。 なんかね、フォートム系の話。 何も出てこなくて逆に怖い感じありますね。 そうそうそう。なんかその、え、それどういうことだったのっていうのをスッキリさせてくんないラインだよね、本当に全部が。 何もわからん。 いや、でもそのラインはね、やっぱいい感じの怖い話には絶対ある。
33:17
ちょっとね気持ちの悪い話として覚えてるんだけどね。 でもそうね、ネットに転がってるさ、例えばあのシャレにならないほど怖い話とかのところも、よくできてる話もすごい多いし、明らかにこれ小説家としての才能あるなっていう感性との話もいっぱいあるわけじゃん。
うんうんうんうん。 それってもう面白いとさ、結局それって本当なのどうなのとかできすぎだよとかそういうのってだんだんまあ、よくどうでもよくなっていくところはあるよね。
そうね、面白きゃいいみたいなところがね。いやーやっぱ階段面白いね。 いや面白いね。
あーやめとおしかったー普通に怖いんだが。 ちょっとね、ちょっとマジでちょっと怖い、怖いね。 普通に怖いんだが。 俺またで初めてじゃない?ちゃんと怖いところで映るって。
あーよかったー怖く話せたらよかったー。 危なわせ書いてるようで怖いわー。マジやめてほしいわー。今だって深夜1時だからね。やめてほしいわー。 ねー1時超えましたね。
確かに。いや夏のうちもう1回やりたいな。 ね、ちょっともう1回やりましょうよ。 僕はいいかなー。 やだよー。
よしじゃあまあ強制参加でやりましょう。 嫌だなー。 そうだね。
普通に出来のいい怖い話聞かされてなんだよって感じなの。こんなんお出またじゃないぞ。違うぞこれは。
やっぱでも自分の話したかったなー俺も。でもないからな。 人から聞いた話ってちょうどいいラインだよね。 まあそうだね。
じゃあ今日はいい感じということでいい感じで終わらせようか。 そうっすね。 怖い話をね。
後悔してお前何普通に怖い話してんだよって思ったヨシタくんの最後にまた見てもらえますか。 しちゃったねー。
なんかサブカルのポッドキャストっぽいね。ちゃんとね。 そうでしょ。
なんかしっかりしたポッドキャストっぽいじゃんって思いましたけど、まあ僕は二度と聞きたくないなっていう気持ちで1回ですね今。
ないか。 また続編やりましょう。
やろうぜ。ヨシタくんやろうぜ。 すごいです。ネタもないです。
じゃあ最後に温泰稲川隼士先生の言葉で締めようと思うんですけども、稲川隼士先生は怖くてゾッとしてうわ嫌な怖い話聞いたなと思ったら得したと思ってくださいってよく言うんですよ。 あー得したぜ。
ゾッとしたでしょ。得しましたねーって言ってくれるんですよ。
思い出してまた怖がれる。 そうそう思い出すとまた怖がれるってのは得してるんだよね。
はいわかりました。じゃあ吉田締めでお願いします。
吉田 夏前にホラー話聞かせるんじゃないって気持ちになりました。旬じゃないですまだ心が準備ができなかったです。
じゃあまた第3回過ぎかなやるとしたら。 吉田 ちょっと何回か忘れてたけどたまにやりましょうか。
36:02
じゃあ楽しみではないですが待ってまーす。ありがとうございましたー。
吉田 ありがとうございました。
ありがとうございました。
36:24

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