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2023-02-18 10:31

#36【ニュース】緊急自動車って何?

YouTubeチャンネルの「いわみTV」がstand.fmを始めました!
石見自動車教習所の現役指導員が配信する番組です。

#36【ニュース】緊急自動車って何?

皆さんが一般的に”緊急自動車”と聞いて思いつく車はおそらくパトカー、救急車、消防車ぐらいではないでしょうか。

しかし、実は他にも緊急自動車として定められている車があるのです。

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00:06
皆さん、こんばんは。2月18日、夜10時になりました、いわみTVのお時間です。
この番組は、日々のニュースを取り上げ、私の個人的見解を述べることにより、皆さんに改めて安全運転について考えていただくための番組となっております。
早速、ニュースを一見紹介します。
HBC北海道放送のニュースです。
タイトルが、緊急走行のガス会社のワゴン車と衝突、軽乗用車の女性、重傷、サイレン鳴らしガス漏れ現場に向かう途中、ワゴン車側が赤信号か、というタイトルでございます。
記事、そんなに長くないので、全文読もうと思います。
18日朝、札幌市東区の交差点で、緊急走行中の北海道ガスのグループ会社のワゴン車と軽乗用車が出会い頭に衝突し、軽乗用車を運転していた女性が骨盤を折るなどの大けがをしました。
18日午前7時過ぎ、札幌市東区北24条東7丁目の宮の森北24条通りの交差点で、北ガスジェネックスのワゴン車と右側から直進してきた軽乗用車が出会い頭に衝突しました。
この事故で軽乗用車を運転していた札幌市北区藍の里の38歳の調理士の女性が骨盤を折るなどの大けがをしました。
北ガスジェネックスのワゴン車の男性2人にけがはありません。
警察などによりますと、北ガスジェネックスのワゴン車はガス漏れの通報を受け、緊急走行中で車体上部の赤色灯、赤色灯を点灯させた上、サイレンを鳴らしていたものの赤信号で交差点に入ったとみられています。
警察は引き続き当時の状況を詳しく調べています。
まず緊急自動車についてです。
緊急自動車といいますと、皆さんが真っ先に思い浮かぶものといえばおそらくパトカー、救急車、消防車、それぐらいじゃないかなと思います。
しかしこの緊急自動車というのは実はその3台だけではないんですよ。
緊急自動車の定義というのが学科教本によりますとですね、
精霊の定めにより公安委員会が指定した自動車でサイレンを鳴らし、赤色の警報灯を点けて緊急用務のため運転中のものを言います。
これを緊急自動車と定められております。
そしてその代表的なものといえば確かにパトカー、救急車、消防車そのあたりだと思います。
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しかし赤色の警報灯を点けてサイレンを鳴らしている車というのは基本的に緊急自動車に該当するんですね。
それはその3台、有名な3台だけではないよということなんですよ。
学科教本、われわれは教師用という解説がかなり織り混ぜてある教習生の方の教科書に比べると2倍か3倍近く分厚い教科書をわれわれ持っているんですけど、
それには15種類ぐらい書いてあるんですよ。
私もそうなんだ、こんな車もあるんだって知らない車ばっかりでした。
例えば、バイクなんかもありますね。
消防車の応急手当のための出動に使用する自動2輪車救急バイクと書いてあります。
他にも本当にいろいろありまして、例えば日本赤十字車など保存血液を販売するものが保存血液の応急運搬のために使用する自動車であるとか、
あとは道路の管理者が使用する自動車で道路上の危険防止のため道路の通行を禁止し、もしくは制限するための応急処置または障害物を排除するための応急作業用に使用するものと書いてあります。
こんな感じで15種類ほど緊急自動車の種類が定められております。
教習生の皆さんにも私授業でも言うんですけど、ここには15種類書いてあるんですよ。
決して緊急自動車というのはパトカー、消防車、救急車だけじゃないんですよということをお伝えしております。
じゃあ15種類全部覚えないといけないんですかって言われたらそうではないです。
赤色の蛍光灯をつけている、そしてサイレン鳴らしている、もうこの2つに該当したら緊急自動車だと思ってくださいとお伝えしております。
本日のニュースでも紹介したガス会社の車ですね。
ガス漏れの通報を受けて現場に向かっているということなので、ある程度の緊急性を要する状態だったんだと思います。
実際に赤色の蛍光灯もつけ、サイレンも鳴らしていたということなので、これは緊急自動車に該当します。
そんな車はワゴン車ですからね。
パッと見救急車でも消防車でもパトカーでもないというのは多分誰が見てもすぐ分かると思います。
そんな車が赤く光っていてサイレンを鳴らしてきているんですけど、どうしたらいいのって言われたら、
これはパトカーとか救急車とかと同じように対応しないといけないんですよ。緊急自動車ですから。
それを事故に遭われた女性が知っていたかどうかというのは、記事からだけでは読み取ることはできませんが、
決してパトカー、消防車以外も緊急自動車は優先をしてあげないといけないんですよということを改めて知っておいてほしいなと思います。
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ただ、今回の事故に関しては、決して緊急自動車を妨害したこの女性だけが悪いというわけでは恐らくないんじゃないかなと思うんですよ。
緊急自動車とはいえ、確かに他の車と比べれば優先されるルールというのはあるんですけど、赤信号だったということなんですよ。
緊急自動車って赤信号でもノンストップでターッと切っていいかというと、実はそういうわけでもなく、
当然普通の車って赤信号だったらまず止まらないといけないですよね。
ただ、緊急自動車はじゃあどうするかというと、助行して進むことが認められているというルールだったはず、確か。
あと一時停止とか赤の点滅信号の場合なんかも、止まることがリム付けられているところは助行で通ることが可能ですよというのが確か緊急自動車のルールじゃなかったかなと思います。
ちょっとすいません、この辺若干曖昧なんですが、それをもしもガス会社のワゴン車が赤信号をノンストップで突っ込んでいってしまったのであれば、
おそらくそちらにも火があるのではないかなと思います。
ただこの事故から皆さんに知っておいてほしいなと思うのは、緊急自動車というのは決して有名なパトカー、消防車、救急車だけではないよということ。
赤いランプを光らせて何かしらのサイレンを鳴らしていたら、それは緊急自動車、つまり優先して通さないといけないというルールが定められております。
ということを改めて皆さんも知っておいてください。
ということで本日のニュースは以上でございます。
本日は土曜日ですね、夜10時にこのスタンドFMを予約しておきますが、私リアルではYouTubeの生配信をしている途中じゃないかなと思います。
本日のテーマは高速道路についてです。
この高速道路って今、技能教習の項目を一つずつ解説しているんですけど、その前に実は学科の項目を一個ずつ解説しているんですよ。
学科の項目の中にも高速道路の通行という項目がありますので、そこでも高速でのルールとか気をつけることというのを解説しております。
同じことをしゃべってもしょうがないなと思ったので、今日どんな内容にしようかなというのをちょっと考えて、よくやりがちな失敗、高速道路でのミスというのをいろいろ紹介していこうかなと思います。
高速道路って教習でもそうですけど、免許取って間もない方というのも最初は緊張すると思うんですよ。
いろんな失敗するんじゃないかなと思うんですよ。
そういった初心者の方が起こしがちなミスというのも紹介しますし、ある程度運転経験に慣れた方でもこういうミスをやっちゃうことあるんじゃないですかというのを紹介して、それらのミスをしないための対策というのを解説していこうかなと思います。
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本日はリュウコ先生と高速道路についてYouTubeライブの方で解説をいたします。
もしよろしければYouTubeいわみTVの方もチェックしていただけると嬉しいです。
この技能教習編というのが実は今回の高速道路、そして来週の特別項目という二段階の見極め間際の項目、これで一応技能教習編は終了の予定です。
その後どんな配信にしようかなというのも、私の中でいくつか案はあるんですけど、今YouTubeの方でアンケートを取っております。
その後どんな放送が見たいですか、聞きたいですかというアンケート。
私がこんな放送がいいかなと思う案を3つほど載せております。
もちろんそれ以外でもこういう放送を聞きたいですというのがあれば、ぜひコメント欄で教えていただけるとそれも参考に考えてみようかなと思っております。
ぜひとも皆さんYouTubeの方もチェックしてください。
それでは本日はこのあたりでありがとうございました。おやすみなさい。
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