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2021-03-24 13:37

【読書の感想】ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論

やっと読み終わりました。
いろいろ考えさせられる本です。
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メタ音声配信ラジオ、こんにちは、いわみです。
3月24日の水曜日、いかがお過ごしでしょうか。
今日はですね、ちょっと、いつもより早い時間から仕事を始めて、
自然とこの収録をするのもちょっと早めの時間なんですけど、
30分とか1時間ぐらいなもんですけど、
わりといつも規則的に動いているもんですから、
ちょっとずれると、なんかリズムが狂うなというか、やたら眠くなるっていうですね。
これは何なのかなと思いつつ、頑張っていこうと思います。
今日は、読んだ本の感想をですね、つらつらと喋ってみたいと思うんですが、
前にも1回触れましたが、【ブルシット・ジョブ】というですね、
ちょっと話題になった本を読み終えまして、いろいろ思うところがあったので、
それについて喋っていこうと思うんですが、
本の感想というかですね、自分が思ったことをちゃんと言語化して伝えるって、
やってみるとすごく難しいんですよね。
特にこういう分厚くてですね、難しい本を感想というか伝えるっていうのはですね、
すごく難しいんですけど、またそれにチャレンジしてみようというか。
最近思うのは、概要をですね、ちゃんと伝えようとするから難しいんであって、
その本で僕は何を思ったのかというとですね、そこに焦点を当てて、
細かいところは分からなくてもそこはしょうがないと、割り切ってしまうとですね、
割と伝えられるし、もしかしたら聞いてくれる方にとってはですね、
そっちの方が身になる可能性があるんじゃないかって思っているので、
割とその外力はすっ飛ばして感想だけを述べるみたいな感じになるかもしれませんが、
もしよろしかったら最後までお聞きください。
とか言いつつやっぱり最初は概要を軽く説明せざるを得ないんですけど、
ブルシッドジョブってですね、日本語の訳だとクソどうでもいい仕事の理論っていう副題がついてますが、
本当にざっくり簡単に言うと、世の中にはあってもなくてもいい仕事というか、クソどうでもいい、
つまりむしろない方がいいような仕事が多いし、それが増えているよねっていうのがそもそも主張なんですよ、この本の。
それで僕が面白いなと思ったのは、そういうどうでも良さはですね、
どうでもいい度合いが高ければ高いほど仕事というのは報酬が高いっていうのが書かれていて、
必ずしもそうとも言えないかもしれないけど、でも割とそういうとこがあるよな、
例えば金融とかですね、この本で述べられていたのは、トレーダーとか証券マンとか、
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ああいう仕事ってですね、別になければないで別に困らないというか、
明日例えば何とか証券がビルごと消えてしまっても、別に生活に行き詰まる人はその関係の人しかいないっていうことですよね。
対してその飲食関係とか、もっと言うと農業従事者とかは、その人たちが消えてしまったら、
その仕事がなくなってしまったら、本当に困る人っていうのはたくさんいるわけで。
どちらの方が社会の役に立っているかっていうと、明らかにですね、公社というか飲食とか農業とか、
実際に何かを生産している人、車とか機械とか生活用品とかを作っている人の方が人の役には立っているんだけど、
給料という面で比較するとですね、お金で比較すると、金融とかそういう巨業みたいな人の方が明らかに金銭面では多くもらっているっていう。
この矛盾っていうのは何だろうっていうですね、この本にはそれは別に本題ではないんですけど、
僕は割とそういう観点からですね、読んでいたんですよね。
それで思ったのは、後半の方に割とちょっと書かれていたところで気づいたというか考えたことがあったんですけど、
読み違いというか誤読である可能性はあるんですけど、思ったのはですね、
世の中に生産的な価値を生み出している人っていうのはですね、
外して給料が低いというか、割と少ない報酬で働いている人が多いっていうですね、
その原理の一つとして、やり合いが報酬に含まれているという考え方が僕は面白いなって思ったんですよね。
つまり教師とか保育士とかすごく意味があるじゃないですか。
子供を育てるって誰がどう見ても意味のない仕事ではとは言えないと思うんですけど、
そういう仕事こそですね、仕事ほどお金があまりもらえないという。
その原因の一つにですね、
巨業に就いているというか、この本でいうとこのブルシッドジョブに就いていて、
しかもその社会にある程度影響力を持っている人たちがですね、
そういう人たちに嫉妬しているというか憎んでいるということが書いてあってですね、
ちょっと言い方が違いますけど、
なんかちょっと陰謀論にも聞こえるけど、なるほどなって僕は思っちゃったんですよね。
つまりですね、保育士が今給料が安いって割と社会問題とかになっていたりしますけど、
それは別に偶然そうなっているわけじゃなくて、割と意図的にですね、そうなっているという。
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つまり、これも僕の想像ですけど、そういった最低賃金とか保育士のあれを決めるですね、
まあ多分おっさんだと思うんですけど、そういう人たちをですね、持っているわけですよ。
やりがいがあって平参的なんだから、いいじゃねえかってですね。
そういう乱暴に言うとこういう言い方になりますけど、
あそこには差別というか見下している感情とともにですね、ちょっとその煽謀があるというふうに書いてあったんですよ。
つまりその羨ましいっていう。
俺はこんなにげんなりする全く意味のない仕事をしているのに、
お前たちはそうやって人の役に立てる仕事をして羨ましいってですね、思っていると。
それであえてそこにですね、
平参性のある分給料を安くされているっていうですね。
そういう構造が、ちょっと言い方は違うんですけど、僕はそういうふうに読み取れたんですよね。
これは結構面白いなと思って。
最初にも言ったけど、別に何ていうか、ちょっと陰謀論的なところはあるけど、
あながちそうとも言い切れないというか、そういう部分はあるんじゃないかなと思ったんですね。
この本の最後の方にですね、提案というか、こういった状況を解決する案として、
ベーシックインカムのことが書かれているんですけど、
ベーシックインカムって全ての人に事実に生活保障みたいなものを与えて、
その分のコストを下げてっていうですね、ちょっとうまく言えないですけど、
最近割と話題になっていると思って。
この本を読むとやっぱりですね、最終的にはベーシックインカムしかないなって僕も強く思えたんですけど、
そこにもですね、やっぱり既得権益を持っている人たちが反対するっていう構図があって、
その格差があった方が自分にうまみがあるっていう人はですね、
本当に少数だけど、でもすごく既得権益を持っている人たちがいてですね、
そういう人たちが割と社会のイニシアチブを握っていたりすると、
ベーシックインカムの方が合理的なんだけど、実現するまでに時間がかかるっていうですね、
そういう面もあるだなと思いました。
それでもう一つの面というか考え方として、
要するにこのプロシッドジョブっていう考え方は、
やりがいはなくて意味はないけど報酬が高い仕事と、
やりがいがあって人の役に立っているけど報酬が低い仕事っていう、
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すごくざっくり乱暴に分けるとこの二つになるんですけど、
どっちを選びますかっていうですね、僕は選択としても読めたんですよね。
特に自分のことでもあるし、あと僕は子供がいるので、
子供にどういう道を歩んでほしいかっていうところですよね。
割と社会の流れとしては、やりがいはなくても
プロシッドの方についた方が幸せになれるよっていう意見の方が根強くあると思うんですよね。
正直僕も子供にはですね、やりがいがあるけど過酷できつい仕事、
保育士とかそれだけじゃないですけど、学校の先生とかよりは、
別に意味はないけど楽で給料たくさんもらえる仕事の方がいいよって
割と親は思っちゃうと思うんですけど、それのどっちが幸せなのかなって
やっぱりですね、結構深い問題というか、
しかもベーシックインカムみたいなのが実現するような社会だとですね、
これが逆転する可能性があるというか、お金の価値がどんどん下がっているって言いますけど、
お金がなくてもある程度の生活ができるようになるとですね、
それ以外の価値が増え、相対的に増えていって、
それを見越してですね、今のうちから自分の好きなことをやっていくっていう、
僕はどっちかというとそういう考え方で今まで生きてきたんですけど、
その代わり、まあそうですね、
選ぶ道にとっては経済的にはそれほど恵まれないというか、面もあるけど、
もちろん言うまでもなくどっちも取れるのが一番ベストだとは思うんですね。
つまり、やりたいことをやりながら裕福になるというか、
金銭的にも経済的に豊かになるっていう、
世の中にあふれているそういう、何て言うんですかね、
自己啓発とかビジネス本というのは大体それをテーマにしていると思うんですけど、
ちょっといつもより時間があると割とだらだら喋ってしまうなと思いつつ、
特にまとめることはないんですけど、
この本のどっかにも書いてありましたけど、
この本は別に、このブルシッドジョブという本は何かを提案じゃないや、
解決とか提案をする本じゃなくて、問題を提起するために書かれた本だということが書いてあって、
僕もそう思ったんですけど、
その問題を提起して別に結論をあえて出さないというのはですね、
大事だなって思うんですよね。
このクソどうでもいい仕事って、ブルシッドジョブって、
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結構みんな思ってはいたけど、あんまり言語化できていなかったというか、
なんとなく思っていたけど、よくぞ言ってくれたというところがある考え方だと思うんですけど、
それを発見してそれを発表するということにすごく意味があると思ったんですね。
現に僕はそれでですね、いろいろ考えが変わったというか、
より深く考えるきっかけになったので、
それを持っていいなって思ったんですね。
紙の本で買うと結構高い、4,000円くらいしますけど、
僕はオーディブルで、読み上げでですね、朗読で読んだんですよね。
そっちのほうが安いっていう、結構変わった本なんですけど、
なかなかおすすめなので。
もしオーディブルに加入されている方は、普通にワンコインで買いますし、
今までオーディブルを使ったことのない人はですね、
初回1ヶ月無料っていうキャンペーンをやっているので、多分今でも。
そうしたら無料で読めます。
結構長くて難しい本ですけど、すごく考えさせられる本だと思うので、おすすめします。
気づいたらラジオトークがとっくに終わってました。
長くなってしまいましたが、終わりにしたいと思います。
最後までお聞きいただいてありがとうございました。
今日も良い一日をお過ごしください。
さよなら、また明日。
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